ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0392 時をかけるまりさ 後編
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※俺設定
※いろいろと被るかもしれません
※3回に分けると思ったけど4回にします
※ユ○ルイネタじゃないです
※今後、ユ○ルイにも絡ませません
※ただの単体SSです
時をかけるまりさ 中
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
じねぇっぇぇえ!!!!
じねっぇぇぇえええ!!!!
ばでぃざのがわいいでぃぶどぉぉおお!!!!!
おぢびじゃんんをごろじだぁぁっぁぁあぁ!!!!
にんげんばぁっぁぁぁぁ!!!!!!!
じねぇっぇぇえええええ!!!!!
まりさは心の中でさえ、平穏な心を保てなくなっていた。
心の中の声でさえ、痛々しく苦しい濁音交じりの怒声になっていた。
それほどまでに、まりさの怒りは衰えることがなかった。
『もう何回目かわかんなくなっちゃったよ!!!
1万回だったかな?2万回だったかな?
それとももっとたくさんだったかな???』
頭の中の声が言うように、もう数え切れないくらい、
まりさは、何度も何度も人間に立ち向かっていった。
なんがいばまげようがじっだごどじゃないんだぜっぇぇええええ!!!!!
ゆっぐりごろじばいげないごどなんだぁぁぁぁ!!!!
ごんなごどばぁっでばぁっぁぁああ!!!!
いげないんだぜっぇぇぇえええ!!!!
じねぇっぇえええ!!!!
ばでぃざのぉおおおぉ!!!
でぃぶどぉおぉおお!!!!!
おぢびじゃんをおぉおぉおおお!!!!
がぇずんだ
「ぜっぇヶrkjrcんfrsmvhんtyしd!!!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
どぼぢでっぇぇぇぇえ!!!!
どぼぢでっぇぇぇえええ!!!!
どぼぢでっぇえええ!!!!
ばでぃざばぁぁっぁあ!!!!
にんげんざんにんがでないのぉぉおぉお!!!!!!
『いい加減、諦めたら???
実は、自分でもとっくの昔に気づいてるんでしょ???
どうあがいても人間さんに勝てないって・・・』
だがらぁっぁぁあ!!!
ぞれがどうじだんだぜっぇぇえええ!!!!
ばでぃざのぉおぉおおおお!!!
だいぜづなぁっぁあぁ!!!!!
だいぜずなぁぁぁああ!!!!
でいぶがぁっぁああああ!!!!
おぢびじゃんがっぁぁあああ!!!!!
にんげんざんにがでないがらどがぁっぁああ!!!
がんげいないんだぜっぇえええ!!!
でいぶのがだぎぃいいいい!!!!
おちびじゃんのがだぎぃいいいぃ!!!!
じねぇっぇぇえええ!!!!
ぜっだいにじねぇぇえええええ!!!!
ぜっだいに
「じねぇmkfjぇくcんfybsんddshvhぶskかdrgせyfhfんcbsでryついえ!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
ど・・・ぼ・・・・ぢ・・・で・・・
薄れ行く意識の中、まりさは最後の最後まで、
人間に対する憎しみを燃やし続けるまりさ。
『ふぅ~ん。
ただのバカかと思ってたけど、
ものすごく家族思いっていうことだけは、
認めてあげるよ!!!!』
ぞ・・・れが・・・ど・・・ぼぢ・・・だ・・・
『正直に言いなよ!!!
何をしたってまりさは人間さんに勝てないって!!!
ここまで頑張ったんだから、バカにしたりしないよ!!!』
ばでぃ・・・ざ・・・ば・・・
じら・・・ながっだ・・・
にんげんざん・・・ごんなに・・・づよい・・・なんで・・・
もう・・・なにをじで・・・・も・・・
がで・・・る・・・ぎが・・・
『正確には、人間さんが強すぎるんじゃなくて、
まりさが弱すぎるんだけどね!!!』
ぞれば・・・ない・・・ばでぃざば・・・
もりの・・・おうじゃ・・・
にんげんざんいがいなら・・・
『そうなんだ!!!
まりさは森の王者だから、人間さん以外なら
勝てるんだね!!!!』
ぞうだ・・・
にんげ・・・ん・・・ざん・・・いがい・・・
な・・ら・・・
『じゃあ、もう一回、時間を戻してあげる!!!』
でも・・・ばでぃざば・・・
にんげんざ・・・んにば・・・かでないんだ・・・
「ぜ・・・・ゆっ!?」
「ゆっくりしていってね!!!まりさ!!!」
「「「「「おとうしゃん!!!!ゆっくちちていってにぇ!!!」」」」」
まりさの目の前には、れいむと、5匹の子供たちがいた。
まりさが狩りに行くため、巣から出て行く前までに時間を戻されていたのであった。
まりさは信じられなかった。
幾千幾万と見続けたれいむと子供たちの残骸。
その残骸だったはずの家族が今、目の前で、ニコニコと笑っているのだ・・・。
まりさは嬉しさのあまり、瞼に涙を溜めた。
れいむ・・・
おちびちゃん・・・
まりさは・・・みんなのためなら・・・
どんなことでもするよ・・・
みんなが生き残るなら・・・どんなことでも・・・
まりさは人間さんには適わないけど・・・
それでも・・・それでも・・・
まりさは・・・
まりさは今、久々に見る家族の元気な姿に、号泣寸前であった・・・
「み・・・みん・・・みん」
『ゆっくりしてる場合じゃないよ!!!
あと少しで人間さんが来るよ!!!
ゆっくりしていないで早く逃げてね!!!』
まりさの頭の中で声がした。
そうだ・・・
今なら・・・
今ならっ!!!!
間に会うっ!!!!
「みんなぁぁぁっぁああ!!!!
ゆっぐりじないでっぇぇえええ!!!
ばやぐにげるよぉおぉおおお!!!
ごわいにんげんざんがあぁぁああ!!!
ちがづいでるよぉおおおぉ!!!!」
まりさは泣き喚いた。
その声にれいむや子供たちは、一瞬、固まり、
しばらくした後に・・・
「きょわいよぉおぉおおぉお!!にんげんしゃんはぁぁぁあ!!!きょわいよぉお!!」
「ゆんやぁぁああ!!!!ゆっくちできにゃいぃいいい!!!」
「もうやじゃぁぁぁぁあああ!!!!おうちきゃえるぅうぅううl!!!」
「どぼぢでしょんにゃこちょいうにょぉぉおおぉおおぉ!!!!」
「おとうしゃんん!!!おきゃあしゃんんんん!!!たしゅけちぇぇぇえ!!!」
下腹部をプルンプルンと震わせて、転げまわるように泣き出す子供たち。
「まりさ・・・おちびちゃんたちがこわがってるよ・・・」
れいむもまた、体を小刻みに震わせる。
みな一様に、ゆっくり出来ない声をあげたまりさを、
畏怖の視線で見つめだす。
自身の逸る気持ちを思わず、声にしてしまい、
家族に必要以上に不安にさせてしまったと、気づき、
失敗したと思うまりさ。
「ゆ゛っ!!!
ご・・・ごべんねぇええ・・・
でも・・・にんげんざんが・・・ちがづいでるのば・・・
ぽんどの・・・ごどだぜ・・・」
まりさのもまた、体を震わせていた。
早くこの場から家族を連れて立ち去りたい。
それだけしか頭になかった。
「どぼぢでぞんなごどをいうの・・・」
れいむは、怖がりながら問いかける。
さっきまでゆっくりしていたまりさが、
なんでこんなにゆっくり出来ないことを言うのか、
不思議でたまらなかった。
「おちびじゃんだぢ・・・
ごわがらぜで・・・ごべんねぇ・・・
ぼ、ぼら・・・おどうざんの・・・
おぼうじのながに・・・
ゆっぐりじないでばいっでねぇえ・・・」
まりさは、自身の帽子を脱ぎ、
その中に、子供たちを詰め込んでいく。
「おとうしゃんんん!!!きょわいよぉお!!!」
「しょうだよぉおお!!!もっちょゆっくちちようよぉおぉ!!!」
「きょきょはみんにゃのゆっくちぷれいしゅにゃんだよぉお!!!」
「ゆっくちちちゃいよぉおぉおお!!!」
「ゆんやぁぁあ!!!!どぼぢでしょんなこちょいうのぉぉぉぉ!!!」
相変わらず、泣き続ける子供たち。
それをお構いなしに、無理矢理、帽子に詰め込んでいく。
「いちゃいぃぃい!!!」
「ゆっくちぃいぃいい!!」
「つぶりぇりゅぅうぅう!!!」
「やめちぇぇええええ!!!」
「だちてえぇぇぇええ!!!!」
無造作に帽子に詰められて、それぞれ、悲鳴を上げる子供たち。
そんなことは一切無視するまりさ。
まりさは、もうすぐ襲い掛かってくるだろうと思われる人間への恐怖で、
いっぱいであった。
今、ゆっくりしてたら、殺されてしまう。
まりさは、それ以外のことは考えられなくなっていた。
何万回と挑んで負けた記憶が、ここに来て、やっと餡子に定着したのか、
自分より圧倒的に強い人間たちが、自分たちを潰しにやってくるという恐怖のあまり、
体はプルプルと震え、子供たちを入れるおさげも痙攣を起こし、
入れる最中に急に止まってしまったり、
さらには、れいむの前だというのに、チョロチョロとしーしーを
漏らす醜態を晒してしまった。
ブリュ
ブリリィイィイ!!!
まりさは、強く目を閉じた。
なんと、抑えきれない恐怖が、うんうんまで漏らしてしまったのだ。
まりさの自尊心は、この時、ポキッと折れてしまった。
いくらなんでも、人間に対して、恐怖心を持っているとはいえ、
最愛の妻の前で、しーしーどころか、うんうんを漏らすとは・・・
自称、森の王者と名乗っていたことに対して、
まりさは、物凄く恥ずかしくなった。
こんなに人間さんを恐れるなんて・・・
こんなに人間さんが怖いなんて・・・
まりさはかっこ悪い・・・
大好きなれいむの前で・・・
しーしーさんだけじゃなくて・・・
うんうんさんを漏らすなんて・・・
なんてかっこ悪いんだ・・・
「ゆ゛ぐっ・・・ゆ゛・・・」
目を閉じたまま、まりさは泣き声を押し殺した。
恐らく、れいむはこんなかっこ悪い自分を見て、ドン引きしているだろう。
なんて情けないんだと言わんばかりに、ただひたすら泣き続けるまりさ。
まりさは、自身のゆん生の中で、心の底から後悔をした。
自分が人間に適うなど思っていた驕りに。
まりさは弱かった。
人間と幾度戦った結果、やっとそのことに気づいた。
そして、餡子には人間への恐怖が今、まりさを完全に支配している。
体のコントロールはまりさの意思に反して、体中の餡子が悲鳴を上げている。
その事実に気づいた時、まりさは人間には絶対適わないということを、
ここで再度理解したのである。
「まりさ・・・」
無様に体を震わせて、時々、ピクピクと痙攣を起こして、動かなくなると思ったら、
しーしーやうんうんを漏らすまりさを見て、案の上、ドン引きしているれいむ。
「ゆ゛っ!!!こんなしてるばあいじゃないんだぜっぇええl!!!!!」
まりさは、れいむの声を聞いて、やっとのことで我に戻った。
「ここはにんげんさんがくるから!!!
ゆっくりしないではやくにげるんだぜっぇぇえ!!!」
まりさは、そういうや否や、即、その体をピョンピョンと弾ませて、
森の奥深く目指して、全力疾走していった。
「まって・・・まりさ・・・れいむには・・・あかちゃんが・・・」
まりさに着いて行こうと、身重の体に鞭打って、
まりさのスピードに付いて行こうとするれいむ。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
まりさはゆっくりしないで、とにかく森の中へ目指していく。
森の中なら安全だ・・・
人間もそこまでやってこない・・・
森の中へ行くんだ・・・
急いで森の中へ・・・
「ばで・・・ざ・・・ま・・・で・・・」
れいむが苦しそうに息を切らしているのにも関わらず、
れいむのことを無視し続けるまりさ。
「ゆげっぇえええ!!!」
「ゆっくちできにゃいぃいいぃ!!!!」
「つぶれりゅうぅうう!!!!」
「れいみゅぅうう!!!あんこしゃんはいちゃだめぇっぇえ!!!」
「おとうしゃんんん!!!ゆっくちちてぇぇぇええ!!!!」
まりさが、飛び跳ねる度、帽子の中の子供たちが、苦しそうな声を上げる。
恐らく、乗り物酔いにでもあったように、
急激な揺れに耐え切れず、餡子を吐いている子供もいるようだ。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
だが、そんなことは一切、気にせずに、ただ走り続ける。
その足取りはドンドン速くなっていく。
人間さんから逃げる・・・
人間さんから逃げる・・・
人間さんから逃げる・・・
まりさの頭の中には、もう家族のことは頭になかった。
人間から逃げる。
これ以外のことは何も見えないし、聞こえない。
もうひたすら逃げることに固執していた。
「ばで・・・も・・・だ・・・め・・・・」
れいむが苦しそうな声を上げた瞬間、
ブジュ!!!
ブリリリリィイィイ!!!!
何か、まりさは、ふとれいむがいる後ろを振り向いた。
すると、まむまむから、ドロドロになった餡子が流れ出て、
苦しそうに横たわっている顔色の悪いれいむがいた。
あんよとまむまむが薄皮一枚で分かれているゆっくりにとって、
急激な運動は流産の原因にもなるため、胎生にんっしんの場合、
絶対安静が必要である。そのため、にんっしんしているゆっくりは、
その間は巣に徹底して閉じ篭るのが常識なのだが・・・。
まりさはそのことをすっかり忘れていた。
餡子の中には、小さなリボンと帽子が2~3個混じっていた。
おそらく、この餡子は、胎ゆっくりであろう。
「ゆあぁっぁぁぁぁぁ!!!どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!」
まりさは思わず声を上げた。
バカな!
まりさはれいむとおちびちゃんたちを守るために!!
あそこにいたらみんな殺されていた!!!
だから逃げたのに!!!
どうして!!!!
まりさの頭の中は混乱していた。
『それはそうだよ!!!
れいむはにんっしんしてたんだよ!!!
あんなに激しく運動したら流産してしまうよ!!!』
まりさの頭の中で、再び声がした。
嘘だっ!!!
まりさはれいむとおちびちゃんたちを守るために・・・
『にんっしんしているれいむもいるんだからもっと考えてよ!!!』
ゆっくりしてたら人間さんがやってきて・・・
れいむとおちびちゃんたちが・・・・
それにゆっくりしないで急げって言ったのは・・・
お前じゃないか・・・
『だからといっても、これはゆっくりしてなさすぎ!!!
その結果、れいむのお腹のおちびちゃんたちがみんな死んじゃったよ!!!
そんなこともわからないなんてバカなの?死ぬの?』
そんなこと・・・
そんなこと・・・
そんなこと・・・
まりさは、何もかもがおかしくなっていた。
森の王者だった自負は、砕け散り、
守るはずの家族を自分のせいで殺してしまい、
まりさの中で何かがおかしくなっていた。
『しかし、お笑いだね。
人間さんに勝てるとか言ってた割には、
人間さんに勝てないってわかると、
ビクビク震えて怖気づくなんて・・・』
やめろ・・・
『その上、しーしーやうんうんまで出して・・・
かっこ悪いよ!!!
しーしーやうんうんに塗れて、
おー臭い臭い!!!』
やめろ・・・
やめろ・・・
『さらに、れいむにドン引きされて、
情けなく涙なんか流しちゃって!!!
ホント無様だね!!!!』
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『しまいには、れいむのお腹のおちびちゃんたちを
殺しておいて、
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
とか・・・・
ホント、まりさはバカなんだね!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
だって!!!
ホント、かっこ悪いね!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)」
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『ねえ、どぼぢで辞めないといけないの?
ねぇ、どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)」
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢで辞めないといけないのぉぉお!!!!(笑)』
やめ
「ろっでいっでるのがぎごえないのがぁぁぁっぁぁぁぁdfkljcvmfrヴんlthmszんdfyglvrtm!!!!!」
まりさは、修羅の形相で、まむまむから餡子を流して、
苦しそうにしているれいむに向かって睨みつけていた。
「ゆっ・・・れい・・・む・・・これ・・・はま・・・ちがい・・・なんだ・・・」
ふと、我に戻り、気が抜けた表情で、
れいむに誤解を解こうとする。
「れい・・・む・・・だいじょ・・ぶか・・・なんだ・・・ぜ・・・」
餡子を垂れ流して、苦しそうにするれいむに近づいていく。
「まりさ・・・がわるかったんだ・・・ぜ・・・・
おちび・・・ちゃんは・・・また・・・つくれ・・・ばいい・・・だぜ・・・」
額から汗を流し、れいむから視線を逸らすまりさ。
「・・・じ・・・ね・・・」
れいむは、まりさを睨みつけて、呪詛の言葉を投げかけていた。
「ゆっ!?」
れいむの思わぬ言葉に仰け反るまりさ。
「ゆっぐり・・・でぎないばでぃざば・・・ゆっぐりじ・・・ね・・・」
そんな・・・
まりさは・・・
れいむの・・・
まりさはショックを隠せなかった。
最愛のれいむから、ゆっくり出来ない言葉を言われて・・・。
「ゆっぐりでぎないばでぃざばぁぁぁあ!!!
ゆっぐりじねぇぇぇええええええええ!!!!!」
れいむの怒りの叫びが、森に響き渡る。
『ホント無様だねぇ~!!!
ねぇ、最愛のれいむに死ねって言われるのって、
どんな気持ち!?
ねぇ、どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)』
再び、まりさの頭の中に声が聞こえ始めた。
うるさいっ!!!
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでうるさいのぉぉお!!!
ぱぴぷぺぽぉぉおぉお!!!!ぱぴぷぺぽぉぉぉお!!!』
うるさいっ!!!
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)』
うるさいっ!!!
「ゆっぐりでぎないばでぃざばぁぁぁぁっぁぁあぁあ!!!!ゆっぐりじ!!!!」
その時であった。
まりさは空高く舞い上がり、れいむに圧し掛かった。
「ゆぶっ!!!!」
れいむの体から体内の餡子が溢れ出た。
「じねぇぇぇぇええ!!!!
じねぇぇぇぇぇぇえええ!!!
じねlfkljdmヴォフgンmvtヌモgdvnygvmtノイsンrtm!!!」
まりさは、れいむの体の上を何度も飛び跳ねた。
何度も何度も飛び跳ね、辺りには餡子が撒き散った。
目の色を真っ赤にして、とにかく一心不乱に飛び続けるまりさ。
いつしか、帽子も勢いに負けて、まりさの頭から転げ落ちた。
そして・・・。
「ゆげっぇええ!!!」
「「「「れいみゅぅうぅうう!!!!」」」」
まりさの帽子の中に入っていた子供たちが次女のれいむを押しつぶしてしまった。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
次女のれいむは体から、餡子を漏らして、断末魔の声を上げていた。
「れいみゅぅうぅう!!!ゆっくちぃぃいい!!!」
「ぺ~りょぺ~りょ!!!どぼぢであんごしゃんででぐりゅのぉぉお!!!」
「ゆんやぁぁぁああああ!!!どぼぢでまりしゃのおねぇしゃんがぁぁあああ!!!!」
長女のれいむ、三女のまりさ、四女のれいむは、次女のれいむの体を舐めて、
ひたすら傷を治そうとする。
「おとうしゃんんんん!!!おねえしゃんがいちゃがってるよぉおぉ!!!」
末っ子のまりさはひたすらまりさに呼びかける。
「じねぇjねjしんvもいうvmrのあいsmvんとあ!!!!!」
だが、そんな子供たちのことなど、気にせずに、
ひたすら、れいむの体の上で飛び跳ねるまりさ。
「も・・・ちょ・・・ゆっく・・・ち・・・しちゃか・・・ちゃ・・・」
「「「「れいみゅぅうううぅうううぅうぅうううううう!!!!!!」」」」
次女が死に、大きな声でなく子供たち。
「ゆふぅ・・・ゆふぅ・・・」
まりさが落ち着いた時には、れいむは皮だけになっており、
辺りは餡子塗れになっていた。
息を切らしながら、まりさは、泣きじゃくる子供たちを見た。
「ゆんやぁぁぁああぁぁああ!!!!」
「れいみゅぅううぅうう!!!!!」
「もうやじゃっぁぁぁああ!!!おうちかえるぅうぅうう!!!!」
ふと、我に返り、
子供たちの泣く姿を見て、ここまではいけないと思うまりさ。
あのれいむは、ゲスだった。
まりさがせっかく、人間さんから逃げる手引きをしてあげたのに、
一生懸命に、怖い怖い人間さんから逃げるのに頑張ってる
森の王者のまりさに向かって、死ねだって?
そりゃ・・・お腹のおちびちゃんたちにはひどいことをしたと思ってるよ・・・
でも・・・あれは必要な犠牲だったんだ・・・
そうだ・・・まりさは悪くない・・・悪いのはすべて人間さんなんだ・・・
そうだ・・・まりさは悪くない・・・怖いのはすべて人間さんなんだ・・・
森の王者のまりさでも、怖い人間さんに勝てなくても仕方がないんだ・・・
そんなこともわからないんなんて・・・あの声もゲスなんだ・・・
バカなんだ・・・だって・・・人間さんは怖いんだよ・・・
人間さんのことを考えると体の震えは止まらないし、
しーしーさんやうんうんさんを漏らすのも仕方がないんだよ・・・
森の王者のまりさだって・・・人間さんが怖いんだ・・・
そうだ・・・このおちびちゃんたちも・・・
人間さんが怖いんだ・・・だから泣いてるんだ・・・
まりさのかわいいおちびちゃん・・・
泣かないでね・・・・
人間以外なら・・・一番強い森の王者のまりさの子供なんだから・・・
泣かないでね・・・
まりさは、にこやかな笑顔で、子供たちに話しかけようとした。
「おちびちゃ」
「ゆっくちできにゃいくしょおやはゆっくちちね!!!」
まりさが心配の声を上げようとした矢先、
末っ子のまりさが、涙を流しながら、まりさを睨みつけた。
次の瞬間、
「ゆべぇ!!!」
末っ子のまりさはまりさのによって、潰された。
「おやにしねっていうげすはせーさいするよ!!!
まりさはもりのおうじゃなんだよ!!!
にんげんさんいがいなら!!!つよいんだよぉおお!!!!」
目が虚ろになり、焦点がどこかに向いているまりさ。
「さぁ、おちびちゃんたち!!!
はやくにんげんさんからにげようねぇっぇええ!!!」
再び、にこやかな笑顔で子供たちに話しかけた。
「ゆびぃいいぃいい!!!ころしゃにゃいでぇえええ!!!」
「ゆんあぁぁああぁぁぁああ!!!!しにちゃくないよぉおぉお!!!」
「おきゃあしゃんんん!!!たすけちぇぇええええ!!!!」
残った子供たちは、みな、まりさをもう、父親とは思っていなかった。
ゆっくり出来ない何かだとしか見えていなかった。
「おちびちゃんたち・・・
いいかげんにしてよね・・・
そんなおとうさんがいやなら・・・」
まりさは、笑顔を保ったまま、三度飛び掛ろうとあんよに力を入れた。
「う~う~あまあま~」
その時であった。
れいむと、末っ子のまりさの餡子の匂いに釣られて、
れみりゃがやってきたのだ。
「「「れ、れ、れ、れみりゃだぁぁぁぁあ!!!」」」
子供たちは、一斉に泣き叫んだ。
「ゆぁぁぁっぁあぁっぁああああ!!!!」
まりさもまた、しーしーとうんうんを漏らしながら、
叫び声を上げた。
「おまえだぢばぁぁぁああ!!!
ばでぃざのみがわりになるんだぜっぇぇえええ!!!!」
と、言い残し、全力疾走するまりさ。
「どぼぢでじょんなごじょいうのぉぉお!!!」
「じねぇぇええ!!!おまえなんがぁぁ!!!おやじゃにゃいぃい!!!」
「ゆっぐりじねぇぇぇええ!!!」
子供たちは、それぞれ、まりさに向かって、罵声を浴びせた。
「う~あまあまだど~」
れみりゃは子供たちを手に取り、食べ始めた。
「「「ゆんあぁぁぁぁっぁあぁっぁfkjkhdvんfmんあぅm!!!!!」」」
子供たちの悲鳴を聞き、さらに加速するまりさ。
まりさは森の王者なんだ!!!
人間以外だった勝てるんだ!!!
でも!!!
れみりゃは別なんだ!!!
れみりゃだけは!!!!
まりさは森の王者!!!
でも人間さんとれみりゃだけは!!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
飛び跳ねるた度に、うんうんとしーしーを撒き散らすまりさ。
その姿は、誰が見てももう・・・。
森の王者とはかけ離れた姿。
「う~めいんでっしゅだど~」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
顔中が穴だらけになり、息絶える寸前のまりさ。
「う~おなかいっぱいだど~」
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
どこでまりさのゆん生はおかしくなったんだ・・・
『教えて上げようか!!!
どぼぢでこうなったか!!!(笑)』
うるさい・・・
おまえなんか・・・
おまえなんか・・・
『しかし、ホント、笑いが止まらないね!!!
人間さん以外にもれみりゃにも勝てないんだね!!
それで森の王者って!!!
ホント、おかしいね!!!!』
もういい・・・
殺して・・・
まりさは・・・
疲れた・・・
もういい・・・
『いやいや、どうしてこうなったか知りたいっていったのは・・・
まりさだよ!!!
だから、教えて上げるよ!!!』
もう・・・戻りたい時間なんか・・・ない・・・
『そりゃそうだね!!!
あんなゲス(笑)な家族なんて見たくないんでしょ!!!』
そうだ・・・
あんなゲスども・・・
見たくもない・・・
あんな奴らのために・・・
人間に戦いを挑んだなんて・・・
なんて・・・バカだったんだ・・・
『違うよ!!!
あの時は、そうだったかもしれないけど・・・
最初はまりさ自身のために人間に戦いを挑んだんだよ!!!』
嘘だっ!!!
そんなこと・・・
『まあ、いいよ・・・。
教えて上げるね!!!ゆっくりと・・・』
もういいって言ってるじゃないか・・・
もうまりさは・・・
『いやいや、ここまでいろいろと時間を戻して上げたんだ・・・
せめて・・・ちょっとだけ私に付き合ってよ・・・』
もう嫌だ・・・
何も見たくない・・・
『大丈夫だよ。もう痛い目に会うこともないから!!!
安心してね!!!』
もう・・・何も・・・
『じゃあ、まりさのゆん生がどこでおかしくなった教えて上げるね!!!』
ボロボロになったまりさの体が、光に包まれて消えていった・・・。
つづく
あとがき
次回、完結編。
これで終わりです。
自作からは読み切りにします。
連載モノだと、区切るのが難しい。
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『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
じねぇっぇぇえ!!!!
じねっぇぇぇえええ!!!!
ばでぃざのがわいいでぃぶどぉぉおお!!!!!
おぢびじゃんんをごろじだぁぁっぁぁあぁ!!!!
にんげんばぁっぁぁぁぁ!!!!!!!
じねぇっぇぇえええええ!!!!!
まりさは心の中でさえ、平穏な心を保てなくなっていた。
心の中の声でさえ、痛々しく苦しい濁音交じりの怒声になっていた。
それほどまでに、まりさの怒りは衰えることがなかった。
『もう何回目かわかんなくなっちゃったよ!!!
1万回だったかな?2万回だったかな?
それとももっとたくさんだったかな???』
頭の中の声が言うように、もう数え切れないくらい、
まりさは、何度も何度も人間に立ち向かっていった。
なんがいばまげようがじっだごどじゃないんだぜっぇぇええええ!!!!!
ゆっぐりごろじばいげないごどなんだぁぁぁぁ!!!!
ごんなごどばぁっでばぁっぁぁああ!!!!
いげないんだぜっぇぇぇえええ!!!!
じねぇっぇえええ!!!!
ばでぃざのぉおおおぉ!!!
でぃぶどぉおぉおお!!!!!
おぢびじゃんをおぉおぉおおお!!!!
がぇずんだ
「ぜっぇヶrkjrcんfrsmvhんtyしd!!!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
どぼぢでっぇぇぇぇえ!!!!
どぼぢでっぇぇぇえええ!!!!
どぼぢでっぇえええ!!!!
ばでぃざばぁぁっぁあ!!!!
にんげんざんにんがでないのぉぉおぉお!!!!!!
『いい加減、諦めたら???
実は、自分でもとっくの昔に気づいてるんでしょ???
どうあがいても人間さんに勝てないって・・・』
だがらぁっぁぁあ!!!
ぞれがどうじだんだぜっぇぇえええ!!!!
ばでぃざのぉおぉおおおお!!!
だいぜづなぁっぁあぁ!!!!!
だいぜずなぁぁぁああ!!!!
でいぶがぁっぁああああ!!!!
おぢびじゃんがっぁぁあああ!!!!!
にんげんざんにがでないがらどがぁっぁああ!!!
がんげいないんだぜっぇえええ!!!
でいぶのがだぎぃいいいい!!!!
おちびじゃんのがだぎぃいいいぃ!!!!
じねぇっぇぇえええ!!!!
ぜっだいにじねぇぇえええええ!!!!
ぜっだいに
「じねぇmkfjぇくcんfybsんddshvhぶskかdrgせyfhfんcbsでryついえ!!!!!」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
まりさの顔面に大きな穴が開いていた。
『あ~あ、手が汚れちまったよ。え~タオルタオルと・・・。』
ど・・・ぼ・・・・ぢ・・・で・・・
薄れ行く意識の中、まりさは最後の最後まで、
人間に対する憎しみを燃やし続けるまりさ。
『ふぅ~ん。
ただのバカかと思ってたけど、
ものすごく家族思いっていうことだけは、
認めてあげるよ!!!!』
ぞ・・・れが・・・ど・・・ぼぢ・・・だ・・・
『正直に言いなよ!!!
何をしたってまりさは人間さんに勝てないって!!!
ここまで頑張ったんだから、バカにしたりしないよ!!!』
ばでぃ・・・ざ・・・ば・・・
じら・・・ながっだ・・・
にんげんざん・・・ごんなに・・・づよい・・・なんで・・・
もう・・・なにをじで・・・・も・・・
がで・・・る・・・ぎが・・・
『正確には、人間さんが強すぎるんじゃなくて、
まりさが弱すぎるんだけどね!!!』
ぞれば・・・ない・・・ばでぃざば・・・
もりの・・・おうじゃ・・・
にんげんざんいがいなら・・・
『そうなんだ!!!
まりさは森の王者だから、人間さん以外なら
勝てるんだね!!!!』
ぞうだ・・・
にんげ・・・ん・・・ざん・・・いがい・・・
な・・ら・・・
『じゃあ、もう一回、時間を戻してあげる!!!』
でも・・・ばでぃざば・・・
にんげんざ・・・んにば・・・かでないんだ・・・
「ぜ・・・・ゆっ!?」
「ゆっくりしていってね!!!まりさ!!!」
「「「「「おとうしゃん!!!!ゆっくちちていってにぇ!!!」」」」」
まりさの目の前には、れいむと、5匹の子供たちがいた。
まりさが狩りに行くため、巣から出て行く前までに時間を戻されていたのであった。
まりさは信じられなかった。
幾千幾万と見続けたれいむと子供たちの残骸。
その残骸だったはずの家族が今、目の前で、ニコニコと笑っているのだ・・・。
まりさは嬉しさのあまり、瞼に涙を溜めた。
れいむ・・・
おちびちゃん・・・
まりさは・・・みんなのためなら・・・
どんなことでもするよ・・・
みんなが生き残るなら・・・どんなことでも・・・
まりさは人間さんには適わないけど・・・
それでも・・・それでも・・・
まりさは・・・
まりさは今、久々に見る家族の元気な姿に、号泣寸前であった・・・
「み・・・みん・・・みん」
『ゆっくりしてる場合じゃないよ!!!
あと少しで人間さんが来るよ!!!
ゆっくりしていないで早く逃げてね!!!』
まりさの頭の中で声がした。
そうだ・・・
今なら・・・
今ならっ!!!!
間に会うっ!!!!
「みんなぁぁぁっぁああ!!!!
ゆっぐりじないでっぇぇえええ!!!
ばやぐにげるよぉおぉおおお!!!
ごわいにんげんざんがあぁぁああ!!!
ちがづいでるよぉおおおぉ!!!!」
まりさは泣き喚いた。
その声にれいむや子供たちは、一瞬、固まり、
しばらくした後に・・・
「きょわいよぉおぉおおぉお!!にんげんしゃんはぁぁぁあ!!!きょわいよぉお!!」
「ゆんやぁぁああ!!!!ゆっくちできにゃいぃいいい!!!」
「もうやじゃぁぁぁぁあああ!!!!おうちきゃえるぅうぅううl!!!」
「どぼぢでしょんにゃこちょいうにょぉぉおおぉおおぉ!!!!」
「おとうしゃんん!!!おきゃあしゃんんんん!!!たしゅけちぇぇぇえ!!!」
下腹部をプルンプルンと震わせて、転げまわるように泣き出す子供たち。
「まりさ・・・おちびちゃんたちがこわがってるよ・・・」
れいむもまた、体を小刻みに震わせる。
みな一様に、ゆっくり出来ない声をあげたまりさを、
畏怖の視線で見つめだす。
自身の逸る気持ちを思わず、声にしてしまい、
家族に必要以上に不安にさせてしまったと、気づき、
失敗したと思うまりさ。
「ゆ゛っ!!!
ご・・・ごべんねぇええ・・・
でも・・・にんげんざんが・・・ちがづいでるのば・・・
ぽんどの・・・ごどだぜ・・・」
まりさのもまた、体を震わせていた。
早くこの場から家族を連れて立ち去りたい。
それだけしか頭になかった。
「どぼぢでぞんなごどをいうの・・・」
れいむは、怖がりながら問いかける。
さっきまでゆっくりしていたまりさが、
なんでこんなにゆっくり出来ないことを言うのか、
不思議でたまらなかった。
「おちびじゃんだぢ・・・
ごわがらぜで・・・ごべんねぇ・・・
ぼ、ぼら・・・おどうざんの・・・
おぼうじのながに・・・
ゆっぐりじないでばいっでねぇえ・・・」
まりさは、自身の帽子を脱ぎ、
その中に、子供たちを詰め込んでいく。
「おとうしゃんんん!!!きょわいよぉお!!!」
「しょうだよぉおお!!!もっちょゆっくちちようよぉおぉ!!!」
「きょきょはみんにゃのゆっくちぷれいしゅにゃんだよぉお!!!」
「ゆっくちちちゃいよぉおぉおお!!!」
「ゆんやぁぁあ!!!!どぼぢでしょんなこちょいうのぉぉぉぉ!!!」
相変わらず、泣き続ける子供たち。
それをお構いなしに、無理矢理、帽子に詰め込んでいく。
「いちゃいぃぃい!!!」
「ゆっくちぃいぃいい!!」
「つぶりぇりゅぅうぅう!!!」
「やめちぇぇええええ!!!」
「だちてえぇぇぇええ!!!!」
無造作に帽子に詰められて、それぞれ、悲鳴を上げる子供たち。
そんなことは一切無視するまりさ。
まりさは、もうすぐ襲い掛かってくるだろうと思われる人間への恐怖で、
いっぱいであった。
今、ゆっくりしてたら、殺されてしまう。
まりさは、それ以外のことは考えられなくなっていた。
何万回と挑んで負けた記憶が、ここに来て、やっと餡子に定着したのか、
自分より圧倒的に強い人間たちが、自分たちを潰しにやってくるという恐怖のあまり、
体はプルプルと震え、子供たちを入れるおさげも痙攣を起こし、
入れる最中に急に止まってしまったり、
さらには、れいむの前だというのに、チョロチョロとしーしーを
漏らす醜態を晒してしまった。
ブリュ
ブリリィイィイ!!!
まりさは、強く目を閉じた。
なんと、抑えきれない恐怖が、うんうんまで漏らしてしまったのだ。
まりさの自尊心は、この時、ポキッと折れてしまった。
いくらなんでも、人間に対して、恐怖心を持っているとはいえ、
最愛の妻の前で、しーしーどころか、うんうんを漏らすとは・・・
自称、森の王者と名乗っていたことに対して、
まりさは、物凄く恥ずかしくなった。
こんなに人間さんを恐れるなんて・・・
こんなに人間さんが怖いなんて・・・
まりさはかっこ悪い・・・
大好きなれいむの前で・・・
しーしーさんだけじゃなくて・・・
うんうんさんを漏らすなんて・・・
なんてかっこ悪いんだ・・・
「ゆ゛ぐっ・・・ゆ゛・・・」
目を閉じたまま、まりさは泣き声を押し殺した。
恐らく、れいむはこんなかっこ悪い自分を見て、ドン引きしているだろう。
なんて情けないんだと言わんばかりに、ただひたすら泣き続けるまりさ。
まりさは、自身のゆん生の中で、心の底から後悔をした。
自分が人間に適うなど思っていた驕りに。
まりさは弱かった。
人間と幾度戦った結果、やっとそのことに気づいた。
そして、餡子には人間への恐怖が今、まりさを完全に支配している。
体のコントロールはまりさの意思に反して、体中の餡子が悲鳴を上げている。
その事実に気づいた時、まりさは人間には絶対適わないということを、
ここで再度理解したのである。
「まりさ・・・」
無様に体を震わせて、時々、ピクピクと痙攣を起こして、動かなくなると思ったら、
しーしーやうんうんを漏らすまりさを見て、案の上、ドン引きしているれいむ。
「ゆ゛っ!!!こんなしてるばあいじゃないんだぜっぇええl!!!!!」
まりさは、れいむの声を聞いて、やっとのことで我に戻った。
「ここはにんげんさんがくるから!!!
ゆっくりしないではやくにげるんだぜっぇぇえ!!!」
まりさは、そういうや否や、即、その体をピョンピョンと弾ませて、
森の奥深く目指して、全力疾走していった。
「まって・・・まりさ・・・れいむには・・・あかちゃんが・・・」
まりさに着いて行こうと、身重の体に鞭打って、
まりさのスピードに付いて行こうとするれいむ。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
まりさはゆっくりしないで、とにかく森の中へ目指していく。
森の中なら安全だ・・・
人間もそこまでやってこない・・・
森の中へ行くんだ・・・
急いで森の中へ・・・
「ばで・・・ざ・・・ま・・・で・・・」
れいむが苦しそうに息を切らしているのにも関わらず、
れいむのことを無視し続けるまりさ。
「ゆげっぇえええ!!!」
「ゆっくちできにゃいぃいいぃ!!!!」
「つぶれりゅうぅうう!!!!」
「れいみゅぅうう!!!あんこしゃんはいちゃだめぇっぇえ!!!」
「おとうしゃんんん!!!ゆっくちちてぇぇぇええ!!!!」
まりさが、飛び跳ねる度、帽子の中の子供たちが、苦しそうな声を上げる。
恐らく、乗り物酔いにでもあったように、
急激な揺れに耐え切れず、餡子を吐いている子供もいるようだ。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
だが、そんなことは一切、気にせずに、ただ走り続ける。
その足取りはドンドン速くなっていく。
人間さんから逃げる・・・
人間さんから逃げる・・・
人間さんから逃げる・・・
まりさの頭の中には、もう家族のことは頭になかった。
人間から逃げる。
これ以外のことは何も見えないし、聞こえない。
もうひたすら逃げることに固執していた。
「ばで・・・も・・・だ・・・め・・・・」
れいむが苦しそうな声を上げた瞬間、
ブジュ!!!
ブリリリリィイィイ!!!!
何か、まりさは、ふとれいむがいる後ろを振り向いた。
すると、まむまむから、ドロドロになった餡子が流れ出て、
苦しそうに横たわっている顔色の悪いれいむがいた。
あんよとまむまむが薄皮一枚で分かれているゆっくりにとって、
急激な運動は流産の原因にもなるため、胎生にんっしんの場合、
絶対安静が必要である。そのため、にんっしんしているゆっくりは、
その間は巣に徹底して閉じ篭るのが常識なのだが・・・。
まりさはそのことをすっかり忘れていた。
餡子の中には、小さなリボンと帽子が2~3個混じっていた。
おそらく、この餡子は、胎ゆっくりであろう。
「ゆあぁっぁぁぁぁぁ!!!どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!」
まりさは思わず声を上げた。
バカな!
まりさはれいむとおちびちゃんたちを守るために!!
あそこにいたらみんな殺されていた!!!
だから逃げたのに!!!
どうして!!!!
まりさの頭の中は混乱していた。
『それはそうだよ!!!
れいむはにんっしんしてたんだよ!!!
あんなに激しく運動したら流産してしまうよ!!!』
まりさの頭の中で、再び声がした。
嘘だっ!!!
まりさはれいむとおちびちゃんたちを守るために・・・
『にんっしんしているれいむもいるんだからもっと考えてよ!!!』
ゆっくりしてたら人間さんがやってきて・・・
れいむとおちびちゃんたちが・・・・
それにゆっくりしないで急げって言ったのは・・・
お前じゃないか・・・
『だからといっても、これはゆっくりしてなさすぎ!!!
その結果、れいむのお腹のおちびちゃんたちがみんな死んじゃったよ!!!
そんなこともわからないなんてバカなの?死ぬの?』
そんなこと・・・
そんなこと・・・
そんなこと・・・
まりさは、何もかもがおかしくなっていた。
森の王者だった自負は、砕け散り、
守るはずの家族を自分のせいで殺してしまい、
まりさの中で何かがおかしくなっていた。
『しかし、お笑いだね。
人間さんに勝てるとか言ってた割には、
人間さんに勝てないってわかると、
ビクビク震えて怖気づくなんて・・・』
やめろ・・・
『その上、しーしーやうんうんまで出して・・・
かっこ悪いよ!!!
しーしーやうんうんに塗れて、
おー臭い臭い!!!』
やめろ・・・
やめろ・・・
『さらに、れいむにドン引きされて、
情けなく涙なんか流しちゃって!!!
ホント無様だね!!!!』
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『しまいには、れいむのお腹のおちびちゃんたちを
殺しておいて、
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
とか・・・・
ホント、まりさはバカなんだね!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
だって!!!
ホント、かっこ悪いね!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)」
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『ねえ、どぼぢで辞めないといけないの?
ねぇ、どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)」
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
やめろ・・・
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢで辞めないといけないのぉぉお!!!!(笑)』
やめ
「ろっでいっでるのがぎごえないのがぁぁぁっぁぁぁぁdfkljcvmfrヴんlthmszんdfyglvrtm!!!!!」
まりさは、修羅の形相で、まむまむから餡子を流して、
苦しそうにしているれいむに向かって睨みつけていた。
「ゆっ・・・れい・・・む・・・これ・・・はま・・・ちがい・・・なんだ・・・」
ふと、我に戻り、気が抜けた表情で、
れいむに誤解を解こうとする。
「れい・・・む・・・だいじょ・・ぶか・・・なんだ・・・ぜ・・・」
餡子を垂れ流して、苦しそうにするれいむに近づいていく。
「まりさ・・・がわるかったんだ・・・ぜ・・・・
おちび・・・ちゃんは・・・また・・・つくれ・・・ばいい・・・だぜ・・・」
額から汗を流し、れいむから視線を逸らすまりさ。
「・・・じ・・・ね・・・」
れいむは、まりさを睨みつけて、呪詛の言葉を投げかけていた。
「ゆっ!?」
れいむの思わぬ言葉に仰け反るまりさ。
「ゆっぐり・・・でぎないばでぃざば・・・ゆっぐりじ・・・ね・・・」
そんな・・・
まりさは・・・
れいむの・・・
まりさはショックを隠せなかった。
最愛のれいむから、ゆっくり出来ない言葉を言われて・・・。
「ゆっぐりでぎないばでぃざばぁぁぁあ!!!
ゆっぐりじねぇぇぇええええええええ!!!!!」
れいむの怒りの叫びが、森に響き渡る。
『ホント無様だねぇ~!!!
ねぇ、最愛のれいむに死ねって言われるのって、
どんな気持ち!?
ねぇ、どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)』
再び、まりさの頭の中に声が聞こえ始めた。
うるさいっ!!!
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでうるさいのぉぉお!!!
ぱぴぷぺぽぉぉおぉお!!!!ぱぴぷぺぽぉぉぉお!!!』
うるさいっ!!!
『どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!!(笑)』
うるさいっ!!!
「ゆっぐりでぎないばでぃざばぁぁぁぁっぁぁあぁあ!!!!ゆっぐりじ!!!!」
その時であった。
まりさは空高く舞い上がり、れいむに圧し掛かった。
「ゆぶっ!!!!」
れいむの体から体内の餡子が溢れ出た。
「じねぇぇぇぇええ!!!!
じねぇぇぇぇぇぇえええ!!!
じねlfkljdmヴォフgンmvtヌモgdvnygvmtノイsンrtm!!!」
まりさは、れいむの体の上を何度も飛び跳ねた。
何度も何度も飛び跳ね、辺りには餡子が撒き散った。
目の色を真っ赤にして、とにかく一心不乱に飛び続けるまりさ。
いつしか、帽子も勢いに負けて、まりさの頭から転げ落ちた。
そして・・・。
「ゆげっぇええ!!!」
「「「「れいみゅぅうぅうう!!!!」」」」
まりさの帽子の中に入っていた子供たちが次女のれいむを押しつぶしてしまった。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
次女のれいむは体から、餡子を漏らして、断末魔の声を上げていた。
「れいみゅぅうぅう!!!ゆっくちぃぃいい!!!」
「ぺ~りょぺ~りょ!!!どぼぢであんごしゃんででぐりゅのぉぉお!!!」
「ゆんやぁぁぁああああ!!!どぼぢでまりしゃのおねぇしゃんがぁぁあああ!!!!」
長女のれいむ、三女のまりさ、四女のれいむは、次女のれいむの体を舐めて、
ひたすら傷を治そうとする。
「おとうしゃんんんん!!!おねえしゃんがいちゃがってるよぉおぉ!!!」
末っ子のまりさはひたすらまりさに呼びかける。
「じねぇjねjしんvもいうvmrのあいsmvんとあ!!!!!」
だが、そんな子供たちのことなど、気にせずに、
ひたすら、れいむの体の上で飛び跳ねるまりさ。
「も・・・ちょ・・・ゆっく・・・ち・・・しちゃか・・・ちゃ・・・」
「「「「れいみゅぅうううぅうううぅうぅうううううう!!!!!!」」」」
次女が死に、大きな声でなく子供たち。
「ゆふぅ・・・ゆふぅ・・・」
まりさが落ち着いた時には、れいむは皮だけになっており、
辺りは餡子塗れになっていた。
息を切らしながら、まりさは、泣きじゃくる子供たちを見た。
「ゆんやぁぁぁああぁぁああ!!!!」
「れいみゅぅううぅうう!!!!!」
「もうやじゃっぁぁぁああ!!!おうちかえるぅうぅうう!!!!」
ふと、我に返り、
子供たちの泣く姿を見て、ここまではいけないと思うまりさ。
あのれいむは、ゲスだった。
まりさがせっかく、人間さんから逃げる手引きをしてあげたのに、
一生懸命に、怖い怖い人間さんから逃げるのに頑張ってる
森の王者のまりさに向かって、死ねだって?
そりゃ・・・お腹のおちびちゃんたちにはひどいことをしたと思ってるよ・・・
でも・・・あれは必要な犠牲だったんだ・・・
そうだ・・・まりさは悪くない・・・悪いのはすべて人間さんなんだ・・・
そうだ・・・まりさは悪くない・・・怖いのはすべて人間さんなんだ・・・
森の王者のまりさでも、怖い人間さんに勝てなくても仕方がないんだ・・・
そんなこともわからないんなんて・・・あの声もゲスなんだ・・・
バカなんだ・・・だって・・・人間さんは怖いんだよ・・・
人間さんのことを考えると体の震えは止まらないし、
しーしーさんやうんうんさんを漏らすのも仕方がないんだよ・・・
森の王者のまりさだって・・・人間さんが怖いんだ・・・
そうだ・・・このおちびちゃんたちも・・・
人間さんが怖いんだ・・・だから泣いてるんだ・・・
まりさのかわいいおちびちゃん・・・
泣かないでね・・・・
人間以外なら・・・一番強い森の王者のまりさの子供なんだから・・・
泣かないでね・・・
まりさは、にこやかな笑顔で、子供たちに話しかけようとした。
「おちびちゃ」
「ゆっくちできにゃいくしょおやはゆっくちちね!!!」
まりさが心配の声を上げようとした矢先、
末っ子のまりさが、涙を流しながら、まりさを睨みつけた。
次の瞬間、
「ゆべぇ!!!」
末っ子のまりさはまりさのによって、潰された。
「おやにしねっていうげすはせーさいするよ!!!
まりさはもりのおうじゃなんだよ!!!
にんげんさんいがいなら!!!つよいんだよぉおお!!!!」
目が虚ろになり、焦点がどこかに向いているまりさ。
「さぁ、おちびちゃんたち!!!
はやくにんげんさんからにげようねぇっぇええ!!!」
再び、にこやかな笑顔で子供たちに話しかけた。
「ゆびぃいいぃいい!!!ころしゃにゃいでぇえええ!!!」
「ゆんあぁぁああぁぁぁああ!!!!しにちゃくないよぉおぉお!!!」
「おきゃあしゃんんん!!!たすけちぇぇええええ!!!!」
残った子供たちは、みな、まりさをもう、父親とは思っていなかった。
ゆっくり出来ない何かだとしか見えていなかった。
「おちびちゃんたち・・・
いいかげんにしてよね・・・
そんなおとうさんがいやなら・・・」
まりさは、笑顔を保ったまま、三度飛び掛ろうとあんよに力を入れた。
「う~う~あまあま~」
その時であった。
れいむと、末っ子のまりさの餡子の匂いに釣られて、
れみりゃがやってきたのだ。
「「「れ、れ、れ、れみりゃだぁぁぁぁあ!!!」」」
子供たちは、一斉に泣き叫んだ。
「ゆぁぁぁっぁあぁっぁああああ!!!!」
まりさもまた、しーしーとうんうんを漏らしながら、
叫び声を上げた。
「おまえだぢばぁぁぁああ!!!
ばでぃざのみがわりになるんだぜっぇぇえええ!!!!」
と、言い残し、全力疾走するまりさ。
「どぼぢでじょんなごじょいうのぉぉお!!!」
「じねぇぇええ!!!おまえなんがぁぁ!!!おやじゃにゃいぃい!!!」
「ゆっぐりじねぇぇぇええ!!!」
子供たちは、それぞれ、まりさに向かって、罵声を浴びせた。
「う~あまあまだど~」
れみりゃは子供たちを手に取り、食べ始めた。
「「「ゆんあぁぁぁぁっぁあぁっぁfkjkhdvんfmんあぅm!!!!!」」」
子供たちの悲鳴を聞き、さらに加速するまりさ。
まりさは森の王者なんだ!!!
人間以外だった勝てるんだ!!!
でも!!!
れみりゃは別なんだ!!!
れみりゃだけは!!!!
まりさは森の王者!!!
でも人間さんとれみりゃだけは!!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
ブリュ!!ブシィー!!!
飛び跳ねるた度に、うんうんとしーしーを撒き散らすまりさ。
その姿は、誰が見てももう・・・。
森の王者とはかけ離れた姿。
「う~めいんでっしゅだど~」
10秒後。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
顔中が穴だらけになり、息絶える寸前のまりさ。
「う~おなかいっぱいだど~」
どうして・・・
どうして・・・
どうして・・・
こうなった・・・
どこでまりさのゆん生はおかしくなったんだ・・・
『教えて上げようか!!!
どぼぢでこうなったか!!!(笑)』
うるさい・・・
おまえなんか・・・
おまえなんか・・・
『しかし、ホント、笑いが止まらないね!!!
人間さん以外にもれみりゃにも勝てないんだね!!
それで森の王者って!!!
ホント、おかしいね!!!!』
もういい・・・
殺して・・・
まりさは・・・
疲れた・・・
もういい・・・
『いやいや、どうしてこうなったか知りたいっていったのは・・・
まりさだよ!!!
だから、教えて上げるよ!!!』
もう・・・戻りたい時間なんか・・・ない・・・
『そりゃそうだね!!!
あんなゲス(笑)な家族なんて見たくないんでしょ!!!』
そうだ・・・
あんなゲスども・・・
見たくもない・・・
あんな奴らのために・・・
人間に戦いを挑んだなんて・・・
なんて・・・バカだったんだ・・・
『違うよ!!!
あの時は、そうだったかもしれないけど・・・
最初はまりさ自身のために人間に戦いを挑んだんだよ!!!』
嘘だっ!!!
そんなこと・・・
『まあ、いいよ・・・。
教えて上げるね!!!ゆっくりと・・・』
もういいって言ってるじゃないか・・・
もうまりさは・・・
『いやいや、ここまでいろいろと時間を戻して上げたんだ・・・
せめて・・・ちょっとだけ私に付き合ってよ・・・』
もう嫌だ・・・
何も見たくない・・・
『大丈夫だよ。もう痛い目に会うこともないから!!!
安心してね!!!』
もう・・・何も・・・
『じゃあ、まりさのゆん生がどこでおかしくなった教えて上げるね!!!』
ボロボロになったまりさの体が、光に包まれて消えていった・・・。
つづく
あとがき
次回、完結編。
これで終わりです。
自作からは読み切りにします。
連載モノだと、区切るのが難しい。
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