ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1486 飼われるって幸せなこと
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ankoss
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『飼われるって幸せな事』
D.O
D.O
「ゆっくりしていってね!!」
ゆーん。やっぱり朝のご挨拶はゆっくりできるよー。
お空も晴れてて、太陽さんもゆっくりしてるね。
まりさは今日も、とってもゆっくりしてるよ!
お空も晴れてて、太陽さんもゆっくりしてるね。
まりさは今日も、とってもゆっくりしてるよ!
「のーびのーび、すっきりー。」
すーやすーやした後は、のーびのーびするとすっきりーだよ。
まりさは、朝は必ず初めにのーびのーびしてるんだよ。
ゆっくりしてるよね。
まりさは、朝は必ず初めにのーびのーびしてるんだよ。
ゆっくりしてるよね。
ゆ?まりさのことを、教えて欲しいの?ゆっくり理解したよ。
まりさは、お兄さんの飼いゆっくりのまりさだよ。
ゆふぅん。少し前までは野良だったんだけど、
とってもゆっくりしたお兄さんが、飼いゆっくりにしてくれたんだ。
だからまりさ、とってもしあわせ~だよ。
ゆっくりよろしくね。
ゆふぅん。少し前までは野良だったんだけど、
とってもゆっくりしたお兄さんが、飼いゆっくりにしてくれたんだ。
だからまりさ、とってもしあわせ~だよ。
ゆっくりよろしくね。
お兄さんのおうちは、とっても大きくて、木さんで作ってあるんだよ。
でも、大きすぎてまりさはちょっと苦手かな。
だから、お兄さんのおうちの隣に、まりさだけのおうちを作ったんだよ。
ゆっくりしてるでしょ。
でも、大きすぎてまりさはちょっと苦手かな。
だから、お兄さんのおうちの隣に、まりさだけのおうちを作ったんだよ。
ゆっくりしてるでしょ。
「ゆ~ん。ゆ!ごーくごーくするよ!」
のーびのーびが終わったら、次はごーくごーくするんだよ。
これもいっつもやってるんだよ。
飼いゆっくりは、大事なことは毎日必ずやるんだよ。
まりさは野良だったけど、ずっと前に死んじゃったお母さんが、ゆっくり教えてくれたんだよ。
これもいっつもやってるんだよ。
飼いゆっくりは、大事なことは毎日必ずやるんだよ。
まりさは野良だったけど、ずっと前に死んじゃったお母さんが、ゆっくり教えてくれたんだよ。
きれいなお水さんは、野良だったときはなかなか無くって大変だったよ。
でも、今はお庭の『たらいさん』に必ず入ってるから、ゆっくりできるよ。
でも、今はお庭の『たらいさん』に必ず入ってるから、ゆっくりできるよ。
「ごーくごーく。ゆっくりー!ゆふぅん。ちゃーぷちゃーぷ。おぼうしさん、ゆっくりしてるね。」
ごーくごーくしたら、ついでに身づくろいもするよ。
大事なお帽子は、お水でちゃーぷちゃーぷすると、とってもキレイになるんだよ。
ゆっくり!
大事なお帽子は、お水でちゃーぷちゃーぷすると、とってもキレイになるんだよ。
ゆっくり!
「ぺーろぺーろ。まりさのかみのけさん、ゆっくりしてるよー。」
お帽子さんの次は、体もきれいにちゃーぷちゃーぷ、ぺーろぺーろするんだよ。
『たらいさん』のお水に映ったまりさ・・・寝グセも無いし、とってもゆっくりだね。
『たらいさん』のお水に映ったまりさ・・・寝グセも無いし、とってもゆっくりだね。
こうやって、朝の体操と身づくろいが終わったら、次はゆっくり朝ごはん。
今日もたくさんむーしゃむーしゃするね。
今日もたくさんむーしゃむーしゃするね。
「ゆ!たんぽぽさん、ゆっくりしていってね!!」
お兄さんのお庭には、たっくさんご飯があるんだよ。
今日は豪勢にタンポポさん。
フワフワで、ちょっとあまあまで、ちょっと苦くって、
お母さんが、生まれてすぐに食べさせてくれた茎さんみたいで、とってもゆっくりしてるんだよ。
今日は豪勢にタンポポさん。
フワフワで、ちょっとあまあまで、ちょっと苦くって、
お母さんが、生まれてすぐに食べさせてくれた茎さんみたいで、とってもゆっくりしてるんだよ。
「むーしゃむーしゃ、ごっくん。し、し、しあわせー!!」
ゆっへん!まりさは、飼いゆっくりのごはんの食べ方も知ってるんだよ!
お口にごはんがあるのに『しあわせー』したら、
周りを汚しちゃうからダメなんだよね!
お口にごはんがあるのに『しあわせー』したら、
周りを汚しちゃうからダメなんだよね!
『ふぁぁ・・・ああー、いい天気だ。』
ゆ!お兄さんが起きたみたいだよ。
まりさはゆっくりした飼いゆっくりだから、元気にご挨拶するね!
せーの・・・
まりさはゆっくりした飼いゆっくりだから、元気にご挨拶するね!
せーの・・・
「ゆっくりしていってね!!」
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「頭痛てぇ・・・」
「うげぇ・・おい、マサル。水くれ、水ぅ・・・」
「台所知ってんだろ。自分で行け・・・昨日は飲みすぎた・・・」
「潰れるまで飲んだの久しぶりだ、ったく・・・気持ち悪ぃ・・・。」
「うげぇ・・おい、マサル。水くれ、水ぅ・・・」
「台所知ってんだろ。自分で行け・・・昨日は飲みすぎた・・・」
「潰れるまで飲んだの久しぶりだ、ったく・・・気持ち悪ぃ・・・。」
朝。
ここは、畑とかの間にポツンポツンと家が建っている、いわゆる田舎町だ。
ここは、畑とかの間にポツンポツンと家が建っている、いわゆる田舎町だ。
そして、二日酔いで苦しんでいるお兄さん達の一方は、一郎お兄さん。
この古き良き農家を思わせる、年季の入った木造平屋に住んでるお兄さんである。
で、もう一人はマサルお兄さん。
都会から里帰り中のお兄さんで、一郎お兄さんの親友であった。
中学生の頃は、『M1コンビ』などと呼ばれ、大変なエロガキ達として名を馳せていたものだが、
今ではそこそこ落ち着いた社会人達である。
二人だけになると、ついつい羽目をはずしてしまい、今日のような状態になるのだが。
この古き良き農家を思わせる、年季の入った木造平屋に住んでるお兄さんである。
で、もう一人はマサルお兄さん。
都会から里帰り中のお兄さんで、一郎お兄さんの親友であった。
中学生の頃は、『M1コンビ』などと呼ばれ、大変なエロガキ達として名を馳せていたものだが、
今ではそこそこ落ち着いた社会人達である。
二人だけになると、ついつい羽目をはずしてしまい、今日のような状態になるのだが。
ガラガラガラッ
マサルお兄さんが這うようにして台所に向かっている間に、
一郎お兄さんは居間の障子を開けた。
一郎お兄さんは居間の障子を開けた。
「ふぁぁ・・・ああー、いい天気だ。」
『ゆっくりしていってね!!』
「・・・ああ、ゆっくりしていってね(棒読み)。」
『ゆゆー!!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!!』
「はいはい。ゆっくりゆっくり。」
『ゆっくりしていってね!!』
「・・・ああ、ゆっくりしていってね(棒読み)。」
『ゆゆー!!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!!』
「はいはい。ゆっくりゆっくり。」
まりさは挨拶を返された事に大変満足らしく、雑草だらけである意味芝生になっている庭を、
ぽゆんぽゆん跳ね回っている。
ぽゆんぽゆん跳ね回っている。
と、そこにマサルお兄さんも戻ってきた。
「ほぉ。そいつが例の・・・」
『ゆゆっ!?おにいさん、ゆっくりしていってね!!』
「・・・おお、ゆっくりしていってね(棒読み)。」
『ゆわーい!!ゆっくり!ゆっくり!!』
『ゆゆっ!?おにいさん、ゆっくりしていってね!!』
「・・・おお、ゆっくりしていってね(棒読み)。」
『ゆわーい!!ゆっくり!ゆっくり!!』
- 。
「いいゆっくりだな。」
「ああ、性格は相当いい方だと思う。」
「ああ、性格は相当いい方だと思う。」
- 。
「ホントに飼ってないのか?」
「ああ、飼うって言った覚えは無い。」
「ああ、飼うって言った覚えは無い。」
一郎お兄さんは二日酔いの頭痛をこらえながらボソリと言った・・・。
---------------------------------------------
「でもなぁ。いくらゆっくりっても、何もしないで誤解はないだろ。」
「何もしてねぇって。」
「何もしてねぇって。」
マサルお兄さんがいつの間にか作っていた味噌汁をすすり、
ほぉ、と言った表情を浮かべた後、一郎お兄さんは話し続ける。
ほぉ、と言った表情を浮かべた後、一郎お兄さんは話し続ける。
「餌すらやってない。生ゴミ一欠けらもな。」
「じゃあ、雨の日に一晩家に上げたとか?」
「無い。土間にだって入れた事は無い。」
「無い。土間にだって入れた事は無い。」
「今見たけど随分小奇麗だったし、体を洗ってやったりとかは?」
「アイツの風呂場兼水飲み場は、庭に置きっぱなしの金ダライとか、プランターとかだ。
まあ、雨水は溜まりっぱなしだし、庭木に水遣りした水とかそのままだから、水には困らんだろうけど。」
「アイツの風呂場兼水飲み場は、庭に置きっぱなしの金ダライとか、プランターとかだ。
まあ、雨水は溜まりっぱなしだし、庭木に水遣りした水とかそのままだから、水には困らんだろうけど。」
「おうちを作ってやったとか?」
「縁側の下に古タイヤ置きっぱだろ。その裏に板っきれとか石とかで壁作って、
勝手に住み着いたんだ。俺がなんかしたわけじゃねえし。」
「縁側の下に古タイヤ置きっぱだろ。その裏に板っきれとか石とかで壁作って、
勝手に住み着いたんだ。俺がなんかしたわけじゃねえし。」
「・・・うーん。なんかきっかけ無かったのかよ。」
「つってもな・・・あぁ、あれか?」
「あったか?」
「ううん。アレは確か、あいつと初めて会ったときで・・・」
「つってもな・・・あぁ、あれか?」
「あったか?」
「ううん。アレは確か、あいつと初めて会ったときで・・・」
~ 一郎お兄さん回想 ~
夕方、縁側で酒を飲もうと外に出たとき・・・
「ゆっくりしていってね!!」
って言われたんで、思わず
「お、おお、ゆっくりしていけ。」
って、返事したんだよ。
~ 回想終わり ~
「以上だ。」
「それで契約成立か・・・」
「それで契約成立か・・・」
マサルお兄さんも聞いてすぐは半信半疑といった表情だったが、
一郎お兄さんの真面目な表情を見ると、ゆっくりならばあり得る、とも思ったようだ。
一郎お兄さんの真面目な表情を見ると、ゆっくりならばあり得る、とも思ったようだ。
考えて見れば、『ゆっくりしていってね』ってのは色々な意味があるものだ。
ゆっくり的には挨拶でも使うが、人間的な使い方だと『ココに住んでもいいぞ。』とも取れなくはない。
難しいものである。
ゆっくり的には挨拶でも使うが、人間的な使い方だと『ココに住んでもいいぞ。』とも取れなくはない。
難しいものである。
---------------------------------------------
『むーしゃむーしゃ・・・もぐもぐ、ごっくん。しあわせー!』
「ほぉ。ちゃんと飲み込んでから『しあわせー』するのか。」
『ゆゆっ!?そうだよ。まりさはかいゆっくりだから、とってもおぎょうぎいいんだよ!』
「ほぉ。ちゃんと飲み込んでから『しあわせー』するのか。」
『ゆゆっ!?そうだよ。まりさはかいゆっくりだから、とってもおぎょうぎいいんだよ!』
マサルお兄さんは、また疑問が生まれたようだ。
再び一郎お兄さんに質問をぶつける。
再び一郎お兄さんに質問をぶつける。
「なあ、あのまりさ、随分しつけられてるっぽいぞ。どっかの飼いゆっくりだったんじゃね?」
「無いな。」
「どうしてよ?」
「自分で言ってた。生まれたときから野良だって。しつけ云々は、母親に教わったらしい。」
「じゃあ、捨てられゆっくりの子供か。」
「無いな。」
「どうしてよ?」
「自分で言ってた。生まれたときから野良だって。しつけ云々は、母親に教わったらしい。」
「じゃあ、捨てられゆっくりの子供か。」
だが、一郎お兄さんは首を横に振る。
「その母親も、自分の母親から教わったらしい。」
「飼いゆっくりの孫ってことか。」
「飼いゆっくりの孫ってことか。」
だが、一郎お兄さんはそれにも首を横に振る。
「んで、母の母も、やっぱり母親から教わったらしい。先祖が人間に捨てられたのは事実らしいが。」
「・・・もう、ほぼ野良じゃね?」
「・・・もう、ほぼ野良じゃね?」
呆然となるマサルお兄さんから視線をはずし、
庭の芝生の上でゴロンと横になって日向ぼっこ中のまりさを見ながら、一郎お兄さんは話を続ける。
庭の芝生の上でゴロンと横になって日向ぼっこ中のまりさを見ながら、一郎お兄さんは話を続ける。
「思うに・・・あのまりさは、『飼われる』ってことをよく理解してないようでな。」
「何だよ急に?」
「俺は、まあ、ゆっくりを飼う気は無いんだが・・・・・・、
それにしてもな。まりさに何かを要求されたことが無いんだ。一度もな。」
「何だよ急に?」
「俺は、まあ、ゆっくりを飼う気は無いんだが・・・・・・、
それにしてもな。まりさに何かを要求されたことが無いんだ。一度もな。」
- 。
「あまあまよこせ、とか?」
「ああ。食事とか、水とか、おうちとか、ましてや家に上げろとか可愛がれとかも。」
「・・・?んじゃ、まりさは何で飼われてるとか思ってんだよ。」
「ああ。食事とか、水とか、おうちとか、ましてや家に上げろとか可愛がれとかも。」
「・・・?んじゃ、まりさは何で飼われてるとか思ってんだよ。」
そして、話題は最初に戻った。
一郎お兄さんも結論は出ていないらしく、うーん、と考えながら言葉を紡いでいく。
一郎お兄さんも結論は出ていないらしく、うーん、と考えながら言葉を紡いでいく。
「多分だが・・・まりさは、『飼われる』ってのは、人間と仲良くなること、とか思ってんじゃないか?」
「はぁ?」
「はぁ?」
「つまりな。飼いゆっくりってのは、人間と仲良しだから、
一緒に住んだり、世話してもらったり、守ってもらえたり、バッジをもらえたりするってことで・・・」
一緒に住んだり、世話してもらったり、守ってもらえたり、バッジをもらえたりするってことで・・・」
- だとしたら、それは、あまりにも悲しすぎる話でもあった。
それは、町のゆっくりが、
人間と仲良くなる以外、人間に優しくされることは無いと思っている、ということであり、
仲良くなる=飼われる、と思っているということであり、
人間と仲良くなる以外、人間に優しくされることは無いと思っている、ということであり、
仲良くなる=飼われる、と思っているということであり、
ただ、人間と仲良くなりたいがために、
良くない頭をフル回転させて、先祖が人間から受けたしつけを受け継いでいったということで・・・
良くない頭をフル回転させて、先祖が人間から受けたしつけを受け継いでいったということで・・・
その日の午後、マサルお兄さんは都会の自分の家に帰るため、
一郎お兄さんの家を後にすることにした。
一郎お兄さんの家を後にすることにした。
だがその前に、一郎お兄さんと話をつけて、まりさにある提案を持ちかけた。
「なあ、まりさ。」
『ゆ?なに?おにーさん。』
『ゆ?なに?おにーさん。』
マサルお兄さんは、ゆっくり日向ぼっこ中のまりさに話かける。
「まりさ、俺の飼いゆっくりにならないか?」
それは、マサルお兄さんの本心でもあった。
しつけのレベルはともかく、これくらい性格のいいゆっくりは、
正直言ってゆっくりショップでは、まずお目にかかれないのだから。
それに一郎お兄さんも、まりさが望めば、好きにしていいと言った。
しつけのレベルはともかく、これくらい性格のいいゆっくりは、
正直言ってゆっくりショップでは、まずお目にかかれないのだから。
それに一郎お兄さんも、まりさが望めば、好きにしていいと言った。
だが、それに対するまりさの答えは、マサルお兄さんに諦めさせるには充分だった。
「ゆわーい!おにーさん『も』、まりさをかいゆっくりにしてくれるの!ゆっくりありがとう!!」
マサルお兄さんは図らずも、一郎お兄さんの仮説を実証することになったのである。
---------------------------------------------
マサルお兄さんは、帰りの電車の中で考えずにはいられなかった。
『もし・・・もし、まりさのご先祖が、まりさみたいなヤツだったら・・・
そうだったら、まりさもその親も、さらにその親も、野良として生きていくことは無かったかもしれない。
それにしても、人間に捨てられたというまりさの先祖は、
どのような気持ちで我が子達にしつけを施したのであろうか。
そこには、人間には想像もつかないほどの後悔があったのであろうか。
そのしつけだけが、ゆっくりした生活への唯一の足がかりと信じていたのだろうか。
どのような気持ちで我が子達にしつけを施したのであろうか。
そこには、人間には想像もつかないほどの後悔があったのであろうか。
そのしつけだけが、ゆっくりした生活への唯一の足がかりと信じていたのだろうか。
野良としての過酷な生活と、先祖代々受け継がれたしつけの結晶が、
あの飼いやすそうな、善良なまりさだとすれば、ゆっくりというのは悲しい生き物なのかもしれない・・・』
あの飼いやすそうな、善良なまりさだとすれば、ゆっくりというのは悲しい生き物なのかもしれない・・・』
ところで、一郎お兄さんは、マサルお兄さんとこんな話もしていた。
「ホント・・・いいまりさだな。」
「ああ。」
「・・・今後、ホントに飼う予定は?」
「無い。現状維持がお互いのためだ。」
「・・・あのまりさが、奥さんや子供作ったら?」
「知らん。メシをたかったりしなけりゃ、どうでもいい。
隣の家も離れてるから、都会と違って騒音で怒られることもないしな。」
「そうか。」
「・・・そうだ。」
「そうか・・・。」
「ああ。」
「・・・今後、ホントに飼う予定は?」
「無い。現状維持がお互いのためだ。」
「・・・あのまりさが、奥さんや子供作ったら?」
「知らん。メシをたかったりしなけりゃ、どうでもいい。
隣の家も離れてるから、都会と違って騒音で怒られることもないしな。」
「そうか。」
「・・・そうだ。」
「そうか・・・。」
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2ヵ月後、マサルお兄さんは再び一郎お兄さんの家に遊びに行った。
その時、相変わらずゆっくりしているまりさの帽子を見て見ると、
その時、相変わらずゆっくりしているまりさの帽子を見て見ると、
「ゆっくりしていってね!!」
「おう、ゆっくりしていってね。」
「ゆっくり!ゆっくり!!」
「おう、ゆっくりしていってね。」
「ゆっくり!ゆっくり!!」
マジックで『野』と書かれた駄菓子屋の缶バッジが付けられていた。
- 野良バッジか。
まあ、正式な飼いゆっくりまで、もう一息ってところだな。
「まりさ。ゆっくりしろよ。」
「ゆっくり!ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくり!ゆっくりしていってね!!」
いい加減、一郎も観念すればいいと思うんだが。
餡小話掲載作品
町れいむ一家の四季シリーズ→休止中につき、anko1374にてご確認あれ
anko238.txt ぱちゅりおばさんの事件簿
anko394.txt ゆっくりちるのの生態
anko970.txt ごく普通のゆっくりショップ
anko989.txt ゆっくり向けの節分
anko1042.txt みんな大好きゆレンタイン
anko1052.txt 暇つぶし
anko1061.txt 軽いイタズラ
anko1136.txt お誕生日おめでとう!
anko1149.txt ゆっくり工作セット
anko1269.txt 愛でたいお姉さん
anko1283.txt ありすの婚活
anko1363.txt 野良も色々
anko1367.txt 労働の意義
anko1374.txt
anko1379.txt ドス対処法
anko1388.txt 赤い風船に乗せて
anko1393.txt ゆっクリニックへようこそ
anko1433.txt 良好な関係
anko1451.txt 余計なお世話
anko1457.txt
anko1467.txt 奇跡の公園
anko1476.txt ゲスゆっくりは捨てられる
anko1485.txt 嘆きあきリスペクト
本作品
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挿絵:全裸あき