ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4345 Discrimination 3 ~まりさの願い~
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ankoss
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『Discrimination 3 ~まりさの願い~』 53KB
いたづら 差別・格差 自然界 連続ものです
いたづら 差別・格差 自然界 連続ものです
かすがあきです。
注意
- anko4334 Discrimination 2 ~歌姫れいむ~ の続きです。
- 「」はゆっくりの発言です。
- 『』は人間の発言です。
- 独自設定があります。
- ぬるいです。
- anko4004 初詣の帰りに に出てきたHENTAIっぽい人と胴付き れいむがでてきます。
- 幸せな胴付き れいむが幸せなままです。
- チート気味なゆっくりがでてきます。
Discrimination3 ~まりさの願い~
れいむの世話をするようになって、まりさは以前にも増して狩りに精をだすようになった。
「いなかものの まりさ、もっと かりの せいかを むれに けんっじょう しなさい。」
長ありすが、まりさの狩りの成果の ほぼ全て献上させようとしても、それを断るようになった。
「ゆっくり ごめんだよ、おさ。
まりさは れいむに ごはんさんを たべさせないと いけないから、
これ いじょうは けんっじょう できないよ。ゆっくりりかいして ほしいよ。」
「まぁ、なんて いなかものなの。いいの?そんなことを いって?」
「おさ、まりさも れいむも むれの いちいんだよ。
ほかの みんなが けんっじょうする りょうよりも たくっさんの ごちそうを まりさは けんっじょう しているよ。
これ いじょう けんっじょう したら、まりさは うえて もう かりが できなくって、あしたから なにも けんっじょう できなくなるよ。
もし、そう なったら、おさたちも こまるでしょ?」
まりさが狩りをできなくなれば、群れに献上される蝶といった狩るのが難しいご馳走の量が減る。
そのため、長ありすは まりさの要求を飲むしかなかった。
なお、まりさが群れに献上している食料は誰よりも多い。
「いなかものの まりさ、もっと かりの せいかを むれに けんっじょう しなさい。」
長ありすが、まりさの狩りの成果の ほぼ全て献上させようとしても、それを断るようになった。
「ゆっくり ごめんだよ、おさ。
まりさは れいむに ごはんさんを たべさせないと いけないから、
これ いじょうは けんっじょう できないよ。ゆっくりりかいして ほしいよ。」
「まぁ、なんて いなかものなの。いいの?そんなことを いって?」
「おさ、まりさも れいむも むれの いちいんだよ。
ほかの みんなが けんっじょうする りょうよりも たくっさんの ごちそうを まりさは けんっじょう しているよ。
これ いじょう けんっじょう したら、まりさは うえて もう かりが できなくって、あしたから なにも けんっじょう できなくなるよ。
もし、そう なったら、おさたちも こまるでしょ?」
まりさが狩りをできなくなれば、群れに献上される蝶といった狩るのが難しいご馳走の量が減る。
そのため、長ありすは まりさの要求を飲むしかなかった。
なお、まりさが群れに献上している食料は誰よりも多い。
「よかったよ。きょうも れいむが だいすきな ちょうちょさんと みみずさんを たくっさん まもれたよ。
これで れいむも よろこんでくれるよ。れいむが うれしい かおに なってくれると、まりさも うれしくなるよ。」
笑顔で自宅へと歩く まりさ。その顔は以前のような作り笑顔ではない。
まりさは今、幸せなのだ。
守るべき者ができたことが まりさに充実した日々を与えている。
もっとも、まりさは自分が れいむに嫌われていることを自覚しており、まだ頬を合わせたことはない。
これで れいむも よろこんでくれるよ。れいむが うれしい かおに なってくれると、まりさも うれしくなるよ。」
笑顔で自宅へと歩く まりさ。その顔は以前のような作り笑顔ではない。
まりさは今、幸せなのだ。
守るべき者ができたことが まりさに充実した日々を与えている。
もっとも、まりさは自分が れいむに嫌われていることを自覚しており、まだ頬を合わせたことはない。
「れいむー、ただいまだよ。きょうも ごはんさんが たくっさん とれたよー。」
まりさがそう言いながら巣穴へと入る。
まりさの声を聞いた れいむが、ゆっくりと まりさの側に近寄り、無言で左揉み上げを伸ばす。
「れいむ。ゆっくり ただいまだよ。はい、きょうも ちょうちょさんや みみずさんが あるから、ゆっくり たべてね。」
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
れいむの食事を介護をするまりさ。その顔はとても幸せそうだ。
愛する れいむの側にいることが、誰かの役にたつことが、ずっと1匹でいた まりさには嬉しいのだ。
例え愛されていなくても、誰かと一緒にいる。それだけで充分なのだ。
まりさがそう言いながら巣穴へと入る。
まりさの声を聞いた れいむが、ゆっくりと まりさの側に近寄り、無言で左揉み上げを伸ばす。
「れいむ。ゆっくり ただいまだよ。はい、きょうも ちょうちょさんや みみずさんが あるから、ゆっくり たべてね。」
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
れいむの食事を介護をするまりさ。その顔はとても幸せそうだ。
愛する れいむの側にいることが、誰かの役にたつことが、ずっと1匹でいた まりさには嬉しいのだ。
例え愛されていなくても、誰かと一緒にいる。それだけで充分なのだ。
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れいむには分けがわからなかった。
なぜ可愛くて、歌姫である自分がこんな惨めな生活を送ることになったのか、理解ができなかった。
なぜ可愛くて、歌姫である自分がこんな惨めな生活を送ることになったのか、理解ができなかった。
いつものように広場で歌を歌っていると、人間に突然襲われた。
『れいむの汚い歌を聞かせて すいませんでした。
れいむは世界一歌がヘタな ゆっくりです。れいむの歌を聞くぐらいなら、トイレの音のほうがまだましです。って言え。』
頭を強く踏まれ、事実無根なことを言えと強要された。
『言えないの?だったら、このまま死のうか。ありすみたいに。』
「ゆ゛!?い、いいばず!!いいばずがぁらあああああ!!!
……………れ、れぃ……れいむ、の……れいぶの ぎだない おうだを ぎがぜ、で……ず……っずいばぜんでじだぁああああ!!!
れいぶはぁあああああ!!!れいぶは ぜがいいぢ うだが べだな………べだな ゆっぐりでずぅうううう!!!
れいぶの おうだを ぎぐ ぐらいなら、どいれざんの おどの ほうが まだ まじでずうううううううう!!!!
っゆ!!っゆっばあぁぁあああああああああああああああああああああ!!!」
心にもないことを言い、れいむは泣き叫んだ。
れいむは世界一歌がヘタな ゆっくりです。れいむの歌を聞くぐらいなら、トイレの音のほうがまだましです。って言え。』
頭を強く踏まれ、事実無根なことを言えと強要された。
『言えないの?だったら、このまま死のうか。ありすみたいに。』
「ゆ゛!?い、いいばず!!いいばずがぁらあああああ!!!
……………れ、れぃ……れいむ、の……れいぶの ぎだない おうだを ぎがぜ、で……ず……っずいばぜんでじだぁああああ!!!
れいぶはぁあああああ!!!れいぶは ぜがいいぢ うだが べだな………べだな ゆっぐりでずぅうううう!!!
れいぶの おうだを ぎぐ ぐらいなら、どいれざんの おどの ほうが まだ まじでずうううううううう!!!!
っゆ!!っゆっばあぁぁあああああああああああああああああああああ!!!」
心にもないことを言い、れいむは泣き叫んだ。
が、れいむの悲劇はこれで終わらなかった。
人間は れいむの両目をくりぬいた。
もう何も見ることができない。永遠に暗闇の中で生きることになった。
もう何も見ることができない。永遠に暗闇の中で生きることになった。
人間は れいむの舌を切り取った。
もう上手に発音をすることができない。永遠に歌を歌うことはできない。
もう上手に発音をすることができない。永遠に歌を歌うことはできない。
人間は れいむの右揉み上げを引きちぎった。(正確には違うが、れいむはそう考えている。)
2本の揉み上げでピコピコすることが永遠にできなくなった。
2本の揉み上げでピコピコすることが永遠にできなくなった。
あまりの激痛で死にそうになった。
だが、人間に何か冷たくて甘い水(スポーツドリンク)をかけられ、痛みが引いていくのがわかった。
だが、人間に何か冷たくて甘い水(スポーツドリンク)をかけられ、痛みが引いていくのがわかった。
これで助かると れいむは確信した。
が、どんなに頑張っても、目は見えないし、揉み上げも元に戻らないし、発音も上手くできない。
が、どんなに頑張っても、目は見えないし、揉み上げも元に戻らないし、発音も上手くできない。
「おおいええぇぇえええええええええええええええええええ!!!!
えいうあ゛ぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ショックで叫んでいる れいむの周りに れいむに想いを寄せる ゆっくりたちが集まった。
いや、正確には、れいむに想いを寄せていた ゆっくりたちだ。
えいうあ゛ぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ショックで叫んでいる れいむの周りに れいむに想いを寄せる ゆっくりたちが集まった。
いや、正確には、れいむに想いを寄せていた ゆっくりたちだ。
彼女たちは れいむを見て、笑い、バカにしだす。
れいむは理解できなかった。何故自分が笑われているのか、バカにされているのか。
何故慰めてくれないのか?何故心配してくれないのか?何故助けてくれないのか?
れいむは理解できなかった。何故自分が笑われているのか、バカにされているのか。
何故慰めてくれないのか?何故心配してくれないのか?何故助けてくれないのか?
やがて れいむは知った。
自分の身体から、両目と舌と揉み上げが無くなり、そのせいでバカにされていることを。
自分の身体から、両目と舌と揉み上げが無くなり、そのせいでバカにされていることを。
医者を務めている幹部ぱちゅりーが れいむに冷たく言う。
「むきゅ。だめね、れいむ。あなたの けがは なおらないわ。
ぱちぇの えいちをもってしても ここまで ゆっくりしていない ゆっくりは なおせないわ。
もし あなたが ゆっくりしいれば ここまで ひどい けがには ならないし、なおせたでしょうに。
あなたが ゆっくりしていないのが いけないのよ。ゆっくりりかいしなさい。」
「むきゅ。だめね、れいむ。あなたの けがは なおらないわ。
ぱちぇの えいちをもってしても ここまで ゆっくりしていない ゆっくりは なおせないわ。
もし あなたが ゆっくりしいれば ここまで ひどい けがには ならないし、なおせたでしょうに。
あなたが ゆっくりしていないのが いけないのよ。ゆっくりりかいしなさい。」
そして、群れの緊急集会で れいむをどうするかが議論された。
群れから追放し、野垂れ死にさせるか。
すっきり死するまで、群れの全員で嬲るか。
意見は2分されたが、どちらに転んでも れいむが死ぬことだけは確定している。
群れから追放し、野垂れ死にさせるか。
すっきり死するまで、群れの全員で嬲るか。
意見は2分されたが、どちらに転んでも れいむが死ぬことだけは確定している。
「ああぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!あうえぇえええええええええええええええええ!!!
あうええぇぇええええええええええええええええええええええええ!!!!おえあいいぃいいいいいいいいいい!!!!!!!!
はうへえ゛ぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
死にたくない れいむは叫ぶ。
あうええぇぇええええええええええええええええええええええええ!!!!おえあいいぃいいいいいいいいいい!!!!!!!!
はうへえ゛ぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
死にたくない れいむは叫ぶ。
そして、れいむは帽子のない まりさに救われた。
「れいむの おせわは、まりさが まりさの おうちで するよ!」
あれ程バカにしていた、見下していた まりさだけが、れいむをかばったのだ。
まりさに誘導され、れいむは まりさの家へときた。
「れいむの おせわは、まりさが まりさの おうちで するよ!」
あれ程バカにしていた、見下していた まりさだけが、れいむをかばったのだ。
まりさに誘導され、れいむは まりさの家へときた。
「れいむ。とりあえず、これを たべてよ。さっき、これだけは おさたちに けんっじょうせずに かくして もってきたんだ。」
まりさは れいむの左揉み上げにミミズを乗せながら言う。
左揉み上げと、短くなった舌をつかって、ミミズを口内にいれ、咀嚼する れいむ。
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
「ゆ!よかったよ。れいむは みみずさんが だいっすき だもんね。ようやく れいむが すこしだけど わらってくれたよ。」
まりさは れいむの左揉み上げにミミズを乗せながら言う。
左揉み上げと、短くなった舌をつかって、ミミズを口内にいれ、咀嚼する れいむ。
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
「ゆ!よかったよ。れいむは みみずさんが だいっすき だもんね。ようやく れいむが すこしだけど わらってくれたよ。」
「うううあいおぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!
おあへなんはあいうはぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
見下していた まりさに慰められたことが、れいむのプライドを傷つける。
悔しさから れいむは大きく叫び、暴れる。
「れ、れいむ、ごめんだよ。まりさが へんなことを いったのなら あやまるよ。だから あばれないで ほしいよ。」
まりさが謝り、れいむの機嫌は少しだけ収まる。
「ははれはいいんはお!ほっと ひひふはんを ほうたいね!ふふへ いいよ!!」
おあへなんはあいうはぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
見下していた まりさに慰められたことが、れいむのプライドを傷つける。
悔しさから れいむは大きく叫び、暴れる。
「れ、れいむ、ごめんだよ。まりさが へんなことを いったのなら あやまるよ。だから あばれないで ほしいよ。」
まりさが謝り、れいむの機嫌は少しだけ収まる。
「ははれはいいんはお!ほっと ひひふはんを ほうたいね!ふふへ いいよ!!」
そして、帽子のないまりさと、両目と舌と右揉み上げのない れいむの生活が始まった。
れいむにとって、新しい生活は苦痛でしかなかった。
目が見えない恐怖。意思を伝えられない もどかしさ。見下していた相手に依存する生活。
そして何より、今まで れいむのことを慕っていた ゆっくりたちからの罵声が辛かった。
れいむにとって、新しい生活は苦痛でしかなかった。
目が見えない恐怖。意思を伝えられない もどかしさ。見下していた相手に依存する生活。
そして何より、今まで れいむのことを慕っていた ゆっくりたちからの罵声が辛かった。
まりさの おさげを残った揉み上げで掴み、外を歩いていると、あちこちから笑い声が聞こえてきた。
「ゆぷぷ。ゆっくり できない ふたりが なかよく あるいているよ。」
「げらげらげら。おにあいさんなのぜ。」
「まぁ、いなかもの かっぷるさんね。さっさと しねばいいのに。」
帽子のない まりさとの間を勘違いされるが辛かった。
「ゆぷぷ。ゆっくり できない ふたりが なかよく あるいているよ。」
「げらげらげら。おにあいさんなのぜ。」
「まぁ、いなかもの かっぷるさんね。さっさと しねばいいのに。」
帽子のない まりさとの間を勘違いされるが辛かった。
「へいふあ へいふ。へいふあ へいふ♪」
広場で歌ってみるが、舌が短くて上手く歌えていないことが自分でもわかり、涙が瞼の裏の眼孔にたまる。
「げらげらげら。なんって へたくそな おうた なのぜ?」
「ゆぷぷ。ほんっとうに へただね。そんな おうたしか うたえないなら、しんだほうが いいよ!さっさと しんでね!」
自慢の歌だったのに。れいむはバカにされる悔しさで涙を流す。
広場で歌ってみるが、舌が短くて上手く歌えていないことが自分でもわかり、涙が瞼の裏の眼孔にたまる。
「げらげらげら。なんって へたくそな おうた なのぜ?」
「ゆぷぷ。ほんっとうに へただね。そんな おうたしか うたえないなら、しんだほうが いいよ!さっさと しんでね!」
自慢の歌だったのに。れいむはバカにされる悔しさで涙を流す。
「ぶっさいくな れいむが ないてるんだねー!
あんまり ぶさいく だから いきているのが つらいんだねー!わかるよー!」
「もみあげさんが かたっぽしか ないなんて、いなかもの まるだしの れいむね。
おなじ むれに しょぞくしている とかいはな ありすまで はずかしく なるわ。
さっさと でていって ほしいわ。」
自慢の揉み上げを失い、不細工と言われる毎日に、れいむは涙を流す。
あんまり ぶさいく だから いきているのが つらいんだねー!わかるよー!」
「もみあげさんが かたっぽしか ないなんて、いなかもの まるだしの れいむね。
おなじ むれに しょぞくしている とかいはな ありすまで はずかしく なるわ。
さっさと でていって ほしいわ。」
自慢の揉み上げを失い、不細工と言われる毎日に、れいむは涙を流す。
「ほほ いへえぇぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!
やへえぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
へいふを いひへないへぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!
へいふは はわいほう はんはお!!ははひふ ひなひへはひんはほぉぉおおおおおおおおおお!!!」
れいむは大きな声で
【どうして?止めて、れいむを苛めないで、れいむは可哀想なんだよ、優しくしなくちゃいけないんだよ!】
と叫ぶが、その願いは誰も聞き入れない。正確には、れいむが何といっているか理解できる ゆっくりがいない。
だが、惨めに泣き叫ぶ れいむの姿を見て、群れの ゆっくりは、笑顔で れいむをバカにし、ゆっくりした気持ちになる。
やへえぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
へいふを いひへないへぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!
へいふは はわいほう はんはお!!ははひふ ひなひへはひんはほぉぉおおおおおおおおおお!!!」
れいむは大きな声で
【どうして?止めて、れいむを苛めないで、れいむは可哀想なんだよ、優しくしなくちゃいけないんだよ!】
と叫ぶが、その願いは誰も聞き入れない。正確には、れいむが何といっているか理解できる ゆっくりがいない。
だが、惨めに泣き叫ぶ れいむの姿を見て、群れの ゆっくりは、笑顔で れいむをバカにし、ゆっくりした気持ちになる。
れいむが泣けば泣くほど、叫べば叫ぶほど、れいむの惨めさは際立ち、群れの ゆっくりは れいむをよりバカにするのだ。
ついには、まりさの巣穴から外にでようとしない、引きこもり生活になる。
ついには、まりさの巣穴から外にでようとしない、引きこもり生活になる。
まりさが狩りに出かけると、巣穴の中で独りになる。
孤独を本能的に嫌う ゆっくりにとって、巣穴で独りでいる事は辛い。
だが、外にでて苛められるのも辛い。
孤独を本能的に嫌う ゆっくりにとって、巣穴で独りでいる事は辛い。
だが、外にでて苛められるのも辛い。
そして、れいむが隠れても、群れの ゆっくりは れいむへの嫌がらせを止めなかった。
「きょきょりゃへんに ゆっきゅり できにゃい れいみゅが いちょうりょう ちちぇいりゅ
ゆっきゅり できにゃい まりちゃの おうちぎゃ ありゅんだね!」
「ゆぷぷ。そうだよ、おちびちゃん。このあたりに、おぼうしを なくして ゆっくりしてない まりさの おうちが あるんだよ。
そして、そのなかには、おめめと したさんと もみあげさんを なくした ゆっくりしてない れいむが いそうろう してるんだよ。」
「げりゃげりゃげりゃ。おかしいのぜ。
そんな ゆっくり できない まりちゃの ちょこりょに いちょうりょうを ちゅりゅにゃんちぇ、
ちょにょ れいみゅの あちゃまは おかちいに ちぎゃいにゃいのじぇ!」
「ゆぷぷ。ほんっとうだね。ゆっくりできない やつらだね。
れいむの ほうは さいっきん おそとに でないから しんだかも しれないね。
でも あんな ゆっくり できない やつ しんだほうが いいよね?おちびちゃん!」
「ちょうだにぇ!!」×2
ゆっきゅり できにゃい まりちゃの おうちぎゃ ありゅんだね!」
「ゆぷぷ。そうだよ、おちびちゃん。このあたりに、おぼうしを なくして ゆっくりしてない まりさの おうちが あるんだよ。
そして、そのなかには、おめめと したさんと もみあげさんを なくした ゆっくりしてない れいむが いそうろう してるんだよ。」
「げりゃげりゃげりゃ。おかしいのぜ。
そんな ゆっくり できない まりちゃの ちょこりょに いちょうりょうを ちゅりゅにゃんちぇ、
ちょにょ れいみゅの あちゃまは おかちいに ちぎゃいにゃいのじぇ!」
「ゆぷぷ。ほんっとうだね。ゆっくりできない やつらだね。
れいむの ほうは さいっきん おそとに でないから しんだかも しれないね。
でも あんな ゆっくり できない やつ しんだほうが いいよね?おちびちゃん!」
「ちょうだにぇ!!」×2
巣の外から聞こえてくる笑い声。
わざわざ まりさの巣の側で聞こえるように大きな声でいうあたり、下の存在をどこまでも見下すゆっくりの本質が見える。
わざわざ まりさの巣の側で聞こえるように大きな声でいうあたり、下の存在をどこまでも見下すゆっくりの本質が見える。
れいむは声を殺して泣く。本当は大声で泣叫びたいのだが、それはできない。
以前、大声で泣いたところを、結界で隠されていた巣の入り口がバレ、巣の中に ゆっくりたちが入ってきたことがある。
そして、ぎりぎり死なない程度に暴行を受けた。
夜、まりさが必死に看病をしなければ、死んでいただろう。
そして、ぎりぎり死なない程度に暴行を受けた。
夜、まりさが必死に看病をしなければ、死んでいただろう。
「ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ。れいむ、しっかり してね。
ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ。れいむ、ゆっくり きいてね。
どんなに くやしくても、えがおで いないと だめだよ。
もし ないたり おこったり したら、おもしろがって もっと もっと ひどいめに あうよ。
だから くやしくもて、えがおで いるんだよ。だいじょうぶだよ。
いつも えがおで いれば、きっと いつか しあわせーに なれるよ。」
まりさの治療をうけながら、れいむは一つ理解した。
ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ。れいむ、ゆっくり きいてね。
どんなに くやしくても、えがおで いないと だめだよ。
もし ないたり おこったり したら、おもしろがって もっと もっと ひどいめに あうよ。
だから くやしくもて、えがおで いるんだよ。だいじょうぶだよ。
いつも えがおで いれば、きっと いつか しあわせーに なれるよ。」
まりさの治療をうけながら、れいむは一つ理解した。
巣の外から自分がバカにされているときでも、泣いてはいけないことを。
大きな声をだせば、巣の場所を知らせ、暴行を受けることを。
どんなに悔しくても、声をだしてはいけないこと。
大きな声をだせば、巣の場所を知らせ、暴行を受けることを。
どんなに悔しくても、声をだしてはいけないこと。
翌日から、れいむは声を殺して泣くようになり、被害を最小限に抑えるようになった。
だが、肉体的の痛みはなくても、れいむの心は痛む。
悔しい想いが、れいむの辛い生活をより辛く、より ゆっくりできないものにする。
だが、肉体的の痛みはなくても、れいむの心は痛む。
悔しい想いが、れいむの辛い生活をより辛く、より ゆっくりできないものにする。
そんなゆっくりできない生活を送るれいむにも、唯一の楽しみがある。
それは食事だ。
毎日、好物のミミズや蝶を満腹になるまで、いや、満腹以上に食べている。
それは食事だ。
毎日、好物のミミズや蝶を満腹になるまで、いや、満腹以上に食べている。
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
食べている時だけ、れいむは自分の惨めな境遇を忘れることができた。
食べることで、自分の惨めな生活を誤魔化すようになり、ストレスから れいむの食事量は増えていった。
そして、動かない生活から、ぶくぶくと太り、茄子のような醜い外見となった。
食べている時だけ、れいむは自分の惨めな境遇を忘れることができた。
食べることで、自分の惨めな生活を誤魔化すようになり、ストレスから れいむの食事量は増えていった。
そして、動かない生活から、ぶくぶくと太り、茄子のような醜い外見となった。
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よく晴れた日、歌姫だった れいむの両親と姉であるぱちゅりーが山の頂上付近にいる。
間もなく巣立ち、独り立ちをする子ぱちゅりーのための、最後の家族水入らずのピクニックだ。
間もなく巣立ち、独り立ちをする子ぱちゅりーのための、最後の家族水入らずのピクニックだ。
「ゆーん。とっても いい けしきさんだね。とっても ゆっくりできるよ!
それに きょうは とっても ゆっくりできる おてんきさんで とっても ゆっくりできるね!」
「むきゅ。ほんとうね。
おちびちゃんと さいごの ぴくにっくに ふさわしく、とっても ゆっくりできるわ。」
「むきゅ。おとーさん、おかーさん。ほんとうに ありがとう。
ぱちぇは かぞくさいごの ぴくにっくさんの おもいでを
おそらの ゆっくりぷれいすに いくまで おぼえているわ。」
間もなく訪れる別れの時を考え、3匹は寂しい気持ちになる。
それに きょうは とっても ゆっくりできる おてんきさんで とっても ゆっくりできるね!」
「むきゅ。ほんとうね。
おちびちゃんと さいごの ぴくにっくに ふさわしく、とっても ゆっくりできるわ。」
「むきゅ。おとーさん、おかーさん。ほんとうに ありがとう。
ぱちぇは かぞくさいごの ぴくにっくさんの おもいでを
おそらの ゆっくりぷれいすに いくまで おぼえているわ。」
間もなく訪れる別れの時を考え、3匹は寂しい気持ちになる。
「さぁ、しんきくさいのは、あの ゆっくりしてない おちびちゃんだけで じゅうっぶんだよ!
ゆっくりしている れいむたちは、なかよく おべんとうさんを むーしゃむーしゃしよーね!」
目尻にたまった砂糖水の涙を揉み上げで拭い、母れいむが笑顔で言う。
子供が独り立ちをするのだ、寂しくはあっても悲しむことではない。
「むきゅ。そうね、れいむの いうとおりね。みんなで ゆっくり おべんとうさんにしましょう。」
「ゆっくりりかいしたよ。」
「むーしゃむーしゃ……しあわっせーー!!」×3
一心不乱に食事をした後、3匹は笑顔で話をする。
ゆっくりしている れいむたちは、なかよく おべんとうさんを むーしゃむーしゃしよーね!」
目尻にたまった砂糖水の涙を揉み上げで拭い、母れいむが笑顔で言う。
子供が独り立ちをするのだ、寂しくはあっても悲しむことではない。
「むきゅ。そうね、れいむの いうとおりね。みんなで ゆっくり おべんとうさんにしましょう。」
「ゆっくりりかいしたよ。」
「むーしゃむーしゃ……しあわっせーー!!」×3
一心不乱に食事をした後、3匹は笑顔で話をする。
話題は家族であった れいむのことである。
「むきゅきゅ。それにしても いもーとの すがたったら ほんっとうに ゆっくりしてなかったわね。
いもーとが あんな ゆっくりしていない ゆっくりだった なんて ぱちぇ しらなかったわ。
このままじゃ もりの けんじゃ しっかくよ。もっともっと おべんきょうを しないと。」
「むきゅ。きに することは ないわ。
もりの けんじゃである ぱちぇも まさか じぶんの むすめが あんなに ゆっくりしていなかった なんて しらなかったもの。
れいむ、つぎは もっと ゆっくりした おちびちゃんを つくって、もっともっと ゆっくりしましょうね。」
「まっかせてね!つぎは あんな ゆっくりしてない おちびちゃん なんて うまないから あんっしんしてね!!」
怪我をしただけで、家族を必要以上に見下す3匹である。
「むきゅきゅ。それにしても いもーとの すがたったら ほんっとうに ゆっくりしてなかったわね。
いもーとが あんな ゆっくりしていない ゆっくりだった なんて ぱちぇ しらなかったわ。
このままじゃ もりの けんじゃ しっかくよ。もっともっと おべんきょうを しないと。」
「むきゅ。きに することは ないわ。
もりの けんじゃである ぱちぇも まさか じぶんの むすめが あんなに ゆっくりしていなかった なんて しらなかったもの。
れいむ、つぎは もっと ゆっくりした おちびちゃんを つくって、もっともっと ゆっくりしましょうね。」
「まっかせてね!つぎは あんな ゆっくりしてない おちびちゃん なんて うまないから あんっしんしてね!!」
怪我をしただけで、家族を必要以上に見下す3匹である。
『うるさい!目障りだぞ、お前ら。宿題の邪魔をするなよ』
そんな3匹が声高々に笑っていると、スケッチブックをもった少年が3匹の前に現れた。
そんな3匹が声高々に笑っていると、スケッチブックをもった少年が3匹の前に現れた。
「むきゅ、にんげんさんが もりの けんじゃである ぱちぇに なんの ようかしら?
まどうしょを もっている ことから、もしかして、ぱちぇに おべんきょうを おそわりに きたの?」
「むきゅ。おとーさん、きっと そうよ。
にんげんさん、その まどうしょと あまあまを けんっじょう したら、
とくっべつに もりの けんじゃである おとうさんが こうぎを してくれるわ!かんしゃしなさい!」
「ゆ?あまあま??にんげんさん、あまあまを くれるの!?すぐで いいよ!とくもりで いいよ!!」
3匹は人間を見るのは初めてである。そのため、記憶餡に刻まれた、
人間は ゆっくりしていない → ゆっくりした自分たちのほうが格上 → 危険がない
という誤った情報と推論しかできない。
つい先日、家族であった れいむが人間に虐待を受け、惨めな姿になったことを知っているにも関わらず、
3匹は人間に対する知識を改めることができていない。
賢者と自負しても、所詮は餡子脳ということである。(実際は賢者ですらないが。)
まどうしょを もっている ことから、もしかして、ぱちぇに おべんきょうを おそわりに きたの?」
「むきゅ。おとーさん、きっと そうよ。
にんげんさん、その まどうしょと あまあまを けんっじょう したら、
とくっべつに もりの けんじゃである おとうさんが こうぎを してくれるわ!かんしゃしなさい!」
「ゆ?あまあま??にんげんさん、あまあまを くれるの!?すぐで いいよ!とくもりで いいよ!!」
3匹は人間を見るのは初めてである。そのため、記憶餡に刻まれた、
人間は ゆっくりしていない → ゆっくりした自分たちのほうが格上 → 危険がない
という誤った情報と推論しかできない。
つい先日、家族であった れいむが人間に虐待を受け、惨めな姿になったことを知っているにも関わらず、
3匹は人間に対する知識を改めることができていない。
賢者と自負しても、所詮は餡子脳ということである。(実際は賢者ですらないが。)
『誰がお前らゴミに菓子をやるかよ。僕はスケッチの宿題で忙しいんだ。いいからどっかいけ。』
右手で払う動作をしながら少年が言う。
ちなみに この少年、地元の小学生で、自然画の宿題をするためにこの山にきている。
ぱちゅりーたちは気がついていなかったが、少し離れた場所でスケッチをしていたのだが、
ゆっくりたちの声がうるさいので文句を言いにきたのだ。
右手で払う動作をしながら少年が言う。
ちなみに この少年、地元の小学生で、自然画の宿題をするためにこの山にきている。
ぱちゅりーたちは気がついていなかったが、少し離れた場所でスケッチをしていたのだが、
ゆっくりたちの声がうるさいので文句を言いにきたのだ。
「いいから あまあまを ちょうだいね!!ぜんっぶで いいよ!!」
要求量を増やして母れいむが叫ぶ。
「むきゅ!!もりの けんじゃである ぱちぇに むかっての ぼうっげん!ゆるさないわ!
そのうえ きちょうな まどうしょを ひとりじめ するなんて!これは せいっさいね!!」×2
ゴミと呼ばれ、賢者としてのプライドを傷つけられた父ぱちゅりー、子ぱちゅりーが叫ぶ。
なお、魔導書とは、少年が手にしているスケッチブックのことである。
要求量を増やして母れいむが叫ぶ。
「むきゅ!!もりの けんじゃである ぱちぇに むかっての ぼうっげん!ゆるさないわ!
そのうえ きちょうな まどうしょを ひとりじめ するなんて!これは せいっさいね!!」×2
ゴミと呼ばれ、賢者としてのプライドを傷つけられた父ぱちゅりー、子ぱちゅりーが叫ぶ。
なお、魔導書とは、少年が手にしているスケッチブックのことである。
3匹はひたすら少年に向かって暴言を吐き続ける。
この少年、別に虐待派というわけではないが、害饅頭に絡まれて喜ぶほどの愛誤派でもない。
『ああ、もう、面倒だな。』
必然的に、少年は3匹を排除することになる。
この少年、別に虐待派というわけではないが、害饅頭に絡まれて喜ぶほどの愛誤派でもない。
『ああ、もう、面倒だな。』
必然的に、少年は3匹を排除することになる。
「むきゅ?おそら とんでるみたい!ついに ぱちぇの えいちは てんっくうをも しはい したのね!!」
少年はスケッチブックを地面に置き、父ぱちゅりーを持ち上げる。
『ええっと、たしか………』
先日体育の授業で教わった砲丸投げの要領で父ぱちゅりーを投げる。
「!!おぞらとんでりゅうううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………」
少年はスケッチブックを地面に置き、父ぱちゅりーを持ち上げる。
『ええっと、たしか………』
先日体育の授業で教わった砲丸投げの要領で父ぱちゅりーを投げる。
「!!おぞらとんでりゅうううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………」
-ッ フ゛ ッ ス !!
少し離れたところにある木の枝に父ぱちゅりーが勢いよく突き刺さる。
幸運にも(?)中枢餡を枝が貫いたため、父ぱちゅりーは絶叫をあげることもなく絶命した。
幸運にも(?)中枢餡を枝が貫いたため、父ぱちゅりーは絶叫をあげることもなく絶命した。
「おどうざんっぎゃぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!!??」
「れいぶの ぱちゅりーぎゃぁぁああああああああああああああああああああ!!!!??」
少年の足元で、2匹が騒ぐ。
次はどちらを投げ飛ばそうかと考えていると、母れいむが子ぱちゅりーに向かって叫んだ。
「れいぶの ぱちゅりーぎゃぁぁああああああああああああああああああああ!!!!??」
少年の足元で、2匹が騒ぐ。
次はどちらを投げ飛ばそうかと考えていると、母れいむが子ぱちゅりーに向かって叫んだ。
「おちびちゃん!!おとーさんが しんだから、これからは おちびちゃんが おかーさんを やしなってね!!
ひとりだち なんて したら だめだよ!!れいむの あたらしい だーりんが みつかるまで ゆっくり たのむよ!!」
番を失ったことで、今後の生活を(食料)心配する母れいむである。
母れいむが所属している群れでは、食料の再分配が行われており、
育児中で狩りにいけないシングルマザーには食料の援助がある。
しかし、すでに子ぱちゅりーは成体になっており、独り立ちができる。
ひとりだち なんて したら だめだよ!!れいむの あたらしい だーりんが みつかるまで ゆっくり たのむよ!!」
番を失ったことで、今後の生活を(食料)心配する母れいむである。
母れいむが所属している群れでは、食料の再分配が行われており、
育児中で狩りにいけないシングルマザーには食料の援助がある。
しかし、すでに子ぱちゅりーは成体になっており、独り立ちができる。
番をなくし、育児中でもない母れいむは自分で狩りをし、生計を立てなければならないが、
母れいむは狩りの腕が絶望的に悪く、そのことを自覚している。
雑草程度であれば狩ることができるが、そんな面倒なことはしたくない。
子供に寄生しなければ餓えることを本能的に察知しての発言である。
母れいむは狩りの腕が絶望的に悪く、そのことを自覚している。
雑草程度であれば狩ることができるが、そんな面倒なことはしたくない。
子供に寄生しなければ餓えることを本能的に察知しての発言である。
『うわぁ~、さっすが れいむ種。自分の子供に寄生する気満々かよ。
ん!?そうだ!いいこと思いついた。』
母れいむを軽蔑の名眼差しで見つめた少年が、そう言って母れいむからリボンを奪い取る。
「ゆ?っゆっがぁぁああああああ!!!かえぜえええぇぇぇええええええええ!!!
おりぼんさんをかいぜぇえええええええええええええええええ!!!
ざっざどがえぜぇえええええええええええ!!!おりぼんざんがないど、ゆっぐりでぎないぃいいいいいいい!!!」
醜い顔を更に歪め、母れいむが地団駄を踏みながら叫ぶ。
少年はそんな母れいむを無視しながら、子ぱちゅりーを持ち上げる。
ん!?そうだ!いいこと思いついた。』
母れいむを軽蔑の名眼差しで見つめた少年が、そう言って母れいむからリボンを奪い取る。
「ゆ?っゆっがぁぁああああああ!!!かえぜえええぇぇぇええええええええ!!!
おりぼんさんをかいぜぇえええええええええええええええええ!!!
ざっざどがえぜぇえええええええええええ!!!おりぼんざんがないど、ゆっぐりでぎないぃいいいいいいい!!!」
醜い顔を更に歪め、母れいむが地団駄を踏みながら叫ぶ。
少年はそんな母れいむを無視しながら、子ぱちゅりーを持ち上げる。
「むきゅ?おそら とんでるみた……んぎゅ??」
持ち上げられた感想を大きな声で叫んでいる最中、子ぱちゅりーの口内にリボンが入れられた。
「んん!?んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!????」
そして、強制的に口を閉じられ、ガムテープで口を封印された。
簡単には剥がれないように、ガムテープを何重にも張ってから、少年は母れいむの側に子ぱちゅりーを置く。
『ほら、れいむ。お前の大事なリボンは ぱちゅりーの口の中だよ。
早く取り出さないと、消化されて うんうんになるよ。早く取り出したほうがいいよ?』
持ち上げられた感想を大きな声で叫んでいる最中、子ぱちゅりーの口内にリボンが入れられた。
「んん!?んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!????」
そして、強制的に口を閉じられ、ガムテープで口を封印された。
簡単には剥がれないように、ガムテープを何重にも張ってから、少年は母れいむの側に子ぱちゅりーを置く。
『ほら、れいむ。お前の大事なリボンは ぱちゅりーの口の中だよ。
早く取り出さないと、消化されて うんうんになるよ。早く取り出したほうがいいよ?』
「おおおお おちびちゃん!!!はきだしてね!!!
すぐにおかーさんの おりぼんさんを はきだしてねぇえええええええええええええ!!!」
「むんんむんんんんんんんんんんん!!!!」
母れいむに言われるまでもなく、子ぱちゅりーは異物であるリボンを口から出そうとする。
が、ガムテープのせいで、口を開けることがでいない。
すぐにおかーさんの おりぼんさんを はきだしてねぇえええええええええええええ!!!」
「むんんむんんんんんんんんんんん!!!!」
母れいむに言われるまでもなく、子ぱちゅりーは異物であるリボンを口から出そうとする。
が、ガムテープのせいで、口を開けることがでいない。
「なにいっでるのぉおおおおおおおおおおおおおお!!!???
はやくださないど、だいっじな だいっじな おりぼんが うんうんに なっちゃうでしょうがぁああああああ!!!」
「むんん!!!むんんむんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!」
「ゆっがぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ざっざど だぜぇえええええええええええええええええ!!!!
ぜいっざい じでやるぅうううううううううううう!!!げすな くそちびを ぜいっざい じでやるぅううううううう!!!」
「っむん!!!むんん!!!!っむんん!!!」
自分の要望をきかない子ぱちゅりーにイラついた母れいむが制裁として体当たりを始めるが、
ガムテープで口をあけれない子ぱちゅりーは泣叫ぶことも、リボンを吐き出すこともない。
愛する母親からの暴言と暴行に、ただ涙を流すだけだ。
なお、子ぱちゅりーが逃げ出さないように、少年は子ぱちゅりーを足で踏みつけている。
はやくださないど、だいっじな だいっじな おりぼんが うんうんに なっちゃうでしょうがぁああああああ!!!」
「むんん!!!むんんむんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!」
「ゆっがぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ざっざど だぜぇえええええええええええええええええ!!!!
ぜいっざい じでやるぅうううううううううううう!!!げすな くそちびを ぜいっざい じでやるぅううううううう!!!」
「っむん!!!むんん!!!!っむんん!!!」
自分の要望をきかない子ぱちゅりーにイラついた母れいむが制裁として体当たりを始めるが、
ガムテープで口をあけれない子ぱちゅりーは泣叫ぶことも、リボンを吐き出すこともない。
愛する母親からの暴言と暴行に、ただ涙を流すだけだ。
なお、子ぱちゅりーが逃げ出さないように、少年は子ぱちゅりーを足で踏みつけている。
「ぜばぁ~~……ぜばぁ~~………」
制裁に疲れた母れいむに、少年が笑顔で言う。
『れいむ、早くしないとリボンがなくなるよ。どうやらこの ぱちゅりーは口を絶対にあけないみたいだね。
そうだ!頬を喰い破ればいいんじゃないかな?』
「ゆ!それは めいっあんさん だね!ほめてやるよ!とくっべつに どれいに してやるよ!かんしゃしてね!
いい、げすな おちびちゃん?これは せいっさいだよ!れいむは わるくないよ!ゆっくりりかいしてね!」
「っむんん!!!!!っむんんんんん!!!!!!!!!!!!!」
大きく口をあけた母れいむに、子ぱちゅりーが涙を流しながら、命乞いをする。
が、その声は母れいむには届かない。
制裁に疲れた母れいむに、少年が笑顔で言う。
『れいむ、早くしないとリボンがなくなるよ。どうやらこの ぱちゅりーは口を絶対にあけないみたいだね。
そうだ!頬を喰い破ればいいんじゃないかな?』
「ゆ!それは めいっあんさん だね!ほめてやるよ!とくっべつに どれいに してやるよ!かんしゃしてね!
いい、げすな おちびちゃん?これは せいっさいだよ!れいむは わるくないよ!ゆっくりりかいしてね!」
「っむんん!!!!!っむんんんんん!!!!!!!!!!!!!」
大きく口をあけた母れいむに、子ぱちゅりーが涙を流しながら、命乞いをする。
が、その声は母れいむには届かない。
- カ゛ フ゛ リ !! ミチ! ミチ ミチ ミチミチ!!
「っむんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!」
「むーじゃむーじゃ……っしあっわっせーーーーーーー!!!!
ゆーん、げすな おちびちゃん だけど、なかの なまくりーむさんは とっても おいしいね!
もっともっと たべて、れいむの だいっじな だいっじな おりぼんさんを とりかえすよ!!
かくごしてね!これは せいっさい だからね!ぜんぶ げすな おちびちゃんが わるいんだからね!ゆっくりりかいしてね!!」
子ぱちゅりーの頬からあふれ出る生クリームを食べながら、母れいむが笑顔で言う。
「っむんん!!!!!!!!っむんん!!!!!!!!!………んんっん!!!っむんんんんんんんんんんんんん!!!!」
子ぱちゅりーは激痛から、暴れるが、少年が足で押さえつけているので、動くことができない。
なお、激痛から子ぱちゅりーは口内に留めていたリボンを飲み込んでしまったがその事実に誰も気がついていない。
「むーじゃむーじゃ……っしあっわっせーーーーーーー!!!!
ゆーん、げすな おちびちゃん だけど、なかの なまくりーむさんは とっても おいしいね!
もっともっと たべて、れいむの だいっじな だいっじな おりぼんさんを とりかえすよ!!
かくごしてね!これは せいっさい だからね!ぜんぶ げすな おちびちゃんが わるいんだからね!ゆっくりりかいしてね!!」
子ぱちゅりーの頬からあふれ出る生クリームを食べながら、母れいむが笑顔で言う。
「っむんん!!!!!!!!っむんん!!!!!!!!!………んんっん!!!っむんんんんんんんんんんんんん!!!!」
子ぱちゅりーは激痛から、暴れるが、少年が足で押さえつけているので、動くことができない。
なお、激痛から子ぱちゅりーは口内に留めていたリボンを飲み込んでしまったがその事実に誰も気がついていない。
「むーじゃむーじゃ……っしあっわっせーーーーーーー!!!!
むーじゃむーじゃ……むーっぎゃ!!っゆ??」
リボンを取り戻すことと、甘味に酔いしれていた母れいむの動きが止まる。
子ぱちゅりーの歯にぶつかったのだ。
「がーじがーじ……ゆ!げすな おちびちゃん!さっさと その じゃまな はさんを どけてね!!」
ゆっくりの歯と歯では硬度が同じため、母れいむでは歯を中々破壊できない。
「っむんんんん!!!!むんんんん!!!!」
『そうだ、れいむ。歯を壊せないなら、背中(?)から食べればいいだろ?
はやくしないと、大事なリボンがなくなるよ!』
「ゆ!そうだね!それは めいっあんさんだね!!
さっさと しないと、だいっじな だいっじな おりぼんさんが なくなっちゃうもんね!さっさとするよ!
かわいい かわいい れいむが げすな おちびちゃんから おりぼんさんを きゅうっしゅつ するよ!
むーじゃむーじゃ……がーつがーつ………」
「っむんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!」
子ぱちゅりーが絶叫をあげるが、口が完全に固定されているため、悲鳴にならない。
「っむん!!っむんむんんんむんんんん………」
むーじゃむーじゃ……むーっぎゃ!!っゆ??」
リボンを取り戻すことと、甘味に酔いしれていた母れいむの動きが止まる。
子ぱちゅりーの歯にぶつかったのだ。
「がーじがーじ……ゆ!げすな おちびちゃん!さっさと その じゃまな はさんを どけてね!!」
ゆっくりの歯と歯では硬度が同じため、母れいむでは歯を中々破壊できない。
「っむんんんん!!!!むんんんん!!!!」
『そうだ、れいむ。歯を壊せないなら、背中(?)から食べればいいだろ?
はやくしないと、大事なリボンがなくなるよ!』
「ゆ!そうだね!それは めいっあんさんだね!!
さっさと しないと、だいっじな だいっじな おりぼんさんが なくなっちゃうもんね!さっさとするよ!
かわいい かわいい れいむが げすな おちびちゃんから おりぼんさんを きゅうっしゅつ するよ!
むーじゃむーじゃ……がーつがーつ………」
「っむんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!」
子ぱちゅりーが絶叫をあげるが、口が完全に固定されているため、悲鳴にならない。
「っむん!!っむんむんんんむんんんん………」
やがて、出生クリーム多量で、子ぱちゅりーが死んだ。
「がーつがーつ……うっめ!これめっちゃうっめ!!
ゆーん、おいしーよー!!ゆっくりーーーー!!!!
げすな おちびちゃんを もっと たべて、おりぼんさんを とりもどすよ!!がーつがーつ……
っゆ!?っゆっぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
子ぱちゅりーの死骸を至福の顔で食べていた母れいむが突然絶叫をあげる。
「ぞんなぁああああああああああああああああああああああああ!!!!
れ、れれれれいぶの おりぼんざん っぎゃぁああああああああああああああああああ!!!」
母れいむのリボンは子ぱちゅりー体内で殆ど溶けており、かろうじて結び目が残っているだけであった。
「がーつがーつ……うっめ!これめっちゃうっめ!!
ゆーん、おいしーよー!!ゆっくりーーーー!!!!
げすな おちびちゃんを もっと たべて、おりぼんさんを とりもどすよ!!がーつがーつ……
っゆ!?っゆっぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
子ぱちゅりーの死骸を至福の顔で食べていた母れいむが突然絶叫をあげる。
「ぞんなぁああああああああああああああああああああああああ!!!!
れ、れれれれいぶの おりぼんざん っぎゃぁああああああああああああああああああ!!!」
母れいむのリボンは子ぱちゅりー体内で殆ど溶けており、かろうじて結び目が残っているだけであった。
「おりぼんざんが ないど、ゆっぐり でぎないぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!
じっね!!!!げずな おちびぢゃんは ざっざど じねぇええええええええええええええええええええええ!!!!」
母れいむは、すでに事切れている子ぱちゅりーに体当たりをする。
じっね!!!!げずな おちびぢゃんは ざっざど じねぇええええええええええええええええええええええ!!!!」
母れいむは、すでに事切れている子ぱちゅりーに体当たりをする。
「ゆばぁ~~……ゆあばぁ~~……
れいむの おりぼんさんが………どうじよう………おりぼんざんが ないど、ゆっぐりでぎない………」
ゆっくりは飾りのない個体を見下し、嫌う習性がある。
このままでは、再婚できず、他者に寄生することができない = 死 という未来しかまっていない。
れいむの おりぼんさんが………どうじよう………おりぼんざんが ないど、ゆっぐりでぎない………」
ゆっくりは飾りのない個体を見下し、嫌う習性がある。
このままでは、再婚できず、他者に寄生することができない = 死 という未来しかまっていない。
「っゆ!ゆぷぷ!そうだ!いいことを おもいついたよ!!
ゆーん、さっすが れいむだよ!かしこ すぎるよ!!かしこくって ごーめんねー!!」
体を捻り、ウインクをしながら舌を少しだすという気持ち悪いポーズをしながら母れいむは叫ぶ。
そして、笑顔で僅かに残ったリボンの残骸と、娘の死骸から離れていく。
ゆーん、さっすが れいむだよ!かしこ すぎるよ!!かしこくって ごーめんねー!!」
体を捻り、ウインクをしながら舌を少しだすという気持ち悪いポーズをしながら母れいむは叫ぶ。
そして、笑顔で僅かに残ったリボンの残骸と、娘の死骸から離れていく。
『まったく、自分の子供をリボンのために殺すだなんて、本当にゆっくりってのはダメな生物(なまもの)だな。
さて、静かになったし、宿題、宿題っと……』
少年は子ぱちゅりーの死骸を蹴り飛ばしてから、てきとうな岩に座り、宿題である風景画を描き始めた。
虐待派でない少年にとって、逃げていく母れいむの存在など、どうでもよいのだ。
さて、静かになったし、宿題、宿題っと……』
少年は子ぱちゅりーの死骸を蹴り飛ばしてから、てきとうな岩に座り、宿題である風景画を描き始めた。
虐待派でない少年にとって、逃げていく母れいむの存在など、どうでもよいのだ。
--------------
「うーしゃうーしゃ………ほへなひー……」
まりさの家の中で、れいむは まりさが用意したオヤツを独りで食べている。
まりさが狩りで出かけており、暇ですることがないので、空腹でなくても れいむは起きている間常に何かを食べている。
今食べているのは苦い草なので、あまりおいしくないが れいむは食べ続ける。
例え満腹であろうとも、不味いものであろうとも。
食べるという行為によって、心の隙間を埋めているのだ。
まりさの家の中で、れいむは まりさが用意したオヤツを独りで食べている。
まりさが狩りで出かけており、暇ですることがないので、空腹でなくても れいむは起きている間常に何かを食べている。
今食べているのは苦い草なので、あまりおいしくないが れいむは食べ続ける。
例え満腹であろうとも、不味いものであろうとも。
食べるという行為によって、心の隙間を埋めているのだ。
「……ん…………ゃん………」
「ゆ?ほへは ひほえる??ひふはに ひないほ………」
誰かの声がれいむの耳(?)にはいり、れいむは食べるのをやめ、静かに息をひそめる。
巣の入り口をばれないようにするためである。
「ゆ?ほへは ひほえる??ひふはに ひないほ………」
誰かの声がれいむの耳(?)にはいり、れいむは食べるのをやめ、静かに息をひそめる。
巣の入り口をばれないようにするためである。
「………れいむの かわいい かわいい おちびちゃん!?どこに いるの?ゆっくり でてきてね!!」
「ほはーはん??」
「おちびちゃん!おかーさんだよ!どこにいるの?でてきてね!すぐでいいよ!!」
「ほっはーっはぁあああああああ!!!ほはぁぁぁああっはぁああああああああああああああああああん!!」
息を潜めていた れいむが大きな声で叫ぶ。毎日自分を可愛がってくれた母親だ。
怪我をしたときも、家族で一番ショックをうけていた。
きっと自分を助けに来たに違いない。そう考え、れいむは自分の位置を知らせるために大きな声で叫ぶ。
「ほはーはん??」
「おちびちゃん!おかーさんだよ!どこにいるの?でてきてね!すぐでいいよ!!」
「ほっはーっはぁあああああああ!!!ほはぁぁぁああっはぁああああああああああああああああああん!!」
息を潜めていた れいむが大きな声で叫ぶ。毎日自分を可愛がってくれた母親だ。
怪我をしたときも、家族で一番ショックをうけていた。
きっと自分を助けに来たに違いない。そう考え、れいむは自分の位置を知らせるために大きな声で叫ぶ。
「っゆ!おちびちゃんの こえがきこえるよ!!このなかだね!」
母れいむは、結界を破壊し、巣の中にはいる。
母れいむは、結界を破壊し、巣の中にはいる。
「れいむにの おちびちゃん!あいたかったよ!!」
「ほはーさん!!」
そして母れいむは、巣の結界を破壊し、巣の中へと入ってきた。
れいむは、母れいむの声を頼りに、側に近づく。
「ほはーさん!!」
そして母れいむは、巣の結界を破壊し、巣の中へと入ってきた。
れいむは、母れいむの声を頼りに、側に近づく。
「……おちびちゃん。ひさしぶりだね。あの ゆっくりしていない まりさは いるの?」
れいむは首をふる。
「ゆ。かりに でかけているの?」
れいむは頷く。
「そうなんだ。ゆーん、よかったよ。もし あの ゆっくりしてない まりさが いたら じゃまを するかも しれないからね。」
母れいむの言葉を聞い自分を助けてに来てくれたと れいむは確信した。
れいむは首をふる。
「ゆ。かりに でかけているの?」
れいむは頷く。
「そうなんだ。ゆーん、よかったよ。もし あの ゆっくりしてない まりさが いたら じゃまを するかも しれないからね。」
母れいむの言葉を聞い自分を助けてに来てくれたと れいむは確信した。
きっと、怪我を直す方法を見つけてくれたに違いない。
怪我が治れば、ゆっくりしていない まりさと縁がきれる。
しかし、まりさは自分に一方的に好意を寄せている。怪我が治ることを知ったら、邪魔をするに違いない。
邪魔されないために、母はまず まりさの不在を確認したのだろう。
母の言葉から、上記のように考えた れいむの顔が自然とにやける。
これでまた毎日ゆっくりした生活が過ごせると信じているのだ。
怪我が治れば、ゆっくりしていない まりさと縁がきれる。
しかし、まりさは自分に一方的に好意を寄せている。怪我が治ることを知ったら、邪魔をするに違いない。
邪魔されないために、母はまず まりさの不在を確認したのだろう。
母の言葉から、上記のように考えた れいむの顔が自然とにやける。
これでまた毎日ゆっくりした生活が過ごせると信じているのだ。
「ゆ……ゆふふ……ふふふ……」
自然と笑いがこみ上げてくるれいむである。
怪我がなおり、一通り ゆっくりしたら、帽子をなくした まりさを これまでの仕返しに苛めようと考えている。
驚くことに、れいむは自分の惨めな境遇の元凶は全て まりさであると決めつけている。
見下している相手に依存するとう現実から目を背けるため、ここ数日の間に、
元凶である まりさが自分の世話をするのは当然であると考えるようになっているのだ。
自然と笑いがこみ上げてくるれいむである。
怪我がなおり、一通り ゆっくりしたら、帽子をなくした まりさを これまでの仕返しに苛めようと考えている。
驚くことに、れいむは自分の惨めな境遇の元凶は全て まりさであると決めつけている。
見下している相手に依存するとう現実から目を背けるため、ここ数日の間に、
元凶である まりさが自分の世話をするのは当然であると考えるようになっているのだ。
「おちびちゃん、れいむにだけど ゆっくりしてない おちびちゃん。
おかーさんに その おりぼんさんを けんっじょう してね!すぐで いいよ!!」
「…………」
突然の母の言葉に、れいむが固まる。
「なにしているの!?さっさと けんっじょうしてね!
おかーさんは どうっしても ゆっくりしてない おちびちゃんの おりぼんさんが ひつようなんだよ!」
「ゆ???????」
母れいむの再度の言葉にも、れいむは頭が追いつかない。
当然だが、母れいむはれいむの治療に来たわけではない。
新しい番を探すため、失った自分のリボンの代わりに、娘のリボンを奪いにきたのだ。
おかーさんに その おりぼんさんを けんっじょう してね!すぐで いいよ!!」
「…………」
突然の母の言葉に、れいむが固まる。
「なにしているの!?さっさと けんっじょうしてね!
おかーさんは どうっしても ゆっくりしてない おちびちゃんの おりぼんさんが ひつようなんだよ!」
「ゆ???????」
母れいむの再度の言葉にも、れいむは頭が追いつかない。
当然だが、母れいむはれいむの治療に来たわけではない。
新しい番を探すため、失った自分のリボンの代わりに、娘のリボンを奪いにきたのだ。
「っゆっがぁあぁああああああ!!!
いいから さっさと おりぼんを よごぜぇぇええええええええええええ!!!
この ゆっぐりじでない くぞちびがぁぁああああああああああああああああ!!!」
自分の言葉を理解していない れいむに苛立った母れいむが、れいむに体当たりをする。
「っ!?」
幸い(?)ぶくぶくと太っていたため、ダメージは殆どない。
攻撃を受けたことで、れいむは母れいむが自分に敵意をもっていることを理解できた。
「まったく、おめめは ないわ、もみあげは ないわ、したさんは ないわ、おまけに ぶくぶくと ふとって、
そのうえ おりぼんさんを けんっじょう しない なんて!なんて ゆっくりできない げすな くそちびなの?
そんな くそちびを せいっさいするよ!
かわいいかわいい れいむが ゆっくりできない げすな くそちびを せいっさいするよ!!」
母れいむは娘である れいむに体当たりを繰り返す。
ダメージはないが、れいむの心は痛かった。
ようやく助かると思った瞬間、助けにきたはずの母親が裏切ったのだ。
(正確には、母れいむは助けにきたわけではないので、れいむの単なる勘違いだが。)
いいから さっさと おりぼんを よごぜぇぇええええええええええええ!!!
この ゆっぐりじでない くぞちびがぁぁああああああああああああああああ!!!」
自分の言葉を理解していない れいむに苛立った母れいむが、れいむに体当たりをする。
「っ!?」
幸い(?)ぶくぶくと太っていたため、ダメージは殆どない。
攻撃を受けたことで、れいむは母れいむが自分に敵意をもっていることを理解できた。
「まったく、おめめは ないわ、もみあげは ないわ、したさんは ないわ、おまけに ぶくぶくと ふとって、
そのうえ おりぼんさんを けんっじょう しない なんて!なんて ゆっくりできない げすな くそちびなの?
そんな くそちびを せいっさいするよ!
かわいいかわいい れいむが ゆっくりできない げすな くそちびを せいっさいするよ!!」
母れいむは娘である れいむに体当たりを繰り返す。
ダメージはないが、れいむの心は痛かった。
ようやく助かると思った瞬間、助けにきたはずの母親が裏切ったのだ。
(正確には、母れいむは助けにきたわけではないので、れいむの単なる勘違いだが。)
ゆっくりは思い込みの生物(なまもの)である。
「はべ………っげっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
例え身体にダメージが少なくても、精神的苦痛が大きければ、それは無視できないダメージとなる。
れいむは精神的苦痛から、吐餡をする。
「ゆぷぷ。ようやく れいむの せいっさいが きいてきだね!
このまま れいむは げすな くそちびの おりぼんさんを てにいれるよ!」
母れいむは れいむのリボンを外そうとする。
「っあえへへえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
吐餡をした れいむであるが、命と同価値である大事なリボンを黙って奪われるわけにはいかない。
大声をあげて、抵抗をする。
抵抗といって、目が見えないため、正確な防御はできない。ただ大声をあげ、必死に体を揺らすだけだ。
「はべ………っげっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
例え身体にダメージが少なくても、精神的苦痛が大きければ、それは無視できないダメージとなる。
れいむは精神的苦痛から、吐餡をする。
「ゆぷぷ。ようやく れいむの せいっさいが きいてきだね!
このまま れいむは げすな くそちびの おりぼんさんを てにいれるよ!」
母れいむは れいむのリボンを外そうとする。
「っあえへへえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
吐餡をした れいむであるが、命と同価値である大事なリボンを黙って奪われるわけにはいかない。
大声をあげて、抵抗をする。
抵抗といって、目が見えないため、正確な防御はできない。ただ大声をあげ、必死に体を揺らすだけだ。
「ゆぷぷ。なに いっているか さっぱりだよ。れいむ みたいに もっと おじょうひんに しゃべってね!
さぁ、さっさと おりぼんさんを うばいとるよ!!!かんしゃしてね!!!」
母れいむは、そう言って、れいむの後ろにまわり、頭に飛び乗る。
口でれいむの後頭部にかじりつき、揉み上げでリボンを無理矢理剥がそうとしているのだ。
「っあべぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
れいむは必死に体を揺らし、母れいむを剥がそうとするが、なかなか上手くいかない。
「あきらめてね!れいむの ために げすな くそちびは りぼんさんのない ゆっくりに なって…っゆっべぇええええええええええええ!!??」
さぁ、さっさと おりぼんさんを うばいとるよ!!!かんしゃしてね!!!」
母れいむは、そう言って、れいむの後ろにまわり、頭に飛び乗る。
口でれいむの後頭部にかじりつき、揉み上げでリボンを無理矢理剥がそうとしているのだ。
「っあべぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
れいむは必死に体を揺らし、母れいむを剥がそうとするが、なかなか上手くいかない。
「あきらめてね!れいむの ために げすな くそちびは りぼんさんのない ゆっくりに なって…っゆっべぇええええええええええええ!!??」
母れいむが突然の衝撃で飛ばされる。
「れいむ、だいじょうぶ?もう あんっしんして、まりさが れいむを まもるよ!!」
「ばひざぁああああああああ!!??」
「れいむの おかーさん!いったい なにを しているの!?」
れいむを襲っていた母れいむに体当たりをした まりさが大声で叫ぶ。
「れいむ、だいじょうぶ?もう あんっしんして、まりさが れいむを まもるよ!!」
「ばひざぁああああああああ!!??」
「れいむの おかーさん!いったい なにを しているの!?」
れいむを襲っていた母れいむに体当たりをした まりさが大声で叫ぶ。
「うっるざぁああああああああああああああああ!!おぼうしが ないぐぜにぃいいいいいいいいいいい!!!
れいぶはね、ぞの ぐぞちびの おりぼんざんが ひつようなんだよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
いいでしょぉおおおおお!!??おめめも したさんも もみあげさん だってないんだから
おりぼんさんが なくなったってぇえええええええええええええええええええええええええええ!!」
「なにいってるの!?そんなの だめに きまっているでしょ!!
おかざりごうとうは おきていはんだよ!!せいっさいされるよ!!」
「うるっざぁあああああい!!!いいがら ざっざど おりぼんざんをよごっぜぇええええええええええ!!!
じゃまするなら、ゆっぐり できない まりざも いっじょに ぜいっざいだよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
母れいむが まりさに体当たりを仕掛けるが、まりさはそれを難なく避ける。
れいぶはね、ぞの ぐぞちびの おりぼんざんが ひつようなんだよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
いいでしょぉおおおおお!!??おめめも したさんも もみあげさん だってないんだから
おりぼんさんが なくなったってぇえええええええええええええええええええええええええええ!!」
「なにいってるの!?そんなの だめに きまっているでしょ!!
おかざりごうとうは おきていはんだよ!!せいっさいされるよ!!」
「うるっざぁあああああい!!!いいがら ざっざど おりぼんざんをよごっぜぇええええええええええ!!!
じゃまするなら、ゆっぐり できない まりざも いっじょに ぜいっざいだよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
母れいむが まりさに体当たりを仕掛けるが、まりさはそれを難なく避ける。
「っゆっべぇええ!!??どぼじでぇえええ!!???
どぼじで よげるのぉおおおおおおおおおお!!!!ごんなの ゆっぐりでぎないぃいいいいいいい!!!」
「…………そんな おそい こうげきじゃ まりさに あてることは できないよ。」
「っゆっがぁあああああああああああ!!!
なまいきだよ!!おかざりの ない ゆっくりできない ゆっくりのくせにぃいいいいいいいいいい!!!
っゆっべぇぇええええええ!!??や、やべ、やべで!!いざぃいいいいいいいいいいいい!!!」
まりさは母れいむに体当たりをし、巣から追い出す。
どぼじで よげるのぉおおおおおおおおおお!!!!ごんなの ゆっぐりでぎないぃいいいいいいい!!!」
「…………そんな おそい こうげきじゃ まりさに あてることは できないよ。」
「っゆっがぁあああああああああああ!!!
なまいきだよ!!おかざりの ない ゆっくりできない ゆっくりのくせにぃいいいいいいいいいい!!!
っゆっべぇぇええええええ!!??や、やべ、やべで!!いざぃいいいいいいいいいいいい!!!」
まりさは母れいむに体当たりをし、巣から追い出す。
「おかざりなしは、れいむの おかーさんだって おんなじだよ!
ううん、れいむから おりぼんを うばおうだなんて、まりさよりも ゆっくり していないよ!!」
「うっるざぁあああああああああああああああああいい!!!
れいぶは ゆっくりずるんだぁあああああああああああああああああああああああ!!!
おりぼんを よごぜぇええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
げすちびの おりぼんが あればぁああああああああぁあああああああああああああああああああああ!!
れいぶは!!れいぶはぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
母れいむが雄叫びをあげる。
ううん、れいむから おりぼんを うばおうだなんて、まりさよりも ゆっくり していないよ!!」
「うっるざぁあああああああああああああああああいい!!!
れいぶは ゆっくりずるんだぁあああああああああああああああああああああああ!!!
おりぼんを よごぜぇええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
げすちびの おりぼんが あればぁああああああああぁあああああああああああああああああああああ!!
れいぶは!!れいぶはぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
母れいむが雄叫びをあげる。
「そこまでよ!いなかものたち!!」
長ありすの声が響き渡る。母れいむ、れいむ、まりさが大きな声をあげたため、群れの ゆっくりたちが集まってきたのだ。
「いなかものの れいむの おやは やっぱり いなかものね。おりぼんさんを なくすなんて。
それで いったい なんの さわぎなの?せつめいしなさい。」
長ありすの声が響き渡る。母れいむ、れいむ、まりさが大きな声をあげたため、群れの ゆっくりたちが集まってきたのだ。
「いなかものの れいむの おやは やっぱり いなかものね。おりぼんさんを なくすなんて。
それで いったい なんの さわぎなの?せつめいしなさい。」
3匹は、長と幹部、それと群れの自警団である まりさたちに事情を説明した。
「なるほど。まったく、なんて いなかものの じけんなの。
とかいはな むれの ひんいが さがるから やめてほしいわ。」
「おさ、ははれいむと ふたりとじゃ せつめいがちがうのぜ。いったい どういうことなのぜ?」
「むきゅ。それは ははれいむが うそを いっているからね。
もりの けんじゃである ぱちぇは だませないわ。」
森の賢者というのは当然間違いだが、意外にも幹部ぱちゅりーは母れいむの嘘を見抜くことができた。
「なるほど。まったく、なんて いなかものの じけんなの。
とかいはな むれの ひんいが さがるから やめてほしいわ。」
「おさ、ははれいむと ふたりとじゃ せつめいがちがうのぜ。いったい どういうことなのぜ?」
「むきゅ。それは ははれいむが うそを いっているからね。
もりの けんじゃである ぱちぇは だませないわ。」
森の賢者というのは当然間違いだが、意外にも幹部ぱちゅりーは母れいむの嘘を見抜くことができた。
「そうね。とかいはな おさである ありすも そうおもうわ。
とかいはな みんな!きいてちょうだい!
この いなかものの ははれいむは、じぶんが ゆっくりしていない ばかりに
ゆっくりしていない いなかものの にんげんさんに よって おりぼんさんを うしなったわ!
それだけでなく、ゆっくりしていない れいむから おりぼんさんを うばおうとしたわ!!
おかざりごうとうは たいっざいよ!!よって おきてに したがい、いまから この ははれいむを しけいに しょするわ!!」
「ゆっくりりかいしたよ!!!」×たくさん
とかいはな みんな!きいてちょうだい!
この いなかものの ははれいむは、じぶんが ゆっくりしていない ばかりに
ゆっくりしていない いなかものの にんげんさんに よって おりぼんさんを うしなったわ!
それだけでなく、ゆっくりしていない れいむから おりぼんさんを うばおうとしたわ!!
おかざりごうとうは たいっざいよ!!よって おきてに したがい、いまから この ははれいむを しけいに しょするわ!!」
「ゆっくりりかいしたよ!!!」×たくさん
「ふっざっげるなぁあああああああああああああああああああああああ!!!!
れいぶは ゆっぐりじでるんだぁああああああああああああああああああああああ!!!!
しょげいざれるのは、あいづらだぁあああああああああああああああああああああ!!!!
おかざりごうっどうは あの ゆっぐりじでないれいぶだぁああああああああああああああああ!!」
「むっきゅきゅ。ははれいむ、もりの けんじゃである ぱちぇは だませないわ。
あの ゆっくりしていない ひきこもりの れいむが どうやったら さんっちょうで にんげんさんに おそわれるの?」
餡子脳であるため、母れいむは中途半端に真実を話していた。
そのため、話の矛盾が生じ、ある程度の知恵をもった ゆっくりには、母れいむが嘘をついていることがわかったのだ。
れいぶは ゆっぐりじでるんだぁああああああああああああああああああああああ!!!!
しょげいざれるのは、あいづらだぁあああああああああああああああああああああ!!!!
おかざりごうっどうは あの ゆっぐりじでないれいぶだぁああああああああああああああああ!!」
「むっきゅきゅ。ははれいむ、もりの けんじゃである ぱちぇは だませないわ。
あの ゆっくりしていない ひきこもりの れいむが どうやったら さんっちょうで にんげんさんに おそわれるの?」
餡子脳であるため、母れいむは中途半端に真実を話していた。
そのため、話の矛盾が生じ、ある程度の知恵をもった ゆっくりには、母れいむが嘘をついていることがわかったのだ。
「うっるざぁあああああああああああああああああああああああああい!!!
なんでぼ いいがら れいぶを ゆっぐりざぜろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「はぁ、もういいわ。こんな いなかものの あいてなんて とかいは じゃないわ。
じけいだんの みんな、さっさと やってちょうだい。」
なんでぼ いいがら れいぶを ゆっぐりざぜろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「はぁ、もういいわ。こんな いなかものの あいてなんて とかいは じゃないわ。
じけいだんの みんな、さっさと やってちょうだい。」
自警団のゆっくりたちが、母れいむの足を枝で破壊した後、石吹きの的にする。
「っゆっぎゃあぁあぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!
やべやべやべでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
ぼぼぼぼぼうゆるじでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
石があたる度に、母れいむは激痛に泣き、許しを乞うが誰も取り合わない。
「っゆっぎゃあぁあぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!
やべやべやべでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
ぼぼぼぼぼうゆるじでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
石があたる度に、母れいむは激痛に泣き、許しを乞うが誰も取り合わない。
リボン、お飾りをなくした上、お飾り強盗をはたらこうとした者の意見など誰も聞くはずが無い。
「っゆっばぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
めめめめめええええ!!!!!めめめええええっぎゃぁああああああああああああああああああああああああ!!!」
石が母れいむの左眼に当たり、これまで以上に大声で悲鳴をあげる。
上手い具合に石が左の眼孔にはまり、失明したようだ。
「っゆっばぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
めめめめめええええ!!!!!めめめええええっぎゃぁああああああああああああああああああああああああ!!!」
石が母れいむの左眼に当たり、これまで以上に大声で悲鳴をあげる。
上手い具合に石が左の眼孔にはまり、失明したようだ。
「いなかものの ははれいむ。つぎので けいは さいごよ。
さいごに なにか いいのこしたことは あるかしら?とかいはな ありすたちは とくっべつに きいてあげるわ。」
「やっざぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
れいぶは まだ じにだぐないぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!やべでぇえええええええええ!!!!」
「はぁ……まったく、ほんっとうに いなかものね。たすけるはずないことぐらい ゆっくりりかいしなさい。
もういいわ、とかいはな じけいだんの まりさ、おねがい。」
「まかせるのぜ………」
自警団の代表を努める まりさが咥えた長い枝を、れいむの額にあてる。
さいごに なにか いいのこしたことは あるかしら?とかいはな ありすたちは とくっべつに きいてあげるわ。」
「やっざぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
れいぶは まだ じにだぐないぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!やべでぇえええええええええ!!!!」
「はぁ……まったく、ほんっとうに いなかものね。たすけるはずないことぐらい ゆっくりりかいしなさい。
もういいわ、とかいはな じけいだんの まりさ、おねがい。」
「まかせるのぜ………」
自警団の代表を努める まりさが咥えた長い枝を、れいむの額にあてる。
「ぁぁあぁぁあああぁぁああああああぁぁあああああ!!!やべ、やべやべやべでぇぇえええええええ!!!
ええええ、えだざんを れいぶの おでござんがら ばなじでぇええええええええええぇぇええええぇええ!!!!」
ええええ、えだざんを れいぶの おでござんがら ばなじでぇええええええええええぇぇええええぇええ!!!!」
- ス ゛ フ ゜ リ……ヌプ ヌプヌプ……
母れいむの要望は無言で却下され、ゆっくりと枝が音を立てながら母れいむの体内へと入っていく。
「っゆっぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ぬいでぇえええええええええええええええええええ!!!!おでおでおでおでででぎゃいざいばずうぅぅううううううう!!!!!
れれれいれれ れいぶは、れうぶはわるぐないんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
いっざぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
ぐぞぢびの ぜいだあぁあああああああああああああああああああああああ!!!!
ぜんっぶぜんぶぜぇえええええええええんっぶ!!!!
ぐぞぢびぎゃ ゆっぐり じでないぎゃらぁああああああああああああああっっざぁあああああああああああああああ!!!!!!!」
母れいむは残った左目でれいむを睨みつけながら叫ぶ。
盲目のため、凄まじい形相を見ることはできない れいむだが、母れいむからの痛いまでの敵意を感じることはできた。
「っゆっぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ぬいでぇえええええええええええええええええええ!!!!おでおでおでおでででぎゃいざいばずうぅぅううううううう!!!!!
れれれいれれ れいぶは、れうぶはわるぐないんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
いっざぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
ぐぞぢびの ぜいだあぁあああああああああああああああああああああああ!!!!
ぜんっぶぜんぶぜぇえええええええええんっぶ!!!!
ぐぞぢびぎゃ ゆっぐり じでないぎゃらぁああああああああああああああっっざぁあああああああああああああああ!!!!!!!」
母れいむは残った左目でれいむを睨みつけながら叫ぶ。
盲目のため、凄まじい形相を見ることはできない れいむだが、母れいむからの痛いまでの敵意を感じることはできた。
敵意を感じた れいむは、醜く太った体をガタガタと震わす。
そんな れいむを、群れのゆっくりは笑いながら眺めているが、ただ1匹、帽子をなくした まりさだけは違った。
「れいむ、だいっじょうぶだよ。まりさが ついているから、こわくないよ。」
れいむの隣で、まりさが優しい声で諭す。
「ばばばっばばばっばばひさぁぁぁあああああああああああああああああ!!!」
「だいっじょうぶだからね。ゆぅ………ちょっと ごめんね。すーりすーりをさせてね。………すーりすーり………」
まりさはれいむに断りを入れてから れいむの頬に自分の頬を擦り合わせる。
そんな れいむを、群れのゆっくりは笑いながら眺めているが、ただ1匹、帽子をなくした まりさだけは違った。
「れいむ、だいっじょうぶだよ。まりさが ついているから、こわくないよ。」
れいむの隣で、まりさが優しい声で諭す。
「ばばばっばばばっばばひさぁぁぁあああああああああああああああああ!!!」
「だいっじょうぶだからね。ゆぅ………ちょっと ごめんね。すーりすーりをさせてね。………すーりすーり………」
まりさはれいむに断りを入れてから れいむの頬に自分の頬を擦り合わせる。
「っゆっぎゃぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!
だだだっずげでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
っぎゃぁぁあああああああああっっかぁぁあぁぁぁぁぁばぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
っゆっびいっぎゃぁぁあああああああああああああああああああああああっつあがああぁぁああああ!!!!……………」
中枢餡が枝で貫かれ、母れいむが息絶え、長ありすが大きな声で言う。
「いなかものの ふたりと、とかいはな みんな!!おきていはんの ゆっくりは こうなるのよ!ゆっくりりかいしてね!!!
それじゃぁ、きょうは かいっさんよ!とかいはな じけいだんの ゆっくりは この いなかもののの したいさんを かたづけるから のこってね!!」
だだだっずげでぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
っぎゃぁぁあああああああああっっかぁぁあぁぁぁぁぁばぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
っゆっびいっぎゃぁぁあああああああああああああああああああああああっつあがああぁぁああああ!!!!……………」
中枢餡が枝で貫かれ、母れいむが息絶え、長ありすが大きな声で言う。
「いなかものの ふたりと、とかいはな みんな!!おきていはんの ゆっくりは こうなるのよ!ゆっくりりかいしてね!!!
それじゃぁ、きょうは かいっさんよ!とかいはな じけいだんの ゆっくりは この いなかもののの したいさんを かたづけるから のこってね!!」
「れいむ、おうちにかえろうね。だいっじょうぶだよ、もう こわくないからね………」
「ばばっばばばばばああばばひささっっさぁぁあああああ!!!!!!!
へへへへいっふはぁあああああああああああああああああああああ!!!」
「だいじょうぶだよ。すーりすーり………すーりすーり………」
恐怖で涙を流す れいむを、まりさは一生懸命慰める。
「ばばっばばばばばああばばひささっっさぁぁあああああ!!!!!!!
へへへへいっふはぁあああああああああああああああああああああ!!!」
「だいじょうぶだよ。すーりすーり………すーりすーり………」
恐怖で涙を流す れいむを、まりさは一生懸命慰める。
「ゆぷぷ、ゆっくり できない ふたりは みにくい すーりすーりを しているよ。おお、おろかおろか。」
「げらげらげらげら。あんな すーりすーりじゃ かえって きぶんさんが わるくなるのぜ!」
「へんったいなんでねーー!!わかるよーー!!」
「むっきゅきゅ。ほんっとうに おばか なふたりね。」
「ゆぷぷ。いなかものどおし、おにあいかもね。ついでに あの ふたりも しょけいすれば いいのに。」
まりさはバカにされていることに気がついているが、それを無視し れいむを慰め続ける。
母れいむからの敵意で怯えきった れいむをなんとか慰めたいからだ。
「げらげらげらげら。あんな すーりすーりじゃ かえって きぶんさんが わるくなるのぜ!」
「へんったいなんでねーー!!わかるよーー!!」
「むっきゅきゅ。ほんっとうに おばか なふたりね。」
「ゆぷぷ。いなかものどおし、おにあいかもね。ついでに あの ふたりも しょけいすれば いいのに。」
まりさはバカにされていることに気がついているが、それを無視し れいむを慰め続ける。
母れいむからの敵意で怯えきった れいむをなんとか慰めたいからだ。
「れいむ。もう だいっじょうぶだよ。すーりすーり……すーりすーり……
まりさが れいむを まもるからね。だから あんっしん してね!すーりすーり……」
まりさは、れいむが落ち着きを取り戻すまで、れいむにすーりすーりを続けた。
まりさが れいむを まもるからね。だから あんっしん してね!すーりすーり……」
まりさは、れいむが落ち着きを取り戻すまで、れいむにすーりすーりを続けた。
---------------
母れいむが死んでから、れいむが少しだけ変わった。
「ただいまだよ、れいむ。きょうも ごちそうさんを たくっさん とってきたよ!」
「ほはへひ…………ふーひふーひ……ふーひふーひ……」
外にでない引きこもり生活だが、まりさが狩りから帰ってくると、
まりさの側により、頬を合わせ、感謝や労いをするようになったのだ。
「ただいまだよ、れいむ。きょうも ごちそうさんを たくっさん とってきたよ!」
「ほはへひ…………ふーひふーひ……ふーひふーひ……」
外にでない引きこもり生活だが、まりさが狩りから帰ってくると、
まりさの側により、頬を合わせ、感謝や労いをするようになったのだ。
「れ、れいむ………う、うれしいよ………
まりさ、まりさが……まりさが れいむと すーりすーりしてるよ。う、うれしいよ……れいむ。
ありがとうだよ、れいむ。ありがとうだよ………すーりすーり。」
まりさは歓喜の涙を流しながら、すーりすーりをする。
孤独だった まりさにとって、他者と頬を合わせることは最高に嬉しいのだ。
まりさ、まりさが……まりさが れいむと すーりすーりしてるよ。う、うれしいよ……れいむ。
ありがとうだよ、れいむ。ありがとうだよ………すーりすーり。」
まりさは歓喜の涙を流しながら、すーりすーりをする。
孤独だった まりさにとって、他者と頬を合わせることは最高に嬉しいのだ。
念願の他者との触れ合いを得た まりさは、幸せを実感しながら、狩りに精をだす。
周囲から、ゆっくりしていないと言われても、帽子がないことをバカにされても気にしない。
まりさは今、幸せなのだ。
周囲から、ゆっくりしていないと言われても、帽子がないことをバカにされても気にしない。
まりさは今、幸せなのだ。
もはや まりさは孤独ではない。
まりさを必要としてくれる れいむがいるのだ。
まりさは れいむのために狩りに励み、れいむの世話をする。
まりさを必要としてくれる れいむがいるのだ。
まりさは れいむのために狩りに励み、れいむの世話をする。
「うーしゃうーしゃ……っひあはっへーー!!」
暴食と運動不足で茄子型の体型となり、右揉み上げ、両目、舌がない、醜い外見の れいむである。
それでも、まりさは れいむを愛していた。
恋は盲目というが、まさにその通りである。
暴食と運動不足で茄子型の体型となり、右揉み上げ、両目、舌がない、醜い外見の れいむである。
それでも、まりさは れいむを愛していた。
恋は盲目というが、まさにその通りである。
周囲からは ゆっくりできないやつとバカにされるが、まりさは気にしない。
愛する れいむと一緒に生活ができ、幸せの まりさにとって、他者からの評価などどうでもいいことなのだから。
愛する れいむと一緒に生活ができ、幸せの まりさにとって、他者からの評価などどうでもいいことなのだから。
やがて、まりさは もっと幸せを願うようになった。
れいむと もっと ゆっくりしたい。結婚したい。おちびちゃんが欲しい。
れいむと もっと ゆっくりしたい。結婚したい。おちびちゃんが欲しい。
幸せな家庭を築きたいという願いを まりさは持つようになった。
しかし、今のままでは その願いは叶わない。
まりさの能力では、れいむ1匹しか養えないのだ。
もしおちびちゃんができれば、盲目のれいむでは育てることができない。
自分で子育てもできればよいのだが、狩りに膨大な時間を割かなければならないので、それも難しい。
飾りと、身体に欠損のある自分たちに対して、群れからの援助はあまり期待できない。
まりさはそう考え、プロポーズを思い留まっている。
まりさの能力では、れいむ1匹しか養えないのだ。
もしおちびちゃんができれば、盲目のれいむでは育てることができない。
自分で子育てもできればよいのだが、狩りに膨大な時間を割かなければならないので、それも難しい。
飾りと、身体に欠損のある自分たちに対して、群れからの援助はあまり期待できない。
まりさはそう考え、プロポーズを思い留まっている。
日に日に強まる願いから、まりさは何とか れいむのケガを治せないかと考えるようになった。
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週末、俺は れいむと温泉旅行にでかけた。
自宅から車で2時間程走り、山の中程にある駐車場に車を駐める。
ここからハイキングコースで山頂まで登り、弁当を食べて少し遊んでから、車まで戻り、温泉宿に向かう予定である。
自宅から車で2時間程走り、山の中程にある駐車場に車を駐める。
ここからハイキングコースで山頂まで登り、弁当を食べて少し遊んでから、車まで戻り、温泉宿に向かう予定である。
「おにーさん。れいむ、おやまさんに のぼるのは はじめてだよ。
たのしみだよ。おにーさんと いっしょに はいきんぐさんに これて、ほんっとうに うれしいよ!。」
れいむは俺の腕に自分の腕を絡ませ、笑顔で言う。
『そっか、野良だったころは、山なんていけないもんな。
頂上で食べる弁当は最高においしいぞ。頑張って歩こうな。』
「ゆっくりりかいしたよ!れいむ、がんばるよ!」
俺が飼っている れいむは、胴付き金バッチの れいむだ。
初詣の帰りに、野良で死にかけていたのを気まぐれで治療したことが縁で、飼うことになった。
たのしみだよ。おにーさんと いっしょに はいきんぐさんに これて、ほんっとうに うれしいよ!。」
れいむは俺の腕に自分の腕を絡ませ、笑顔で言う。
『そっか、野良だったころは、山なんていけないもんな。
頂上で食べる弁当は最高においしいぞ。頑張って歩こうな。』
「ゆっくりりかいしたよ!れいむ、がんばるよ!」
俺が飼っている れいむは、胴付き金バッチの れいむだ。
初詣の帰りに、野良で死にかけていたのを気まぐれで治療したことが縁で、飼うことになった。
『ところで、れいむ、歩きにくいから離れてくれないか?』
「ゆ?ゆぅ~、ゆっくりりかいしたよ……」
れいむが名残惜しそうに俺の腕から、自分の腕を離す。
俺の体から、れいむの柔らかい体が離れ、少しだけ残念な気分になるが、それは気のせいだ。
俺はHENTAIじゃないのだから。
「ゆ?ゆぅ~、ゆっくりりかいしたよ……」
れいむが名残惜しそうに俺の腕から、自分の腕を離す。
俺の体から、れいむの柔らかい体が離れ、少しだけ残念な気分になるが、それは気のせいだ。
俺はHENTAIじゃないのだから。
「ある~ひ~♪ もりのなか~♪ くまさんに~♪ であった~♪」
れいむは歩きながら、元気よく歌を歌う。
毎日人間と楽しく会話をし、テレビを見ているせいか、れいむは ゆっくりにしては歌が上手い。
歌を歌う れいむの姿は、どこか小さな子供を連想させ、微笑ましく思える。
緑溢れる自然の中で巫女装束(正確には違うが俺的に許容範囲)を着た女の子が見れるのが何よりも嬉しい。
れいむは歩きながら、元気よく歌を歌う。
毎日人間と楽しく会話をし、テレビを見ているせいか、れいむは ゆっくりにしては歌が上手い。
歌を歌う れいむの姿は、どこか小さな子供を連想させ、微笑ましく思える。
緑溢れる自然の中で巫女装束(正確には違うが俺的に許容範囲)を着た女の子が見れるのが何よりも嬉しい。
山頂につき、れいむと一緒に弁当を食べる。
ちなみに、弁当はクマの顔型に焼いた自家製パンでつくった特製サンドイッチである。
「ゆわぁ~~くまさんの おかおをした さんどいっちさんだ~~。
ゆーん、おにーさんの とくっせい さんどいっちさんは とっても ゆっくりできるよ!
ゆっくりいただきますだよ。むーしゃむーしゃ……ごっくん……しあわせーー!!」
一口食べる度に、幸せそうな顔をする れいむを見て、旅行にきてよかったと実感する。
ちなみに、弁当はクマの顔型に焼いた自家製パンでつくった特製サンドイッチである。
「ゆわぁ~~くまさんの おかおをした さんどいっちさんだ~~。
ゆーん、おにーさんの とくっせい さんどいっちさんは とっても ゆっくりできるよ!
ゆっくりいただきますだよ。むーしゃむーしゃ……ごっくん……しあわせーー!!」
一口食べる度に、幸せそうな顔をする れいむを見て、旅行にきてよかったと実感する。
「にんげんさん、どうつきの れいむ。ゆっくりしていってね!!!」
食後、ゆっくりしていると、野性の まりさに笑顔で声をかけられた。
帽子がなく、小綺麗で籠を咥えた成体の まりさだ。
食後、ゆっくりしていると、野性の まりさに笑顔で声をかけられた。
帽子がなく、小綺麗で籠を咥えた成体の まりさだ。
『ゆっくりしていってね。悪いけど、まりさに あげる ごはんはないよ。
危害を与えるつもりはないけど、人間には関わらないほうがいいから どこかにいきなさい。』
世の中には、ゆっくりを見た瞬間、虐待をする人間もいる。
俺自身ちょっかいをかけてくるゲスならば即潰すこともあるが、
無関係の固体に何故そこまで虐待ができるのか個人的には理解できない。
もっとも、野良や野生のゆっくりを潰すことは法律や条令で禁止されているわけではないので、俺にとめる権利はないが。
危害を与えるつもりはないけど、人間には関わらないほうがいいから どこかにいきなさい。』
世の中には、ゆっくりを見た瞬間、虐待をする人間もいる。
俺自身ちょっかいをかけてくるゲスならば即潰すこともあるが、
無関係の固体に何故そこまで虐待ができるのか個人的には理解できない。
もっとも、野良や野生のゆっくりを潰すことは法律や条令で禁止されているわけではないので、俺にとめる権利はないが。
「ゆ?ち、ちがいよ、にんげんさん。ま、まりさは にんげんさんに おねがいさんが あるんだよ。
ごはんさんじゃないよ。どうか まりさの おねがいさんを きいてほしいよ。」
そういって、まりさが土下座をしてきた。
野良と違い、野性では食料が安定しやすいことと、人間に対する知識が少なく記憶餡の情報から見下していることが多いため、
野生の ゆっくりが自発的に土下座をするのは中々珍しい。
てっきり甘味を要求されると思っていた俺は、まりさの言葉と態度に少しだけ驚いた。
そして、野生の成体であるにも関わらず、だぜ言葉で話さないまりさに、少し興味が湧き、話を聞くことにした。
ごはんさんじゃないよ。どうか まりさの おねがいさんを きいてほしいよ。」
そういって、まりさが土下座をしてきた。
野良と違い、野性では食料が安定しやすいことと、人間に対する知識が少なく記憶餡の情報から見下していることが多いため、
野生の ゆっくりが自発的に土下座をするのは中々珍しい。
てっきり甘味を要求されると思っていた俺は、まりさの言葉と態度に少しだけ驚いた。
そして、野生の成体であるにも関わらず、だぜ言葉で話さないまりさに、少し興味が湧き、話を聞くことにした。
ゆっくりなので、要領を得ない説明だが、大体の事情は把握できた。
これまでの人生(ゆん生?)と今後の希望を全部話してくれたが、
要するに、れいむのケガを治して欲しいとのことだ。
これまでの人生(ゆん生?)と今後の希望を全部話してくれたが、
要するに、れいむのケガを治して欲しいとのことだ。
「ゆぅ、おにーさん、かわいそうだよ。ゆっくり できない けがを なおしてあげてよ。」
れいむが涙を流しながら言う。
金バッチの称号は伊達ではなく、他者への思いやりのある優しい ゆっくりだと思う。
れいむが涙を流しながら言う。
金バッチの称号は伊達ではなく、他者への思いやりのある優しい ゆっくりだと思う。
『まりさ、なんで俺にれいむのケガを治してくれって頼んだんだ?治せないかもしれないだろ?
それに、れいむに酷いケガを負わせた人間みたいに、お前を虐めるかもしれないだろ?』
人間の力を理解できているのならば、人間には近づかないはずだ。
事実、まりさは俺と少し距離をとり、愛想のよい作り笑顔をしながらも常に俺を恐怖に満ちた目で見ている。
それに、れいむに酷いケガを負わせた人間みたいに、お前を虐めるかもしれないだろ?』
人間の力を理解できているのならば、人間には近づかないはずだ。
事実、まりさは俺と少し距離をとり、愛想のよい作り笑顔をしながらも常に俺を恐怖に満ちた目で見ている。
「ゆ。むかし おかーさんが おしえてくれたよ。
にんげんさんは ゆっくりより ちからが つよくて、あたまも いいって。
ゆっくりでは できないことでも、にんげんさんなら できるって。
むれの みんなは にんげんさんを ばかに するかも しれないけど、それは まちがいだって。
おかーさんは むかし、にんげんさんと いっしょに くらしていた から わかるっていっていたよ。
でも、にんげんさんは ゆっくりが きらいな にんげんさんと すきな にんげんさんが いるって いっていたよ。
だから、もし どうしても にんげんさんに なにかを たのむ ときとは、
ゆっくりが すきそうな にんげんさんを さがして、そのにんげんさんに おねがいしなさいって。
にんげんさんは どうつきの れいむと たのしそうに あそんでいたよ。だから ゆっくりが すきなんでしょ?
それに、れいむの けがを まりさじゃ なおせないんだよ。
にんげんさんは こわいけど、もう これしか てが ないからだよ。」
確かに俺はゆっくりが嫌いではない。
昔は まりさを飼っていたし、今は胴付き れいむと一緒暮らしている愛護派だ。
ちなみにHENTAIではない。
にんげんさんは ゆっくりより ちからが つよくて、あたまも いいって。
ゆっくりでは できないことでも、にんげんさんなら できるって。
むれの みんなは にんげんさんを ばかに するかも しれないけど、それは まちがいだって。
おかーさんは むかし、にんげんさんと いっしょに くらしていた から わかるっていっていたよ。
でも、にんげんさんは ゆっくりが きらいな にんげんさんと すきな にんげんさんが いるって いっていたよ。
だから、もし どうしても にんげんさんに なにかを たのむ ときとは、
ゆっくりが すきそうな にんげんさんを さがして、そのにんげんさんに おねがいしなさいって。
にんげんさんは どうつきの れいむと たのしそうに あそんでいたよ。だから ゆっくりが すきなんでしょ?
それに、れいむの けがを まりさじゃ なおせないんだよ。
にんげんさんは こわいけど、もう これしか てが ないからだよ。」
確かに俺はゆっくりが嫌いではない。
昔は まりさを飼っていたし、今は胴付き れいむと一緒暮らしている愛護派だ。
ちなみにHENTAIではない。
「そうだよ。おにーさんは いいゆっくりが だいっすきな、やさしい おにーさんだよ。
まりさ みたいな やさしい ゆっくりのことは きっと たすけてくれるよ!
それに ゆっくりの けがなら すぐに なおしてくるよ!
れいむも むかし かびさんで しにかけていた ところを たすけてもらったんだよ!
ね?おにーさん?」
「ゆ!かびさんを?すごいよ。さっすが にんげんさんだよ。
おねがいだよ、にんげんさん!まりさのだいっすきな れいむを!れいむの けがを なおしてください。」
まりさが土下座をして俺に頼み込む。
話から推測されるケガ程度なら、簡単に治すことはできると思う。
が、俺は れいむのケガを治さないほうがいいような気がする。
まりさ みたいな やさしい ゆっくりのことは きっと たすけてくれるよ!
それに ゆっくりの けがなら すぐに なおしてくるよ!
れいむも むかし かびさんで しにかけていた ところを たすけてもらったんだよ!
ね?おにーさん?」
「ゆ!かびさんを?すごいよ。さっすが にんげんさんだよ。
おねがいだよ、にんげんさん!まりさのだいっすきな れいむを!れいむの けがを なおしてください。」
まりさが土下座をして俺に頼み込む。
話から推測されるケガ程度なら、簡単に治すことはできると思う。
が、俺は れいむのケガを治さないほうがいいような気がする。
『なぁ、まりさ。お前は今、幸せなんだろ?
だったら、このままでいいじゃないか。れいむのケガが治ったら不幸になるかもしれないぞ。』
「ゆ?そ、そんなことないよ!!
まりさは、まりさは れいむの えがおさんが みたいよ!おうたが ききたいよ!
けっこんして れいむと ずっといっしょに ゆっくりしたいよ!」
『でも、プロポーズだってうまくいくかもわからないし、子育ては大変だろ?』
「そんなことないよ!どんなに つらいことでも、まいにち えがおで がんばれば、いつかしあわせーになれるんだよ!
おかーさんが いっていたよ!まりさは まいにち ゆっくり できなかったけど、
まいにち えがおで がんばったから いまはしあわせーになれたよ!
だから もっともっと えがおでがんばれば、れいむと ぜったいに しわせーになれるよ!!」
「おにーさん!れいむの けがさんが なおれば、まりさは もっと しあわせーに なれるにきまっているよ!
れいむだって、おにーさんと おんなじ けしきさんを みれて、
おうたを おにーさんに きかせてあげれて おにーさんと しわせーになれたよ!
だから、まりさの だいすきな れいむも、けがさんが なおれば もっと もっと まりさと しわせーに なれるよ!」
まりさと れいむが俺の意見を否定する。
だったら、このままでいいじゃないか。れいむのケガが治ったら不幸になるかもしれないぞ。』
「ゆ?そ、そんなことないよ!!
まりさは、まりさは れいむの えがおさんが みたいよ!おうたが ききたいよ!
けっこんして れいむと ずっといっしょに ゆっくりしたいよ!」
『でも、プロポーズだってうまくいくかもわからないし、子育ては大変だろ?』
「そんなことないよ!どんなに つらいことでも、まいにち えがおで がんばれば、いつかしあわせーになれるんだよ!
おかーさんが いっていたよ!まりさは まいにち ゆっくり できなかったけど、
まいにち えがおで がんばったから いまはしあわせーになれたよ!
だから もっともっと えがおでがんばれば、れいむと ぜったいに しわせーになれるよ!!」
「おにーさん!れいむの けがさんが なおれば、まりさは もっと しあわせーに なれるにきまっているよ!
れいむだって、おにーさんと おんなじ けしきさんを みれて、
おうたを おにーさんに きかせてあげれて おにーさんと しわせーになれたよ!
だから、まりさの だいすきな れいむも、けがさんが なおれば もっと もっと まりさと しわせーに なれるよ!」
まりさと れいむが俺の意見を否定する。
「おねがいします。おぼうしのない まりさでは にんげんさんを ゆっくり させれません。
かってな おねがいだとは わかっているけど、おねがいします。れいむを たすけてください!!」
まりさが再び俺に土下座をする。
仮に帽子があったところで、野性の まりさに何ができるのかは不明だが、
自分が都合の良いことを言っていることは自覚しているようで、中々賢い個体のようだ。
かってな おねがいだとは わかっているけど、おねがいします。れいむを たすけてください!!」
まりさが再び俺に土下座をする。
仮に帽子があったところで、野性の まりさに何ができるのかは不明だが、
自分が都合の良いことを言っていることは自覚しているようで、中々賢い個体のようだ。
「おにーさん!おねがいだよ。れいむは かわいそうな まりさと れいむを たすけてあげたいよ。
にんげんさんに めいわくを かけない ゆっくりで、やさしい ゆっくりだから たすけて あげてよ。
おねがいだいよ。」
れいむも俺の腕に しがみつきながら言う。
一緒に寝る以外で ここまで俺に物事を頼むのは珍しい。
よっぽど、このまりさに同情をしたのだろうか。
にんげんさんに めいわくを かけない ゆっくりで、やさしい ゆっくりだから たすけて あげてよ。
おねがいだいよ。」
れいむも俺の腕に しがみつきながら言う。
一緒に寝る以外で ここまで俺に物事を頼むのは珍しい。
よっぽど、このまりさに同情をしたのだろうか。
『はぁ、わかったよ。とりあえず、その れいむの ところまで案内してくれ。』
「ゆ!あ、ありがとうございばずぅううううう!!」
「ゆっくり ありがとうだよ!おにーさん!!」
「ゆ!あ、ありがとうございばずぅううううう!!」
「ゆっくり ありがとうだよ!おにーさん!!」
まりさに連れられ、俺はケガを負ったれいむを診る。
「っゆあぁぁあああああああああああ!!!
あうあぁぁああああああああああああああああああ!!!」
俺を人間と知ったせいか、れいむは俺に怯え、暴れるので、仕方なく、麻酔を打つ。
「っゆあぁぁあああああああああああ!!!
あうあぁぁああああああああああああああああああ!!!」
俺を人間と知ったせいか、れいむは俺に怯え、暴れるので、仕方なく、麻酔を打つ。
突然静かになった れいむに、まりさは驚くが、ただ寝ているだけだと説明をしたら信じてくれた。
ゆっくりのこういう素直なところが、俺は好きだ。
ゆっくりのこういう素直なところが、俺は好きだ。
カバンから、れいむのために持ってきていた【ゆっくりれいむ専用医療セット】を取り出す。
(旅行中、何か事故にあったときに治療をするためにもっていきた。)
(旅行中、何か事故にあったときに治療をするためにもっていきた。)
『まりさ、れいむ。これから この れいむの手術をする。
麻酔で痛みは感じないから叫んだりはしないけど、見た目は結構きついから、つらかったら後ろを向いてろよ。』
そう言ってから、俺はれいむへの手術を開始した。
手術といっても簡単で、眼孔にれいむ種用の眼球(葛餅)をいれ、
舌を根元から切断し、新しく れいむ種用の舌をつけ、揉み上げを移植するだけだ。
オレンジジュースを使えばすぐに組織が癒着するあたりが実に羨ましく感じる。
人間もこれぐらい簡単に移植手術ができればいいのに。
麻酔で痛みは感じないから叫んだりはしないけど、見た目は結構きついから、つらかったら後ろを向いてろよ。』
そう言ってから、俺はれいむへの手術を開始した。
手術といっても簡単で、眼孔にれいむ種用の眼球(葛餅)をいれ、
舌を根元から切断し、新しく れいむ種用の舌をつけ、揉み上げを移植するだけだ。
オレンジジュースを使えばすぐに組織が癒着するあたりが実に羨ましく感じる。
人間もこれぐらい簡単に移植手術ができればいいのに。
揉み上げ移植の際、残った揉み上げと髪も新しい物に交換し、
でっぷりと太った下腹部を切断し、栄養剤(オレンジジュース)も注射しておいた。
恐らく、ゆっくりからは相当の美ゆっくりにみえることだろう。
でっぷりと太った下腹部を切断し、栄養剤(オレンジジュース)も注射しておいた。
恐らく、ゆっくりからは相当の美ゆっくりにみえることだろう。
『よし、終わったぞ、まりさ。まだ麻酔で寝ているからな。
明日の朝には目を覚ますから、目を覚ましたら、この薬を飲ませろ。
そしたら、治療は完了だ。』
まりさに念のための栄養剤(オレンジ飴)を渡しながら、手術終了を告げる。
明日の朝には目を覚ますから、目を覚ましたら、この薬を飲ませろ。
そしたら、治療は完了だ。』
まりさに念のための栄養剤(オレンジ飴)を渡しながら、手術終了を告げる。
「ゆっぐり ありがどうございばじだぁあああああああ!!」
よほど嬉しいのだろう、まりさが泣きながら礼を言う。
「よかったね、まりさ。これから あの れいむと ずっと いっしょに ゆっくりしていってね!」
「ありがどうだよ、れいぶぅううう!!!う、うれじいよ。ごれで ごれで れいぶの えがおざんがみえるよ!
れいぶのおうだがぎげるよ!!げっごんでぎるよ!おちびぢゃんが、か、かぞぐが もでるよ!!
ぼんっどうに、ほんっどうに ありがどうございばじだぁああああああ!!!」
『…………………さ、行こうか、れいむ。」
土下座をしている まりさの頭を軽く撫でて、俺は れいむと一緒に車へと向かう。
よほど嬉しいのだろう、まりさが泣きながら礼を言う。
「よかったね、まりさ。これから あの れいむと ずっと いっしょに ゆっくりしていってね!」
「ありがどうだよ、れいぶぅううう!!!う、うれじいよ。ごれで ごれで れいぶの えがおざんがみえるよ!
れいぶのおうだがぎげるよ!!げっごんでぎるよ!おちびぢゃんが、か、かぞぐが もでるよ!!
ぼんっどうに、ほんっどうに ありがどうございばじだぁああああああ!!!」
『…………………さ、行こうか、れいむ。」
土下座をしている まりさの頭を軽く撫でて、俺は れいむと一緒に車へと向かう。
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夜、ペット同伴可の旅館で、豪勢な食事をする。
そして、食後、れいむと一緒に露天風呂に入ることにした。
そして、食後、れいむと一緒に露天風呂に入ることにした。
この旅館にはペット可、混浴温泉があり、ガイドブックにもデカデカとそのことがうたわれていた。
(もちろん、動物が嫌いな方用に、通常の温泉もある。)
(もちろん、動物が嫌いな方用に、通常の温泉もある。)
「おにーさん。どう?れいむの みずぎ かわいい??」
混浴なので当然、男女水着の着用が義務付けられており、れいむも胴付きなので、水着の着用が義務付けられている。
通販で好きに選ばせた水着で、どんなデザインか教えてくれなかったため、水着姿は始めて見る。
ピンクの生地で胸元に大きなリボンと、スカートがついたセパレートの水着だ。
可愛い水着だが、スカート付きだと、お尻がよく見えなくて少しだけ残念である。
って、俺はHENTAIじゃない!何を考えているんだ?
混浴なので当然、男女水着の着用が義務付けられており、れいむも胴付きなので、水着の着用が義務付けられている。
通販で好きに選ばせた水着で、どんなデザインか教えてくれなかったため、水着姿は始めて見る。
ピンクの生地で胸元に大きなリボンと、スカートがついたセパレートの水着だ。
可愛い水着だが、スカート付きだと、お尻がよく見えなくて少しだけ残念である。
って、俺はHENTAIじゃない!何を考えているんだ?
『ああ、可愛いぞ。』
自分の頬を数回叩き、れいむの頭を撫でながら言う。
「ゆーん、おにーさんに ほめられると、てれちゃうよ……でも、とっても ゆっくりできるよ。」
饅頭なのになぜか赤くなる れいむを可愛いと思いつつ、
俺はHENTAIじゃないと強く念じながら一緒に風呂にはいる。
自分の頬を数回叩き、れいむの頭を撫でながら言う。
「ゆーん、おにーさんに ほめられると、てれちゃうよ……でも、とっても ゆっくりできるよ。」
饅頭なのになぜか赤くなる れいむを可愛いと思いつつ、
俺はHENTAIじゃないと強く念じながら一緒に風呂にはいる。
「おにーさん………れいむ、もう でるね……」
しばらくして、顔を真っ赤にした れいむが苦しそうに言う。
『ああ、ロビーでジュースでも飲んでまってろ。お金はさっき渡したやつを使え。』
「ゆっくりりかいしたよ………」
ゆっくりは湯につかると溶けてしまうため、長時間風呂には入れない。
カラスの行水を済ませた れいむは、先に風呂場からでていく。
しばらくして、顔を真っ赤にした れいむが苦しそうに言う。
『ああ、ロビーでジュースでも飲んでまってろ。お金はさっき渡したやつを使え。』
「ゆっくりりかいしたよ………」
ゆっくりは湯につかると溶けてしまうため、長時間風呂には入れない。
カラスの行水を済ませた れいむは、先に風呂場からでていく。
浴衣を着た れいむと一緒に部屋へ戻ると、部屋には布団が引かれていた。
布団はなぜか、一つで、枕が二つだった。
布団はなぜか、一つで、枕が二つだった。
「ゆぅ……おにーさん………これは もう いっしょに ねるしか ないよね?」
なぜか頬を赤く染めた れいむが可愛い顔で言う。
どうやら、胴付き れいむを連れて来たため、宿から俺はHENTAIだと思われているようだ。
そういえば、仲居の目から軽蔑の眼差しがあったような……
やめてくれ!俺はHENTAIじゃない!!
なぜか頬を赤く染めた れいむが可愛い顔で言う。
どうやら、胴付き れいむを連れて来たため、宿から俺はHENTAIだと思われているようだ。
そういえば、仲居の目から軽蔑の眼差しがあったような……
やめてくれ!俺はHENTAIじゃない!!
『いや、れいむ。もう一組布団を用意してもらうから。別々の布団で寝るぞ。』
「ゆぅ………せっかくの りょうこうさんだよ。れいむ、おにーさんと いっしょに ねたいよ……だめ?」
俺の腕をつかみ、目を潤ませながら れいむが言う。
こうなったら絶対に諦めないのが れいむだ。仕方が無い。
『わかったよ。一緒に寝ような。』
「ありがとうだよ!おにーさん!!」
れいむが嬉しそうに俺に抱きつく。軟らかい感触が伝わり、甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。
って、当たり前だ。れいむはゆっくりだ!饅頭だ!軟らかくて当然だ!甘くて当然だ!
俺は早くなる鼓動を必死に抑える。
「ゆぅ………せっかくの りょうこうさんだよ。れいむ、おにーさんと いっしょに ねたいよ……だめ?」
俺の腕をつかみ、目を潤ませながら れいむが言う。
こうなったら絶対に諦めないのが れいむだ。仕方が無い。
『わかったよ。一緒に寝ような。』
「ありがとうだよ!おにーさん!!」
れいむが嬉しそうに俺に抱きつく。軟らかい感触が伝わり、甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。
って、当たり前だ。れいむはゆっくりだ!饅頭だ!軟らかくて当然だ!甘くて当然だ!
俺は早くなる鼓動を必死に抑える。
数時間後、俺と れいむは同じ布団に入り、灯りを消した。
「ねぇ、おにーさん。もうねた?」
『ん?いや、まだだよ。』
「おにーさん……あの まりさと れいむ、ぜったいに しわせーに なれるよね。
れいむの けがが なおって、ずっといっしょに ゆっくりできるよね。」
『………………ああ、そうだな。きっと幸せな家庭を築くよ。きっと……』
「ゆぅ……れいむ、あの れいむが ちょっとだけ うらやましいよ。
あんなに だれかから あいされるなんて……れいむも………いつか……」
俺の脳裏にヤバイ展開が浮かんだ。
このまま れいむを喋らすと、俺がHENTAIになるかもしれない。
『そんな相手が見つかるといいな。さ、もう寝るぞ。おやすみ。』
急いで会話を強制的に打ち切り、目を閉じる。
「ねぇ、おにーさん。もうねた?」
『ん?いや、まだだよ。』
「おにーさん……あの まりさと れいむ、ぜったいに しわせーに なれるよね。
れいむの けがが なおって、ずっといっしょに ゆっくりできるよね。」
『………………ああ、そうだな。きっと幸せな家庭を築くよ。きっと……』
「ゆぅ……れいむ、あの れいむが ちょっとだけ うらやましいよ。
あんなに だれかから あいされるなんて……れいむも………いつか……」
俺の脳裏にヤバイ展開が浮かんだ。
このまま れいむを喋らすと、俺がHENTAIになるかもしれない。
『そんな相手が見つかるといいな。さ、もう寝るぞ。おやすみ。』
急いで会話を強制的に打ち切り、目を閉じる。
「ゆぅ………もぅ………おやすみだよ、おにーさん。」
れいむは少し頬を膨らませ、俺の腕にしがみついてきた。このまま寝るつもりなのだろう。
浴衣の隙間から微かにふれる れいむの柔らかい地肌に鼓動が早くなるが、必死に素数を数え、落ち着き取り戻す。
れいむは少し頬を膨らませ、俺の腕にしがみついてきた。このまま寝るつもりなのだろう。
浴衣の隙間から微かにふれる れいむの柔らかい地肌に鼓動が早くなるが、必死に素数を数え、落ち着き取り戻す。
気持ちよさそうに寝息をたてる れいむの頭を撫でながら帽子のない まりさのことを考える。
野生だが、賢く優しい性格をした帽子のない まりさ。
れいむの言う通り、れいむと番になって幸せになれるといいが……………
俺は不安を感じながら、眠りについた。
れいむの言う通り、れいむと番になって幸せになれるといいが……………
俺は不安を感じながら、眠りについた。
------------
青年と胴付き れいむが布団に入った頃、まりさは巣穴の中でニコニコしながら れいむを見つめる。
れいむは、麻酔の効果で気持ちよさそうに眠っている。
失った揉み上げも、目も舌も全て完治している。
その上、暴食と運動不足で茄子のように太った体も、以前のようなスマートになっている。
眼福とはこのことで、見違える程美しくなった愛する れいむを見ているだけで、まりさは幸せになる。
れいむは、麻酔の効果で気持ちよさそうに眠っている。
失った揉み上げも、目も舌も全て完治している。
その上、暴食と運動不足で茄子のように太った体も、以前のようなスマートになっている。
眼福とはこのことで、見違える程美しくなった愛する れいむを見ているだけで、まりさは幸せになる。
「ゆぷぷ。れいむが めをさましたら、この おくすりさんを のんでもらうよ。
それから まりさは れいむに ぷろぽーずを するよ。
そして、ずっと ずっと れいむと いっしょに ゆっくりするよ。
おちびちゃんも たくっさん つくって、しあわせーな かていを きずくよ。
おかーさん、まりさは しあわせーになるよ。おそらの ゆっくりぷれいすから ゆっくりみててね。」
まりさはもう少しで訪れるであろう幸せな未来を想像し、笑顔になる。
それから まりさは れいむに ぷろぽーずを するよ。
そして、ずっと ずっと れいむと いっしょに ゆっくりするよ。
おちびちゃんも たくっさん つくって、しあわせーな かていを きずくよ。
おかーさん、まりさは しあわせーになるよ。おそらの ゆっくりぷれいすから ゆっくりみててね。」
まりさはもう少しで訪れるであろう幸せな未来を想像し、笑顔になる。
その顔は以前と違い、本当に幸せそうな顔である。
つづく
あとがき
喋れないゆっくりを描写するのって難しい。
喋れても、難しいですが………
喋れないゆっくりを描写するのって難しい。
喋れても、難しいですが………
ご感想ありがとうございます。
群れのゆっくりを虐めて欲しいというもっともな意見を頂き、
急遽母れいむたちを追加しました。
当初、ゆ虐シーンが殆どない話で、どう書こうか悩んでいたので助かりました。
群れのゆっくりを虐めて欲しいというもっともな意見を頂き、
急遽母れいむたちを追加しました。
当初、ゆ虐シーンが殆どない話で、どう書こうか悩んでいたので助かりました。
飾りがなくても個体認識できる設定は独自設定かもしれません。
気分を害された方、申し訳ありませんでした。
気分を害された方、申し訳ありませんでした。