ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2326 朝のゴミ捨て場で
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朝のゴミ捨て場で 4KB
日常模様 野良ゆ 赤ゆ 都会 現代 本当にちょっとした小ネタです
車のエンジン音も人の声もしない、
雀たちの鳴き声だけがチュンチュンと響く早朝の町、の片隅。
「ゆ゙っ!!」
という珍妙な音と感触に彼が足下を見ると、
そこには一匹のゆっくりれいむが居て
彼の右足がその頭頂部を踏んづけていた。
「……疲れてるんだなあ」
そこはゴミ捨て場の前。
れいむの周囲には、そのれいむの十分の一ほどの大きさの、
いわゆる赤ゆのれいむ種やまりさ種が数匹ほどいた。
見れば、このゆっくりたちはゴミ漁り──
彼らの言うところの『狩り』のさなかであったらしい。
となれば、いちいち自分の行動を口にしなければ気の済まない連中のこと。
「れいむのごはんさん、ゆっくりしないででてきてね!」とか、
「きゃわいいれーみゅのすーぱーむーしゃむーしゃたいみゅ、はじまりゅよー!」とか、
色々と騒がしくやっていたはずなのに、男はまったく気付けなかった。
「そりゃ疲れるよなあ」
というのも、彼はここ数日職場に缶詰になっていて、
今は始発に乗ってきて一週間ぶりに自宅に戻るところだったのである。
しかも昼にはまた職場に戻らねばならない。
疲れるよなあ、と言いながら彼の右足は
半ば無意識にれいむをぐっぐっと踏んづけていた。
半ば無意識なので、意識して潰そうともしていないが
手加減なども一切していない。
あえて言えば右足が勝手にれいむの体の反発感を楽しんでいる状態。
「ゆぎっ、ゆぎぎぎぎぎっ、ゆぎぎぎぎっ」
圧迫されて、今し方食べたものと一緒に餡子を吐き出しながら、
れいむはもみあげをキュートにぴこぴこさせながらうめいていた。
ユンヤァー、オキャーシャーン!!
ヤメルンダゼクソジジイ、オカーサンガイタガッテルノゼー!!
レーミュガプキューシュルヨ!! プキュー!!
空の青をぼんやりと眺めて心をどこかへとやっていた彼には、
れいむの子供(たぶん)の赤ゆたちの言葉も届かない。
その間にも彼の足は、彼の意思とは関係なくれいむを“ぐっぐっ”し続けていた。
ついに身体構造が圧力に耐えきれなくなって、れいむは
「ゆぷゅうっ!!」
という悲鳴とともにブチュッと潰れる。
「……あ」
足にかかっていた反発感がなくなって、
彼はようやくれいむの体を踏み抜いていたことに気付いた。
「あー……靴が」
足はれいむの餡子に足首のところまで埋まっていて、
引き抜いてみれば生ゴミの汚汁混じりの餡子まみれになっていた。
位置的に中枢餡も潰れてしまっているのだろう。
れいむはうつむいた体勢で一言も声を発さず、
ぴくっ、びくんっ、とおそらく肉体の反射だけでの痙攣をしていた。
……………、とぽかーんとした顔でれいむ(の残骸)を見つめる赤ゆたち。
彼の靴の、甲の部分に乗っていたひとかたまりの餡子が、べちゃりと地面に落ちた。
ユギャァァァァァァァァァァァァエレエレエレエレッ!!
オギャージャァァァァァァァァァァァガババァッ!!
プキュゥゥュブブッ!! ブッブブゥゥゥーーーッッ!!
絶叫とともに餡子を口から噴出してパタパタと赤ゆたちが倒れた。
人間にしてみれば、突然、親が物言わぬ骸になった上に
その臓物やら脳漿やらを取り出して見せられたようなものだろう。
ただでさえ精神的に脆いゆっくりの、その子供。耐えきれるわけがない。
「あー……。ごめんなー」
ぱっと見でどの赤ゆたちも致死量の餡子を吐いていたが、
まだ吐き出した直後のせいか死んでおらず
ユ゙ッ…ユ゙ッ…ユ゙ッ…
と痙攣して苦しげな声をもらしていた。
「ごめんなー、お兄さん疲れててなあ」
と謝罪しながら、彼は赤ゆたちを汚れた靴でプチッ、プチッ、と踏み潰していく。
深い考えがあったわけではない。深く考えるほどの思考力も今はない。
ただ、苦しませるよりは今すぐに息の根を止めてやったほうが
彼らとしてもありがたいだろうと、ぼんやりと考えた結果だ。
十匹ほどいた赤ゆたちを潰し終えると、
早朝のゴミ置き場は完全に静かになった。
清涼な空気の中に、餡子の甘い香りがほんのりと立ち上る。
「あー、もー、ほんとごめんなー、ごめんよー」
とぶつぶつと呟きながら、彼は足で
れいむたちの死体をゴミ置き場のほうへどかしていった。
もとより潰れてぐちゃぐちゃに崩れていた体、
路上から死体を片付け終えるころには
餡子と皮の入り交じったよくわからない固まりになっていた。
「足で片付けるとか、ほんとごめんなー、でも邪魔なんだよなー」
仕上げに、そのままでは見た目が悪いと思って
彼は親れいむと赤ゆたちの死体を靴の裏でぎゅっぎゅっと
ひとつの山の形にやるように踏み固めてやった。
皮と餡子の山の中に、いくつか潰れずに済んでいた目玉、
無数の歯の破片、黒髪や金髪の残骸、
そしてそれらを彩るように固まりからはみ出る紅白や白黒のお飾りお帽子。
なかなか綺麗にまとまったと思う。
最後に(おそらく)大好きだったであろう親子で
文字通り一緒になれて、彼らも嬉しいだろうと彼は思った。
これがせめてもの報いになればいい、と思いながら
彼はなんとなくポケットとから携帯をとりだした。
自宅への到着予定時刻から推測するに、
この一連の出来事の間に驚くことに5分ほどかかっていた。
「ふぁっきん!」
怒声とともに彼の足が高々と蹴り上げられたかと思うと、
ゴミ置き場の壁にひとかたまりの餡子がべちゃりと叩きつけられた。
昼に職場へ向かう途中に
栄養補給用に饅頭をたくさん買っていこう、
とうまく回らない頭で考えながら彼は帰宅を再開した。
なお、れいむ親子(推測)の残骸である半壊餡子玉は
舌打ちと「またかよ…」という言葉とともに
ゴミ収集車のお兄さんによってとどこおりなく片付けられた。
END
日常模様 野良ゆ 赤ゆ 都会 現代 本当にちょっとした小ネタです
車のエンジン音も人の声もしない、
雀たちの鳴き声だけがチュンチュンと響く早朝の町、の片隅。
「ゆ゙っ!!」
という珍妙な音と感触に彼が足下を見ると、
そこには一匹のゆっくりれいむが居て
彼の右足がその頭頂部を踏んづけていた。
「……疲れてるんだなあ」
そこはゴミ捨て場の前。
れいむの周囲には、そのれいむの十分の一ほどの大きさの、
いわゆる赤ゆのれいむ種やまりさ種が数匹ほどいた。
見れば、このゆっくりたちはゴミ漁り──
彼らの言うところの『狩り』のさなかであったらしい。
となれば、いちいち自分の行動を口にしなければ気の済まない連中のこと。
「れいむのごはんさん、ゆっくりしないででてきてね!」とか、
「きゃわいいれーみゅのすーぱーむーしゃむーしゃたいみゅ、はじまりゅよー!」とか、
色々と騒がしくやっていたはずなのに、男はまったく気付けなかった。
「そりゃ疲れるよなあ」
というのも、彼はここ数日職場に缶詰になっていて、
今は始発に乗ってきて一週間ぶりに自宅に戻るところだったのである。
しかも昼にはまた職場に戻らねばならない。
疲れるよなあ、と言いながら彼の右足は
半ば無意識にれいむをぐっぐっと踏んづけていた。
半ば無意識なので、意識して潰そうともしていないが
手加減なども一切していない。
あえて言えば右足が勝手にれいむの体の反発感を楽しんでいる状態。
「ゆぎっ、ゆぎぎぎぎぎっ、ゆぎぎぎぎっ」
圧迫されて、今し方食べたものと一緒に餡子を吐き出しながら、
れいむはもみあげをキュートにぴこぴこさせながらうめいていた。
ユンヤァー、オキャーシャーン!!
ヤメルンダゼクソジジイ、オカーサンガイタガッテルノゼー!!
レーミュガプキューシュルヨ!! プキュー!!
空の青をぼんやりと眺めて心をどこかへとやっていた彼には、
れいむの子供(たぶん)の赤ゆたちの言葉も届かない。
その間にも彼の足は、彼の意思とは関係なくれいむを“ぐっぐっ”し続けていた。
ついに身体構造が圧力に耐えきれなくなって、れいむは
「ゆぷゅうっ!!」
という悲鳴とともにブチュッと潰れる。
「……あ」
足にかかっていた反発感がなくなって、
彼はようやくれいむの体を踏み抜いていたことに気付いた。
「あー……靴が」
足はれいむの餡子に足首のところまで埋まっていて、
引き抜いてみれば生ゴミの汚汁混じりの餡子まみれになっていた。
位置的に中枢餡も潰れてしまっているのだろう。
れいむはうつむいた体勢で一言も声を発さず、
ぴくっ、びくんっ、とおそらく肉体の反射だけでの痙攣をしていた。
……………、とぽかーんとした顔でれいむ(の残骸)を見つめる赤ゆたち。
彼の靴の、甲の部分に乗っていたひとかたまりの餡子が、べちゃりと地面に落ちた。
ユギャァァァァァァァァァァァァエレエレエレエレッ!!
オギャージャァァァァァァァァァァァガババァッ!!
プキュゥゥュブブッ!! ブッブブゥゥゥーーーッッ!!
絶叫とともに餡子を口から噴出してパタパタと赤ゆたちが倒れた。
人間にしてみれば、突然、親が物言わぬ骸になった上に
その臓物やら脳漿やらを取り出して見せられたようなものだろう。
ただでさえ精神的に脆いゆっくりの、その子供。耐えきれるわけがない。
「あー……。ごめんなー」
ぱっと見でどの赤ゆたちも致死量の餡子を吐いていたが、
まだ吐き出した直後のせいか死んでおらず
ユ゙ッ…ユ゙ッ…ユ゙ッ…
と痙攣して苦しげな声をもらしていた。
「ごめんなー、お兄さん疲れててなあ」
と謝罪しながら、彼は赤ゆたちを汚れた靴でプチッ、プチッ、と踏み潰していく。
深い考えがあったわけではない。深く考えるほどの思考力も今はない。
ただ、苦しませるよりは今すぐに息の根を止めてやったほうが
彼らとしてもありがたいだろうと、ぼんやりと考えた結果だ。
十匹ほどいた赤ゆたちを潰し終えると、
早朝のゴミ置き場は完全に静かになった。
清涼な空気の中に、餡子の甘い香りがほんのりと立ち上る。
「あー、もー、ほんとごめんなー、ごめんよー」
とぶつぶつと呟きながら、彼は足で
れいむたちの死体をゴミ置き場のほうへどかしていった。
もとより潰れてぐちゃぐちゃに崩れていた体、
路上から死体を片付け終えるころには
餡子と皮の入り交じったよくわからない固まりになっていた。
「足で片付けるとか、ほんとごめんなー、でも邪魔なんだよなー」
仕上げに、そのままでは見た目が悪いと思って
彼は親れいむと赤ゆたちの死体を靴の裏でぎゅっぎゅっと
ひとつの山の形にやるように踏み固めてやった。
皮と餡子の山の中に、いくつか潰れずに済んでいた目玉、
無数の歯の破片、黒髪や金髪の残骸、
そしてそれらを彩るように固まりからはみ出る紅白や白黒のお飾りお帽子。
なかなか綺麗にまとまったと思う。
最後に(おそらく)大好きだったであろう親子で
文字通り一緒になれて、彼らも嬉しいだろうと彼は思った。
これがせめてもの報いになればいい、と思いながら
彼はなんとなくポケットとから携帯をとりだした。
自宅への到着予定時刻から推測するに、
この一連の出来事の間に驚くことに5分ほどかかっていた。
「ふぁっきん!」
怒声とともに彼の足が高々と蹴り上げられたかと思うと、
ゴミ置き場の壁にひとかたまりの餡子がべちゃりと叩きつけられた。
昼に職場へ向かう途中に
栄養補給用に饅頭をたくさん買っていこう、
とうまく回らない頭で考えながら彼は帰宅を再開した。
なお、れいむ親子(推測)の残骸である半壊餡子玉は
舌打ちと「またかよ…」という言葉とともに
ゴミ収集車のお兄さんによってとどこおりなく片付けられた。
END