ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1771 ゆんやー機
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ankoss
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・30回目
・小ネタです。
・ギャグです。
・パロディです。
・ていうかSSじゃない。
・ヨロシクオネガイシマス
「あちぃ・・・」
梅雨も明けて、カラッとした天気が増えてくる七月。
エアコンなし扇風機なしうちわなし風鈴なしな貧乏人には地獄な季節。
例に漏れず、俺も貧乏アパートの室内で汗を垂れ流している。
窓と玄関を開けてはいるが、生ぬるい風がゆる~く吹き込んで室内の空気をかき回すおかげで、余計暑い。
冷蔵庫に篭ろうかとも考えてみたが、よく考えたら冷蔵庫なんて三種の神器はうちには降臨していない。テレビはあるから、熱を発しながら、海でわいわい騒ぐ家族連れにカップルに変質者にゆっくり達が映して、室内温度上昇に貢献している。
「あちぃしだりぃ・・・いっそ死にてぇくらいあちぃ・・・」
動くのも億劫で、手で顔を仰いでいると、
「ゆゆっ! このとびらさんあいてるよ! やったねまりさ! おうちがあったよ!」
目線だけを玄関に向けてみると、ゆっくりが一ついた。
そのゆっくりれいむは何故だか、自分で被っている黒いとんがりぼうしに語りかけている。
ああ、ゆっくりも暑さで頭をやられたんだろうか。本当に、夏は地獄だぜぇフゥハハハ・・・はぁ・・・。
れいむは、こっちに跳ねてきながら、
「ゆゆっ! にんげんさん! ここはれいむとまりさのおうちだよ! ゆっくりでていってね!」
「ああ。はいはいゆっくりゆっくり」
このアパートはペット禁止なわけで、住民の誰かがこのゆっくりを飼ってるということはまずない。
このアパートに存在しているゆっくりはせいぜい食材として持ち込まれるゆっくりか、迷い込んできた野良ゆっくりくらいだ。
体を起こして、目の前まできたれいむの脳天を片手でわしづかむ。
「出て行かない。理由は五つ。俺の住処だ。狭いんだ。あついんだ。だるいんだ。あついんだ。以上、ゆっくり理解できたか蒸し饅頭」
ということで、面倒くさくて仕方ないがこのれいむを放り出さないといけない。
話を聞いていないのかはたまた完全に頭が沸騰しているのか、れいむは、頬を膨らませている。
「まりさはつよいんだよ! まりさのぷくーはすっごいつよいんだよ! ぷくー!」
居もしないゆっくりまりさのことを言っときながら、自分で頬を膨らましている。
やっぱり頭が沸いているらしい。
そのまま窓から放り投げようとしたとき、ふとテレビのCMに目が行った。
一人の渋い親父が画面に出てきて、扇風機の羽根にゆっくりを埋め込んだ扇ゆー機を弄くっている。
「おぞらがおぢでぐるううぅうぅぅうぅ」
『扇ゆー機には何の不満もない、本当ですか?』
画面が、昭和から平成までのテレビ画質で扇ゆー機を映し出す。
『羽根は元より、カバー。段階的なゆんやー設定は19世紀からほぼ変わっていません』
市販の羽根付き扇ゆー機が映し出されて、風の生み出すムラを主張する。
「ゆっ! やーッ!? ぼっ、がえ! っる、おうっんやー!」
『そして、なにより。回転する羽根が作り出すムラのある断片的な悲鳴』
再び、渋いおっさんが映り、スイッチの赤ゆをグリグリ押す。
「ゆびぃッ」
『スイッチを切れば、感じることが出来るでしょう』
円柱の上に輪を乗っけて、その輪の中に輪より二周り小さいゆっくりがいる。
「まりさおこるよ! ぷくー! ・・・ぷしゅるしゅるしゅる・・・どぼじでぷくーできないのおぉぉぉゆんやー!?」
そのゆっくりは、頬を膨らませて威嚇するが、ちょうど頬を膨らましたところにあるブロックに阻まれて頬が萎み、口から空気が抜ける。
『私達はこの課題を、エアマルチゆんやー技術で解消しました』
それっぽいロゴが出てきて、
『ソーヨー。エアマルチゆんやー。羽根がないからムラのないスムーズなゆんやーを送り出します』
というCMだった。
扇ゆー機。
何処かの虐待お兄さんが、虐待の一環で扇風機にゆっくりを付けたのが起源だとされる。
涼むついでに、ゆっくりの悲鳴を聞くのが、虐待好きにとって癒しの効果があるという。
で、ソーヨーは独自でその扇ゆー機を作ったらしい。
原理としては、ぱっと見だと、普通の扇風機のような羽根じゃなくてゆっくりのぷくーの空気による送風。
本当の意味で、ゆっくりを使った扇風機=扇ゆー機。
ということらしい。
まぁ、貧乏人には贅沢でろくに買えないだろう。常識的に考えて。
良いよなぁ・・・涼みてぇよ・・・。
と、ふと思ったところで、良いことを思いついた。
「どう! まりさはとってもつよいんだよ! わかったらにんげんさんはでていってね!」
頬を膨らませているれいむを、頬を両手で挟んで顔の前に持ってくる。
そして、そのまま押す。
「ぷしゅるしゅるしゅるしゅる・・・」
わお、涼しい風。
そこはかとなく、草の匂いがして平原で風を感じている気分。
「・・・どぼじでぷくーやめちゃうのまりざぁぁああぁ!?」
もう送り出す空気がなくなったのか、ムンクの叫びみたいな顔で叫ぶれいむ。
「もういっかいぷくーだよ! まりさいけー! ぷくー!!」
めげずに、もう一回膨れてくれたので、また押す。
ああ、涼しい。
これは良い。これは良いものだ。
ゆっくりもたまには役に立つものなのか。
ソーヨーの扇ゆー機は売れるんだろうなぁ・・・。
「ぷしゅるしゅるしゅる・・・」
れいむのおかげで、とりあえず夏は越せた。
越せたは良いが、
「ぷくー」
度重なるぷくーの妨害で、進化したのかれいむが体全体を膨らますことを覚えて、狭い室内を圧迫してくる。
「邪魔くせぇなもう・・・あ、暖かい」
抱きついてみると、暖かかった。
これから来る冬はこれで越せるだろう。
一家に一台。ゆっくり。
それもあながち間違いでもないかもしれない。
アトガキ
ダイ○ンさんのデザイン性は、ゆっくりに最適だと思うんです。
ザ・なげっぱなしジャーマン。
最初が書きたかっただけですイエー・・・すんません。
ご読了ありがとうございました。
やまめあき(仮)
【妄想で書いたもの】
かり
・ト●
・くちばしにチェリー
・デスクトップガジェット
・ゆっくりつくーる
・夢想天生
・スペクタクルスパイダーウーマン
・つるべおとし
・ゆっくりのおもちゃ
・いまじん
・スポイラー
・ラブドール
・益虫? 害虫?
・スィークリング
・てゐ!
・ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか?
・箱、無音、窓辺にて
・世はまこと遊技である
・かえるのこはかえる
・川辺の海賊
・水橋姫
・トス
・ちょっとの時間にゆっくり虐め
・げんそうきょーのみこ
・狼は良い獣
・四股ふみれいむ
・みょみょの奇妙な冒険
・ゆんやー機
(スキマ送り)
・(スキマ送り)
ぬえ
・山女って可愛いよね
・女はつらいよ
・小ネタです。
・ギャグです。
・パロディです。
・ていうかSSじゃない。
・ヨロシクオネガイシマス
「あちぃ・・・」
梅雨も明けて、カラッとした天気が増えてくる七月。
エアコンなし扇風機なしうちわなし風鈴なしな貧乏人には地獄な季節。
例に漏れず、俺も貧乏アパートの室内で汗を垂れ流している。
窓と玄関を開けてはいるが、生ぬるい風がゆる~く吹き込んで室内の空気をかき回すおかげで、余計暑い。
冷蔵庫に篭ろうかとも考えてみたが、よく考えたら冷蔵庫なんて三種の神器はうちには降臨していない。テレビはあるから、熱を発しながら、海でわいわい騒ぐ家族連れにカップルに変質者にゆっくり達が映して、室内温度上昇に貢献している。
「あちぃしだりぃ・・・いっそ死にてぇくらいあちぃ・・・」
動くのも億劫で、手で顔を仰いでいると、
「ゆゆっ! このとびらさんあいてるよ! やったねまりさ! おうちがあったよ!」
目線だけを玄関に向けてみると、ゆっくりが一ついた。
そのゆっくりれいむは何故だか、自分で被っている黒いとんがりぼうしに語りかけている。
ああ、ゆっくりも暑さで頭をやられたんだろうか。本当に、夏は地獄だぜぇフゥハハハ・・・はぁ・・・。
れいむは、こっちに跳ねてきながら、
「ゆゆっ! にんげんさん! ここはれいむとまりさのおうちだよ! ゆっくりでていってね!」
「ああ。はいはいゆっくりゆっくり」
このアパートはペット禁止なわけで、住民の誰かがこのゆっくりを飼ってるということはまずない。
このアパートに存在しているゆっくりはせいぜい食材として持ち込まれるゆっくりか、迷い込んできた野良ゆっくりくらいだ。
体を起こして、目の前まできたれいむの脳天を片手でわしづかむ。
「出て行かない。理由は五つ。俺の住処だ。狭いんだ。あついんだ。だるいんだ。あついんだ。以上、ゆっくり理解できたか蒸し饅頭」
ということで、面倒くさくて仕方ないがこのれいむを放り出さないといけない。
話を聞いていないのかはたまた完全に頭が沸騰しているのか、れいむは、頬を膨らませている。
「まりさはつよいんだよ! まりさのぷくーはすっごいつよいんだよ! ぷくー!」
居もしないゆっくりまりさのことを言っときながら、自分で頬を膨らましている。
やっぱり頭が沸いているらしい。
そのまま窓から放り投げようとしたとき、ふとテレビのCMに目が行った。
一人の渋い親父が画面に出てきて、扇風機の羽根にゆっくりを埋め込んだ扇ゆー機を弄くっている。
「おぞらがおぢでぐるううぅうぅぅうぅ」
『扇ゆー機には何の不満もない、本当ですか?』
画面が、昭和から平成までのテレビ画質で扇ゆー機を映し出す。
『羽根は元より、カバー。段階的なゆんやー設定は19世紀からほぼ変わっていません』
市販の羽根付き扇ゆー機が映し出されて、風の生み出すムラを主張する。
「ゆっ! やーッ!? ぼっ、がえ! っる、おうっんやー!」
『そして、なにより。回転する羽根が作り出すムラのある断片的な悲鳴』
再び、渋いおっさんが映り、スイッチの赤ゆをグリグリ押す。
「ゆびぃッ」
『スイッチを切れば、感じることが出来るでしょう』
円柱の上に輪を乗っけて、その輪の中に輪より二周り小さいゆっくりがいる。
「まりさおこるよ! ぷくー! ・・・ぷしゅるしゅるしゅる・・・どぼじでぷくーできないのおぉぉぉゆんやー!?」
そのゆっくりは、頬を膨らませて威嚇するが、ちょうど頬を膨らましたところにあるブロックに阻まれて頬が萎み、口から空気が抜ける。
『私達はこの課題を、エアマルチゆんやー技術で解消しました』
それっぽいロゴが出てきて、
『ソーヨー。エアマルチゆんやー。羽根がないからムラのないスムーズなゆんやーを送り出します』
というCMだった。
扇ゆー機。
何処かの虐待お兄さんが、虐待の一環で扇風機にゆっくりを付けたのが起源だとされる。
涼むついでに、ゆっくりの悲鳴を聞くのが、虐待好きにとって癒しの効果があるという。
で、ソーヨーは独自でその扇ゆー機を作ったらしい。
原理としては、ぱっと見だと、普通の扇風機のような羽根じゃなくてゆっくりのぷくーの空気による送風。
本当の意味で、ゆっくりを使った扇風機=扇ゆー機。
ということらしい。
まぁ、貧乏人には贅沢でろくに買えないだろう。常識的に考えて。
良いよなぁ・・・涼みてぇよ・・・。
と、ふと思ったところで、良いことを思いついた。
「どう! まりさはとってもつよいんだよ! わかったらにんげんさんはでていってね!」
頬を膨らませているれいむを、頬を両手で挟んで顔の前に持ってくる。
そして、そのまま押す。
「ぷしゅるしゅるしゅるしゅる・・・」
わお、涼しい風。
そこはかとなく、草の匂いがして平原で風を感じている気分。
「・・・どぼじでぷくーやめちゃうのまりざぁぁああぁ!?」
もう送り出す空気がなくなったのか、ムンクの叫びみたいな顔で叫ぶれいむ。
「もういっかいぷくーだよ! まりさいけー! ぷくー!!」
めげずに、もう一回膨れてくれたので、また押す。
ああ、涼しい。
これは良い。これは良いものだ。
ゆっくりもたまには役に立つものなのか。
ソーヨーの扇ゆー機は売れるんだろうなぁ・・・。
「ぷしゅるしゅるしゅる・・・」
れいむのおかげで、とりあえず夏は越せた。
越せたは良いが、
「ぷくー」
度重なるぷくーの妨害で、進化したのかれいむが体全体を膨らますことを覚えて、狭い室内を圧迫してくる。
「邪魔くせぇなもう・・・あ、暖かい」
抱きついてみると、暖かかった。
これから来る冬はこれで越せるだろう。
一家に一台。ゆっくり。
それもあながち間違いでもないかもしれない。
アトガキ
ダイ○ンさんのデザイン性は、ゆっくりに最適だと思うんです。
ザ・なげっぱなしジャーマン。
最初が書きたかっただけですイエー・・・すんません。
ご読了ありがとうございました。
やまめあき(仮)
【妄想で書いたもの】
かり
・ト●
・くちばしにチェリー
・デスクトップガジェット
・ゆっくりつくーる
・夢想天生
・スペクタクルスパイダーウーマン
・つるべおとし
・ゆっくりのおもちゃ
・いまじん
・スポイラー
・ラブドール
・益虫? 害虫?
・スィークリング
・てゐ!
・ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか?
・箱、無音、窓辺にて
・世はまこと遊技である
・かえるのこはかえる
・川辺の海賊
・水橋姫
・トス
・ちょっとの時間にゆっくり虐め
・げんそうきょーのみこ
・狼は良い獣
・四股ふみれいむ
・みょみょの奇妙な冒険
・ゆんやー機
(スキマ送り)
・(スキマ送り)
ぬえ
・山女って可愛いよね
・女はつらいよ