ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3834 ゆっくりだいちゅうぜつ
最終更新:
ankoss
-
view
『ゆっくりだいちゅうぜつ』 27KB
虐待 飾り 妊娠 番い 群れ 自然界 現代 虐待人間 胎ゆ 23作目
虐待 飾り 妊娠 番い 群れ 自然界 現代 虐待人間 胎ゆ 23作目
「やべでぐだざい! やべでぐだざい! おねがいじまず! おねがいじまず!」
「ゆんやあ゛あ゛あ゛! ゆっぐり! ゆっぐりゆっぐりじでええええ!」
「どっでもがわいいおぢびじゃんなんでず! だがらゆるじでぐだざい!」
「ごじょうでず! ごじょうでずがらああああああああああああああ!」
「ゆんやあ゛あ゛あ゛! ゆっぐり! ゆっぐりゆっぐりじでええええ!」
「どっでもがわいいおぢびじゃんなんでず! だがらゆるじでぐだざい!」
「ごじょうでず! ごじょうでずがらああああああああああああああ!」
俺はその悲鳴を聞いて、ニッコリ笑って言いはなった。
「絶対に駄目だよ! ゆっくりしないで、お腹の中の赤ちゃんを潰そうね!」
「「「「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」」」」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」」」」
『ゆっくりだいちゅうぜつ』 マンネリあき
――冬が終わり、春になった。
越冬を済ませ、無事に生き残った野生ゆっくりの群れが春になって最初にすることは何だろうか?
越冬を済ませ、無事に生き残った野生ゆっくりの群れが春になって最初にすることは何だろうか?
「ゆうううん! れいむ! れいむうう!」
「すっきり! すっきりしておちびちゃんをつくろうねえええええええ!」
「すっきり! すっきりしておちびちゃんをつくろうねえええええええ!」
言うまでもなく、子作りである。
溜めに溜め込んだ性欲・おちびちゃんへのゆっくり欲は留まるところを知らず、俺の調べでは越冬して春にな
り、外に出てきたゆっくりたちは最短で初日、最長でも一週間で子作りに取りかかる。
この百匹ほどの群れもまた、越冬を済ませて早速子作りに掛かっていた。
おちびちゃんらしきゆっくり、つまり赤ゆや子ゆはいない。
立派に番を持てるようなゆっくりたちばかりだ。
ちなみに、俺はこの群れの管理者だ。
山の持ち主の依頼により、ゆっくりたちの群れを調整するのが俺の仕事である。
溜めに溜め込んだ性欲・おちびちゃんへのゆっくり欲は留まるところを知らず、俺の調べでは越冬して春にな
り、外に出てきたゆっくりたちは最短で初日、最長でも一週間で子作りに取りかかる。
この百匹ほどの群れもまた、越冬を済ませて早速子作りに掛かっていた。
おちびちゃんらしきゆっくり、つまり赤ゆや子ゆはいない。
立派に番を持てるようなゆっくりたちばかりだ。
ちなみに、俺はこの群れの管理者だ。
山の持ち主の依頼により、ゆっくりたちの群れを調整するのが俺の仕事である。
「ゆぅ……れいむのところも、たいっせいにんっしんなの?」
双眼鏡で様子を窺っていると……おやおや、下腹が膨れ上がったまりさが不思議そうに首を傾げている。
「そうなんだよっ。くきさんがはえたゆっくりはいないみたい。ふしぎだねっ」
実はそれ、俺の仕業だ。
秋口、越冬直前の群れにお邪魔して「植物型妊娠忌避薬」を各自の額に塗っておいたのだ。
夜でラムネスプレーも散布していたので、気付かれていない自信はある。
「……ま、いいか! ゆっくりうまれてきてねぇ~」
「ゆゆん! そうだね、ゆっくりうまれようねぇぇ!」
まりさとれいむがぷるぷると震え、自分の膨れた腹部に語りかける。
――頃合いだな。
毎年毎年、冬が終わって春になり、十日ほど経過すると群れのゆっくりの半数は胎生妊娠状態となる。
中には越冬できずに事故死し、シングルマザーになるものも含まれるが……毎年、薬を塗るついでに食料も増
やしているので、この群れで越冬失敗する愚かなゆっくりはほとんどいない。
もちろん、慈悲などではない。
全ては――この春の『お楽しみ』のためである。
さて、行くとするか。
双眼鏡で様子を窺っていると……おやおや、下腹が膨れ上がったまりさが不思議そうに首を傾げている。
「そうなんだよっ。くきさんがはえたゆっくりはいないみたい。ふしぎだねっ」
実はそれ、俺の仕業だ。
秋口、越冬直前の群れにお邪魔して「植物型妊娠忌避薬」を各自の額に塗っておいたのだ。
夜でラムネスプレーも散布していたので、気付かれていない自信はある。
「……ま、いいか! ゆっくりうまれてきてねぇ~」
「ゆゆん! そうだね、ゆっくりうまれようねぇぇ!」
まりさとれいむがぷるぷると震え、自分の膨れた腹部に語りかける。
――頃合いだな。
毎年毎年、冬が終わって春になり、十日ほど経過すると群れのゆっくりの半数は胎生妊娠状態となる。
中には越冬できずに事故死し、シングルマザーになるものも含まれるが……毎年、薬を塗るついでに食料も増
やしているので、この群れで越冬失敗する愚かなゆっくりはほとんどいない。
もちろん、慈悲などではない。
全ては――この春の『お楽しみ』のためである。
さて、行くとするか。
「やあみんな! ゆっくりしていってね!」
「ゆ? ゆゆ? にんげんさん……ゆっくりしていってね!?」
「ゆ! にんげんはすぐにでていくんだぜ! ゆっくりしないで――――」
まず、ラムネスプレーで片っ端からゆっくりたちを眠らせる。
それから、妊娠したゆっくりとそうでないゆっくりとを分別する。
更に全員のあんよをラムネ注射で麻痺させる。
「ゆ? ゆゆ? にんげんさん……ゆっくりしていってね!?」
「ゆ! にんげんはすぐにでていくんだぜ! ゆっくりしないで――――」
まず、ラムネスプレーで片っ端からゆっくりたちを眠らせる。
それから、妊娠したゆっくりとそうでないゆっくりとを分別する。
更に全員のあんよをラムネ注射で麻痺させる。
そして水鉄砲か何かでゆっくりたちの目を覚まさせて――――開始だ。
「ゆ?」「ゆゆぅ?」「ゆっ……くり……?」
「ゆ?」「ゆゆぅ?」「ゆっ……くり……?」
「ゆっくりしていってね! みんな、いまからきみたちのおちびちゃんたちを虐殺するよ!
お腹の中にいる赤ちゃんと、今の内にお別れを済ませてね!」
お腹の中にいる赤ちゃんと、今の内にお別れを済ませてね!」
そう宣言すると、当初は俺のことを馬鹿にしていたゆっくりたちがにわかに騒ぎ立て始める。
そして、気付くのだ。
そして、気付くのだ。
「どぼじであんよざんがうごがないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
しばらく騒ぎに騒いだゆっくりたちも、やがて一匹また一匹と、力なく項垂れ始める。
愚かなゆっくりは、それでも動こうと努力する。
愚かなゆっくりは、それでも動こうと努力する。
「さあ、最初はこのれいむちゃんだ! コイツの番はいるかー!?」
もみあげを掴まれ、俺の手にぶら下がったれいむを見た途端、一匹のまりさが暴れ狂った。泣き叫びながら、
「うわあああああああああああ! れいう゛! れいう゛ぅぅぅぅぅぅっ!」
「まりざあああ! まりざあああ! だずげでえええええええええええええ!」
「まっででねっ! すぐだずげるがらね! ずぐ、そのくぞにんげんをやっづげるがらね!
あんよざん! まりざのれいむのだいぴんちだよっ! うごいてね! ゆっぐり
じないでうごいでね! おねがいだがらうごいでえええええええええええええ!」
まりさが必死になってあんよを動かそうとする。だが、あんよは地面にくっついたように離れない。もっとも、
あんよが動いたところでどうにもならないのだが。
「さて、それじゃあ最初だし……素手でやってみるか」
わきわきと指を動かす。
もみあげ一本で吊り上げられたれいむは、激痛に顔を歪ませながら暴れ狂う。
「ゆっぐり! ゆっぐりじでいっでねっ! おぢびじゃんはゆっぐりでぎるんだよ!」
「そうだね、おちびちゃんはゆっくりできるね!」
「ゆっ……! そ、そうだよ! だがらおぢびじゃんを……」
「そんなゆっくりできるおちびちゃんを潰したらもっとゆっくりできるね!」
もみあげを掴まれ、俺の手にぶら下がったれいむを見た途端、一匹のまりさが暴れ狂った。泣き叫びながら、
「うわあああああああああああ! れいう゛! れいう゛ぅぅぅぅぅぅっ!」
「まりざあああ! まりざあああ! だずげでえええええええええええええ!」
「まっででねっ! すぐだずげるがらね! ずぐ、そのくぞにんげんをやっづげるがらね!
あんよざん! まりざのれいむのだいぴんちだよっ! うごいてね! ゆっぐり
じないでうごいでね! おねがいだがらうごいでえええええええええええええ!」
まりさが必死になってあんよを動かそうとする。だが、あんよは地面にくっついたように離れない。もっとも、
あんよが動いたところでどうにもならないのだが。
「さて、それじゃあ最初だし……素手でやってみるか」
わきわきと指を動かす。
もみあげ一本で吊り上げられたれいむは、激痛に顔を歪ませながら暴れ狂う。
「ゆっぐり! ゆっぐりじでいっでねっ! おぢびじゃんはゆっぐりでぎるんだよ!」
「そうだね、おちびちゃんはゆっくりできるね!」
「ゆっ……! そ、そうだよ! だがらおぢびじゃんを……」
「そんなゆっくりできるおちびちゃんを潰したらもっとゆっくりできるね!」
俺はそう言い放つとれいむのまむまむを手で掴み、一息で毟り取った。
一瞬、れいむがぷりぷりと尻を振る動作を停止した。
ほろほろと震えながら、涙をどっと溢れ出させる。
「ゆぎ……ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!」
「れいう゛のまむまむ! れいう゛のま゛む゛ま゛む゛があああああああ!
ずっぎりでぎない! でぎないいいいいいいいいいいいいいいい!」
まりさが絶望に泣きじゃくる。
「やべろおおおおおおおおおおおお!」
「やべでぐだざいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「ゆっぐりじないで、ででいげええええええええええええええええええええ!」
周囲のゆっくりたちも、絶望と憎悪に泣き叫ぶ。当然の如く、一切無視だ。
俺はれいむをそっとレジャーシートの上に載せた。
さあて、胎ゆはどうなっているかなっと……。
「お、三匹見つけた。れいむ、まりさ、れいむか……」
葛のような半透明の膜に覆われた胎ゆたちは、微かに震えている。
胎児状態のゆっくりたちは、出産されるまではこの保護膜に包まれていなければならない。
ゆっくりたちは自分の体内にあるものを餡子に変換する機能が高いため、この保護膜で防がなければ吸収され
てしまうのだ。
そして、この保護膜は親ゆっくりの餡子を吸収する機能も持っている。完全に育ちきるまでは、この膜が食餌
を代替してくれるのだ。
出産直前になると、この保護膜は最後の栄養分となって赤ゆっくりたちに消化される。
ほろほろと震えながら、涙をどっと溢れ出させる。
「ゆぎ……ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!」
「れいう゛のまむまむ! れいう゛のま゛む゛ま゛む゛があああああああ!
ずっぎりでぎない! でぎないいいいいいいいいいいいいいいい!」
まりさが絶望に泣きじゃくる。
「やべろおおおおおおおおおおおお!」
「やべでぐだざいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「ゆっぐりじないで、ででいげええええええええええええええええええええ!」
周囲のゆっくりたちも、絶望と憎悪に泣き叫ぶ。当然の如く、一切無視だ。
俺はれいむをそっとレジャーシートの上に載せた。
さあて、胎ゆはどうなっているかなっと……。
「お、三匹見つけた。れいむ、まりさ、れいむか……」
葛のような半透明の膜に覆われた胎ゆたちは、微かに震えている。
胎児状態のゆっくりたちは、出産されるまではこの保護膜に包まれていなければならない。
ゆっくりたちは自分の体内にあるものを餡子に変換する機能が高いため、この保護膜で防がなければ吸収され
てしまうのだ。
そして、この保護膜は親ゆっくりの餡子を吸収する機能も持っている。完全に育ちきるまでは、この膜が食餌
を代替してくれるのだ。
出産直前になると、この保護膜は最後の栄養分となって赤ゆっくりたちに消化される。
時折、孕んだ野良ゆっくりたちが自分の下腹部を壁にぶつけている光景を見たことがある方も多いだろう。
あれは体内の胎ゆの膜を衝撃で破り、餡子として消化するための行動なのだ。
「ゆぴ……ゆぴぴ……」
「ゆぅ……ゆゆ……」
「ゆふぃ……ゆふぃ……」
「ほられいむ。三匹とも可愛いだろう」
俺はそう言って、三匹を自分の手の平に載せた。
「だべえええええ! おぢびじゃんば! おぢびじゃんはまだででぎじゃだべえええ!」
あれは体内の胎ゆの膜を衝撃で破り、餡子として消化するための行動なのだ。
「ゆぴ……ゆぴぴ……」
「ゆぅ……ゆゆ……」
「ゆふぃ……ゆふぃ……」
「ほられいむ。三匹とも可愛いだろう」
俺はそう言って、三匹を自分の手の平に載せた。
「だべえええええ! おぢびじゃんば! おぢびじゃんはまだででぎじゃだべえええ!」
「ゅっ……!」
「ゅ……!?」
「ゅぅぅぅ……!!」
「ゅ……!?」
「ゅぅぅぅ……!!」
たちまち三匹が、餡子が無くなったことでパニックになる。
俺は三匹のおちびが苦しむ様を、れいむに見せつける。
「あれえ? どうしたんだろうねえ?」
「もどぜええええ! もどじでええええええええ! ゆっぐり! ゆっぐり! ゆっぐりいいいいいいいいいい
いいいいいいいいいい!」
「そうだ、まりさも見るかい?」
「うああああああああああああああ! やべろやべろやべろおおおおおおおおお!」
まりさの目の前に、俺は手の平を突き出した。
俺は三匹のおちびが苦しむ様を、れいむに見せつける。
「あれえ? どうしたんだろうねえ?」
「もどぜええええ! もどじでええええええええ! ゆっぐり! ゆっぐり! ゆっぐりいいいいいいいいいい
いいいいいいいいいい!」
「そうだ、まりさも見るかい?」
「うああああああああああああああ! やべろやべろやべろおおおおおおおおお!」
まりさの目の前に、俺は手の平を突き出した。
「……!」
「……ゅ……!」
「……ゅ……ぅ……!」
「……ゅ……!」
「……ゅ……ぅ……!」
胎まりさは未だ成熟しきってない目から、苦痛の涙を流している。
胎れいむたちは、苦悶のせいで閉じた口から餡子を吐き出しかけていた。
と言っても保護膜が邪魔して、ただただ苦しむだけ。
無論、このまま放置しておけば栄養不足で黒ずんで死に至るが。
胎れいむたちは、苦悶のせいで閉じた口から餡子を吐き出しかけていた。
と言っても保護膜が邪魔して、ただただ苦しむだけ。
無論、このまま放置しておけば栄養不足で黒ずんで死に至るが。
「まりさ、れいむ。よく見ていてごらん」
「やべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべで!!!」
「もどぜええええええええええ! もどずんだあああああああああああああああ!!」
「やべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべでやべで!!!」
「もどぜええええええええええ! もどずんだあああああああああああああああ!!」
俺は両手で胎ゆたちを、おにぎりか何かでも握るようにこねくり回し始めた。
最初に押した瞬間、「ゆぴっ」という悲鳴が聞こえたが気にしない気にしない。
ぐちゃぐちゃに捏ねて捏ねて捏ねて。
最後にぎゅっと押して丸め込んだところで、はいできあがり。
「ほらほら、おちびちゃん×3だよー」
最初に押した瞬間、「ゆぴっ」という悲鳴が聞こえたが気にしない気にしない。
ぐちゃぐちゃに捏ねて捏ねて捏ねて。
最後にぎゅっと押して丸め込んだところで、はいできあがり。
「ほらほら、おちびちゃん×3だよー」
「「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」」
俺はぐちゃぐちゃになった餡子玉を見せてやった。
声を枯らさんばかりに絶叫する二匹。
俺はれいむの口を片手でこじ開けると、こう告げた。
「れいむはにんっしんしていたよね! にんっしんしていたなら栄養をたっぷりつけなきゃね! ほら、この餡
子玉を食べていいよ! 優しいね、俺!」
「あ、ご……!」
無理矢理胎児三匹を飲み込まされたれいむ。
てっきり中の餡子ごと吐き出すかと思ったが……その前に、魂が死んだらしい。
「…………ゅ…………」
真っ白になったれいむは、時折ぴくぴく震えるだけの饅頭に成り果てた。
さあ、次々。
声を枯らさんばかりに絶叫する二匹。
俺はれいむの口を片手でこじ開けると、こう告げた。
「れいむはにんっしんしていたよね! にんっしんしていたなら栄養をたっぷりつけなきゃね! ほら、この餡
子玉を食べていいよ! 優しいね、俺!」
「あ、ご……!」
無理矢理胎児三匹を飲み込まされたれいむ。
てっきり中の餡子ごと吐き出すかと思ったが……その前に、魂が死んだらしい。
「…………ゅ…………」
真っ白になったれいむは、時折ぴくぴく震えるだけの饅頭に成り果てた。
さあ、次々。
「よーし、このまりさは誰の番だー?」
「あああああああああああああああああ! まりざ! まりざああああああああああ!」
「ありずううううう! ごわいよおおおおおおおおおおおお! だずげで! まりざをだずげでよおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお!」
次は手で毟り取るなどという野蛮なことはしない。
カッターナイフで、スマートに斬り刻むことにする。
「ゆび! あ、あ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛……!」
「まりざあああああああああああああああああああ! いどじのまりざ! がわいいまりざ! ごくじょうまぶ
まぶのまりざ!! まりざのっ! まりざのごくじょうま゛む゛ま゛む゛ぅぅぅぅぅ!」
まむまむしか頭にないのかお前は。
呆れつつ、俺は子宮を剥き出しにした。
「二匹か……ん?」
胎まりさと胎ありすが一匹ずつ。先ほどの胎ゆたちより一回り大きい。
だが、問題が一つある。
「ははははは。おいまりさ。おまえのおちびちゃん、欠陥品だわ」
「ゆぎぃ!? なにいっでっ……!」
「未熟ゆなんだよ。ほら見ろ」
「あああああああああああああああああ! まりざ! まりざああああああああああ!」
「ありずううううう! ごわいよおおおおおおおおおおおお! だずげで! まりざをだずげでよおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお!」
次は手で毟り取るなどという野蛮なことはしない。
カッターナイフで、スマートに斬り刻むことにする。
「ゆび! あ、あ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛……!」
「まりざあああああああああああああああああああ! いどじのまりざ! がわいいまりざ! ごくじょうまぶ
まぶのまりざ!! まりざのっ! まりざのごくじょうま゛む゛ま゛む゛ぅぅぅぅぅ!」
まむまむしか頭にないのかお前は。
呆れつつ、俺は子宮を剥き出しにした。
「二匹か……ん?」
胎まりさと胎ありすが一匹ずつ。先ほどの胎ゆたちより一回り大きい。
だが、問題が一つある。
「ははははは。おいまりさ。おまえのおちびちゃん、欠陥品だわ」
「ゆぎぃ!? なにいっでっ……!」
「未熟ゆなんだよ。ほら見ろ」
「……ゅ……ぴ……ぴぴ……」
基本的に、胎ゆたちは早い段階で頭髪やおかざりが生え揃う。
ところが、この胎ゆは出産寸前にも関わらず、頭髪はちらほらとしか生えていない。おかざりである帽子も、
ところどころが欠けていた。
「ゆあああああああああ!? ゆっぐりじで! ゆっぐりじでよおぢびじゃあああああああああああああん!!」
親まりさが絶望のあまり泣き叫ぶ。
「ゆっぐりじでない!? おぢびじゃん! どがいばじゃないのおおおおお!?」
親ありすがパニックになって、こちらの様子を懸命に窺おうとしている。
俺はそっと、親ありすの前にその未熟まりさを差し出した。
「ゅ……ぴぃ……! ゆぴ! ゆぴぴ!」
出産寸前とあってか、そう苦しそうではない。この膜を剥がせば、ご対面となるだろう。
「そら、ありす。感想はどうした?」
「……どが……い……」
親ありすが震えながら、未熟まりさを睨む。
俺はわざわざ、未熟まりさをすーりすーりできるところまでに移動させた。
親ありすが未熟まりさに向けて、大きな口を開いた。
「…………」
「ありずううう! おぢびじゃんだずげでね! おぐぢのながにいれだらにんげんざんはてをだぜないよ!」
俺はまりさを起こして、その光景が直視できるようにしてやった。
「どがいばじゃないわあああああああああ!」
「ぴゅぴぃっ!?」
ぶちゅり、と未熟まりさを親ありすが噛み砕いた。
「どがいばじゃない! どがいばじゃない! ごんなぐぞゆっぐりどがいばじゃない!
どがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛
ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばああああ
ああああああああああッ!!」
「あり……す……ありず! ありずううううううううううううう!?
どぼじでごろじじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
まりざとありずのだいっせづなあいのげっじょうでじょおおおおおおおおおお!」
まりさが絶叫する。
基本的に、胎ゆたちは早い段階で頭髪やおかざりが生え揃う。
ところが、この胎ゆは出産寸前にも関わらず、頭髪はちらほらとしか生えていない。おかざりである帽子も、
ところどころが欠けていた。
「ゆあああああああああ!? ゆっぐりじで! ゆっぐりじでよおぢびじゃあああああああああああああん!!」
親まりさが絶望のあまり泣き叫ぶ。
「ゆっぐりじでない!? おぢびじゃん! どがいばじゃないのおおおおお!?」
親ありすがパニックになって、こちらの様子を懸命に窺おうとしている。
俺はそっと、親ありすの前にその未熟まりさを差し出した。
「ゅ……ぴぃ……! ゆぴ! ゆぴぴ!」
出産寸前とあってか、そう苦しそうではない。この膜を剥がせば、ご対面となるだろう。
「そら、ありす。感想はどうした?」
「……どが……い……」
親ありすが震えながら、未熟まりさを睨む。
俺はわざわざ、未熟まりさをすーりすーりできるところまでに移動させた。
親ありすが未熟まりさに向けて、大きな口を開いた。
「…………」
「ありずううう! おぢびじゃんだずげでね! おぐぢのながにいれだらにんげんざんはてをだぜないよ!」
俺はまりさを起こして、その光景が直視できるようにしてやった。
「どがいばじゃないわあああああああああ!」
「ぴゅぴぃっ!?」
ぶちゅり、と未熟まりさを親ありすが噛み砕いた。
「どがいばじゃない! どがいばじゃない! ごんなぐぞゆっぐりどがいばじゃない!
どがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛
ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばどがい゛ばああああ
ああああああああああッ!!」
「あり……す……ありず! ありずううううううううううううう!?
どぼじでごろじじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
まりざとありずのだいっせづなあいのげっじょうでじょおおおおおおおおおお!」
まりさが絶叫する。
親ありすと共にすっきりー、して出来た大切な大切なおちびちゃん。
いつもお腹にすーりすーりして、おちびちゃんに向かって話しかけていた親ありす。
幸福な光景が、幸福な思い出が。
一瞬にして破壊された。
ただ胎児を殺されたのではなく、胎児を父親であるありすが殺したのだ。
まりさの眼球が、ぐるりと上を向いた。口元が歪み、無理矢理笑いの形になる。
「ゆべ!? ゆべっぽ! ゆびびびびび!」
「あーあ、壊れちゃった」
俺はついでに、もう一匹の胎ありすも親ありすの傍に置いてやった。
親ありすは狂った表情で、そのまともな胎ありすも噛み砕いた。
「ゆべべべべべ! どがいばじゃない! どがいばじゃない! みんなどがいばじゃないばあああああああああ
あああ!」
「ありすが……くるっちゃったあああああああああああああああ!」
「ゆっぐりじでだありずがあああああああああああああああああ!」
いつもお腹にすーりすーりして、おちびちゃんに向かって話しかけていた親ありす。
幸福な光景が、幸福な思い出が。
一瞬にして破壊された。
ただ胎児を殺されたのではなく、胎児を父親であるありすが殺したのだ。
まりさの眼球が、ぐるりと上を向いた。口元が歪み、無理矢理笑いの形になる。
「ゆべ!? ゆべっぽ! ゆびびびびび!」
「あーあ、壊れちゃった」
俺はついでに、もう一匹の胎ありすも親ありすの傍に置いてやった。
親ありすは狂った表情で、そのまともな胎ありすも噛み砕いた。
「ゆべべべべべ! どがいばじゃない! どがいばじゃない! みんなどがいばじゃないばあああああああああ
あああ!」
「ありすが……くるっちゃったあああああああああああああああ!」
「ゆっぐりじでだありずがあああああああああああああああああ!」
さー、サクサク行きましょうねー。
お次は……おや、またれいむか。
「おーい、このれいむの番は……」
最後まで言う暇を与えず、手にした親れいむが絶叫した。
「れいぶはしんぐるまざーなんでずうう! つがいのまりざはじこでゆっぐりじでじまっだんでず! のごっだ
のはこのごだぢだげなんでずううううううううう!」
「本当か?」
群れのゆっくりたちに問い質す。他のゆっくりたちが蒼白な表情を浮かべたまま、首を縦に振った。
俺がニヤリと笑うと、ビクリと親れいむが震えた。
「そっかー。このおちびちゃんたちは大切な旦那様の形見なんだ」
「ぞうでずううううううううううううううう!」
「それなら仕方ないなあ」
「え…………。あ、ありがどうございまずううう! ゆっぐりじで! ゆっぐりじでぐだざいいいいい!」
よし、中絶は止めてあげよう。
俺はカバンから注射器を取りだした。
「なに……ぞれ……」
「これ? えーと、精子餡。ほら、ぺにぺにがすっきりー! するときに出す餡だよ」
「……ぞれ……なにずるの……?」
「これをれいむに注射したら、どうなると思う?」
「ゆぐう!? れ、れいぶもうにんっしんしでるよ! そんなみもしらないゆっくりのせいしあんなんていらな
いよ!」
「おちびちゃんが沢山いる方がゆっくりできるって、いつも言ってるじゃないか」
あはははは、と笑いながら俺はれいむの下腹部にずぶりと針を刺した。
「ゆぎぃっ……!」
「成長促進剤も混ぜているから、すぐに育つよ。ゆっくりしないで育ってね!」
「ゆ、ぎ……やべで……まりざの……おぢびじゃんが……」
「ああ、まりさのおちびちゃんが分からなくなるのが怖いのかい?」
「ぞう……だよっ……」
「心配しなくてもいいよ! この精子餡ね。どんなゆっくりだと思う?」
「れ……れいぶ……?」
「外れ」
「まりざ……?」
「外れ」
「ありず……?」
「外れー」
「ちぇん……?」
「外れ」
「ぱちゅりー……?」
「外れ」
「……みょん、だよね……?」
「それも外れ。ヒントはねー…………『うー、たべちゃうぞー☆』かな?」
そう囁いた途端、親れいむの目がカッと見開いた。
「れみ……りゃ……?」
「大当たりー!」
お次は……おや、またれいむか。
「おーい、このれいむの番は……」
最後まで言う暇を与えず、手にした親れいむが絶叫した。
「れいぶはしんぐるまざーなんでずうう! つがいのまりざはじこでゆっぐりじでじまっだんでず! のごっだ
のはこのごだぢだげなんでずううううううううう!」
「本当か?」
群れのゆっくりたちに問い質す。他のゆっくりたちが蒼白な表情を浮かべたまま、首を縦に振った。
俺がニヤリと笑うと、ビクリと親れいむが震えた。
「そっかー。このおちびちゃんたちは大切な旦那様の形見なんだ」
「ぞうでずううううううううううううううう!」
「それなら仕方ないなあ」
「え…………。あ、ありがどうございまずううう! ゆっぐりじで! ゆっぐりじでぐだざいいいいい!」
よし、中絶は止めてあげよう。
俺はカバンから注射器を取りだした。
「なに……ぞれ……」
「これ? えーと、精子餡。ほら、ぺにぺにがすっきりー! するときに出す餡だよ」
「……ぞれ……なにずるの……?」
「これをれいむに注射したら、どうなると思う?」
「ゆぐう!? れ、れいぶもうにんっしんしでるよ! そんなみもしらないゆっくりのせいしあんなんていらな
いよ!」
「おちびちゃんが沢山いる方がゆっくりできるって、いつも言ってるじゃないか」
あはははは、と笑いながら俺はれいむの下腹部にずぶりと針を刺した。
「ゆぎぃっ……!」
「成長促進剤も混ぜているから、すぐに育つよ。ゆっくりしないで育ってね!」
「ゆ、ぎ……やべで……まりざの……おぢびじゃんが……」
「ああ、まりさのおちびちゃんが分からなくなるのが怖いのかい?」
「ぞう……だよっ……」
「心配しなくてもいいよ! この精子餡ね。どんなゆっくりだと思う?」
「れ……れいぶ……?」
「外れ」
「まりざ……?」
「外れ」
「ありず……?」
「外れー」
「ちぇん……?」
「外れ」
「ぱちゅりー……?」
「外れ」
「……みょん、だよね……?」
「それも外れ。ヒントはねー…………『うー、たべちゃうぞー☆』かな?」
そう囁いた途端、親れいむの目がカッと見開いた。
「れみ……りゃ……?」
「大当たりー!」
「い…………いやあああああああああああああああああああああ! どっで! ごれどっで! どっでよおおお
おおおおおおおおおおおおおお! ああああああああ!」
「ぅー……!」
どうやら、早くもれみりゃを孕んだらしい。成長促進剤のお陰で、急速に成長している。
れみりゃの声が、親れいむにも伝わるのだろう。
彼女はパニックになって、尻をもるんもるんと振った。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?
やべろやべろやべろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
おぢびじゃん! まりざどずっぎりじでざずがっだじんっせいなおじびじゃん!
うーっていうないうないうないうなああああああああああああああああああああああ!」
おおおおおおおおおおおおおお! ああああああああ!」
「ぅー……!」
どうやら、早くもれみりゃを孕んだらしい。成長促進剤のお陰で、急速に成長している。
れみりゃの声が、親れいむにも伝わるのだろう。
彼女はパニックになって、尻をもるんもるんと振った。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?
やべろやべろやべろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
おぢびじゃん! まりざどずっぎりじでざずがっだじんっせいなおじびじゃん!
うーっていうないうないうないうなああああああああああああああああああああああ!」
「ぅー……たべちゃうぞー」
保護膜に包まれ、生誕を楽しみに待っているおちびちゃん。
今は亡き親まりさが、「ゆっくり……おちびちゃんをたいせつにしてねっ」と遺言を残した。れいむはしんぐ
るまざーとして一生懸命おちびちゃんのために努力していたのに。
その大切な大切なおちびちゃんを。
自分のお腹の中にいるれみりゃが。
今は亡き親まりさが、「ゆっくり……おちびちゃんをたいせつにしてねっ」と遺言を残した。れいむはしんぐ
るまざーとして一生懸命おちびちゃんのために努力していたのに。
その大切な大切なおちびちゃんを。
自分のお腹の中にいるれみりゃが。
「だべないでぐだざい! れみりゃざま! おねがいだがられいむのおぢびじゃんをだべないでぐだざい! れ
いぶのあんござんならいぐらだべでもがまいまぜん!
だがら! おねがい! おねがいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
いぶのあんござんならいぐらだべでもがまいまぜん!
だがら! おねがい! おねがいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
早くも赤子として成長しきったれみりゃは、下腹部を食べながら蠢いていく。
「うー、うー!」
聴診器を当てると、声もクリアに聞こえる。
胎内にいるれいむにも、この声は聞こえるだろう。
「うああああああああああああ! いだいいいいい! あんござん! れいぶのあんござんがだべられでるうう
ううううううううう!」
「うーっ。こんなとこにちいさいのがいるんだどー」
「…………っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛!
だべないでだべないでだべないでえええええええええええええええええ!」
「うー、うー!」
聴診器を当てると、声もクリアに聞こえる。
胎内にいるれいむにも、この声は聞こえるだろう。
「うああああああああああああ! いだいいいいい! あんござん! れいぶのあんござんがだべられでるうう
ううううううううう!」
「うーっ。こんなとこにちいさいのがいるんだどー」
「…………っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛だめ゛!
だべないでだべないでだべないでえええええええええええええええええ!」
親れいむの胎内で、誕生を待ち望んでいたおちびちゃんたち。
温かい胎内でゆっくりゆっくり育っていたはずの、愛の結晶。
彼らは突然の痛みに、泣き叫んだ。
温かい胎内でゆっくりゆっくり育っていたはずの、愛の結晶。
彼らは突然の痛みに、泣き叫んだ。
「ゆぴっ……! ゆびぃいぃぃぃぃっ!」
「ゆぶ! ゆぶぶっ!」
「ゆくりゅっ、ゆくりゅちて……ゆぴいいいいいいいいい!」
「ゆぶ! ゆぶぶっ!」
「ゆくりゅっ、ゆくりゅちて……ゆぴいいいいいいいいい!」
れみりゃの獰猛な歯が、おちびたちをズタズタに切り裂いた。
その感覚が、親れいむにも伝わったのだろう。
その感覚が、親れいむにも伝わったのだろう。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛!!!!」
゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛!!!!」
親れいむは絶望に身をよじり、ビクビクと痙攣した。
「よし。次ー!」
「まっっでえええええええええええええ! ぼうやだ! ぼういやでず!
どうじでごんなごどずるんでずが! どうじで! どうじで!」
ゆっくりたちが次々に泣きじゃくりながら訴えた。
毎年のことなので、俺は満面の笑みで同じ答えを告げる。
「間引き」
「まびき……?」
きょとんとするゆっくりどもに、俺は簡潔に説明した。
「お前等ちょっと多すぎ。これ以上おちびちゃんが大量にどかっと増えるとお山さんに迷惑がかかります。この
山は、お前たちの物ではありません。
まあ、この手段は百パーセント俺の趣味。ゆっくり運が悪かったと諦めてね!」
「よし。次ー!」
「まっっでえええええええええええええ! ぼうやだ! ぼういやでず!
どうじでごんなごどずるんでずが! どうじで! どうじで!」
ゆっくりたちが次々に泣きじゃくりながら訴えた。
毎年のことなので、俺は満面の笑みで同じ答えを告げる。
「間引き」
「まびき……?」
きょとんとするゆっくりどもに、俺は簡潔に説明した。
「お前等ちょっと多すぎ。これ以上おちびちゃんが大量にどかっと増えるとお山さんに迷惑がかかります。この
山は、お前たちの物ではありません。
まあ、この手段は百パーセント俺の趣味。ゆっくり運が悪かったと諦めてね!」
「「「ゆ゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」」」
俺は親ぱちゅりーの下腹部を毟り取るように抉った。
「ゆべ! ゆぼぼぼぼぼぼ……」
奇妙な声と共に親ぱちゅりーがゲロを吐き出し、悶死した。
「ぱちゅりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
番である親まりさが泣き叫ぶ。
そんな親まりさの目の前で、ぷるぷると震える胎ぱちゅりーと胎まりさを一気に口の中に放り込んだ。
「次は食べちゃおうね! むーしゃむーしゃ、しあわせー!」
「だべないでええええええええええ! ぱちゅりーとまりさのあいのけっしょうがあああああああああああああ
ああああ!」
「はい、じゃあこれあげる!」
ぺっと口から吐き出したのは、胎ゆっくりたちの皮である。
「…………ゆひ! ゆひひひひひひひ!」
はいこいつも発狂っと。
今回は発狂するゆっくりが多いなー。毎年半分以上はいるけど。
「ゆべ! ゆぼぼぼぼぼぼ……」
奇妙な声と共に親ぱちゅりーがゲロを吐き出し、悶死した。
「ぱちゅりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
番である親まりさが泣き叫ぶ。
そんな親まりさの目の前で、ぷるぷると震える胎ぱちゅりーと胎まりさを一気に口の中に放り込んだ。
「次は食べちゃおうね! むーしゃむーしゃ、しあわせー!」
「だべないでええええええええええ! ぱちゅりーとまりさのあいのけっしょうがあああああああああああああ
ああああ!」
「はい、じゃあこれあげる!」
ぺっと口から吐き出したのは、胎ゆっくりたちの皮である。
「…………ゆひ! ゆひひひひひひひ!」
はいこいつも発狂っと。
今回は発狂するゆっくりが多いなー。毎年半分以上はいるけど。
「次ありすー!」
「どがいばじゃない! にんげんざん! やべで! どがいば! どがいばあああああああああああああああ!」
俺は親ありすの下腹部を切開し、ドロドロのカスタード部分からピンセットで胎ゆっくりを取り出した。
「あ」
「……ぴゅ!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
まあ、摘み上げる際に一匹潰しちゃったが。まあ、胎まりさは散々潰してるしいいや。
……と思ったら、生き残った胎ゆっくりは全部ありすだった。
「悪い悪い。お前のおちびちゃんでまりさは、今潰した奴だけだったわ!」
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
じね! じね! じねじねじねじねえええええええええええええええええええ!」
親まりさが体をうねらせて慟哭する。
死ね、とゆっくりにしては憎悪をあからさまに
その声がたまらなく心地よい。
俺は胎ありすの保護膜を剥ぐと両手でそっと摘み上げ、微かに揺さぶり始めた。
「ゅ……ゅゅゅゅ……しゅ……しゅっきち……」
「ゅぅぅぅ……しゅっきち、しゅっきち……」
「だべえええええええええええええええ! おぢびじゃん! おぢびじゃんがずっぎりだなんで! まじでじま
いでなんで、げがらわじいいいいいいいいいいいいいいいい!」
親まりさの言葉に笑った。
お前は娘を持った父親か。……いや、そうなんだけどさ。
「ちゅっきりー……」
「ちゅっきりー……」
二人一緒に、見事にすっきりしてしまった。にょきにょきと頭から茎が生えると同時、どんどんと黒ずんでい
く。
「ほらほら、モタモタしていると死ぬぞー」
そう言って、そっと親まりさの傍に置いた。親まりさはパニックになって、ぺろぺろと二匹を舐めている。
「どがいばじゃない! にんげんざん! やべで! どがいば! どがいばあああああああああああああああ!」
俺は親ありすの下腹部を切開し、ドロドロのカスタード部分からピンセットで胎ゆっくりを取り出した。
「あ」
「……ぴゅ!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
まあ、摘み上げる際に一匹潰しちゃったが。まあ、胎まりさは散々潰してるしいいや。
……と思ったら、生き残った胎ゆっくりは全部ありすだった。
「悪い悪い。お前のおちびちゃんでまりさは、今潰した奴だけだったわ!」
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
じね! じね! じねじねじねじねえええええええええええええええええええ!」
親まりさが体をうねらせて慟哭する。
死ね、とゆっくりにしては憎悪をあからさまに
その声がたまらなく心地よい。
俺は胎ありすの保護膜を剥ぐと両手でそっと摘み上げ、微かに揺さぶり始めた。
「ゅ……ゅゅゅゅ……しゅ……しゅっきち……」
「ゅぅぅぅ……しゅっきち、しゅっきち……」
「だべえええええええええええええええ! おぢびじゃん! おぢびじゃんがずっぎりだなんで! まじでじま
いでなんで、げがらわじいいいいいいいいいいいいいいいい!」
親まりさの言葉に笑った。
お前は娘を持った父親か。……いや、そうなんだけどさ。
「ちゅっきりー……」
「ちゅっきりー……」
二人一緒に、見事にすっきりしてしまった。にょきにょきと頭から茎が生えると同時、どんどんと黒ずんでい
く。
「ほらほら、モタモタしていると死ぬぞー」
そう言って、そっと親まりさの傍に置いた。親まりさはパニックになって、ぺろぺろと二匹を舐めている。
「ぺーろぺろ! ぺーろぺろ! おちびちゃんゆっくりじで! ゆっぐりじで! おねがいだがら! おねがい
じまずがらゆっぐりじでええええええええええええええ!」
そんなことしても、普通に溶けて死ぬだけなんだけどな。
じまずがらゆっぐりじでええええええええええええええ!」
そんなことしても、普通に溶けて死ぬだけなんだけどな。
そうして、俺は様々な手段で胎児ゆっくりを片っ端から虐殺していった。
親たちは泣き叫び、懇願し、憎悪を露わに俺を睨むが、そのあんよはやはり動かない。
ラムネの濃さを調整することで、最長で半日は麻痺させることができるのだ。
親たちは泣き叫び、懇願し、憎悪を露わに俺を睨むが、そのあんよはやはり動かない。
ラムネの濃さを調整することで、最長で半日は麻痺させることができるのだ。
最後に、妊娠した親れいむが残った。
ガタガタと震え、ガチガチと歯を打ち鳴らし、目からは涙が流れて止まらない。
「やべ……で……ぐだ……ざい……」
「こいつの番は誰だー?」
「まりざああああああああああああ! まりざでずううううううううううう!
おねがい! おねがいじまず! やべでぐだざい! なんでもじまず! なんでもじまずがらあああああああ
ああああああ!」
最後の最後で、俺は面白い趣向を思いついた。
親まりさのあんよに、再度注射を施す。
「ゆぎ……!」
ただし、今度はラムネではない。薄い唐辛子エキスが入った水だ。痛みはあるが、ラムネで麻痺していたあん
よは一気に復活する。
「あんよが動くだろう?」
「よぐも……よぐもおおおおおおおおおおおおおお!」
親まりさはありったけの憎悪を篭め、俺目掛けて飛びかかってきた。
「うるせえよ」
「ゆが!?」
二、三発殴って大人しくさせると、親まりさを親れいむのところまで蹴り飛ばした。
「まりざ……いどじのまりざああ……」
「れいぶぅ……ぼうだいじょうぶだよ……もうゆっぐりじでいいよぉ……」
親まりさは微笑む親れいむに、優しくすーりすーりする。
周囲のゆっくりたちは、羨望の目でそれを見ていた。
「よし、まりさ。おちびを助けたいんだな?」
「ゆ……ゆっぐりだずげる! まりざは! おぢびじゃんをゆっぐりだずげるよ!」
「そうかそうか。だったら、俺の言うことに従え。さもないと……」
右手をグーパーに握っては開く。
ただそれだけで、親まりさは蒼白な表情でガタガタ震え始める。
「いいな?」
「ゆぅ……」
親まりさが項垂れた。そんなまりさに、俺はこう命令する。
ガタガタと震え、ガチガチと歯を打ち鳴らし、目からは涙が流れて止まらない。
「やべ……で……ぐだ……ざい……」
「こいつの番は誰だー?」
「まりざああああああああああああ! まりざでずううううううううううう!
おねがい! おねがいじまず! やべでぐだざい! なんでもじまず! なんでもじまずがらあああああああ
ああああああ!」
最後の最後で、俺は面白い趣向を思いついた。
親まりさのあんよに、再度注射を施す。
「ゆぎ……!」
ただし、今度はラムネではない。薄い唐辛子エキスが入った水だ。痛みはあるが、ラムネで麻痺していたあん
よは一気に復活する。
「あんよが動くだろう?」
「よぐも……よぐもおおおおおおおおおおおおおお!」
親まりさはありったけの憎悪を篭め、俺目掛けて飛びかかってきた。
「うるせえよ」
「ゆが!?」
二、三発殴って大人しくさせると、親まりさを親れいむのところまで蹴り飛ばした。
「まりざ……いどじのまりざああ……」
「れいぶぅ……ぼうだいじょうぶだよ……もうゆっぐりじでいいよぉ……」
親まりさは微笑む親れいむに、優しくすーりすーりする。
周囲のゆっくりたちは、羨望の目でそれを見ていた。
「よし、まりさ。おちびを助けたいんだな?」
「ゆ……ゆっぐりだずげる! まりざは! おぢびじゃんをゆっぐりだずげるよ!」
「そうかそうか。だったら、俺の言うことに従え。さもないと……」
右手をグーパーに握っては開く。
ただそれだけで、親まりさは蒼白な表情でガタガタ震え始める。
「いいな?」
「ゆぅ……」
親まりさが項垂れた。そんなまりさに、俺はこう命令する。
「お前の愛しのれいむの、もみあげを食い千切れ」
「ゆ゛っ……!」
親まりさも、親れいむも、共に絶句する。
理解できてないかもしれないので、もう一度告げる。
「お前のれいむの、もみあげを食い千切れ」
「ゆ゛っ……!」
親まりさも、親れいむも、共に絶句する。
理解できてないかもしれないので、もう一度告げる。
「お前のれいむの、もみあげを食い千切れ」
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
ぞんなの! ぞんなのでぎるわげ……」
「あっそ。じゃあ、お腹のおちびちゃんとさようならだね!」
「ぞれもだべええええええええええええええええ! おねがいじまず!
おねがいじまずうううううううううううううううう!」
「あと五秒以内にやらないと、ぷちぷち潰しちゃうよー。あるいは、焼くか食べるかれみりゃに食わせちゃうよ
ー。ごー、よーん、さーん」
「まりざ! れいぶはだいじょうぶだよ! おねがいだがられいぶのもみあげざんをゆっぐりさせなくじでね!」
「ゆああああああああああああああああ! れいぶ! れいぶれいぶれいぶうううう!」
「にーい、いーち、ぜー…………」
わざとゆっくり数えていたところ、親まりさが決意を秘めた表情で――ただし、涙をだらだらと流しながら―
―口を開いた。
ぞんなの! ぞんなのでぎるわげ……」
「あっそ。じゃあ、お腹のおちびちゃんとさようならだね!」
「ぞれもだべええええええええええええええええ! おねがいじまず!
おねがいじまずうううううううううううううううう!」
「あと五秒以内にやらないと、ぷちぷち潰しちゃうよー。あるいは、焼くか食べるかれみりゃに食わせちゃうよ
ー。ごー、よーん、さーん」
「まりざ! れいぶはだいじょうぶだよ! おねがいだがられいぶのもみあげざんをゆっぐりさせなくじでね!」
「ゆああああああああああああああああ! れいぶ! れいぶれいぶれいぶうううう!」
「にーい、いーち、ぜー…………」
わざとゆっくり数えていたところ、親まりさが決意を秘めた表情で――ただし、涙をだらだらと流しながら―
―口を開いた。
「ゆっぐりっ! れいぶ! ごべんねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!」
愛しい親れいむのもみあげに、親まりさはがぶりと噛みついた。
勢いよく首を振ると、ぷちぷちという小気味良い音と共に、もみあげは根元から引き千切られた。
「ゆびっ……ぎっ……ぐうっ……!」
親れいむの餡子が漏れる。苦痛のせいだろう、涙が溢れて止まらない。
「れいぶうううう! ゆっぐりじで! ゆっぐりじでねえええええ!」
「おーい、まりさー。もう片方のもみあげも千切れよー」
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
今度は理解が早かった。
親まりさはもう一つのもみあげも、無事に噛んで千切った。
「ゆがぎごげ!」
そうして、親まりさは希望に満ちた表情で俺を見上げる。
「ごれで……ごれで……いいん゛だよねえ゛……?」
愛しい親れいむのもみあげに、親まりさはがぶりと噛みついた。
勢いよく首を振ると、ぷちぷちという小気味良い音と共に、もみあげは根元から引き千切られた。
「ゆびっ……ぎっ……ぐうっ……!」
親れいむの餡子が漏れる。苦痛のせいだろう、涙が溢れて止まらない。
「れいぶうううう! ゆっぐりじで! ゆっぐりじでねえええええ!」
「おーい、まりさー。もう片方のもみあげも千切れよー」
「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
今度は理解が早かった。
親まりさはもう一つのもみあげも、無事に噛んで千切った。
「ゆがぎごげ!」
そうして、親まりさは希望に満ちた表情で俺を見上げる。
「ごれで……ごれで……いいん゛だよねえ゛……?」
馬鹿め。この程度で終わらんよ。
「まだだぞ。そうだな、どうせれいむなんて狩りはしないんだろ。だったら、目を抉れ」
「ゆ゛ッ……!?」
「もちろん、両方ともだぞ。分かってるな?」
「やべで……ぞれば……やべで……れいぶ……あがじゃん……みだいの……」
「別にいいけどさー。その場合、れいむはもみあげが無い上におちびちゃんも皆殺しになっちゃうよー。それで
いいの?」
親まりさは苦悶した末、無言で帽子から枝を取り出した。
親れいむが怯え、首を横に振る。
さすがに母性本能豊かなれいむと言えども、両目抉りは決心がつかないのだろう。
だが、親まりさは既に決意している。
「やべ……やべで……やべでやべでやべでやべでええええええええええ!」
泣き叫ぶ親れいむに、枝をゆっくりと近付け――。
「ゆ゛ッ……!?」
「もちろん、両方ともだぞ。分かってるな?」
「やべで……ぞれば……やべで……れいぶ……あがじゃん……みだいの……」
「別にいいけどさー。その場合、れいむはもみあげが無い上におちびちゃんも皆殺しになっちゃうよー。それで
いいの?」
親まりさは苦悶した末、無言で帽子から枝を取り出した。
親れいむが怯え、首を横に振る。
さすがに母性本能豊かなれいむと言えども、両目抉りは決心がつかないのだろう。
だが、親まりさは既に決意している。
「やべ……やべで……やべでやべでやべでやべでええええええええええ!」
泣き叫ぶ親れいむに、枝をゆっくりと近付け――。
ぐいっ、ぷつんっ、しゃくっ。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ
゛あ゛あ゛あ゛!!
おべべえええ! れいぶの! れいぶのきらきらじだおべべえええええええええ!」
目玉がコロコロと転がってきたので、それを足で潰した。
ぽっかりと空いた眼窩が、どうにも不気味だ。
「うああああああああああああ! ごべんねええええええええ! れいぶ! ごべんねえええええええええええ
えええええっ!」
「びえないよ! なにもみえ゛な゛い゛よ! まりざ! まりざまりざまりざあああああああああああああああ
あああああああああ!」
「もういいでじょおおおお! ごれでいいでじょおおおおお!」
゛あ゛あ゛あ゛!!
おべべえええ! れいぶの! れいぶのきらきらじだおべべえええええええええ!」
目玉がコロコロと転がってきたので、それを足で潰した。
ぽっかりと空いた眼窩が、どうにも不気味だ。
「うああああああああああああ! ごべんねええええええええ! れいぶ! ごべんねえええええええええええ
えええええっ!」
「びえないよ! なにもみえ゛な゛い゛よ! まりざ! まりざまりざまりざあああああああああああああああ
あああああああああ!」
「もういいでじょおおおお! ごれでいいでじょおおおおお!」
「いいや、最後に一つ。れいむのおりぼんさんを毟り取って食え」
――硬直。
親まりさも、親れいむも、泣き叫ぶのを停止した。
りぼんを毟り取る。それはつまり、ゆっくりできないゆっくりになるということである。
あんよも、両目も、もみあげも。
お飾り破損という絶望には敵わない。
「ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
ぞれだげは! ぞれだげはがんべんじでぐだざい! ゆっぐりでぎなぐなりまず!
ゆっぐりでぎなぐなりまずうううううううううううううううううううううう!」
「ごー……」
「おねがいでず! まりざのおべべもあげまず! あんよがゆっぐりでぎなぐなっでもがまいまぜん! でも!
どうが! れいぶのおりぼんざんだげは! がんべんじでぐだざい!」
「よーん……」
「まりざあああ! だずげでえええええ!」
「さーん……」
「ゆがあああああああああああ! じねっ! じねっ! じねええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええ! ゆっぐりぜずにいまずぐじねええええええええええええええええええええええ
ええ!」
「にー……」
「あ゛……あ……あ゛……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
」
「いーち」
「れいぶうううううううううううううううううううううううううう! れいぶれいう゛れいう゛れいう゛れいう
゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れ
いう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう
゛!!!」
「ぜー」
親まりさも、親れいむも、泣き叫ぶのを停止した。
りぼんを毟り取る。それはつまり、ゆっくりできないゆっくりになるということである。
あんよも、両目も、もみあげも。
お飾り破損という絶望には敵わない。
「ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
ぞれだげは! ぞれだげはがんべんじでぐだざい! ゆっぐりでぎなぐなりまず!
ゆっぐりでぎなぐなりまずうううううううううううううううううううううう!」
「ごー……」
「おねがいでず! まりざのおべべもあげまず! あんよがゆっぐりでぎなぐなっでもがまいまぜん! でも!
どうが! れいぶのおりぼんざんだげは! がんべんじでぐだざい!」
「よーん……」
「まりざあああ! だずげでえええええ!」
「さーん……」
「ゆがあああああああああああ! じねっ! じねっ! じねええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええ! ゆっぐりぜずにいまずぐじねええええええええええええええええええええええ
ええ!」
「にー……」
「あ゛……あ……あ゛……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
」
「いーち」
「れいぶうううううううううううううううううううううううううう! れいぶれいう゛れいう゛れいう゛れいう
゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れ
いう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう゛れいう
゛!!!」
「ぜー」
親まりさは、親れいむのリボンを歯で食い千切って、ごくごくと飲み込んだ。
「ゆ、びっ……!」
親れいむも、自分のリボンが強奪されたことに気付いたのだろう。
「ゆび……」
「ゆびび……」
「ゆ゛びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび
びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび」
親れいむも、自分のリボンが強奪されたことに気付いたのだろう。
「ゆび……」
「ゆびび……」
「ゆ゛びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび
びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび」
●
●
●
「それじゃあみんな、もう残りのゆっくりはおちびちゃんを作っていいよ! また来年、よろしくね!」
「…………ゅ」
「…………」
「……ゅ……」
「…………」
「…………ゅ……」
「ゅ…………ゅ」
あんよが動くようになったにも関わらず、ゆっくりたちは啜り泣いたりすーりすーりしたりすることもない。
全員が虚脱状態で、無言のままに俺を見送った。
「…………ゅ」
「…………」
「……ゅ……」
「…………」
「…………ゅ……」
「ゅ…………ゅ」
あんよが動くようになったにも関わらず、ゆっくりたちは啜り泣いたりすーりすーりしたりすることもない。
全員が虚脱状態で、無言のままに俺を見送った。
これからあの群れたちは、辛い辛い毎日が待っている。
ゆっくりできるはずだったおちびちゃんは奪われ、母親役だったゆっくりのほとんどは二度と出産できない体
になってしまった。
となると、父親役同士でくっつくことになる。
だが、それはゆっくり的には無理矢理同性愛者になるようなものだ。
あまりゆっくりできるとは言い難い番が次々と生まれる。
ゆっくりできるはずだったおちびちゃんは奪われ、母親役だったゆっくりのほとんどは二度と出産できない体
になってしまった。
となると、父親役同士でくっつくことになる。
だが、それはゆっくり的には無理矢理同性愛者になるようなものだ。
あまりゆっくりできるとは言い難い番が次々と生まれる。
それからも悲惨だ。
母親役のゆっくりは、おちびちゃんを求めて彷徨うだろう。
「ゆっぐりじでね、ゆっぐりじでね、おぢびじゃん、ゆっぐり……」
生まれるはずだったおちびちゃんの亡骸に、死臭も構わずすーりすーりし続けるゆっくり。
「ごれはれいぶのおぢびじゃんだよおおおおおおおおおおおおお!」
そう言って、他のゆっくりたちからおちびちゃんを奪い取るゆっくり。
「…………」
何もせず、ただ腐り果てるのを待つゆっくり。
そして――。
母親役のゆっくりは、おちびちゃんを求めて彷徨うだろう。
「ゆっぐりじでね、ゆっぐりじでね、おぢびじゃん、ゆっぐり……」
生まれるはずだったおちびちゃんの亡骸に、死臭も構わずすーりすーりし続けるゆっくり。
「ごれはれいぶのおぢびじゃんだよおおおおおおおおおおおおお!」
そう言って、他のゆっくりたちからおちびちゃんを奪い取るゆっくり。
「…………」
何もせず、ただ腐り果てるのを待つゆっくり。
そして――。
「くじゅおや! ゆっぐりでぎないくずおや!」
「ゆっぐりじね! ゆっぐりじね!」
五体満足で生まれたにも関わらず――いや、生まれたが故に。
「…………」
「やべでね! やべでね! おぢびじゃん! おぢびじゃん! おぢびじゃあああああああああん!」
産んでくれた母親を馬鹿にする子ゆっくり。
「うるしゃいよ! こんなけっかんひんにうまれただなんて、いいはじさらしだにぇ!」
「こんなの、ははおやじゃないよ! おきゃあしゃんはもっとあっちゃかいものだよ!」
「しね! しねしねしね!」
「…………ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」
「ゆっぐりじね! ゆっぐりじね!」
五体満足で生まれたにも関わらず――いや、生まれたが故に。
「…………」
「やべでね! やべでね! おぢびじゃん! おぢびじゃん! おぢびじゃあああああああああん!」
産んでくれた母親を馬鹿にする子ゆっくり。
「うるしゃいよ! こんなけっかんひんにうまれただなんて、いいはじさらしだにぇ!」
「こんなの、ははおやじゃないよ! おきゃあしゃんはもっとあっちゃかいものだよ!」
「しね! しねしねしね!」
「…………ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」
この二匹を守るために、れいむは全てを失った。
もみあげ、目玉、そしておりぼんさん。
なのに、このゆっくりたちは感謝もしない。
もみあげ、目玉、そしておりぼんさん。
なのに、このゆっくりたちは感謝もしない。
何故、何故、何故――――。
れいむが我に返ったときには、既に遅かった。
「ゅ……ゅ……」
「ど……ち……て……」
「ああ……ああああ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
「ゅ……ゅ……」
「ど……ち……て……」
「ああ……ああああ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
親れいむは、自分がおちびちゃんを踏み潰したことを理解し。
ぽろぽろと涙を零してから、餡子を吐き出して死亡した。
嫌悪からではなく、自らの意志で中の餡子を吐き出したのである。
人間に例えるならば、自身の内臓を吐き出して自殺したに等しい所業だ。
ぽろぽろと涙を零してから、餡子を吐き出して死亡した。
嫌悪からではなく、自らの意志で中の餡子を吐き出したのである。
人間に例えるならば、自身の内臓を吐き出して自殺したに等しい所業だ。
「どうじで……どうじで……どうじで……」
親まりさは自分の惨めさを思い知らされて、ただただ泣いた。
親まりさは自分の惨めさを思い知らされて、ただただ泣いた。
これでこの群れは、来年も駆除されることなく安泰である。
<あとがき>
保護膜は独自設定です。
似たようなものは、ちらほらと見かけた気がしますが。
似たようなものは、ちらほらと見かけた気がしますが。
挿絵: