ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3479 この世はでっかいゴミ捨て場
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ankoss
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『この世はでっかいゴミ捨て場』 6KB
考証 野良ゆ 独自設定 ゆっくりは資源ごみなんだろうか?
考証 野良ゆ 独自設定 ゆっくりは資源ごみなんだろうか?
「ゆひぃ!ゆひぃ!どぼじて……どぼじてごんなごとに……!ゆっくじ……ゆっくじじたいぃぃぃぃ!」
俺の目の前をボロボロのまりさが汚ねーケツをふりながら地面を這いずっていた。
まあ野良だろうな。それにしても酷い風体だ肌も髪もボロボロ、おさげは半分切れて、黒帽子は泥だらけでくちゃくちゃだ。
あ、そういや今日はこの辺一帯の公園を対象に加工所の一勢駆除が行われるとかいってたな?
つーとこいつは駆除から逃げてきた野良ってことか。
まあ野良だろうな。それにしても酷い風体だ肌も髪もボロボロ、おさげは半分切れて、黒帽子は泥だらけでくちゃくちゃだ。
あ、そういや今日はこの辺一帯の公園を対象に加工所の一勢駆除が行われるとかいってたな?
つーとこいつは駆除から逃げてきた野良ってことか。
「どぼじて……どぼじごんなごとにぃ……ばりざのれいぶも……おちびも……ありすもぱちゅりーもちぇんもみょんも、
みんなみんなくそにんげんたちにえいえんにゆっくりさせられたのぜ……!」
みんなみんなくそにんげんたちにえいえんにゆっくりさせられたのぜ……!」
そりゃご愁傷様で。
「どぼじてばりざたちだけがいつもこんなめにあうのぜ?ばりざたちはなにもわるいことしてないのぜ?
ただ……ただみんなでだれにもめいわくかけずにゆっくりしていただけなのに!」
ただ……ただみんなでだれにもめいわくかけずにゆっくりしていただけなのに!」
あ~よく聞くよな。ゆっくりのそういう恨み節。
「なのに……なのに……!なんでおばえはぞうゆっくりしているんだぁぁぁぁ!ふざけるなぁぁぁぁぁっ!!」
「え?俺?」
「え?俺?」
なんと野良まりさが突然、俺に向かって怒鳴ってきやがった。
おいおいお前の身の上と俺になんの関係があるんだよ。
おいおいお前の身の上と俺になんの関係があるんだよ。
「おばえもどうざいだぁぁぁ!くそじじぃぃぃ!なんでばりざと!あいするかぞくと!
むれのみんなのゆっくじをうばうんだぁぁぁ!!」
「直接手を下したわけでもない俺に言われても困るが……まあ人間側にとってはお前らが邪魔なんじゃないか?」
「じゃまぁぁぁ!?」
「公園に住んでたんだろ?お前公園というのがどういう場所か知ってるのか?」
「こうえんさんはばりざたちのゆっくりぷれいすでしょぉぉぉぉ!」
むれのみんなのゆっくじをうばうんだぁぁぁ!!」
「直接手を下したわけでもない俺に言われても困るが……まあ人間側にとってはお前らが邪魔なんじゃないか?」
「じゃまぁぁぁ!?」
「公園に住んでたんだろ?お前公園というのがどういう場所か知ってるのか?」
「こうえんさんはばりざたちのゆっくりぷれいすでしょぉぉぉぉ!」
「違う。公園は人間の手によって作られ、人間によって整備維持がされている、人間の人間による人間ためのゆっくりプレイスだ」
「ゆっ!?」
「公園作るのも維持すんのもタダじゃねーんだよ。でその金は俺たち市民が税金という形で払ってんだ。そんな公共の場所を
お前ら野良ゆっくりどもが不当に占拠したら……わかるだろ?どうなるか」
「ふとうってなんなんだぜぇぇぇぇ!ばりざたちはちゃんとおうちせんげんしたんだぜぇぇぇぇぇっ!?」
「じゃあ聞くけどよ。今まで人間相手におうち宣言が通用したためしがあったか?」
「ゆ。ゆぐっ……!?」
「ないだろ?つまりそういうことだ。諦めな」
「ゆっ!?」
「公園作るのも維持すんのもタダじゃねーんだよ。でその金は俺たち市民が税金という形で払ってんだ。そんな公共の場所を
お前ら野良ゆっくりどもが不当に占拠したら……わかるだろ?どうなるか」
「ふとうってなんなんだぜぇぇぇぇ!ばりざたちはちゃんとおうちせんげんしたんだぜぇぇぇぇぇっ!?」
「じゃあ聞くけどよ。今まで人間相手におうち宣言が通用したためしがあったか?」
「ゆ。ゆぐっ……!?」
「ないだろ?つまりそういうことだ。諦めな」
野良まりさは「あぎぎぎ……!」と歯軋りしながら俺を睨んでいる。
こいつは決して論破されたわけではない、納得もしていない、心も折れていない。
だが反論しようにも心の中に渦巻く感情がうまく言葉となって出てこない、そんな状態なのだろう。
まあ俺としても別にこいつを改心させようとか更正させようとかそんな酔狂なことを思ってるわけじゃない。
単なる暇つぶしだ。第一この理屈をゆっくりが本当に「ゆっくり理解した」のならば
ここまで人間から見放されるなんてないだろう。
こいつは決して論破されたわけではない、納得もしていない、心も折れていない。
だが反論しようにも心の中に渦巻く感情がうまく言葉となって出てこない、そんな状態なのだろう。
まあ俺としても別にこいつを改心させようとか更正させようとかそんな酔狂なことを思ってるわけじゃない。
単なる暇つぶしだ。第一この理屈をゆっくりが本当に「ゆっくり理解した」のならば
ここまで人間から見放されるなんてないだろう。
……ん?見放される……か。
俺は野良まりさを見ている内に……思わずぼそっと言ってしまった。
俺は野良まりさを見ている内に……思わずぼそっと言ってしまった。
「……だから……だから捨てられたんだろうな。お前たちゆっくりは……」
「ゆっ?ゆっ……?なにをいってるのぜ?ばりざはうまれついての、のらゆっくりなのぜ?
くそにんげんのどれいのかいゆっくりといっしょにするな!なのぜっ」
「いや人間に捨てられた、じゃなくてな……」
「なんなのぜ!いいたいことがあるならはっきりいうのぜっ!!」
「ゆっ?ゆっ……?なにをいってるのぜ?ばりざはうまれついての、のらゆっくりなのぜ?
くそにんげんのどれいのかいゆっくりといっしょにするな!なのぜっ」
「いや人間に捨てられた、じゃなくてな……」
「なんなのぜ!いいたいことがあるならはっきりいうのぜっ!!」
「その前にまりさ。おまえ自分たちゆっくりという種族について不思議に思ったことはないか?」
「ゆっ?ふしぎ……てなんのことなのぜ!」
「だってそうだろ?お前たちは小麦粉の皮に中身は餡子という不思議生物だ。生物界では最弱といっていいほど弱いし
生き残ることよりもゆっくりすることを優先する為なにかとすぐに死ぬ。水に溶けて死ぬ生き物なんて他にいないぞ?」
「はあああああ?ばりざざまはさいっきょうっなのぜ!?むれでいちばんつよいのぜ!よわいわけ…ぶげっ!?」
「ゆっ?ふしぎ……てなんのことなのぜ!」
「だってそうだろ?お前たちは小麦粉の皮に中身は餡子という不思議生物だ。生物界では最弱といっていいほど弱いし
生き残ることよりもゆっくりすることを優先する為なにかとすぐに死ぬ。水に溶けて死ぬ生き物なんて他にいないぞ?」
「はあああああ?ばりざざまはさいっきょうっなのぜ!?むれでいちばんつよいのぜ!よわいわけ…ぶげっ!?」
俺は無造作に野良まりさをふんずけた。踏み潰さないように加減はしてある。
「……で、いま全然本気だしてない人間に殺されかかってるんだが、それでもお前は自分が強いと?」
「よわいでず!ばりざはよわいでずぅぅぅぅっ!だがらごのあじをどげでぐだざいぃぃぃぃぃ!!?」
「よわいでず!ばりざはよわいでずぅぅぅぅっ!だがらごのあじをどげでぐだざいぃぃぃぃぃ!!?」
先ほどの一勢駆除でさすがにこいつの餡子にはトラウマ級の精神ダメージが刻みこまれているのだろう。
すぐに自分の弱さを認めやがった。まあここでごねられると話が進まないからな……
すぐに自分の弱さを認めやがった。まあここでごねられると話が進まないからな……
「まあ要するにさ。お前らゆっくりは自分たちの力だけじゃこの厳しい自然界で絶対に生き残れない、
そういう生き物なんだと俺は思うんだな」
「そ、それがなんだっていうんだぜぇぇぇ……?」
そういう生き物なんだと俺は思うんだな」
「そ、それがなんだっていうんだぜぇぇぇ……?」
「お前ら饅頭生物ゆっくりは自然界じゃ絶対に誕生しないはずだ。
が、十年前くらいだっけか?ゆっくりは突如この世界に沸いて出てきた。
だから俺は思うんだ……ゆっくりはどこか他の世界で何者かが何かの目的のために創造したクリーチャーなんじゃねえかって。
で、お前らはその創造主サマに捨てられたんじゃね?てさ」
が、十年前くらいだっけか?ゆっくりは突如この世界に沸いて出てきた。
だから俺は思うんだ……ゆっくりはどこか他の世界で何者かが何かの目的のために創造したクリーチャーなんじゃねえかって。
で、お前らはその創造主サマに捨てられたんじゃね?てさ」
「…………ゆ?」
「ゆっくりという種族は誰かが意図的に創り出したんじゃねーかなーって俺は前々から思ってたんよ。
神か悪魔か妖怪か頭がイカれた科学者か魔法使いか……まあ創ったのは誰かなんてもちろんしらないけどさ。
で、愛玩動物かなにか用に創ったのはいいけれど、その創造主サマとやらもだんだん邪魔に思ってきたんじゃないかねー
ゆっくりって役立たずだし、弱いし、ムカつくし、他の種族を奴隷扱いするし、ほっとけば数だけはやたらと増やすし」
「ゆ……?ゆ……?ゆゆっ……?」
「で、どこかの世界の創造主サマは始末に困ったゆっくりを何らかの方法で俺たちの世界に捨てたんじゃねーかな?
よほど数を作りすぎたのかもな。大量のゆっくりを定期的にこの世界に不法投棄しやがるから
駆除しても駆除してもゆっくりどもは一向に絶滅しやがらねえ」
「ゆ……ゆゆゆゆっ……!!」
「ゆっくりという種族は誰かが意図的に創り出したんじゃねーかなーって俺は前々から思ってたんよ。
神か悪魔か妖怪か頭がイカれた科学者か魔法使いか……まあ創ったのは誰かなんてもちろんしらないけどさ。
で、愛玩動物かなにか用に創ったのはいいけれど、その創造主サマとやらもだんだん邪魔に思ってきたんじゃないかねー
ゆっくりって役立たずだし、弱いし、ムカつくし、他の種族を奴隷扱いするし、ほっとけば数だけはやたらと増やすし」
「ゆ……?ゆ……?ゆゆっ……?」
「で、どこかの世界の創造主サマは始末に困ったゆっくりを何らかの方法で俺たちの世界に捨てたんじゃねーかな?
よほど数を作りすぎたのかもな。大量のゆっくりを定期的にこの世界に不法投棄しやがるから
駆除しても駆除してもゆっくりどもは一向に絶滅しやがらねえ」
「ゆ……ゆゆゆゆっ……!!」
「ゆっくりは創造主から忌み嫌われて捨てられ、捨てられた世界でも人間も捨てられ、
世界の支配者からの庇護が受けらないから自活しようとしても厳しい自然環境じゃそれもかなわず
自然淘汰されるわ、最後の最後まで人間に邪魔者扱いされるわで無残に死んでいく。はは、アホだねこりゃ」
「ゆっゆっ…………ゆっ……」
「と、まあ……熱く語っといてなんだけどさ。こいつは俺がなんとなく思ってるだけの話でもちろん証拠とかなにもないから
ぶっちゃけただの妄想なわけで気にするなよー………て、あれ?」
「……」
世界の支配者からの庇護が受けらないから自活しようとしても厳しい自然環境じゃそれもかなわず
自然淘汰されるわ、最後の最後まで人間に邪魔者扱いされるわで無残に死んでいく。はは、アホだねこりゃ」
「ゆっゆっ…………ゆっ……」
「と、まあ……熱く語っといてなんだけどさ。こいつは俺がなんとなく思ってるだけの話でもちろん証拠とかなにもないから
ぶっちゃけただの妄想なわけで気にするなよー………て、あれ?」
「……」
俺は野良まりさの方を見たが、そこにまりさはいなかった。
そこにあったのは金髪も目も口もお飾りすらもどこかへ消えうせた、汚いただの饅頭だけだ。
そんなに俺の妄想話がショックだったのかねえ……ゆっくりとしての自我を完全放棄して饅頭に戻るほどに?
ふーん……案外当たらずとも遠からずなのかもしれんなこの説は。
少なくともこの野良まりさ……だったモノは真実だと受け入れたわけだ。
そこにあったのは金髪も目も口もお飾りすらもどこかへ消えうせた、汚いただの饅頭だけだ。
そんなに俺の妄想話がショックだったのかねえ……ゆっくりとしての自我を完全放棄して饅頭に戻るほどに?
ふーん……案外当たらずとも遠からずなのかもしれんなこの説は。
少なくともこの野良まりさ……だったモノは真実だと受け入れたわけだ。
だが、もしそうだとすると迷惑な話だ。
勝手によその世界にゆっくりを捨てるなんてどういうつもりだ。俺たちの世界はゴミ捨て場じゃねえぞ。
中には希少種なんつー再利用できそうな奴が稀にあるけど通常種のほとんどは生ゴミもいいところじゃねえか。
喜ぶのは虐待好きの連中ぐらいじゃないか。まったくよー
冗談じゃねえ……俺は饅頭まりさを潰してゴミ箱放りこみつつ思った。
勝手によその世界にゆっくりを捨てるなんてどういうつもりだ。俺たちの世界はゴミ捨て場じゃねえぞ。
中には希少種なんつー再利用できそうな奴が稀にあるけど通常種のほとんどは生ゴミもいいところじゃねえか。
喜ぶのは虐待好きの連中ぐらいじゃないか。まったくよー
冗談じゃねえ……俺は饅頭まりさを潰してゴミ箱放りこみつつ思った。
ゴミはちゃんとゴミ箱に入れてリサイクルでもしろってんだちきしょうめ。