ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3641 しゃわーさんはゆっくりできるよ!!
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
『しゃわーさんはゆっくりできるよ!!』 21KB
虐待 不運 自業自得 誤解 お家宣言 番い 野良ゆ 子ゆ 現代 独自設定 しばらくぶりの投稿です。天然あきです。
虐待 不運 自業自得 誤解 お家宣言 番い 野良ゆ 子ゆ 現代 独自設定 しばらくぶりの投稿です。天然あきです。
- 俺設定あり。
- 展開がおかしいのは仕様です。
天然あき
「ありすがこのおうちをとかいはにこーでぃねーとしてあげたのよ!!」
男の目の前にいるありすは誇らしげに言う。
辺りにあるのは破かれて散乱された雑誌や倒され、食い荒らされた観葉植物といった惨状だった。
「そうなんだじぇ!ままはとっちぇもときゃいなにゃんだじぇ!!」
「こんなすばらしいはにーがそばにいるなんてまりさははながたかいぜ!!」
「ハハハハ…」
流石に人のいい男も笑うしかない。
『流石に一月に三回以上観葉植物破壊されると堪えるなぁ…』
男はため息をつく。
家へ侵入された要因はどうやら窓の鍵を閉め忘れたようだ…従姉妹が。
『あいつ…なんで侵入する時は万全の状態だろうと突破してくんのに出る時はズボラなんだよ…』
先日まで居座っていた従姉妹に男は悪態をつく。
流石に一ヶ月に三回以上観葉植物を買い替える羽目になってしまえばため息の一つもつきたくなってくる。
本来ならその鬱憤をゆっくりに向けるだろうがこの男は何故かしない。
「ゆ!そもそもじじいはありすのとかいはおうちになんようなの!!」
「そうだぜ!!はやくでてかないとせいっさいしてやるんだぜ!!」
「きょわがっちゃってみょみょうておきゅれなんだじぇ!!」
完全にここを自分の家だと言っている。
男自身これはもう何度目になるかわからないゆっくりの言動だ。
何回も聞いているのなら普通は問答無用で追い払うか殺すのが普通だ。
ちなみに野良猫や野良犬と違ってゆっくりはただ追い返しても再びやって来るし場合によって数を増やしてくる事もあるので殺すのが得策である。
だが男はそれを知らない。
逃がしたゆっくりは大体男が意図してない理由で死ぬか従姉妹が虐殺しているからだ。
「けどまりさもおにじゃないんだぜ!!くそじじいがないてどれいになればどれいにしてやってもいいんだぜ!!」
「ゆゆ~ん、まりさったらとかいはすぎるわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「いやここ俺の家だから出ていくのは無理だよ」
男も流石にそこは譲らない。
幾度となくセキュリティは破壊され、ゆっくりと従姉妹に何度も侵入されたとは言えここの管理を家族から任された身だ。ゆっくりに明け渡す事は出来ない。
『ってかあいつが窓とかドアとか破壊しながら侵入すんのが問題なんだよな…今度合鍵作って渡しとくか。そっちの方が実害少なくて済むだろうし』
男はそう考えながらゆっくり達に出ていってもらおうとする。
だが、
「はああああああああああああああ!!?ふざけたこといってるんじゃないんだぜ!!ここはまりささまとはにーのあいのすなんだぜ!!うすぎたないにんげんごときがあしをふみいれていいばしょじゃないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
当然まりさ達にはそれは通じない。
「まりさ!こんなゆっくりできないいなかもののくずになにいってもむだよ!!こんなばかはさっさとせいっさいしてあげるのがとかいはとしてのせめてものじひよ!!」
「ゆ!それもそうなんだぜ!!まりさとしたことがうっかりしてたんだぜ!!!」
好き放題に喚くゆっくり共。
だが男は散々見下されているにも関わらず気にもしていない。
「ごめんね。ここは俺の家だから悪いけど君達をここには置けないんだ」
男はすまなそうに告げる。
対応としてはかなり良心的な部類だろう。だが勿論そんなものがこいつ等に通じる訳がない。
「ゆふん!ばかとかいわするだけじかんのむだなんだぜ!!まりささまがえいえいにゆっくりさせてやるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ゆふ~ん、まりさったらかっこいいわ~♪」
「おちょうしゃんかっきょいい~!」
親まりさが男の足元に体当たりして来る。
まりさ達の中ではこれで男が死ぬ未来が確定したと思ったのだろう。
だがそんな未来は有り得る訳もなく、
「じね!じね!やぜがまんじないでざっざどじぬんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
ポヨンポヨンと音をさせるだけだった。
「なにやっでるのよまりさ!!はやぐそのゆっくりじでないぐぞじじいをせいっさいじなざいよおおおおおおおおおおお!!?」
親ありすが一向に男を殺せないのに苛立った親ありすが叫ぶ。
だがそもそもゆっくりが人間に勝つのには無理がある。しかもこの男に関して言えばドスでさえも傷を負わせられなかったのだから通常種のまりさ程度が勝てる訳もない。
「あははは、くすぐったいよ」
男は笑みを浮かべたまま親まりさを持ち上げる。
「ゆ?ぎだないてでさわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「まりざをはなじなざいごのいながぼのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
ありすやその子供である子まりさが叫ぶが男は気にせずまりさの薄汚れた身体を凝視する。
そして、
「結構汚れちゃってるね。よし、じゃあまず綺麗にしてあげよう」
と宣言したのだ。
「ゆ?じじいはなにいって…おそらをとんでるみだい゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「はなちぇくちょじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
男はそう結論すると三匹を掴んで風呂場へと運んで行った。
そのまま風呂場へと運ばれた三匹。
ようやく解放されるないなや口汚く罵り出す。
「よくぼやりがったんだぜくぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
「いくらとかいはなありすでもげんかいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
「ゆっきゅちちないでしにぇえええええ!!!」
三匹は男に向けて体当たりしてくるかダメージが1にもならない。某RPGならスライムよりも弱い存在だろう。
男は気にせずまりさ二匹の帽子を取り、シャワーを持ってシャワーのホースを留める金具に帽子をかける。
あまりにもあっさりな行動に三匹は反応出来なかった。
「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「まりざのちょうぜつかっごいいうるとらぎゃらぐじーえ゛ぐぜれんどゆっぐりなおぼうじがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「それじゃ、綺麗にしてあげるね」
帽子を奪われて悲鳴を上げる二匹に男はシャワーのお湯を浴びせた。
突然浴びせられる熱湯。三匹にとって予想外だったそれを思い切り受けてしまった。
「ゆぶべ!!?」
まず顔面からおもむろに受けるのが親まりさ。
「んぶぅ!!?」
そのまりさにぶつかるのが親ありす。
「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛!!?」
全身に浴びて呼吸もままならないのが子まりさだ。
「おっと!また一気に出たな…修理したらしたで勢いが強過ぎるってのもなんだかな…きつく締めないとすぐ漏れるし」
男の想定よりも勢いが強かったらしく慌てて男は弱める。
「あ、ついでに風呂も沸かしとこう」
そして勢いを弱めたお湯を浴びせ、ついでに浴槽にお湯を入れ始めた。
「ゆふぅ…」
しかし最初の一撃が強力だったせいかまだ復活出来ずされるがままだった。
すると男の耳に電話の音が聞こえた。
「おっと!」
電話の音に気付いた男はシャワーを床に置いて軽く蛇口を締めて「ちょっと待っててね。危ないからお風呂には入っちゃダメだよ」と告げて風呂場から出て行った。締め具合はあまり強くなくシャワーから若干お湯が漏れていた。
「ゆひー…よ、ようやくまりささまにおそれをなしてくそにんげんがでてったんだぜぇ…」
男が風呂場から出てようやく復活した親まりさがうそぶく。
「ゆうぅ…とがいはじゃないわぁ゛…」
「ゆっきゅち…できにゃいん…だじぇ…」
ありすも子まりさも何とか復活したようだ。
どうやらまりさ達の中では男はまりさ達に恐れを為して逃げたと思っているようだ。
お湯自体もまりさ達にとって致命的にはならなかったようだ。
「あのくぞにんげんんん!!もどってきたらぜったいにぜいっざいじでやるう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「いのちごいしてもぜったいにゆるしであげないわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
完全復活した三匹はいない男に散々罵倒を浴びせる。
「とりあえずまりさとおちびちゃんのうるとらぎゃらくしーいんぱくとくらっしゅちょうぜつたげんうちゅうてきおぼうしをとりかえしてからあのじじいをせいっさいしてやるんだぜ!!!」
「ゆ!そうね、あんなゆっくりしていないいなかもののじじいよりもおぼうしのほうはなんたくさんばいもだいじだものね!!」
「おちょうしゃんきゃっきょいいー!!」
どうやら先に奪われた帽子を取り返す事にしたようだ。
男の目の前にいるありすは誇らしげに言う。
辺りにあるのは破かれて散乱された雑誌や倒され、食い荒らされた観葉植物といった惨状だった。
「そうなんだじぇ!ままはとっちぇもときゃいなにゃんだじぇ!!」
「こんなすばらしいはにーがそばにいるなんてまりさははながたかいぜ!!」
「ハハハハ…」
流石に人のいい男も笑うしかない。
『流石に一月に三回以上観葉植物破壊されると堪えるなぁ…』
男はため息をつく。
家へ侵入された要因はどうやら窓の鍵を閉め忘れたようだ…従姉妹が。
『あいつ…なんで侵入する時は万全の状態だろうと突破してくんのに出る時はズボラなんだよ…』
先日まで居座っていた従姉妹に男は悪態をつく。
流石に一ヶ月に三回以上観葉植物を買い替える羽目になってしまえばため息の一つもつきたくなってくる。
本来ならその鬱憤をゆっくりに向けるだろうがこの男は何故かしない。
「ゆ!そもそもじじいはありすのとかいはおうちになんようなの!!」
「そうだぜ!!はやくでてかないとせいっさいしてやるんだぜ!!」
「きょわがっちゃってみょみょうておきゅれなんだじぇ!!」
完全にここを自分の家だと言っている。
男自身これはもう何度目になるかわからないゆっくりの言動だ。
何回も聞いているのなら普通は問答無用で追い払うか殺すのが普通だ。
ちなみに野良猫や野良犬と違ってゆっくりはただ追い返しても再びやって来るし場合によって数を増やしてくる事もあるので殺すのが得策である。
だが男はそれを知らない。
逃がしたゆっくりは大体男が意図してない理由で死ぬか従姉妹が虐殺しているからだ。
「けどまりさもおにじゃないんだぜ!!くそじじいがないてどれいになればどれいにしてやってもいいんだぜ!!」
「ゆゆ~ん、まりさったらとかいはすぎるわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「いやここ俺の家だから出ていくのは無理だよ」
男も流石にそこは譲らない。
幾度となくセキュリティは破壊され、ゆっくりと従姉妹に何度も侵入されたとは言えここの管理を家族から任された身だ。ゆっくりに明け渡す事は出来ない。
『ってかあいつが窓とかドアとか破壊しながら侵入すんのが問題なんだよな…今度合鍵作って渡しとくか。そっちの方が実害少なくて済むだろうし』
男はそう考えながらゆっくり達に出ていってもらおうとする。
だが、
「はああああああああああああああ!!?ふざけたこといってるんじゃないんだぜ!!ここはまりささまとはにーのあいのすなんだぜ!!うすぎたないにんげんごときがあしをふみいれていいばしょじゃないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
当然まりさ達にはそれは通じない。
「まりさ!こんなゆっくりできないいなかもののくずになにいってもむだよ!!こんなばかはさっさとせいっさいしてあげるのがとかいはとしてのせめてものじひよ!!」
「ゆ!それもそうなんだぜ!!まりさとしたことがうっかりしてたんだぜ!!!」
好き放題に喚くゆっくり共。
だが男は散々見下されているにも関わらず気にもしていない。
「ごめんね。ここは俺の家だから悪いけど君達をここには置けないんだ」
男はすまなそうに告げる。
対応としてはかなり良心的な部類だろう。だが勿論そんなものがこいつ等に通じる訳がない。
「ゆふん!ばかとかいわするだけじかんのむだなんだぜ!!まりささまがえいえいにゆっくりさせてやるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「ゆふ~ん、まりさったらかっこいいわ~♪」
「おちょうしゃんかっきょいい~!」
親まりさが男の足元に体当たりして来る。
まりさ達の中ではこれで男が死ぬ未来が確定したと思ったのだろう。
だがそんな未来は有り得る訳もなく、
「じね!じね!やぜがまんじないでざっざどじぬんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
ポヨンポヨンと音をさせるだけだった。
「なにやっでるのよまりさ!!はやぐそのゆっくりじでないぐぞじじいをせいっさいじなざいよおおおおおおおおおおお!!?」
親ありすが一向に男を殺せないのに苛立った親ありすが叫ぶ。
だがそもそもゆっくりが人間に勝つのには無理がある。しかもこの男に関して言えばドスでさえも傷を負わせられなかったのだから通常種のまりさ程度が勝てる訳もない。
「あははは、くすぐったいよ」
男は笑みを浮かべたまま親まりさを持ち上げる。
「ゆ?ぎだないてでさわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「まりざをはなじなざいごのいながぼのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
ありすやその子供である子まりさが叫ぶが男は気にせずまりさの薄汚れた身体を凝視する。
そして、
「結構汚れちゃってるね。よし、じゃあまず綺麗にしてあげよう」
と宣言したのだ。
「ゆ?じじいはなにいって…おそらをとんでるみだい゛い゛い゛い゛い゛!!?」
「はなちぇくちょじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
男はそう結論すると三匹を掴んで風呂場へと運んで行った。
そのまま風呂場へと運ばれた三匹。
ようやく解放されるないなや口汚く罵り出す。
「よくぼやりがったんだぜくぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
「いくらとかいはなありすでもげんかいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
「ゆっきゅちちないでしにぇえええええ!!!」
三匹は男に向けて体当たりしてくるかダメージが1にもならない。某RPGならスライムよりも弱い存在だろう。
男は気にせずまりさ二匹の帽子を取り、シャワーを持ってシャワーのホースを留める金具に帽子をかける。
あまりにもあっさりな行動に三匹は反応出来なかった。
「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「まりざのちょうぜつかっごいいうるとらぎゃらぐじーえ゛ぐぜれんどゆっぐりなおぼうじがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
「それじゃ、綺麗にしてあげるね」
帽子を奪われて悲鳴を上げる二匹に男はシャワーのお湯を浴びせた。
突然浴びせられる熱湯。三匹にとって予想外だったそれを思い切り受けてしまった。
「ゆぶべ!!?」
まず顔面からおもむろに受けるのが親まりさ。
「んぶぅ!!?」
そのまりさにぶつかるのが親ありす。
「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛!!?」
全身に浴びて呼吸もままならないのが子まりさだ。
「おっと!また一気に出たな…修理したらしたで勢いが強過ぎるってのもなんだかな…きつく締めないとすぐ漏れるし」
男の想定よりも勢いが強かったらしく慌てて男は弱める。
「あ、ついでに風呂も沸かしとこう」
そして勢いを弱めたお湯を浴びせ、ついでに浴槽にお湯を入れ始めた。
「ゆふぅ…」
しかし最初の一撃が強力だったせいかまだ復活出来ずされるがままだった。
すると男の耳に電話の音が聞こえた。
「おっと!」
電話の音に気付いた男はシャワーを床に置いて軽く蛇口を締めて「ちょっと待っててね。危ないからお風呂には入っちゃダメだよ」と告げて風呂場から出て行った。締め具合はあまり強くなくシャワーから若干お湯が漏れていた。
「ゆひー…よ、ようやくまりささまにおそれをなしてくそにんげんがでてったんだぜぇ…」
男が風呂場から出てようやく復活した親まりさがうそぶく。
「ゆうぅ…とがいはじゃないわぁ゛…」
「ゆっきゅち…できにゃいん…だじぇ…」
ありすも子まりさも何とか復活したようだ。
どうやらまりさ達の中では男はまりさ達に恐れを為して逃げたと思っているようだ。
お湯自体もまりさ達にとって致命的にはならなかったようだ。
「あのくぞにんげんんん!!もどってきたらぜったいにぜいっざいじでやるう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
「いのちごいしてもぜったいにゆるしであげないわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
完全復活した三匹はいない男に散々罵倒を浴びせる。
「とりあえずまりさとおちびちゃんのうるとらぎゃらくしーいんぱくとくらっしゅちょうぜつたげんうちゅうてきおぼうしをとりかえしてからあのじじいをせいっさいしてやるんだぜ!!!」
「ゆ!そうね、あんなゆっくりしていないいなかもののじじいよりもおぼうしのほうはなんたくさんばいもだいじだものね!!」
「おちょうしゃんきゃっきょいいー!!」
どうやら先に奪われた帽子を取り返す事にしたようだ。
だが帽子はシャワーを固定する留め具の位置にかけられており、その位置はまりさ達では届かない高さにある。
それでもまりさ達には諦めるという選択肢はなかった。
「ゆううううまりさはいくんだぜええええええ!!!」
まりさは自身を奮い立たせて跳ねる。しかし全然届かない。
せいぜい蛇口の上に着地する位だ。
「ゆううううう!!どうしてとどかないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「ゆ、まりさどうしたの?ゆっくりしないではやくおちびちゃんのとかいはなおぼうしをとってね!!」
「はやきゅしゅるんだじぇ!ゆっきゅちしにゃいでまりしゃのおぼうちとっちぇね!!」
傍観している二匹も早く取るように促す。
しかしそれはまりさのジャンプで届かず何度も跳ねては着地を繰り返す。
その際色々と蛇口の取っ手などにぶつかっているが誰も気付かない。
すると、
「ゆおおっ!!?」
するとまりさは滑り、蛇口の部分から落ちそうになる。
その時おさげで何とか蛇口の掴む部分にしがみつこうとする。
しかし、おさげではしがみつく事など到底出来ずまりさは落下する。
「ゆべええ゛!!?」
床に落下して悲鳴を上げるまりさ。
だが痛みに喘いでる暇はなかった。
何故なら、
「ゆぶごぼ!!?あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛!!?」
シャワーが突然お湯を噴出させ暴れ出したからだ。
まるで生き物のように暴れてお湯を撒き散らすシャワー。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
熱湯を浴びせられ悲鳴を上げる三匹。
まりさが何度も跳ねる事によって温度設定のツマミがもっとも熱い状態に設定され、まりさがおさげでシャワーの蛇口のツマミを動かしてシャワーを放出させてしまったのだ。
その結果うねって暴れ出すシャワー。
もはや帽子どころの騒ぎではなかった。
「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぢゅいんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
シャワーのお湯から逃れても撒き散らされた熱湯は床を熱して耐えられない熱さになる。
「ゆっぎい゛い゛い゛い゛たぢゅげちぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「ゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「とがいはじゃないわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
三匹はぶざまに跳びはねてシャワーから逃げようとする。
だが風呂場から脱出する方法はなかった。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛いいかげんにずるんだぜえ゛え゛え゛え゛!!!」
まりさが怒り狂いシャワーにのしかかる。しかし、
「ゆごあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
すぐに熱さに耐え切れなくなり飛びのく。
「ゆきょお!!?」
すると再び暴れだしたシャワーが子まりさへと体当たりした。
そのままコロコロと転がっていき壁へとぶち当たる。
「ゆぴぃ!」
「おちびじゃん!!?」
それを見たありすが悲鳴を上げる。
「ゆぎい゛ぃ…いぢゃい゛ぃ…」
痛みに喘ぐ子まりさ。
「おちびじゃんいまたすげあびゅう゛う゛!!?」
助けに行こうとしたまりさにシャワーがぶち当たる。
「なにじでるのまりざあ゛あ゛あ゛!!?はやぐおちびじゃんをたずげなざいよお゛お゛お゛お゛!!!」
ありすがまりさの醜態に叫び声を上げる。
「いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぼう゛やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
しかしまりさもまりさでもはやガキのように駄々をこねる状態になってしまい役に立たない。
「ゆ、ゆううううう!!?おちびちゃんはやくままのとかいはなおくちのなかにきてね!!」
ありすは子まりさにこちらに来るように促す。
「ゆぐぅ…ゆ?どうちちぇまりちゃのあんよしゃんうごきゃないんだじぇえ゛え゛え゛え゛!!?あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
しかしすでに子まりさのあんよは限界を迎えていた。
ゆっくりは思い込みが如実に身体に影響される。
そしてその思い込みは成体よりも幼いゆっくりの強い。
その結果ただでさえ脆い子ゆっくりの身体は「おゆはゆっくりできない」という思い込みのせいで何倍も早く限界を迎えたのだった。
「どうしたのおちびちゃん!?ゆっくりしないではやくきてね!!」
ありすはそれに気付かずこちらに来るように催促する。
どうやら何があっても自分から動くつもりはないようだ。
「ゆぎゅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
動けなくなった子まりさは床から迫る熱湯と上から降る熱湯の両方を為すがままに受けるしか出来ない。
「なにやっでるのよばりざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?とがいはなおぢびじゃんをざっざどたずげろごのいながぼのおお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
「まりざはざいっぎょうなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!ごんなべにあぶのはまぢがいなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
ありすは未だにガキのように駄々をこねて跳ね回るまりさに命令するも自身は動かない。
「いぢゃいんだじぇえええええええええ!!?ゆっきゅちできにゃいんだじぇえええええ!!!」
子まりさは熱から逃れる事も出来ずただ死ぬまで為すがままだ。
子まりさには「お食べなさい」なんて真似は思い付かないし自身を食べさせるなんて殊勝な心はない。
「非ゆっくち症」と呼ばれる発狂に近いあまりのゆっくり出来なさから中身を吐いて死ぬ自殺のような手段も起こらない。何故ならそんな簡単に死なせる程この世界は優しくはない。
「非ゆっくち症」は都市伝説なのだ。
だから子まりさは熱湯が死ぬ要因になるその時まで存分に苦しむしかないのだ。
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ざっざどいげぐぞまりざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
怒り心頭なありすは未だ痛みに喘ぐまりさに命令する。
「も…ぢょ…」
そうこうしている内に子まりさはゆっくりの今際の際に放つ言葉No.1を呟き始める。
「だめよおちびじゃんじっがりじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
ありすの悲痛な声が響く。だが自身は何もしない。
というかもうそんな他者の心配してる余裕もなくなってきた。何故なら、
「あづう゛う゛い゛い゛い゛い゛おぼにがおがあづいわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
撒き散らされた熱湯が湯気となってありす達を蒸して始めているからだ。
「あづい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
ありすは我慢出来ずドアから逃げ出そうとする。
「どげえ゛え゛え゛ごのいながぼのお゛お゛お゛!!!」
湯気で視界も塞がれはじめる中ありすは出入口に向かって命令し体当たりする。しかしそんな程度で出入口が破壊できる筈もなくそのまま跳ね飛ばされる要領で吹っ飛び床に背中から倒れ込む。しかも運の悪いことにシャワーの真上に着地するような形に…。
「ゆごぼごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
下から容赦のない熱湯がありすを蹂躙していく。
ありすはたまらず逃げようとするも饅頭の皮がシャワーの金属部分に張り付いてしまい固定されてしまった。
「ぎぎゅるべごゆぼがあ゛ぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
ありすの身体が熱湯で被れ、削れていく。
「あぢゅ!!あっぢゅびぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
ありすは内側はお湯で蹂躙され、外側は熱気で蒸され、熱の逃げ場なしにありすを攻撃する。
「くびぎい゛い゛!!?ひゅぶばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
眼、口から水が流れ落ちる。吸収しきれなかったお湯が眼や口を通して流れ出しているのだ。
身体全体がお湯でグズグズになっていく中まだありすは死ねない。
お湯を吸収してはいるがまだ中枢餡自体は損傷すらしていない為まだまだ死ねず苦痛に苦しんでいる。
「ぴょぽおおおおおおおおおおおおおおおおおあ!!!」
悲鳴とも奇声ともつかない絶叫がありすの口からお湯と共に放たれる。
ありすがこの苦しみから解放されるにはもう死ぬしかない。
今の状態ではもう手遅れだ。ただまだまだ死ねないだけでもう秒読み段階となっている。
『だれば!!だればたぶべべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!』
ありすは奇声を上げながら助けを求める。だが助けは来ない。
男はまだまだ戻る気配はない。子まりさはありすと同じように死にかけているしまりさも助ける余裕なんてない。
「ぐばあ゛ぁ゛!!?」
ふやけた眼球が限界を迎えてありすからこぼれ落ちる。
ボダボダと熱湯が目から大粒の涙のように流れ落ちる。
もはやありすの身体はお湯を吸収する事も出来ずただ熱湯に蹂躙されていくだけだ。
「きぴひぃい!!?ゆぷひゅう゛!!!」
もはやありすの口と目は熱湯を通すトンネルの役目しか無くなっていた。
むしろここまでなっていてまだ死ねないのは悪い方向で奇跡としか言いようがなかった。
子まりさとありすはまだ死んでいないだけで既に生きているという状態ではなくなっていた。
これで今現在存命中で行動可能なのはまりさだけとなった。
ありすがシャワーのお湯を身体全体で受けてくれているのでまりさ自身比較的余裕が出来ていた。
「くぞじじい゛い゛い゛はやぐまりざをこごがらだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
まりさはドアに体当たりを何度もする。
しかしドアはそんな簡単には壊れない。
まりさはドアに体当たりし、弾かれてありすのおかげで熱湯が撒き散らされる事は無くなったそれまでの熱湯によって熱せられた床に着地してそこから逃げる為にまたドアに体当たりを繰り返していた。
だがそんなまりさに追い討ちをかけるが如く更なる災難が降り懸かる。
「ゆ!ゆぶゅえ゛ぇ゛!!?」
死にかけていた子まりさの悲鳴が反響しやすい風呂場に響いた。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
それはまりさも同じであった。
ここで思い出してほしい。
男は風呂場から出て行く際にある行為をした。
そう、浴槽の蛇口をひねってお湯を貯めるという行為をしていた…。
それから時間が経過してお湯が浴槽から溢れ出したのだ。
それはありすのおかげで防げていたお湯の拡散を十二分に補えるものだった。
浴槽から溢れ出したお湯はまず身動きもとれず意識も朦朧としていた子まりさに襲い掛かり、ようやく消えかけた意識を覚醒させた。
「ゆぴゃあ゛あ゛!!?あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛!!?」
死にかけから意識だけでも復活してしまった子まりさは悲鳴を上げる。
そのまま眠りについていた方が確実に幸せだっただろうに目覚めてしまった。
「あぶ!?あびゅぶぴぃ!!!」
熱湯により釜茹でに近い状態で熱せられる子まりさ。ゆっくりの体温上昇を防ぐ為に口を開けて熱を逃がすという方法があるがそれをやると子まりさの体長ではお湯が口の中へ入ってしまい本末転倒となる。
結果的に子まりさは一切の熱の逃げ場もなく茹でられていく。
「ぽぴょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
「あびゅびゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
シャワーに蹂躙されるありす。
お湯に茹でられる子まりさ。
熱に苦しみ跳ね回るまりさ。
風呂場で三者三様の苦しみを味わうゆっくり一家。
そして、
「やべやべ思わず長電話しちゃったよ。あいつ等大分待たせちゃ…って熱う!!?何これ俺のいない間に何があったの!!?」
風呂場の熱気に驚く男の姿があったのだった。
それでもまりさ達には諦めるという選択肢はなかった。
「ゆううううまりさはいくんだぜええええええ!!!」
まりさは自身を奮い立たせて跳ねる。しかし全然届かない。
せいぜい蛇口の上に着地する位だ。
「ゆううううう!!どうしてとどかないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「ゆ、まりさどうしたの?ゆっくりしないではやくおちびちゃんのとかいはなおぼうしをとってね!!」
「はやきゅしゅるんだじぇ!ゆっきゅちしにゃいでまりしゃのおぼうちとっちぇね!!」
傍観している二匹も早く取るように促す。
しかしそれはまりさのジャンプで届かず何度も跳ねては着地を繰り返す。
その際色々と蛇口の取っ手などにぶつかっているが誰も気付かない。
すると、
「ゆおおっ!!?」
するとまりさは滑り、蛇口の部分から落ちそうになる。
その時おさげで何とか蛇口の掴む部分にしがみつこうとする。
しかし、おさげではしがみつく事など到底出来ずまりさは落下する。
「ゆべええ゛!!?」
床に落下して悲鳴を上げるまりさ。
だが痛みに喘いでる暇はなかった。
何故なら、
「ゆぶごぼ!!?あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛!!?」
シャワーが突然お湯を噴出させ暴れ出したからだ。
まるで生き物のように暴れてお湯を撒き散らすシャワー。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
熱湯を浴びせられ悲鳴を上げる三匹。
まりさが何度も跳ねる事によって温度設定のツマミがもっとも熱い状態に設定され、まりさがおさげでシャワーの蛇口のツマミを動かしてシャワーを放出させてしまったのだ。
その結果うねって暴れ出すシャワー。
もはや帽子どころの騒ぎではなかった。
「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぢゅいんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
シャワーのお湯から逃れても撒き散らされた熱湯は床を熱して耐えられない熱さになる。
「ゆっぎい゛い゛い゛い゛たぢゅげちぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
「ゆっぐりでぎないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
「とがいはじゃないわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
三匹はぶざまに跳びはねてシャワーから逃げようとする。
だが風呂場から脱出する方法はなかった。
「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛いいかげんにずるんだぜえ゛え゛え゛え゛!!!」
まりさが怒り狂いシャワーにのしかかる。しかし、
「ゆごあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
すぐに熱さに耐え切れなくなり飛びのく。
「ゆきょお!!?」
すると再び暴れだしたシャワーが子まりさへと体当たりした。
そのままコロコロと転がっていき壁へとぶち当たる。
「ゆぴぃ!」
「おちびじゃん!!?」
それを見たありすが悲鳴を上げる。
「ゆぎい゛ぃ…いぢゃい゛ぃ…」
痛みに喘ぐ子まりさ。
「おちびじゃんいまたすげあびゅう゛う゛!!?」
助けに行こうとしたまりさにシャワーがぶち当たる。
「なにじでるのまりざあ゛あ゛あ゛!!?はやぐおちびじゃんをたずげなざいよお゛お゛お゛お゛!!!」
ありすがまりさの醜態に叫び声を上げる。
「いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぼう゛やばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
しかしまりさもまりさでもはやガキのように駄々をこねる状態になってしまい役に立たない。
「ゆ、ゆううううう!!?おちびちゃんはやくままのとかいはなおくちのなかにきてね!!」
ありすは子まりさにこちらに来るように促す。
「ゆぐぅ…ゆ?どうちちぇまりちゃのあんよしゃんうごきゃないんだじぇえ゛え゛え゛え゛!!?あぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
しかしすでに子まりさのあんよは限界を迎えていた。
ゆっくりは思い込みが如実に身体に影響される。
そしてその思い込みは成体よりも幼いゆっくりの強い。
その結果ただでさえ脆い子ゆっくりの身体は「おゆはゆっくりできない」という思い込みのせいで何倍も早く限界を迎えたのだった。
「どうしたのおちびちゃん!?ゆっくりしないではやくきてね!!」
ありすはそれに気付かずこちらに来るように催促する。
どうやら何があっても自分から動くつもりはないようだ。
「ゆぎゅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
動けなくなった子まりさは床から迫る熱湯と上から降る熱湯の両方を為すがままに受けるしか出来ない。
「なにやっでるのよばりざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?とがいはなおぢびじゃんをざっざどたずげろごのいながぼのおお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
「まりざはざいっぎょうなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!ごんなべにあぶのはまぢがいなんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
ありすは未だにガキのように駄々をこねて跳ね回るまりさに命令するも自身は動かない。
「いぢゃいんだじぇえええええええええ!!?ゆっきゅちできにゃいんだじぇえええええ!!!」
子まりさは熱から逃れる事も出来ずただ死ぬまで為すがままだ。
子まりさには「お食べなさい」なんて真似は思い付かないし自身を食べさせるなんて殊勝な心はない。
「非ゆっくち症」と呼ばれる発狂に近いあまりのゆっくり出来なさから中身を吐いて死ぬ自殺のような手段も起こらない。何故ならそんな簡単に死なせる程この世界は優しくはない。
「非ゆっくち症」は都市伝説なのだ。
だから子まりさは熱湯が死ぬ要因になるその時まで存分に苦しむしかないのだ。
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ざっざどいげぐぞまりざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
怒り心頭なありすは未だ痛みに喘ぐまりさに命令する。
「も…ぢょ…」
そうこうしている内に子まりさはゆっくりの今際の際に放つ言葉No.1を呟き始める。
「だめよおちびじゃんじっがりじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」
ありすの悲痛な声が響く。だが自身は何もしない。
というかもうそんな他者の心配してる余裕もなくなってきた。何故なら、
「あづう゛う゛い゛い゛い゛い゛おぼにがおがあづいわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
撒き散らされた熱湯が湯気となってありす達を蒸して始めているからだ。
「あづい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
ありすは我慢出来ずドアから逃げ出そうとする。
「どげえ゛え゛え゛ごのいながぼのお゛お゛お゛!!!」
湯気で視界も塞がれはじめる中ありすは出入口に向かって命令し体当たりする。しかしそんな程度で出入口が破壊できる筈もなくそのまま跳ね飛ばされる要領で吹っ飛び床に背中から倒れ込む。しかも運の悪いことにシャワーの真上に着地するような形に…。
「ゆごぼごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
下から容赦のない熱湯がありすを蹂躙していく。
ありすはたまらず逃げようとするも饅頭の皮がシャワーの金属部分に張り付いてしまい固定されてしまった。
「ぎぎゅるべごゆぼがあ゛ぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
ありすの身体が熱湯で被れ、削れていく。
「あぢゅ!!あっぢゅびぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」
ありすは内側はお湯で蹂躙され、外側は熱気で蒸され、熱の逃げ場なしにありすを攻撃する。
「くびぎい゛い゛!!?ひゅぶばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
眼、口から水が流れ落ちる。吸収しきれなかったお湯が眼や口を通して流れ出しているのだ。
身体全体がお湯でグズグズになっていく中まだありすは死ねない。
お湯を吸収してはいるがまだ中枢餡自体は損傷すらしていない為まだまだ死ねず苦痛に苦しんでいる。
「ぴょぽおおおおおおおおおおおおおおおおおあ!!!」
悲鳴とも奇声ともつかない絶叫がありすの口からお湯と共に放たれる。
ありすがこの苦しみから解放されるにはもう死ぬしかない。
今の状態ではもう手遅れだ。ただまだまだ死ねないだけでもう秒読み段階となっている。
『だれば!!だればたぶべべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!』
ありすは奇声を上げながら助けを求める。だが助けは来ない。
男はまだまだ戻る気配はない。子まりさはありすと同じように死にかけているしまりさも助ける余裕なんてない。
「ぐばあ゛ぁ゛!!?」
ふやけた眼球が限界を迎えてありすからこぼれ落ちる。
ボダボダと熱湯が目から大粒の涙のように流れ落ちる。
もはやありすの身体はお湯を吸収する事も出来ずただ熱湯に蹂躙されていくだけだ。
「きぴひぃい!!?ゆぷひゅう゛!!!」
もはやありすの口と目は熱湯を通すトンネルの役目しか無くなっていた。
むしろここまでなっていてまだ死ねないのは悪い方向で奇跡としか言いようがなかった。
子まりさとありすはまだ死んでいないだけで既に生きているという状態ではなくなっていた。
これで今現在存命中で行動可能なのはまりさだけとなった。
ありすがシャワーのお湯を身体全体で受けてくれているのでまりさ自身比較的余裕が出来ていた。
「くぞじじい゛い゛い゛はやぐまりざをこごがらだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」
まりさはドアに体当たりを何度もする。
しかしドアはそんな簡単には壊れない。
まりさはドアに体当たりし、弾かれてありすのおかげで熱湯が撒き散らされる事は無くなったそれまでの熱湯によって熱せられた床に着地してそこから逃げる為にまたドアに体当たりを繰り返していた。
だがそんなまりさに追い討ちをかけるが如く更なる災難が降り懸かる。
「ゆ!ゆぶゅえ゛ぇ゛!!?」
死にかけていた子まりさの悲鳴が反響しやすい風呂場に響いた。
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」
それはまりさも同じであった。
ここで思い出してほしい。
男は風呂場から出て行く際にある行為をした。
そう、浴槽の蛇口をひねってお湯を貯めるという行為をしていた…。
それから時間が経過してお湯が浴槽から溢れ出したのだ。
それはありすのおかげで防げていたお湯の拡散を十二分に補えるものだった。
浴槽から溢れ出したお湯はまず身動きもとれず意識も朦朧としていた子まりさに襲い掛かり、ようやく消えかけた意識を覚醒させた。
「ゆぴゃあ゛あ゛!!?あ゛ぢゅい゛い゛い゛い゛!!?」
死にかけから意識だけでも復活してしまった子まりさは悲鳴を上げる。
そのまま眠りについていた方が確実に幸せだっただろうに目覚めてしまった。
「あぶ!?あびゅぶぴぃ!!!」
熱湯により釜茹でに近い状態で熱せられる子まりさ。ゆっくりの体温上昇を防ぐ為に口を開けて熱を逃がすという方法があるがそれをやると子まりさの体長ではお湯が口の中へ入ってしまい本末転倒となる。
結果的に子まりさは一切の熱の逃げ場もなく茹でられていく。
「ぽぴょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
「あびゅびゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
シャワーに蹂躙されるありす。
お湯に茹でられる子まりさ。
熱に苦しみ跳ね回るまりさ。
風呂場で三者三様の苦しみを味わうゆっくり一家。
そして、
「やべやべ思わず長電話しちゃったよ。あいつ等大分待たせちゃ…って熱う!!?何これ俺のいない間に何があったの!!?」
風呂場の熱気に驚く男の姿があったのだった。
「何でいつも少し目を離すととんでもない事になってるんだろ?」
男はまりさ一家の惨状を見ながら頭を抱えて呟く。男がふと目を離すとゆっくりが失踪するか死亡するかしてばかりなので男からすれば不思議でしょうがなかった。
「ゆ…ゆひぃ…おしょいんだじぇ…くちょ…じじい…」
男の目の前には水を吸ってぶよぶよになった身体のまりさがいた。
お湯を止めて三匹を救出して洗面所に連れて来たが生き残ったのはまりさだけだった。
子まりさは助けた時には手遅れで「……ゆぴぃ…」と呟いて死に至り、ありすは張り付いていたシャワーを剥がした途端皮も剥げて中身のカスタードを風呂場にぶちまけ「ぽひょおおおおおおおお!!?」と悲鳴を上げて皮のみとなった。
男はまりさ一家の惨状を見ながら頭を抱えて呟く。男がふと目を離すとゆっくりが失踪するか死亡するかしてばかりなので男からすれば不思議でしょうがなかった。
「ゆ…ゆひぃ…おしょいんだじぇ…くちょ…じじい…」
男の目の前には水を吸ってぶよぶよになった身体のまりさがいた。
お湯を止めて三匹を救出して洗面所に連れて来たが生き残ったのはまりさだけだった。
子まりさは助けた時には手遅れで「……ゆぴぃ…」と呟いて死に至り、ありすは張り付いていたシャワーを剥がした途端皮も剥げて中身のカスタードを風呂場にぶちまけ「ぽひょおおおおおおおお!!?」と悲鳴を上げて皮のみとなった。
「とりあえず…この子だけでも何とかして助けないと…」
男はそう言ってタオルで洗面台にいるまりさを拭こうとする。
ここで一つ考えてもらいたい。
お湯を体内に吸収してぶよぶよになった饅頭をタオルでしっかり拭こうとすればどうなるだろうか?
「ゆ、ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
答え。皮が剥げてものすごく痛い。
「えーと…力入れすぎちゃったかな?」
男はまりさの悲鳴に自身の行いが失敗であった事は理解出来たがどうしたらいいかわからない。
「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
自身の皮の四割をタオルにこそぎとられたまりさはまるで激痛のみが世界と触れ合う唯一の方法とでも言うかのように悲鳴を上げる。
人間が同じような立場であれば四割の皮を失う程のダメージを受けてとっくの昔に死んでいただろうかのまりさは中身が致死量になるで失われた訳ではないのでまだまだ死ねなかった。
「だ、大丈夫?」
男が戸惑いながら手を差し延べる。だが、
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ざわるな゛ばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
まりさの怒声がそれを止める。
剥き出しになった餡子は全身全霊をもってまりさに痛みの信号を送り続けていた。誰も触らなくても苦しむこの状況で男が触れようものならその激痛は計り知れない。
それを察知したまりさは怒声を浴びせてそれを止めた。
しかしその後の事を考える余裕なんてない。
ぶよぶよになった身体の戻し方等まりさにも男にもわかる訳がなかった。
「えっと…触るのはダメか…でも乾かさないと…」
男はそう言って触れずに乾かす方法を考える。そして、
「そうだ!これなら大丈夫だ!」
と言ってあるものを取り出した。
そしてそれをまりさに向けてスイッチを押した。
「ふぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
そして響き渡るまりさの悲鳴。
男がまりさに向けて放った者はドライヤーの温風だった。
ただその場にいるだけで激痛が走るのにドライヤーの温風なんぞ吹き付けられてみりゃそれはもう耐え難い激痛がまりさに襲い掛かるってものだ。
「や、やべ…ぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさは何とかしてドライヤーの温風から逃れようとする。
そしてその結果。
「ぼうやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ゆべぶ!!?」
洗面台から飛び降りたのだった。
「え?な、なんで!?」
男がまりさの行動に驚く。まさか飛び降りるのは想定外だったようだ。
「ゆ…え…?」
そしてまりさも困惑していた。
普段のまりさなら洗面台から床までの高さなんてものは大した障害ではなかった。
しかし今は自身の身体が周囲に舞い散り、散乱していた。
そして自慢のあんよも口も潰れてしまっていた。
まりさは水を吸った事で自分の身体が非常に脆くなってしまった事に気付いていなかったのだ。
今まで通りの身体で考えており、ドライヤーの温風から逃げるのに精一杯で自分の今現在の状況を考慮する事なんてまったく出来なかったのだった。
「ぶ…ぎ…」
まりさは自分の身体が全く動かない事を認められず何とか動かそうとする。
しかし見た目からもわかる程にまりさの身体は破壊されている。水と重力のコンボによってまりさはもう活動不能状態にまで追い込まれている事に気付かないまりさは激痛から必死に逃げようと足掻く。それが意味のない事だとは気付かない。
『いぢゃあ゛あ゛!!?どうじべ!!どうじべばりざがごんなべびにい゛い゛い!!?』
まりさには訳が分からない。どうして自分が苦しまなくてはならないのか全くわからない。
その点に関しては男も同じなのだが様々な偶然が重なった結果生まれた末路であった事は確かだ。
もしまりさ達がお家宣言したのがこの家じゃなければ…。
もし男が善意でまりさ達を身奇麗にしようとしなければ…。
もしシャワーが最近修理されて勢いが強くなっていなければ…。
もし電話が洗浄途中で来なければ…。
もし男がシャワーを床に置いて取りに行かなければ…。
もしまりさの帽子がまりさの届かないところに置かれなければ…。
もしまりさが偶然シャワーの蛇口をひねらなければ…。
この中の出来事一つでも起こらなければこんな事にはならなかっただろう…。
だが結果的にはまりさ達はこうなってしまった。
ホーム●ローンやピタゴ●スイッチよりも滑稽なとんとん拍子だ。
『やじゃ…しにだぐなび…』
まりさは自身が死のうとしているのを理解し、必死にそれを否定しようとする。
だが無理もない話だ。今のまりさは自分の食べて捨てたバナナの皮を踏んで転んで頭打って死ぬようなものだ。もはやコントでしかない。
だがそれでも致命傷は致命傷だ。
まりさは何も出来ないまま死んでいく。
『やじゃ…まりざ…ゆっぐ…り…』
まりさは最期までゆっくりを望んで死んだ。
まりさはこうして人間の家にお家宣言して家のシャワーを起動させてブヨブヨになって高いところから落ちて死んだゆっくりとして生涯を終えたのだった。
男はそう言ってタオルで洗面台にいるまりさを拭こうとする。
ここで一つ考えてもらいたい。
お湯を体内に吸収してぶよぶよになった饅頭をタオルでしっかり拭こうとすればどうなるだろうか?
「ゆ、ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
答え。皮が剥げてものすごく痛い。
「えーと…力入れすぎちゃったかな?」
男はまりさの悲鳴に自身の行いが失敗であった事は理解出来たがどうしたらいいかわからない。
「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
自身の皮の四割をタオルにこそぎとられたまりさはまるで激痛のみが世界と触れ合う唯一の方法とでも言うかのように悲鳴を上げる。
人間が同じような立場であれば四割の皮を失う程のダメージを受けてとっくの昔に死んでいただろうかのまりさは中身が致死量になるで失われた訳ではないのでまだまだ死ねなかった。
「だ、大丈夫?」
男が戸惑いながら手を差し延べる。だが、
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ざわるな゛ばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
まりさの怒声がそれを止める。
剥き出しになった餡子は全身全霊をもってまりさに痛みの信号を送り続けていた。誰も触らなくても苦しむこの状況で男が触れようものならその激痛は計り知れない。
それを察知したまりさは怒声を浴びせてそれを止めた。
しかしその後の事を考える余裕なんてない。
ぶよぶよになった身体の戻し方等まりさにも男にもわかる訳がなかった。
「えっと…触るのはダメか…でも乾かさないと…」
男はそう言って触れずに乾かす方法を考える。そして、
「そうだ!これなら大丈夫だ!」
と言ってあるものを取り出した。
そしてそれをまりさに向けてスイッチを押した。
「ふぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
そして響き渡るまりさの悲鳴。
男がまりさに向けて放った者はドライヤーの温風だった。
ただその場にいるだけで激痛が走るのにドライヤーの温風なんぞ吹き付けられてみりゃそれはもう耐え難い激痛がまりさに襲い掛かるってものだ。
「や、やべ…ぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」
まりさは何とかしてドライヤーの温風から逃れようとする。
そしてその結果。
「ぼうやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ゆべぶ!!?」
洗面台から飛び降りたのだった。
「え?な、なんで!?」
男がまりさの行動に驚く。まさか飛び降りるのは想定外だったようだ。
「ゆ…え…?」
そしてまりさも困惑していた。
普段のまりさなら洗面台から床までの高さなんてものは大した障害ではなかった。
しかし今は自身の身体が周囲に舞い散り、散乱していた。
そして自慢のあんよも口も潰れてしまっていた。
まりさは水を吸った事で自分の身体が非常に脆くなってしまった事に気付いていなかったのだ。
今まで通りの身体で考えており、ドライヤーの温風から逃げるのに精一杯で自分の今現在の状況を考慮する事なんてまったく出来なかったのだった。
「ぶ…ぎ…」
まりさは自分の身体が全く動かない事を認められず何とか動かそうとする。
しかし見た目からもわかる程にまりさの身体は破壊されている。水と重力のコンボによってまりさはもう活動不能状態にまで追い込まれている事に気付かないまりさは激痛から必死に逃げようと足掻く。それが意味のない事だとは気付かない。
『いぢゃあ゛あ゛!!?どうじべ!!どうじべばりざがごんなべびにい゛い゛い!!?』
まりさには訳が分からない。どうして自分が苦しまなくてはならないのか全くわからない。
その点に関しては男も同じなのだが様々な偶然が重なった結果生まれた末路であった事は確かだ。
もしまりさ達がお家宣言したのがこの家じゃなければ…。
もし男が善意でまりさ達を身奇麗にしようとしなければ…。
もしシャワーが最近修理されて勢いが強くなっていなければ…。
もし電話が洗浄途中で来なければ…。
もし男がシャワーを床に置いて取りに行かなければ…。
もしまりさの帽子がまりさの届かないところに置かれなければ…。
もしまりさが偶然シャワーの蛇口をひねらなければ…。
この中の出来事一つでも起こらなければこんな事にはならなかっただろう…。
だが結果的にはまりさ達はこうなってしまった。
ホーム●ローンやピタゴ●スイッチよりも滑稽なとんとん拍子だ。
『やじゃ…しにだぐなび…』
まりさは自身が死のうとしているのを理解し、必死にそれを否定しようとする。
だが無理もない話だ。今のまりさは自分の食べて捨てたバナナの皮を踏んで転んで頭打って死ぬようなものだ。もはやコントでしかない。
だがそれでも致命傷は致命傷だ。
まりさは何も出来ないまま死んでいく。
『やじゃ…まりざ…ゆっぐ…り…』
まりさは最期までゆっくりを望んで死んだ。
まりさはこうして人間の家にお家宣言して家のシャワーを起動させてブヨブヨになって高いところから落ちて死んだゆっくりとして生涯を終えたのだった。
「成仏してくれ…」
男はまりさ達を庭に埋葬して両手を合わせて合掌する。
どうしてこんな事になったのか男にはわからないがとにかく少なからず自分のせいだという自覚はあった。だからこうして合掌していた。
「さて…部屋片付けないとな…」
男はそう言って家に戻っていく。
男はテキパキとまりさ達によって荒らされた部屋を片付けていく。
こうしてまりさ達は影も形も記憶からも跡形もなく消え去っていったのだった。
男はまりさ達を庭に埋葬して両手を合わせて合掌する。
どうしてこんな事になったのか男にはわからないがとにかく少なからず自分のせいだという自覚はあった。だからこうして合掌していた。
「さて…部屋片付けないとな…」
男はそう言って家に戻っていく。
男はテキパキとまりさ達によって荒らされた部屋を片付けていく。
こうしてまりさ達は影も形も記憶からも跡形もなく消え去っていったのだった。
END
あとがき
どうもこんにちわ天然あきです。
遅くなりましたが前回投稿した「れみりゃと煙突」についてですがあれは屋根が上に付いてて煙突と屋根の間に横向きの側面の金網から煙が出て来るタイプでそこの金網が綻んでいたイメージだったのでれみりゃも横向きに引っ掛かっているイメージで話を進めていました。その点につきまして説明不足で申し訳ありません。
あと死に際のれみりゃに関しましてはもはや動けず悲鳴のみなので聞いている人間からすれば悲鳴だけが突然響いているので何が何だかわからず困惑しているのでれみりゃ自体は発見できていません。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
どうもこんにちわ天然あきです。
遅くなりましたが前回投稿した「れみりゃと煙突」についてですがあれは屋根が上に付いてて煙突と屋根の間に横向きの側面の金網から煙が出て来るタイプでそこの金網が綻んでいたイメージだったのでれみりゃも横向きに引っ掛かっているイメージで話を進めていました。その点につきまして説明不足で申し訳ありません。
あと死に際のれみりゃに関しましてはもはや動けず悲鳴のみなので聞いている人間からすれば悲鳴だけが突然響いているので何が何だかわからず困惑しているのでれみりゃ自体は発見できていません。
それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。