ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3305 お花を食べたいよ
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『お花を食べたいよ』 7KB
観察 小ネタ 野良ゆ 子ゆ 人間なし 何時もの小ねたです
観察 小ネタ 野良ゆ 子ゆ 人間なし 何時もの小ねたです
「ゆわぁぁぁ!おかーしゃん。みてみて、おはなしゃんが、いーっぱいだよ!」
「ゆわぁぁぁ!すごいのじぇぇぇぇ!とーってもゆっくちできるのじぇー!」
「ゆふふ、おちびちゃんたち、あれは、さくらさんだよ!とってもゆっくりできる、おはなさんだよ!」
土手の桜並木を見て、目を輝かせるゆっくりの親子
親れいむと、舌足らずな子ゆっくりが二匹。
共に薄汚れた姿をしている事から、野良ゆっくりだと伺える。
野良の親子は満開の桜の木を前に、幸せそうに体を揺らしている。
親れいむと、舌足らずな子ゆっくりが二匹。
共に薄汚れた姿をしている事から、野良ゆっくりだと伺える。
野良の親子は満開の桜の木を前に、幸せそうに体を揺らしている。
「おかーしゃん、このおはなしゃん、たべちぇもいい?れーみゅ、おかなぺっこぺこだよ!」
「ゆゆーん!まりちゃも、たべちゃいのじぇ!たーくしゃん、むーちゃ、むーちゃするのじぇ!!」
「ゆーん…そうだね…このおはんさんは、かだんさんに、はえてるものじゃないから、たべてももんだいないよ!みんなでおひるごはんにしようね!」
『ゆわーい!!』
満開の桜を見て食欲が湧いたのか、桜の花を食べたいと言い出す子ゆっくり達。
親れいむもしばらく悩んだ後、ここは花壇ではないからこの花を食べても大丈夫だと判断する。
親れいむの言葉を聞いた子ゆっくり達は、涎を垂らしながら目を輝かせる。
親れいむもしばらく悩んだ後、ここは花壇ではないからこの花を食べても大丈夫だと判断する。
親れいむの言葉を聞いた子ゆっくり達は、涎を垂らしながら目を輝かせる。
「それじゃあ、おちびちゃんたち、ゆっくりごはんのじかんだよ!」
『ゆわーい!ゆっくちいただきまーしゅ!』
食事の前に一言言うのは躾が良いからなのか、もと飼いゆっくりだったからなのかは知らないが、待ってましたと言わんばかりに桜の木に向かって跳ねていく子ゆっくり達。
親れいむも、それに続いて桜の木に近づいていく。
親れいむも、それに続いて桜の木に近づいていく。
「おはなしゃん!かわいーれーみゅに、ゆっくりたべられちぇね!のーびのーび…ゆぅぅぅ?!どーしちぇ、たべらりぇないにょぉぉぉ?!」
「まりちゃの、かわいーおしょくじたいむなのじぇ!むーちゃ、むーちゃ…ゆびぇぇぇぇん!どーしちぇ、おはなしゃん、むーちゃ、むーちゃできないのじぇぇぇ?!」
「おちびちゃんたち、おちついて、ゆっくりしてね!おかーしゃんが、おはなさんをとってあげるよ!のーび、のーび…ゆがーん!どーしておはなさんが、とれないのぉぉぉぉ?!」
桜の木下で、必死に体を伸ばすゆっくり親子。
だが、いくら体を伸ばしても、当然ながら花に届く事はなかった。
だが、いくら体を伸ばしても、当然ながら花に届く事はなかった。
ゆっくりと言うのは、高さを正確に認識出来ないらしい。
それ故に少し持ち上げただけで、空を飛んでいると錯覚出来るのだ。
人間を馬鹿にするのも、高さが認識できない為、相手の体の大きさを性格に判断出来ないからだと言われている。
それに加えてゆっくりの大きさの基準は、自分の体のより相手が大きいか小さいかでだけ判断する。
ここで重要なのは、ゆっくりは高さを判断出来ないので、基準となるのはその者の頭部の大きさなのだ。
故に頭部を持たない植物等は、ゆっくりより格が下だと判断される。
昆虫は頭部が小さい物ばかりなので、食料だと思い、動物は、多少大きさが小さくても、毛の量で異形のものと認識しているのだ。
だが人間の場合は、ゆっくりと非常に顔のつくりが似ている。
その為飾りのない、時には髪の毛の少ない人間を馬鹿にするのだ。
それ故に少し持ち上げただけで、空を飛んでいると錯覚出来るのだ。
人間を馬鹿にするのも、高さが認識できない為、相手の体の大きさを性格に判断出来ないからだと言われている。
それに加えてゆっくりの大きさの基準は、自分の体のより相手が大きいか小さいかでだけ判断する。
ここで重要なのは、ゆっくりは高さを判断出来ないので、基準となるのはその者の頭部の大きさなのだ。
故に頭部を持たない植物等は、ゆっくりより格が下だと判断される。
昆虫は頭部が小さい物ばかりなので、食料だと思い、動物は、多少大きさが小さくても、毛の量で異形のものと認識しているのだ。
だが人間の場合は、ゆっくりと非常に顔のつくりが似ている。
その為飾りのない、時には髪の毛の少ない人間を馬鹿にするのだ。
そんな訳で、ゆっくりにとっては格下の花が沢山咲いている桜の木を、その高さを理解出来ぬままに花を食べようとしたのだ。
いくら体を伸ばしても、けして届く事のない位置に咲いている桜の花。
それでも体を必死に伸ばし、そこから更に舌を伸ばして桜の花を食べようとする。
傍から見ると、何とも奇妙で滑稽で不気味な姿だ。
いくら体を伸ばしても、けして届く事のない位置に咲いている桜の花。
それでも体を必死に伸ばし、そこから更に舌を伸ばして桜の花を食べようとする。
傍から見ると、何とも奇妙で滑稽で不気味な姿だ。
「ゆびぇぇぇぇん!おはなしゃん、れーみゅがかわいーからっちぇ、いじわりゅしないでよぉぉぉぉ!」
「ゆんやぁぁぁぁ!むーちゃ、むーちゃ、しちゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆえぇぇぇぇん!」
「おはなさん、いじわるしないで、ゆっくりたべられてね!かわいいおちびちゃんたちが、ゆっくりできないでしょぉぉぉ!!」
子ゆっくり達は、いつまで経っても花が食べられないので、ついに諦めてゆんゆんと泣き出した。
それを見た親れいむは、物言わぬ桜の木を相手に、大きく膨れ上がって威嚇し始める。
当然そんな事をしても花が食べられる訳もなく、腹が膨れる訳も無い。
だが親れいむは、桜の木が意地悪を止めると信じて威嚇を続けた。
それを見た親れいむは、物言わぬ桜の木を相手に、大きく膨れ上がって威嚇し始める。
当然そんな事をしても花が食べられる訳もなく、腹が膨れる訳も無い。
だが親れいむは、桜の木が意地悪を止めると信じて威嚇を続けた。
それから数日経った。
野良親子はあれからも飽きる事無く、毎日桜の木の前に現れては花を食べようとして、結局食べる事が出来ないと騒いでいた。
そして今日も、桜の木の下で大騒ぎを繰り返していた。
野良親子はあれからも飽きる事無く、毎日桜の木の前に現れては花を食べようとして、結局食べる事が出来ないと騒いでいた。
そして今日も、桜の木の下で大騒ぎを繰り返していた。
「ゆびぇぇぇぇん!ゆびぇぇぇぇぇん!どーしちぇ、おはなしゃん、いじわるしゅるのぉぉぉ!ゆっくちできにゃぁぁぁぁい!」
「ゆぐっ、ゆぐっ、おはなしゃん、むーちゃ、むちゃしちゃいのじぇぇぇ!ゆっくち、ゆっくちぃぃぃ!」
「おはなさん、いつまでもいじわるしないでね!れいむは、ほんきでおこったよ!ゆっくりせいさいしてあげるよ!!」
もう何度目か解らない、「本気」で怒る親れいむ。
制裁と言っても、口に咥えた木の枝を使って、桜の木の幹を突付いている。
しばらくそんな事をしていると、少し強めの風が桜の木を揺らした。
制裁と言っても、口に咥えた木の枝を使って、桜の木の幹を突付いている。
しばらくそんな事をしていると、少し強めの風が桜の木を揺らした。
「ゆゆ?!どう?いたかったでしょ?!れいむのこわさがわかったら…ゆぅぅ?!」
風に揺られた桜の枝が、ハラハラと花びらを散らす。
風に舞う花びらは、そのまま川に落ちていき、水面を桜色に染めていく。
風に舞う花びらは、そのまま川に落ちていき、水面を桜色に染めていく。
「…ゆびぇぇぇぇぇん!おはなしゃんが、かわにおちちゃったよぉぉぉぉ!おかーしゃん、どーしちぇこんなこちょしゅるのぉぉぉぉ!!」
「ゆんやぁぁぁぁ!おかーしゃん、ひどいのじぇぇぇぇ!まりちゃのごはんしゃんがぁぁぁ!」
「ゆぅぅ?!どーなってるのぉぉぉ?!お、おちびちゃん!これはおかーさんが、わるいんじゃないよ!おはなさんが、かってに…ゆぐぐぐぐ…!!」
子ゆっくり達は散り行く桜を悲しそうに眺め、親れいむはそれを悔しそうに睨んでいた。
それから更に数日後。
土手の歩道を何かを探すように移動している、野良ゆっくりの親子。
最近、ここに通いつめていた野良一家だ。
親れいむに比べると、子ゆっくり達が若干やつれている。
理由は、ここの桜の花を目当てにしてたせいで、親れいむはろくに食料を集めなかったためだ。
土手の歩道を何かを探すように移動している、野良ゆっくりの親子。
最近、ここに通いつめていた野良一家だ。
親れいむに比べると、子ゆっくり達が若干やつれている。
理由は、ここの桜の花を目当てにしてたせいで、親れいむはろくに食料を集めなかったためだ。
「ゆぅ…おかーしゃん、もう、はなびらしゃん、おちてにゃいねぇ…ゆっくち…」
「おなかすいちゃ…のじぇ…おかーしゃ…おはなしゃん…いつになっちゃら、はえちぇくる…のじぇ?」
「ゆぅ…おちびちゃん、がまんしてね。もうすぐだよ、またおはなさんが、かってにはえてくるよ!」
そう言っては、桜の木を見上げる親れいむ。
だが既に花は散り終えて、緑の若葉が茂るばかり。
野良ゆっくりの親子は、また花が咲く事を信じて土手を徘徊しているのだった。
だが既に花は散り終えて、緑の若葉が茂るばかり。
野良ゆっくりの親子は、また花が咲く事を信じて土手を徘徊しているのだった。
ザワザワ…
桜の木が風に揺れ、葉がざわめいた。
ポトッ!
「ゆゆ?」
ゆっくり親子の前に、空から何か降ってきた。
親れいむが周囲を見渡すと、それは歩道の彼方此方で動いていた。
親れいむが周囲を見渡すと、それは歩道の彼方此方で動いていた。
「ゆわぁぁぁぁ!おちびちゃん!ごはんさんだよ!いもむしさんが、れいむたちに、たべてもらいたいっていってるよ!よかったね!ゆっくりできるよ!!」
「ゆぅ?…いもむししゃん?!…ゆわぁぁぁ!いもむししゃんは、ゆっくちできりゅよ!」
「ゆわぁぁい!まりちゃ、いもむししゃん、だいすきなのじぇ!いーっぱいむーちゃ、むーちゃしゅるよ!ゆっくちー!!」
芋虫と聞いた途端、死んだような目をしていた子ゆっくり達の顔に笑顔が戻る。
そして二匹は、自分が選んだ芋虫の元に跳ねて行くと、目を輝かせて涎を垂らす。
そして二匹は、自分が選んだ芋虫の元に跳ねて行くと、目を輝かせて涎を垂らす。
『いもむししゃん!ゆっくりいただきましゅ!』
二匹の子ゆっくりは、ほぼ同時に芋虫に噛り付いた。
「むーちゃ、むーちゃ………ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!いちゃいよぉぉぉぉ!れーみゅのおくちが、ちくちくしゅるよぉぉぉぉ!!」
「ゆっぴぃぃぃぃ!まりちゃのおくちがぁぁぁぁ!いもむししゃんが、まりちゃをいじめるのじぇぇぇぇぇ!ゆんやぁぁぁぁ!!」
突然、大声で泣き叫ぶ子ゆっくり達。
両目を飛び出さんばかりに見開いて、揉み上げとお下げをぶんぶん振り回す。
そう、野良一家が芋虫だと思っていたのは、毛虫だったのだ。
両目を飛び出さんばかりに見開いて、揉み上げとお下げをぶんぶん振り回す。
そう、野良一家が芋虫だと思っていたのは、毛虫だったのだ。
「ゆぅぅぅ?!どーしたのおちびちゃん!ゆっくり、ゆっくりしてね!…ゆっがぁぁぁ!おちびちゃんをいじめる、ゆっくりできない、いもむしさんは、おかーさんがせいさいするよ!」
大騒ぎする子ゆっくりを見た親れいむは、地面を這いずる毛虫を睨む。
そして小さく跳ねると、毛虫を踏み潰した。
そして小さく跳ねると、毛虫を踏み潰した。
「ゆっふん!おちびちゃんにいじわるするから、こうな………ゆっぎゃぁぁぁ!いだいぃぃぃ!れいむのあんよがぁぁぁぁ!なにかささったよぉぉぉ!!」
毛虫を踏み潰した際に、その毛が足に刺さって大騒ぎする親れいむ。
痛みのあまり、ゴロゴロと歩道を転げまわる。
痛みのあまり、ゴロゴロと歩道を転げまわる。
「どぼじでぇぇぇ?!れいむがこんなめにぃぃぃ!!…ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!こーろこーろしでるぅぅぅぅ?!『ザッパーン!』ゆっごぉぉ?!」
親れいむは、周りをよく見ないで転げ回ったせいで、そのまま土手を勢い良く転がり落ちて行った。
そしてそのまま川に落ち、豪快に水しぶきを上げて沈んでいった。
そしてそのまま川に落ち、豪快に水しぶきを上げて沈んでいった。
「ゆっびゃぁぁぁぁ?!おかーしゃん?!おかーしゃんが、おみずにおちちゃったよぉぉぉぉ!!」
「ゆびぇぇぇぇぇん!おかーしゃぁぁぁん!どーしちぇ…ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!」
親れいむが川に消えていくのを見ていた子ゆっくり達は、その場で何時までもゆんゆんと泣いていた。
数日後、桜の木の下で二匹の子ゆっくりが死んでいた。
子ゆっくりには蟻が沢山集っていた。
子ゆっくりには蟻が沢山集っていた。
完
徒然あき