ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1675 悪戯
最終更新:
ankoss
-
view
悪戯
いたずらとは、人の迷惑になるような遊び。また、そうした遊びをするさま。悪ふざけ。
これを大人がやった場合、下手すると警察沙汰になりかねない世の中である。
だが、そんな悪戯も相手のリアクションがなければ面白くない。
そして俺はそんな悪戯を楽しむ人間だった。
勿論見知らぬ人間に悪戯したら、色々と面倒な事になるのは目に見えている
そこで登場するのがゆっくりだ、人間と同じようなリアクションをするし、そのリアクションもオーバーで、まさにうってつけ。
飼いゆっくりで無い限りこいつらをどうしようが誰も文句を言う奴は居ない。
ただ、ゆっくりの場合意図した悪戯よりも勝手に自滅していくことが多く、悪戯を仕掛けた側としては微妙な事も多いのも事実ではあった。
やってきたのは近所の公園、ここでは野良ゆっくりが何匹が生息している。
定期的に駆除をしないこの公園はゆっくりにとってはいいゆっくりプレイスなのだろう、ちょっと探せばすぐに見つかる。
そして、その条件が良いせいもあるのか、他の野良と比べて若干危険意識が薄いのが見て取れた。
公園入ってすぐ近くの木の根元を見ると、真昼間だというのに自分の巣(ダンボール)にけっかい(笑)もせずにのんきに寝ているれいむ親子がいた。
親れいむ一匹に、子れいむ、子まりさ各1匹ずつ。状況から察するに親まりさは狩りにでも出ているのだろう
そして時刻はちょうど昼、昼食をむーしゃむーしゃしてすーやすーやたいむと言ったところか
「ふむ、今回はこいつらでいいか・・・」
一応回りに人がいないことを確認し、行動に移る。
する事はいたって簡単、起こさないようにダンボールごと滑り台の頂上に乗せるだけだ。
一歩踏み出せばそこは滑り台の坂、ダンボールの出口は一個しか無いし、出たら滑り落ちていくのは目に見えてわかる。
準備が完了したら、ダンボールを軽く叩きゆっくりが起きる前に距離をとり隠れる、そして手持ちのデジカメで録画開始。
さて、じっくりと観察させてもらおう・・・。
まずは子れいむが目覚めたようだ。
「ゆゆ~ん!ゆっくり起きたよっ!ゆっくりしていってね!!」
自分が今何処にいるのか気づいて無いようだ。
そして、その馬鹿でかい挨拶にまりさが起こされる。
「ゆゆ~ん、まりさはもうちょっと眠いのぜぇ・・・ゆっくり・・・していって・・・ゆぴぃ」
「ゆぷぷ、まりさはおねぼうさんだね!良い子のれいむはねぼすけのいもうとをやさっしく起こしてあげるねっ!!」
そういうと、子れいむは子まりさをもみあげを器用に動かし、身体を揺さぶる。
「ゆぴゅぅ~、あとごふんさんだけなのぜぇ~・・・」
「かわっいいれいむがおこしてあげてるんだから!さっさとまりさは起きてねっ!!さっさと起きないとすぱっるたさんだよっ!!」
『ゆさゆさ、ゆっさゆさ』
「ちょうど・・・いい・・・ゆれごごちなのぜぇ~・・・ゆぴぃ」
「ゆきー!もうおこったよ!すぱっるたさんで叩き起こすよっ!!」
子れいむは距離を取ると、その場で踏ん張るように拉げり、そして地面を強く蹴り子まりさへ体当たり、
その反動で子まりさはダンボールの外へと放りだされる。
当然、滑り台の頂上に設置されてるわけで、外に放り出されたそこはもう滑り落ちるしかない状態
タダでさえ一歩踏み出せば転がり落ちる状況なのに、そんな勢いをつけて出されたまりさに自身を止める術はなかった。
「ゆぴっ!?―――ゆっぐ!?ぎびょぼぼぼぼぼぼぼおぼ!!」
ゴロゴロとドンドン加速し滑り落ちる子まりさ
その勢いは落ちる事なく、そのまま滑り台の終点、砂場へと放り出される。
子まりさはその砂場の地面を抉り取るかのように転がり、ようやくとまることが出来た。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・・」
子まりさは回転の衝撃で全身を痛め、遠心力で平衡感覚を失い、餡子を吐き戻し虫の息だが一応は生きていた。
「ま、まりざーー!?ゆっくりしていってねっ!?ゆっくりしていってねっ!?」
事の次第に気付いた子れいむが滑り台の頂上から叫んでいるが、子まりさに届くはずもなく
自分が何をしたのか気付いたのかどんどん顔が青ざめてゆく。
「おかーさん、ゆっくりしないでさっさと起きてねっ!?まりさがたいっへんなんだよっ!?」
「Zzz・・・ゆふぅん~・・・まりさぁ~だめだよぉ~・・・まだこどもたちがおきて・・・Zzz・・・」
ぽよんぽよんと体をぶつけて、母を起こそうとする子れいむだったが、母れいむは寝言を言いつつ寝返りをうつぐらいでしかない、
それまでちゃんと座って寝ていたのだが、その寝返りでちょうどあにゃるをダンボールの外へ向ける形、子れいむに向ける形になったのだった。
「おかーさんのあにゃるさんなんて見たくないよっ!さっさとおきてねっ!?かわっいいれいむの言うことがきけないのっ!?」
ぽよんぽよんと体当たりを続けて起こそうとする子れいむ、早くしないとまりさも助からない事を本能的に悟ったのか必死だ。
だが、もう既にこの時点で自分がした事はすっかり忘れ、何があったかわからないがまりさが大変な事になっているという認識に変わっていた。
「起きろっ!ゆっくりじないでざっざとおぎろぉ!!」
「Zzz・・・ゆふぁん、まりさぁだめよぉ・・・そんなにあにゃるさんしげきすると・・・『ぼふっ!!』」
子れいむが子まりさを助けようと必死に母れいむを起こそうとした結果、ぽよんぽよんの体当たりがあにゃるを刺激し
親れいむはあにゃるを刺激されて寝ながらにして屁をこかれてしまったのだった。
寝返りのせいであにゃるは子れいむのまん前にあったため、屁は子れいむ直撃だ。
子れいむの時が止まるのが遠目でも手に取るようにわかる。そして一瞬の間をおいた後・・・
「―――ゆぎゃああああああああ!!ぐざぃいいいいいいいい!!!じぬうううううううう!!!めがぁぁああああああ!!」
苦痛に顔をゆがめ、ごろごろとその場で転がり悶絶する子れいむ
滑り台の頂上は子れいむと言えどそんなに自由に転がれ回れるわけもなく、当然滑り台の坂へとはみ出てしまう。
「ゆっ?―――ゆぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
子まりさと同じように滑り台を転がり、仲良く?子まりさの隣に落ち着くのだった。
言わずともわかると思うが、子まりさと同じように虫の息である。
「くそっ!俺が見たいのはこんなんじゃない・・・!」
草むらの影から嘆く俺、そう俺が求めているものはこんな饅頭御馬鹿劇場ではなく、悪戯に気付いて驚き慌てふためき嘆く様なのだ。
そうこうしているうちに親れいむが目を覚ましたようだ。
「ゆふあぁ~~~、たっぷりすーやすーやしたよっ!さぁおちびちゃん達たっぷりすーやすーやしたからたっぷりむーしゃむーしゃしよ・・・う?
ゆゆゆっ!?おちびちゃん達がいないよっ!?ゆ゛ーーー!?どうなっでるのごれぇぇ!?」
しばらく自分の置かれた状況に右往左往した後、ようやく自分の子供を発見したようだ。
「ゆゆゆ!?おちびちゃんそんなところですーやすーやしてたら危ないよ!!早く戻ってきてねっ!!」
どうやら、子供が瀕死な状態なのは見えていないらしい、勿論子れいむ、まりさが反応できるわけもなく痙攣しているだけだ。
声をかけても返事がなく、どうやらようやく子供の異変に気付いたようだ。
「じゅくっすいしてるんだねっ!ねぞうのわるい子の面倒も母親のやくめだよっ!ゆっくり迎えにいくよっ!
・・・でも坂さんが急すぎるぅぅぅぅ!?坂さんゆっくりしてねっ!れいむはゆっくり降りるよっ!!!」
恐る恐る滑り台へ踏み出すれいむだが、人間と違い靴などはいてないゆっくりはすべる落ちるだけである。
そのまま抵抗もなく滑っていけば無事につけるのだが、すべる時に起きる摩擦にゆっくりのあんよが耐えれるわけなく
当然、その痛みから逃れようと飛び跳ねようとする、その結果バランスを崩して転がって落ちて行く
「あづっぃ!坂さんゆっぐりじでっべっ!?ぼぎゃ!ゆべべべべべ!!!」
子と同じようにゴロゴロと転がって落ちた先には、先ほどの子ゆっくりが伸びていた。
親れいむも転がる自分を止めれるわけもなく当然・・・
「「ゆぴっ!!」」
子ゆっくりを轢き潰すように着地するのだった。
「ゆぎぎぎぎ・・・はっ!?おちびちゃんゆっくりしていってね!!・・・ゆぅ?」
先ほどまで居た子供達が姿形も見えず、頭に「?」を浮かべる親れいむ
だが、すぐに足元の違和感に気付いたようで、恐る恐る自分の足元を確認する。
「ゆぎゃああああああ!?おちっ、おちっ、おちびちゃんがぁぁあああ!!!
ゆっくり治ってねっ!ぺーろぺーろ!!ペーろぺーろ―――」
「まぁ、こんなもんか・・・」
親れいむの慌てふためく様を見ても、いまいち満足できなかったが
これ以上隠れて見てても面白い絵は見れないと思い、俺は草むらから出ると滑り台のダンボールをそのまま滑り台の下へと下ろし
乾燥ゆっくりフードにかんしゃく玉を少々混ぜた物を、ダンボールの中へ置いておく。
「―――ぺーろぺーろ!・・・ゆっ?なんかすっごいあまあまだよ!?うっめっ!これうめぇ!まじパネェ!!」
自分の子供だと忘れてしまったのか、先ほどの子ゆっくりをぺろりと食べてしまった。
「ゆっくりおなかいっぱいだよっ!おなかいっぱいになったかられいむはゆっくりおひるねするよっ!!」
辺りをキョロキョロと見回し、自分の巣を見つけるが、滑り台の下に移動してるのも疑問に思わないらしく
「ゆゆっ、お家さんゆっくり降りてきたんだねっ!もう二度と勝手に動かないでねっ!」
などと、言いつつ自分の巣へと戻って行き、さっそく仕掛けた餌に気付いたようだ
「ゆ?なんだかおいしそうがご飯さんが置いてあるよっ!?きっとれいむがゆっくりしてたからだねっ!!
ゆっくりいただくよっ!!むーしゃむーしゃ!しわあ―――『パァン!!』」
「ちっ・・・一発で気絶しやがった・・・」
実際はかんしゃく玉が爆発が運悪く餡子中枢をもろに破壊してしまい、一撃で永遠にゆっくりしてしまったのだった。
「なんか興醒めしちまったな・・・帰るか・・・」
そう思い、荷物をまとめて帰ろうと公園の入り口に戻った時に先ほど使ったダンボールがあった場所に
狩りにでもいっていたのか帽子をパンパンにした一匹のまりさが右往左往していた。
「どぼじで、おうちがなぐなっでるのぉぉぉ!?れいむ゛ぅぅぅ!?おぢびじゃんどごぉぉぉ!?」
泣き顔で先ほどの家族を探すまりさ。
「!?」
「なんでみんなえいえんにゆっくりしちゃってるのぉぉぉぉぉ!?」
程なく自分の家族の死体を発見にその事実に戸惑うまりさ。
「はっ!?まさかっ!?人間さんの駆除がはじまったのかだぜっ!?ゆっくりりかいしたんだぜっ!!」
そしてありもしない駆除の存在に気付くまりさ。
「って、駆除さんはゆっくりでぎない"ぃぃぃぃ!?ゆっぐりおうぢにがえるよっ!!」
身の危険を感じ焦るまりさ。
「・・・おうぢざんがないんだったぜぇぇ!?でも公園さんは危険なんだぜ!?お外も危険なんだぜ!?」
どこに逃げていいのかわからず困惑するまりさ。
「ま、まりさはどうじだらいいのぉぉぉぉぉ!?」
そしてまた泣き出すまりさ。
その一連の姿をみた俺に電撃が走る!
「あぁぁぁ・・・これだ!俺が求めていたのはこれだっ!!!」
「ゆひぃぃぃ!?にんげんさんっ!?く、くじょはいやぁぁぁ!!」
「そうか、駆除はいやか!じゃあ駆除しないでやる!!そのかわりお前は今日から飼いゆっくりだ!!」
「ゆひぃぃぃ!!ごべんなざいっあやばりますがらくじょは!・・・ゆっ?」
「おっもちかえりぃ~!!」
「どういうごとなのぉぉぉぉ~~~!?」
こうして、この日からまりさは野良ゆっくりの憧れとも言える飼いゆっくりになれたのだが
まりさが飼いゆっくりとしてゆっくりした日々を過ごせたかどうかは・・・・
「どうじで、まりざのおぼうじざんにげでぐのぉぉぉ!?」
「おにいさんどこいったのー?うわぁぁぁれみりゃだぁぁぁぁ!!!」
「ゆっ!?おにいさんまたまりさにらくがきしたでしょ!?みんなに笑いものにされたんだぜっ!!」
「めでさんちのありすはゆっくりできないぃぃぃぃ!!!」
「なんですっきりしてないのに茎さんはえてるのぉぉぉぉぉ!?」
「どうしてあかちゃんがこんなにふえてるのぉぉぉ!?」
「むーしゃむーしゃ・・・・からいぃぃぃぃぃ!!!」
・・・定かではない。
あとがき
また書いてるうちに違う方向へ走っていきました。
なんでかなぁ・・・(´・ω・`)
今まで書いたもの
anko1600 一般人の対応
いたずらとは、人の迷惑になるような遊び。また、そうした遊びをするさま。悪ふざけ。
これを大人がやった場合、下手すると警察沙汰になりかねない世の中である。
だが、そんな悪戯も相手のリアクションがなければ面白くない。
そして俺はそんな悪戯を楽しむ人間だった。
勿論見知らぬ人間に悪戯したら、色々と面倒な事になるのは目に見えている
そこで登場するのがゆっくりだ、人間と同じようなリアクションをするし、そのリアクションもオーバーで、まさにうってつけ。
飼いゆっくりで無い限りこいつらをどうしようが誰も文句を言う奴は居ない。
ただ、ゆっくりの場合意図した悪戯よりも勝手に自滅していくことが多く、悪戯を仕掛けた側としては微妙な事も多いのも事実ではあった。
やってきたのは近所の公園、ここでは野良ゆっくりが何匹が生息している。
定期的に駆除をしないこの公園はゆっくりにとってはいいゆっくりプレイスなのだろう、ちょっと探せばすぐに見つかる。
そして、その条件が良いせいもあるのか、他の野良と比べて若干危険意識が薄いのが見て取れた。
公園入ってすぐ近くの木の根元を見ると、真昼間だというのに自分の巣(ダンボール)にけっかい(笑)もせずにのんきに寝ているれいむ親子がいた。
親れいむ一匹に、子れいむ、子まりさ各1匹ずつ。状況から察するに親まりさは狩りにでも出ているのだろう
そして時刻はちょうど昼、昼食をむーしゃむーしゃしてすーやすーやたいむと言ったところか
「ふむ、今回はこいつらでいいか・・・」
一応回りに人がいないことを確認し、行動に移る。
する事はいたって簡単、起こさないようにダンボールごと滑り台の頂上に乗せるだけだ。
一歩踏み出せばそこは滑り台の坂、ダンボールの出口は一個しか無いし、出たら滑り落ちていくのは目に見えてわかる。
準備が完了したら、ダンボールを軽く叩きゆっくりが起きる前に距離をとり隠れる、そして手持ちのデジカメで録画開始。
さて、じっくりと観察させてもらおう・・・。
まずは子れいむが目覚めたようだ。
「ゆゆ~ん!ゆっくり起きたよっ!ゆっくりしていってね!!」
自分が今何処にいるのか気づいて無いようだ。
そして、その馬鹿でかい挨拶にまりさが起こされる。
「ゆゆ~ん、まりさはもうちょっと眠いのぜぇ・・・ゆっくり・・・していって・・・ゆぴぃ」
「ゆぷぷ、まりさはおねぼうさんだね!良い子のれいむはねぼすけのいもうとをやさっしく起こしてあげるねっ!!」
そういうと、子れいむは子まりさをもみあげを器用に動かし、身体を揺さぶる。
「ゆぴゅぅ~、あとごふんさんだけなのぜぇ~・・・」
「かわっいいれいむがおこしてあげてるんだから!さっさとまりさは起きてねっ!!さっさと起きないとすぱっるたさんだよっ!!」
『ゆさゆさ、ゆっさゆさ』
「ちょうど・・・いい・・・ゆれごごちなのぜぇ~・・・ゆぴぃ」
「ゆきー!もうおこったよ!すぱっるたさんで叩き起こすよっ!!」
子れいむは距離を取ると、その場で踏ん張るように拉げり、そして地面を強く蹴り子まりさへ体当たり、
その反動で子まりさはダンボールの外へと放りだされる。
当然、滑り台の頂上に設置されてるわけで、外に放り出されたそこはもう滑り落ちるしかない状態
タダでさえ一歩踏み出せば転がり落ちる状況なのに、そんな勢いをつけて出されたまりさに自身を止める術はなかった。
「ゆぴっ!?―――ゆっぐ!?ぎびょぼぼぼぼぼぼぼおぼ!!」
ゴロゴロとドンドン加速し滑り落ちる子まりさ
その勢いは落ちる事なく、そのまま滑り台の終点、砂場へと放り出される。
子まりさはその砂場の地面を抉り取るかのように転がり、ようやくとまることが出来た。
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・・」
子まりさは回転の衝撃で全身を痛め、遠心力で平衡感覚を失い、餡子を吐き戻し虫の息だが一応は生きていた。
「ま、まりざーー!?ゆっくりしていってねっ!?ゆっくりしていってねっ!?」
事の次第に気付いた子れいむが滑り台の頂上から叫んでいるが、子まりさに届くはずもなく
自分が何をしたのか気付いたのかどんどん顔が青ざめてゆく。
「おかーさん、ゆっくりしないでさっさと起きてねっ!?まりさがたいっへんなんだよっ!?」
「Zzz・・・ゆふぅん~・・・まりさぁ~だめだよぉ~・・・まだこどもたちがおきて・・・Zzz・・・」
ぽよんぽよんと体をぶつけて、母を起こそうとする子れいむだったが、母れいむは寝言を言いつつ寝返りをうつぐらいでしかない、
それまでちゃんと座って寝ていたのだが、その寝返りでちょうどあにゃるをダンボールの外へ向ける形、子れいむに向ける形になったのだった。
「おかーさんのあにゃるさんなんて見たくないよっ!さっさとおきてねっ!?かわっいいれいむの言うことがきけないのっ!?」
ぽよんぽよんと体当たりを続けて起こそうとする子れいむ、早くしないとまりさも助からない事を本能的に悟ったのか必死だ。
だが、もう既にこの時点で自分がした事はすっかり忘れ、何があったかわからないがまりさが大変な事になっているという認識に変わっていた。
「起きろっ!ゆっくりじないでざっざとおぎろぉ!!」
「Zzz・・・ゆふぁん、まりさぁだめよぉ・・・そんなにあにゃるさんしげきすると・・・『ぼふっ!!』」
子れいむが子まりさを助けようと必死に母れいむを起こそうとした結果、ぽよんぽよんの体当たりがあにゃるを刺激し
親れいむはあにゃるを刺激されて寝ながらにして屁をこかれてしまったのだった。
寝返りのせいであにゃるは子れいむのまん前にあったため、屁は子れいむ直撃だ。
子れいむの時が止まるのが遠目でも手に取るようにわかる。そして一瞬の間をおいた後・・・
「―――ゆぎゃああああああああ!!ぐざぃいいいいいいいい!!!じぬうううううううう!!!めがぁぁああああああ!!」
苦痛に顔をゆがめ、ごろごろとその場で転がり悶絶する子れいむ
滑り台の頂上は子れいむと言えどそんなに自由に転がれ回れるわけもなく、当然滑り台の坂へとはみ出てしまう。
「ゆっ?―――ゆぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
子まりさと同じように滑り台を転がり、仲良く?子まりさの隣に落ち着くのだった。
言わずともわかると思うが、子まりさと同じように虫の息である。
「くそっ!俺が見たいのはこんなんじゃない・・・!」
草むらの影から嘆く俺、そう俺が求めているものはこんな饅頭御馬鹿劇場ではなく、悪戯に気付いて驚き慌てふためき嘆く様なのだ。
そうこうしているうちに親れいむが目を覚ましたようだ。
「ゆふあぁ~~~、たっぷりすーやすーやしたよっ!さぁおちびちゃん達たっぷりすーやすーやしたからたっぷりむーしゃむーしゃしよ・・・う?
ゆゆゆっ!?おちびちゃん達がいないよっ!?ゆ゛ーーー!?どうなっでるのごれぇぇ!?」
しばらく自分の置かれた状況に右往左往した後、ようやく自分の子供を発見したようだ。
「ゆゆゆ!?おちびちゃんそんなところですーやすーやしてたら危ないよ!!早く戻ってきてねっ!!」
どうやら、子供が瀕死な状態なのは見えていないらしい、勿論子れいむ、まりさが反応できるわけもなく痙攣しているだけだ。
声をかけても返事がなく、どうやらようやく子供の異変に気付いたようだ。
「じゅくっすいしてるんだねっ!ねぞうのわるい子の面倒も母親のやくめだよっ!ゆっくり迎えにいくよっ!
・・・でも坂さんが急すぎるぅぅぅぅ!?坂さんゆっくりしてねっ!れいむはゆっくり降りるよっ!!!」
恐る恐る滑り台へ踏み出すれいむだが、人間と違い靴などはいてないゆっくりはすべる落ちるだけである。
そのまま抵抗もなく滑っていけば無事につけるのだが、すべる時に起きる摩擦にゆっくりのあんよが耐えれるわけなく
当然、その痛みから逃れようと飛び跳ねようとする、その結果バランスを崩して転がって落ちて行く
「あづっぃ!坂さんゆっぐりじでっべっ!?ぼぎゃ!ゆべべべべべ!!!」
子と同じようにゴロゴロと転がって落ちた先には、先ほどの子ゆっくりが伸びていた。
親れいむも転がる自分を止めれるわけもなく当然・・・
「「ゆぴっ!!」」
子ゆっくりを轢き潰すように着地するのだった。
「ゆぎぎぎぎ・・・はっ!?おちびちゃんゆっくりしていってね!!・・・ゆぅ?」
先ほどまで居た子供達が姿形も見えず、頭に「?」を浮かべる親れいむ
だが、すぐに足元の違和感に気付いたようで、恐る恐る自分の足元を確認する。
「ゆぎゃああああああ!?おちっ、おちっ、おちびちゃんがぁぁあああ!!!
ゆっくり治ってねっ!ぺーろぺーろ!!ペーろぺーろ―――」
「まぁ、こんなもんか・・・」
親れいむの慌てふためく様を見ても、いまいち満足できなかったが
これ以上隠れて見てても面白い絵は見れないと思い、俺は草むらから出ると滑り台のダンボールをそのまま滑り台の下へと下ろし
乾燥ゆっくりフードにかんしゃく玉を少々混ぜた物を、ダンボールの中へ置いておく。
「―――ぺーろぺーろ!・・・ゆっ?なんかすっごいあまあまだよ!?うっめっ!これうめぇ!まじパネェ!!」
自分の子供だと忘れてしまったのか、先ほどの子ゆっくりをぺろりと食べてしまった。
「ゆっくりおなかいっぱいだよっ!おなかいっぱいになったかられいむはゆっくりおひるねするよっ!!」
辺りをキョロキョロと見回し、自分の巣を見つけるが、滑り台の下に移動してるのも疑問に思わないらしく
「ゆゆっ、お家さんゆっくり降りてきたんだねっ!もう二度と勝手に動かないでねっ!」
などと、言いつつ自分の巣へと戻って行き、さっそく仕掛けた餌に気付いたようだ
「ゆ?なんだかおいしそうがご飯さんが置いてあるよっ!?きっとれいむがゆっくりしてたからだねっ!!
ゆっくりいただくよっ!!むーしゃむーしゃ!しわあ―――『パァン!!』」
「ちっ・・・一発で気絶しやがった・・・」
実際はかんしゃく玉が爆発が運悪く餡子中枢をもろに破壊してしまい、一撃で永遠にゆっくりしてしまったのだった。
「なんか興醒めしちまったな・・・帰るか・・・」
そう思い、荷物をまとめて帰ろうと公園の入り口に戻った時に先ほど使ったダンボールがあった場所に
狩りにでもいっていたのか帽子をパンパンにした一匹のまりさが右往左往していた。
「どぼじで、おうちがなぐなっでるのぉぉぉ!?れいむ゛ぅぅぅ!?おぢびじゃんどごぉぉぉ!?」
泣き顔で先ほどの家族を探すまりさ。
「!?」
「なんでみんなえいえんにゆっくりしちゃってるのぉぉぉぉぉ!?」
程なく自分の家族の死体を発見にその事実に戸惑うまりさ。
「はっ!?まさかっ!?人間さんの駆除がはじまったのかだぜっ!?ゆっくりりかいしたんだぜっ!!」
そしてありもしない駆除の存在に気付くまりさ。
「って、駆除さんはゆっくりでぎない"ぃぃぃぃ!?ゆっぐりおうぢにがえるよっ!!」
身の危険を感じ焦るまりさ。
「・・・おうぢざんがないんだったぜぇぇ!?でも公園さんは危険なんだぜ!?お外も危険なんだぜ!?」
どこに逃げていいのかわからず困惑するまりさ。
「ま、まりさはどうじだらいいのぉぉぉぉぉ!?」
そしてまた泣き出すまりさ。
その一連の姿をみた俺に電撃が走る!
「あぁぁぁ・・・これだ!俺が求めていたのはこれだっ!!!」
「ゆひぃぃぃ!?にんげんさんっ!?く、くじょはいやぁぁぁ!!」
「そうか、駆除はいやか!じゃあ駆除しないでやる!!そのかわりお前は今日から飼いゆっくりだ!!」
「ゆひぃぃぃ!!ごべんなざいっあやばりますがらくじょは!・・・ゆっ?」
「おっもちかえりぃ~!!」
「どういうごとなのぉぉぉぉ~~~!?」
こうして、この日からまりさは野良ゆっくりの憧れとも言える飼いゆっくりになれたのだが
まりさが飼いゆっくりとしてゆっくりした日々を過ごせたかどうかは・・・・
「どうじで、まりざのおぼうじざんにげでぐのぉぉぉ!?」
「おにいさんどこいったのー?うわぁぁぁれみりゃだぁぁぁぁ!!!」
「ゆっ!?おにいさんまたまりさにらくがきしたでしょ!?みんなに笑いものにされたんだぜっ!!」
「めでさんちのありすはゆっくりできないぃぃぃぃ!!!」
「なんですっきりしてないのに茎さんはえてるのぉぉぉぉぉ!?」
「どうしてあかちゃんがこんなにふえてるのぉぉぉ!?」
「むーしゃむーしゃ・・・・からいぃぃぃぃぃ!!!」
・・・定かではない。
あとがき
また書いてるうちに違う方向へ走っていきました。
なんでかなぁ・・・(´・ω・`)
今まで書いたもの
anko1600 一般人の対応