ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3502 あみゃあみゃはあみゃあみゃだよこのきゅじゅ!!
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『あみゃあみゃはあみゃあみゃだよこのきゅじゅ!!』 12KB
いじめ ギャグ いたづら 不運 自業自得 誤解 番い 野良ゆ 子ゆ ゲス 現代 虐待人間 独自設定 ある意味自滅です。
いじめ ギャグ いたづら 不運 自業自得 誤解 番い 野良ゆ 子ゆ ゲス 現代 虐待人間 独自設定 ある意味自滅です。
- 俺設定あり。
- 展開がおかしいのは仕様ですので勘弁してください。
「たまーに食べたくなるんだよなこれ」
男は会社帰りの帰路をビニール袋と鞄片手に公園の近くを歩いていく。
「でもちょっと買い過ぎたな…ま、いいやあいつも食うだろうし」
一人呟きながら男は歩いていく。
すると、
「そこのくそじじい!!」
背後から罵声を浴びせられた。
男が振り向くとそこには、
「いたいめにあいたくなかったらあまあまおいていくんだぜ!!」
「たくさんでいいよ!」
「しゃっしゃっとしりょくしょどりぇい!!」
典型的にも程があるゆっくり一家がいた。
ゆっくりまりさにゆっくりれいむ。その子供であろう赤れいむ。
まさに典型的だ。ここまで典型的だと逆に希少かもしれない。
「さっさとあまあまをまりさによこすんだぜ!!」
その場には男とまりさ達しかいない。つまりはまりさ達は男に話し掛けているのだ。
「え、俺?」
「ほかにだれがいるんだぜ!!」
「まったくどうしようもないばかだね!!」
「ばきゃなの?しにゅの?」
男に対して思うがまま暴言を吐き散らかすゆっくり達。あまりにも典型的過ぎるゲスゆっくりだ。
身体も身奇麗な点から甘やかされて思い上がった後捨てられた元飼いゆっくり達なのだろう。
「あまあまかぁ…」
男は顎に手を置いて考え込む。
常に仕事鞄の中に菓子パンを常備している男ではあったが残念ながら今は全て食べてしまっていた。
という訳でこのまりさ一家は物凄く稀有なタイミングで男が菓子を持っていなかった瞬間に出会ってしまったのだ。
故に男はゆっくり達に菓子を与えたくても与えられない状態だった。
「ぐずぐずしないでさっさとよこすんだぜくそじじい!!!」
「まったくゆっくりしてないくずはのろまでいやになるよ!!」
「あみゃあみゃよこしちゃらゆっきゅりしにゃいでしにぇ!!!」
どうするかと考えていた男に対して容赦なく罵声を浴びせるゆっくり一家。
その行為がデッドエンドすれすれなのに気付いた方がいい。
「うーん…菓子かぁ…そうだ!」
男は何か閃いたようだ。
「あまあまってお菓子の事だよね?」
男は何かの確認のように尋ねる。
「ゆ!あみゃあみゃはあみゃあみゃだよきょのきゅじゅ!!そんにゃきょともわきゃらりゃいの!?ばきゃなの!?しにゅの!?」
相変わらず哲学的な返答を行うゆっくり。
その言動だけで御礼に蹴りや拳を叩き付けたくなってくるものだが男はそんなゆっくりの言動を気にしない。
「うーん、いいのかなそれで…?」
男は腕を組んで考える。
「いいがらじじいはさっさどあまあまもってくるんだぜ!!」
考え込む男に催促するまりさ。
どうしてゆっくりは人間があまあまを持ってると確信しているのか不思議でしょうがない。
「うーん…仕方ないか…」
何やら男は迷っているようだがまりさの催促で袋から買い込んだものを取り出した。
そしてそれを、
「じゃあどうぞ」
笑顔で差し出した。
「まっちゃくしゃっしゃとしりょ!!」
男が渡したものを迷いなく口に入れる赤れいむ。
意地汚く一口でそれを食べてしまった。その結果、
「すっぴゃがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
口から泡を吹いて赤れいむは絶叫した。
「ゆ?おちびちゃんどうしたのおおおおおお!!?」
「え?気絶しちゃった?」
絶叫した赤れいむに駆け寄るれいむと唖然とする男。しかし赤れいむは泡を吹いたままピクリとも動かない。
男の渡した菓子によって既に亡きものとなっていたのだ。
「おちびちゃん!ゆっくりしないでへんじしてね!?」
れいむは赤れいむにぺーろぺーろするが動く気配もない。それどころか、
「すっぴゃびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
赤れいむの口から出た泡とその中にあった菓子を舐めてしまったれいむが悲鳴をあげる。
「れ、れいむどうしたんだぜ!?しっかりするんだぜ!!」
のたうつれいむに駆け寄るまりさ。
「やっぱりゆっくりには辛かったかな…酢昆布…」
そう、男が渡した菓子とは酢昆布であった。
一般的には菓子の場所に売られてはいるが甘いものからは掛け離れたものだ。それを辛いものや酸っぱいものの耐性がほぼ無い赤ゆっくりに耐えられる訳がなかった。
赤れいむはこうして死んだ。死因酢昆布を食った事によるショック死というあまりに阿呆らしい最期を迎えて。
「しっかりするんだぜ!!そんなにあばれたらゆっくりできないんだぜ!!」
「すぴゃぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
成体のゆっくりでもちょっと舐めただけでこのザマである。
「ゆ、ゆううううううう!!?じじいよくもやったんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
まりさはれいむを宥めるのを諦めて男へ鬱憤を晴らそうと敵意を向ける。
「ご、ごめん!まさかこんな事になるなんて思わなくて!!」
男はまさか酢昆布でここまでゆっくりが苦しむなんて想定外だった。
赤れいむが流石に酢昆布で死んだとは思っておらず気絶したと男は考えていた。
「ごめんですんだらあまあまはいらないんだぜ!!じじいはさっさとあまあまをよこすんだぜ!!」
「それでいいんだね!!」
男はまりさの言葉を鵜呑みにして菓子を買いに荷物を放り出して走り去っていった。
「さっさともってくるんだぜ!!でないとせいっさいするんだぜ!!」
走り去って行く男の姿を見てまりさは怒鳴り散らす。
「すっぴゃすっぴゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
一方もがき苦しむれいむ。
「ゆううう!?しっかりするんだぜれいむ!!」
それを見てまりさはあたふたするしか出来ない。
「あのくそじじい!!よくぼおちびじゃんだけじゃなくてまりさのれいむにまでひきょうなてをつかったんだぜ!!あまあまもってきたらせいっさいしてやるんだぜえ゛え゛え゛!!!」
全責任を男に押し付け悲劇の人気取りのまりさ。何か出来ないかとあたふたしながら周りを見る。
すると男が放り投げたビニール袋を発見した。
「これなんだぜ!!」
まりさは人間の持っている袋=あまあまと思い込んでいた為中の物を食べさせれば大丈夫だとまりさは考えた。
ちなみに袋の中にあるのは全部酢昆布である。
「れいむ、これをたべるんだぜ!!」
「ゆぷ!?」
まりさは器用に酢昆布を口にくわえてれいむに食べさせる。
その結果、
「ゆぷぴるぺばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずっばい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
互いに酢昆布の酸っぱさに悶絶し始めた。
「ほ…ほぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
酸っぱさが中枢餡にまで達したのか白目を剥いて血走らせ、口から泡を噴いて一際大きい悲鳴を上げてれいむは動かなくなった。
それはゆっくりとはかけ離れた苦悶の表情だった。
一方まりさも酢昆布を口にくわえたことで酸っぱさに悶絶していた。
これが野良ゆっくりであるならば酸っぱさや苦みといったゆっくり出来ない味わいにも耐性が出来るのだがまりさは野良になったばかりの飼いゆっくり。しかもゲスになるまで甘やかされていた純粋培養。今まで散々甘いものしか食べて来なかったまりさ達には酢昆布の酸っぱさは拷問級であった。
しかもゆっくりには思い込みの力がある。少しでも自分が食べた物が毒であるとそれが当事者のゆっくりにとって本当に猛毒になってしまう事がある。
かつて実験であまあまを猛毒と思い込んだゆっくりが死んだという事例がある位だ。今まりさはそれに遠からずといった状況だった。
「きょのぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
まりさは菓子を買いに行った男に怒りの矛先を向ける。
卑怯な手段で高貴なまりさを騙して毒を盛るなんてゆっくりしてないクズ人間をせいっさいしてやると思っていた。だが男は何処にもいない。
「にげるなででごい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
まりさは男が菓子を買いに行った事さえ忘れて叫ぶ。それが結果的に更にまりさを追い詰める事になるとも知らず。
「あ、ゆっくりがいるぜ!」
「本当だ!」
それを聞いて寄ってきたのは公園で遊んでいた小学生達だ。
それはゆっくりにとって加工所職員の次に会ってはいけない部類の人間だ。
「こいつ人間の食べ物食ってるぞ!」
「ゆっくりのくせに生意気だぞ!」
近くのビニール袋を見て小学生が騒ぐ。
「こいつ等酢昆布食ってやんの。ゆっくりがそんなの食べたらゆっくり出来ないのに決まってんのにバッカでー!!」
袋の中身が酢昆布だとわかると途端に小学生達はまりさを馬鹿にし始めた。
「なぁこれだけあるしゆっくりってどれだけ酢昆布食ったら死ぬか試してみようぜ」
「おおやろうやろう!!」
小学生達は勝手に盛り上がり叫び回るまりさを取っ捕まえた。
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛はなぜぐぞに゛んげんども゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!ぎだないででざわぶな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ぜいっざいじでやぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
怒りで我を忘れたまりさは小学生に好き勝手罵声を浴びせるが、
「はいはい、ゆっくゆっくり」
「鳴き声やかましいなこのまりさは」
もはやまりさの言葉を認識すらしていなかった。そのまま小学生はまりさの口に酢昆布を放り込む。
「ぶぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
口の中に広がる豊潤な酸っぱさに悲鳴を上げるまりさ。
「餡子出されると面倒だから口しっかり押さえてくれ」
「あいよ」
その言葉によってまりさはむりやり口を閉じさせられる。これで吐き出す事も出来なくなる。
『ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずっぱいんだぜゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?』
まりさはゆっくり出来なさを訴えるが口を閉じさせられ声も出せない。
「それじゃ二個目行くぞー」
小学生の一人が酢昆布を新たにまりさに食わせようとする。
『やべるんだぜ!!ぞれはゆっぐりでぎないんだぜ!!!』
まりさは口を閉ざし、酢昆布を何とか食べないように済ませようとする。
『はなすんだぜ!!まりざはゆっぐりずるんだぜ!!!ごんなどころでしんでいいゆっぐりじゃないんだぜ!!』
何とか解放されようと足掻くがまりさは小学生の戒めからは逃れられずせめてもの抵抗として口を閉ざす。
「おいこいつ食べないよどうする?」
「無理矢理開けさせよっか?」
「いや開けた途端餡子吐かれるのも面倒だよ」
「それじゃどうすんだよ?」
『はやくあきらめてどっかいくんだぜ…!』
まりさは一刻も早く人間が酢昆布を食べさせるのを諦めて何処か行くのを待ち望んでいた。だが、
「大丈夫だって、ゆっくりって餡子に入れれば何でも吸収するらしいから眼にでも突っ込んじまおうぜ」
まりさはその言葉にない耳を疑った。
『ゆ?』
「そっか、それじゃあ大丈夫だね。よし行っくぞー」
その言葉と共に見開かれたまりさの眼球と下の皮の隙間に酢昆布が捩込まれた。
『ゆぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?』
眼球にと眼窩の隙間に酢昆布を捩込まれたゆっくりでなくとも拷問だ。
ビクンビクンとのけ反るがそれでも戒めからは脱せられない。
『もうやびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!まりじゃおうぢがえ゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?』
激痛のあまり幼児退行し出すまりさ。
「うへえなんかビクビクしてて気持ち悪い…変わってくんない」
「やだよそれ位我慢しろよ。それじゃ三個目行くぞー」
『やべりゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇ゛え゛え゛え゛!!?』
まりさの声にならない悲鳴はまりさの内にだけ響き渡り、小学生達の玩具とされていったのだった。。
男は会社帰りの帰路をビニール袋と鞄片手に公園の近くを歩いていく。
「でもちょっと買い過ぎたな…ま、いいやあいつも食うだろうし」
一人呟きながら男は歩いていく。
すると、
「そこのくそじじい!!」
背後から罵声を浴びせられた。
男が振り向くとそこには、
「いたいめにあいたくなかったらあまあまおいていくんだぜ!!」
「たくさんでいいよ!」
「しゃっしゃっとしりょくしょどりぇい!!」
典型的にも程があるゆっくり一家がいた。
ゆっくりまりさにゆっくりれいむ。その子供であろう赤れいむ。
まさに典型的だ。ここまで典型的だと逆に希少かもしれない。
「さっさとあまあまをまりさによこすんだぜ!!」
その場には男とまりさ達しかいない。つまりはまりさ達は男に話し掛けているのだ。
「え、俺?」
「ほかにだれがいるんだぜ!!」
「まったくどうしようもないばかだね!!」
「ばきゃなの?しにゅの?」
男に対して思うがまま暴言を吐き散らかすゆっくり達。あまりにも典型的過ぎるゲスゆっくりだ。
身体も身奇麗な点から甘やかされて思い上がった後捨てられた元飼いゆっくり達なのだろう。
「あまあまかぁ…」
男は顎に手を置いて考え込む。
常に仕事鞄の中に菓子パンを常備している男ではあったが残念ながら今は全て食べてしまっていた。
という訳でこのまりさ一家は物凄く稀有なタイミングで男が菓子を持っていなかった瞬間に出会ってしまったのだ。
故に男はゆっくり達に菓子を与えたくても与えられない状態だった。
「ぐずぐずしないでさっさとよこすんだぜくそじじい!!!」
「まったくゆっくりしてないくずはのろまでいやになるよ!!」
「あみゃあみゃよこしちゃらゆっきゅりしにゃいでしにぇ!!!」
どうするかと考えていた男に対して容赦なく罵声を浴びせるゆっくり一家。
その行為がデッドエンドすれすれなのに気付いた方がいい。
「うーん…菓子かぁ…そうだ!」
男は何か閃いたようだ。
「あまあまってお菓子の事だよね?」
男は何かの確認のように尋ねる。
「ゆ!あみゃあみゃはあみゃあみゃだよきょのきゅじゅ!!そんにゃきょともわきゃらりゃいの!?ばきゃなの!?しにゅの!?」
相変わらず哲学的な返答を行うゆっくり。
その言動だけで御礼に蹴りや拳を叩き付けたくなってくるものだが男はそんなゆっくりの言動を気にしない。
「うーん、いいのかなそれで…?」
男は腕を組んで考える。
「いいがらじじいはさっさどあまあまもってくるんだぜ!!」
考え込む男に催促するまりさ。
どうしてゆっくりは人間があまあまを持ってると確信しているのか不思議でしょうがない。
「うーん…仕方ないか…」
何やら男は迷っているようだがまりさの催促で袋から買い込んだものを取り出した。
そしてそれを、
「じゃあどうぞ」
笑顔で差し出した。
「まっちゃくしゃっしゃとしりょ!!」
男が渡したものを迷いなく口に入れる赤れいむ。
意地汚く一口でそれを食べてしまった。その結果、
「すっぴゃがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
口から泡を吹いて赤れいむは絶叫した。
「ゆ?おちびちゃんどうしたのおおおおおお!!?」
「え?気絶しちゃった?」
絶叫した赤れいむに駆け寄るれいむと唖然とする男。しかし赤れいむは泡を吹いたままピクリとも動かない。
男の渡した菓子によって既に亡きものとなっていたのだ。
「おちびちゃん!ゆっくりしないでへんじしてね!?」
れいむは赤れいむにぺーろぺーろするが動く気配もない。それどころか、
「すっぴゃびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
赤れいむの口から出た泡とその中にあった菓子を舐めてしまったれいむが悲鳴をあげる。
「れ、れいむどうしたんだぜ!?しっかりするんだぜ!!」
のたうつれいむに駆け寄るまりさ。
「やっぱりゆっくりには辛かったかな…酢昆布…」
そう、男が渡した菓子とは酢昆布であった。
一般的には菓子の場所に売られてはいるが甘いものからは掛け離れたものだ。それを辛いものや酸っぱいものの耐性がほぼ無い赤ゆっくりに耐えられる訳がなかった。
赤れいむはこうして死んだ。死因酢昆布を食った事によるショック死というあまりに阿呆らしい最期を迎えて。
「しっかりするんだぜ!!そんなにあばれたらゆっくりできないんだぜ!!」
「すぴゃぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
成体のゆっくりでもちょっと舐めただけでこのザマである。
「ゆ、ゆううううううう!!?じじいよくもやったんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
まりさはれいむを宥めるのを諦めて男へ鬱憤を晴らそうと敵意を向ける。
「ご、ごめん!まさかこんな事になるなんて思わなくて!!」
男はまさか酢昆布でここまでゆっくりが苦しむなんて想定外だった。
赤れいむが流石に酢昆布で死んだとは思っておらず気絶したと男は考えていた。
「ごめんですんだらあまあまはいらないんだぜ!!じじいはさっさとあまあまをよこすんだぜ!!」
「それでいいんだね!!」
男はまりさの言葉を鵜呑みにして菓子を買いに荷物を放り出して走り去っていった。
「さっさともってくるんだぜ!!でないとせいっさいするんだぜ!!」
走り去って行く男の姿を見てまりさは怒鳴り散らす。
「すっぴゃすっぴゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
一方もがき苦しむれいむ。
「ゆううう!?しっかりするんだぜれいむ!!」
それを見てまりさはあたふたするしか出来ない。
「あのくそじじい!!よくぼおちびじゃんだけじゃなくてまりさのれいむにまでひきょうなてをつかったんだぜ!!あまあまもってきたらせいっさいしてやるんだぜえ゛え゛え゛!!!」
全責任を男に押し付け悲劇の人気取りのまりさ。何か出来ないかとあたふたしながら周りを見る。
すると男が放り投げたビニール袋を発見した。
「これなんだぜ!!」
まりさは人間の持っている袋=あまあまと思い込んでいた為中の物を食べさせれば大丈夫だとまりさは考えた。
ちなみに袋の中にあるのは全部酢昆布である。
「れいむ、これをたべるんだぜ!!」
「ゆぷ!?」
まりさは器用に酢昆布を口にくわえてれいむに食べさせる。
その結果、
「ゆぷぴるぺばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずっばい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
互いに酢昆布の酸っぱさに悶絶し始めた。
「ほ…ほぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
酸っぱさが中枢餡にまで達したのか白目を剥いて血走らせ、口から泡を噴いて一際大きい悲鳴を上げてれいむは動かなくなった。
それはゆっくりとはかけ離れた苦悶の表情だった。
一方まりさも酢昆布を口にくわえたことで酸っぱさに悶絶していた。
これが野良ゆっくりであるならば酸っぱさや苦みといったゆっくり出来ない味わいにも耐性が出来るのだがまりさは野良になったばかりの飼いゆっくり。しかもゲスになるまで甘やかされていた純粋培養。今まで散々甘いものしか食べて来なかったまりさ達には酢昆布の酸っぱさは拷問級であった。
しかもゆっくりには思い込みの力がある。少しでも自分が食べた物が毒であるとそれが当事者のゆっくりにとって本当に猛毒になってしまう事がある。
かつて実験であまあまを猛毒と思い込んだゆっくりが死んだという事例がある位だ。今まりさはそれに遠からずといった状況だった。
「きょのぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
まりさは菓子を買いに行った男に怒りの矛先を向ける。
卑怯な手段で高貴なまりさを騙して毒を盛るなんてゆっくりしてないクズ人間をせいっさいしてやると思っていた。だが男は何処にもいない。
「にげるなででごい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
まりさは男が菓子を買いに行った事さえ忘れて叫ぶ。それが結果的に更にまりさを追い詰める事になるとも知らず。
「あ、ゆっくりがいるぜ!」
「本当だ!」
それを聞いて寄ってきたのは公園で遊んでいた小学生達だ。
それはゆっくりにとって加工所職員の次に会ってはいけない部類の人間だ。
「こいつ人間の食べ物食ってるぞ!」
「ゆっくりのくせに生意気だぞ!」
近くのビニール袋を見て小学生が騒ぐ。
「こいつ等酢昆布食ってやんの。ゆっくりがそんなの食べたらゆっくり出来ないのに決まってんのにバッカでー!!」
袋の中身が酢昆布だとわかると途端に小学生達はまりさを馬鹿にし始めた。
「なぁこれだけあるしゆっくりってどれだけ酢昆布食ったら死ぬか試してみようぜ」
「おおやろうやろう!!」
小学生達は勝手に盛り上がり叫び回るまりさを取っ捕まえた。
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛はなぜぐぞに゛んげんども゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!ぎだないででざわぶな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ぜいっざいじでやぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
怒りで我を忘れたまりさは小学生に好き勝手罵声を浴びせるが、
「はいはい、ゆっくゆっくり」
「鳴き声やかましいなこのまりさは」
もはやまりさの言葉を認識すらしていなかった。そのまま小学生はまりさの口に酢昆布を放り込む。
「ぶぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
口の中に広がる豊潤な酸っぱさに悲鳴を上げるまりさ。
「餡子出されると面倒だから口しっかり押さえてくれ」
「あいよ」
その言葉によってまりさはむりやり口を閉じさせられる。これで吐き出す事も出来なくなる。
『ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずっぱいんだぜゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?』
まりさはゆっくり出来なさを訴えるが口を閉じさせられ声も出せない。
「それじゃ二個目行くぞー」
小学生の一人が酢昆布を新たにまりさに食わせようとする。
『やべるんだぜ!!ぞれはゆっぐりでぎないんだぜ!!!』
まりさは口を閉ざし、酢昆布を何とか食べないように済ませようとする。
『はなすんだぜ!!まりざはゆっぐりずるんだぜ!!!ごんなどころでしんでいいゆっぐりじゃないんだぜ!!』
何とか解放されようと足掻くがまりさは小学生の戒めからは逃れられずせめてもの抵抗として口を閉ざす。
「おいこいつ食べないよどうする?」
「無理矢理開けさせよっか?」
「いや開けた途端餡子吐かれるのも面倒だよ」
「それじゃどうすんだよ?」
『はやくあきらめてどっかいくんだぜ…!』
まりさは一刻も早く人間が酢昆布を食べさせるのを諦めて何処か行くのを待ち望んでいた。だが、
「大丈夫だって、ゆっくりって餡子に入れれば何でも吸収するらしいから眼にでも突っ込んじまおうぜ」
まりさはその言葉にない耳を疑った。
『ゆ?』
「そっか、それじゃあ大丈夫だね。よし行っくぞー」
その言葉と共に見開かれたまりさの眼球と下の皮の隙間に酢昆布が捩込まれた。
『ゆぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?』
眼球にと眼窩の隙間に酢昆布を捩込まれたゆっくりでなくとも拷問だ。
ビクンビクンとのけ反るがそれでも戒めからは脱せられない。
『もうやびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!まりじゃおうぢがえ゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?』
激痛のあまり幼児退行し出すまりさ。
「うへえなんかビクビクしてて気持ち悪い…変わってくんない」
「やだよそれ位我慢しろよ。それじゃ三個目行くぞー」
『やべりゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇ゛え゛え゛え゛!!?』
まりさの声にならない悲鳴はまりさの内にだけ響き渡り、小学生達の玩具とされていったのだった。。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あれ、いない?」
男が菓子を持って戻ってくるとそこにはもう誰もいなかった。
残っているの潰れた饅頭二個のみだった。
「帰っちゃったのか…悪いことしちゃったなぁ…」
男はまりさ達は待ちくたびれて帰ったと判断したようだ。
「おや、そこにいるのは…」
「ん?」
すると男の背後から声がしたので男は振り向くとそこには男の幼なじみの女性がいた。
「久し振りだね。奇遇だとしても君に会えて嬉しいよ」
女性はクスリと妖艶に笑う。
「確かに久し振りだな。どうしたんだ?最近家に来てないみたいだけど」
「いやいや結構行ってるんだけど君の従姉妹に門前払いされててね。この前なんて塩まみれになったよ。彼女の感情表現の苛烈さには流石の私も少し戸惑ってしまったよ」
「何やってんだよあいつ…悪い、今度謝らせるから勘弁してくれ」
男はそう言って頭を下げる。
「いやいや君が頭を下げる事ではないし彼女の気持ちもわからなくはないからね。まぁもう少し歩み寄りたいが焦る事でもないし気長にやるとするよ」
「そっか…ならいいんだが」
「まぁ君の気が済まないというのなら少しばかり買い物に付き合ってくれると有り難いかな」
「荷物持ちって事か。なら全然OKだ」
「まぁそういう事にしておこうか。個人的には荷物持ち以外の付き合いでいてほしかったけど我が儘は言うまい…ん?」
女性が何かに気付いて視線を下に向ける。
「どうした?」
「いや何でもないよ。動物かと思ったけど違ったみたいだ。さてそれじゃ早速服を選びに行こうか」
そう言って女性は歩き出す。
「早速か!?」
「そうだよ。思い立ったら吉日、後にするとそのままお流れになるかもしれないしね。私もそろそろ黒以外の服を着てお洒落をして異性の一人は振り向かせてみたいのさ。だから異性である君の意見が聞きたいな」
「俺の意見じゃ参考にならないと思うけどな」
男は女性の後について歩き出す。
「いや、私は君の意見こそが聞きたいんだけどね」
「?」
「理解出来ないならいいさ。いつかきっとわからせてみせるからね」
女性はそう言って小走りで走り始めたのだった。
男が菓子を持って戻ってくるとそこにはもう誰もいなかった。
残っているの潰れた饅頭二個のみだった。
「帰っちゃったのか…悪いことしちゃったなぁ…」
男はまりさ達は待ちくたびれて帰ったと判断したようだ。
「おや、そこにいるのは…」
「ん?」
すると男の背後から声がしたので男は振り向くとそこには男の幼なじみの女性がいた。
「久し振りだね。奇遇だとしても君に会えて嬉しいよ」
女性はクスリと妖艶に笑う。
「確かに久し振りだな。どうしたんだ?最近家に来てないみたいだけど」
「いやいや結構行ってるんだけど君の従姉妹に門前払いされててね。この前なんて塩まみれになったよ。彼女の感情表現の苛烈さには流石の私も少し戸惑ってしまったよ」
「何やってんだよあいつ…悪い、今度謝らせるから勘弁してくれ」
男はそう言って頭を下げる。
「いやいや君が頭を下げる事ではないし彼女の気持ちもわからなくはないからね。まぁもう少し歩み寄りたいが焦る事でもないし気長にやるとするよ」
「そっか…ならいいんだが」
「まぁ君の気が済まないというのなら少しばかり買い物に付き合ってくれると有り難いかな」
「荷物持ちって事か。なら全然OKだ」
「まぁそういう事にしておこうか。個人的には荷物持ち以外の付き合いでいてほしかったけど我が儘は言うまい…ん?」
女性が何かに気付いて視線を下に向ける。
「どうした?」
「いや何でもないよ。動物かと思ったけど違ったみたいだ。さてそれじゃ早速服を選びに行こうか」
そう言って女性は歩き出す。
「早速か!?」
「そうだよ。思い立ったら吉日、後にするとそのままお流れになるかもしれないしね。私もそろそろ黒以外の服を着てお洒落をして異性の一人は振り向かせてみたいのさ。だから異性である君の意見が聞きたいな」
「俺の意見じゃ参考にならないと思うけどな」
男は女性の後について歩き出す。
「いや、私は君の意見こそが聞きたいんだけどね」
「?」
「理解出来ないならいいさ。いつかきっとわからせてみせるからね」
女性はそう言って小走りで走り始めたのだった。
「…………………」
そんな中まるで別世界のように暗く沈んだゆっくりまりさの成れの果てが女性が見た物陰にいた。
目には酢昆布が幾つも突き刺さっており口も木の枝とかが詮の役割をして開けられなくなっていた。
そんな中まりさはまだ生きていた。いや正確には死ねていないだけだ。
『いじゃい…じゅっぱい…たぶべで…』
心の中で呪詛のように何度も同じ言葉を繰り返すまりさ。
もはやまともな思考も出来ず緩やかに死を待ち続けている。
反応を示さなくなり、小学生達に死んだと勘違いされて放置されたまりさはまだまだ死なない。
動かず、喋らず、ただ死ぬ瞬間まで同じ言葉を心の中で繰り返す。
その姿は酢昆布まみれという点を除けばゆっくりしているようにも見えなくもなかった。
こうして男にあまあまを要求したまりさ一家は男の記憶の中からも忘れて道端の生ゴミとして朽ちていくのだった。
そんな中まるで別世界のように暗く沈んだゆっくりまりさの成れの果てが女性が見た物陰にいた。
目には酢昆布が幾つも突き刺さっており口も木の枝とかが詮の役割をして開けられなくなっていた。
そんな中まりさはまだ生きていた。いや正確には死ねていないだけだ。
『いじゃい…じゅっぱい…たぶべで…』
心の中で呪詛のように何度も同じ言葉を繰り返すまりさ。
もはやまともな思考も出来ず緩やかに死を待ち続けている。
反応を示さなくなり、小学生達に死んだと勘違いされて放置されたまりさはまだまだ死なない。
動かず、喋らず、ただ死ぬ瞬間まで同じ言葉を心の中で繰り返す。
その姿は酢昆布まみれという点を除けばゆっくりしているようにも見えなくもなかった。
こうして男にあまあまを要求したまりさ一家は男の記憶の中からも忘れて道端の生ゴミとして朽ちていくのだった。
END
あとがき
久しぶりの天然お兄さん。
今回は久しぶりだったので軽めにしてみましたが如何だったでしょうか?
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
久しぶりの天然お兄さん。
今回は久しぶりだったので軽めにしてみましたが如何だったでしょうか?
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。