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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • ゼロのロリカード-09

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロのロリカード-09

最終更新:2010年06月30日 00:01

匿名ユーザー

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  • ゼロのロリカード


 『土くれ』のフーケが学院に進入し、破壊の杖が盗まれてから数日。
オールド・オスマン学院長室には主要教師陣と、フーケの目撃者である生徒が集められていた。

「なんでアンタがここにいんのよ」
「別にいいでしょ、面白そうなんだもの」
ルイズとキュルケは部屋の神妙な雰囲気もどこ吹く風といったところで、マイペースに会話している。
教師以外にはルイズとキュルケ、さらにタバサとアーカードだけである。
キュルケは目撃者ではないが、恐らくタバサから聞いてついてきたのだろう。
オスマンも特別見咎めていないようなので問題は無いようであった。

「申し訳ありません、遅れました」
コルベールが息せき切って部屋に入ってきた。
「これで全員かの」
ゴホンと強めの咳払いをすると、オスマンは口を開いた。

「皆も先日の事件は知っておるじゃろうが、アンリエッタ姫殿下がお越しの際に『土くれ』のフーケの侵入を許した。
 学院の敷地内にまんまと侵入されるにとどまらず、あまつさえ破壊の杖が盗まれるという事態が発生した」

 するとオールド・オスマンの秘書代わりである、ミス・ロングビルが一歩前に進み出た。
「聞き込みをした結果、村はずれの森の奥の廃屋に出入りする怪しい人影を見掛けた、という情報を得ました」
ロングビルは手に持っていた資料の束から一枚の紙を取り出す。
「これが証言を基に作成した似顔絵です、・・・・・・どうですか?」
そう言って人相の描かれた紙をルイズ達に見せた。フードで顔こそ見えなかったもののその風貌で確信する。

「間違いありません、フーケです!」
ルイズのその言葉を、タバサは頷くだけで肯定する。アーカードもとりあえず同意した。
「事情聴取する価値はあるだろう」

 オスマンはゆっくりと立ち上がる。
「聞いての通りじゃ諸君、フーケと思しき者の居場所がわかった。盗賊によって汚された学院の名誉を挽回するのじゃ!」
声高に叫ぶ。そこで初めて教師達は気付いた、何故自分達が集められているのかと。
「我々の手でフーケを捕らえ、破壊の杖を取り戻すのじゃ。我と思わんものは各々杖を掲げい!」

 場を静寂、否、陰鬱な沈黙が支配した。
教師達は一様に俯き、目の前の事態からなんとか逃れようとしていた。
相手は十中八九トライアングルクラス以上のメイジであり、白昼堂々学院に侵入しその目的を完遂させた札付きの盗賊である。
聞けば土ゴーレムは30メイルにも及ぶ巨体。そんなものを相手にするなど、とても無理であると考えていた。
自分達は飽くまで学業を教える立場であって、軍人や傭兵ではない。
はっきり言って命を捨てに行くようなものであり、すすんで討伐・奪還を申し出る者は当然いなかった。


 十秒・・・・・・二十秒・・・・・・いつまで経っても誰も動く気配はなかった。
「情けないのう」
オスマンが落胆の声を上げる、その時だった。一本の杖が掲げられる。
それは教師ではなく生徒――――――誰あろうルイズであった。
「私が行きます」
「ミス・ヴァリエール・・・・・・」
コルベールが驚きの声を上げる。

 その様子を見たキュルケは一瞬驚くものの、ニヤリと笑ってキュルケも杖を掲げる。
「私も参りますわ、ヴァリエールには負けられませんもの」
「アンタねぇ・・・・・・」
ルイズが半眼でキュルケを睨みつける、しかしキュルケの視線はその後方を向いていた。
「タバサ、あなたまでやる必要はないのよ」
ルイズが振り向くとタバサも身の丈に合わないその杖を掲げていた、そしてタバサは一言呟く。
「・・・・・・二人が心配」

 ただ一言だが、その想いは容易に汲み取れた。
普段は無口で愛想もないが、友思いの優しい子なのだとルイズは感じた。
「・・・・・・ありがとう」
若干照れながらもお礼を言う。
自分と張り合う気満々のキュルケはともかく、タバサは純粋に自分とキュルケを案じての志願だからである。
キュルケは改めてタバサと自分との友情に感動し、タバサを見つめていた。


「そうか・・・・・・では3人に頼むとしよう」
オスマンは教師達の情けなさに落胆しつつも、その三人を見て決断する。

「二人はフーケの目撃者の上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士でもある」
全員が驚きの表情を浮かべる。年端もいかない外見の少女が、実力の証明である称号を与えられていることに。
タバサは我関せずといった感じでただその場に直立不動し、キュルケすらも驚愕していた。
「本当なの?タバサ」
タバサは無表情のまま頷き肯定し、オスマンは続けた。

「さらにミス・ツェルプストーはゲルマニアの優秀な軍人の家系で、彼女自身の炎の魔法もかなり強力であると聞いている」
キュルケは得意気な表情を浮かべ、胸をいからせ髪をかきあげた。
「そしてミス・ヴァリエールは・・・・・・優秀なメイジを輩出した、かのヴァリエール公爵家の息女で・・・・・・その・・・・・・」
オスマンは口ごもる、必死に良いところを探そうとするものの見つからない。
視線を泳がせていると、一人の少女が目に映った。微かにであるが笑みを浮かべている黒髪の少女。
少女アーカードを見てオスマンは閃いた。

「そう!彼女の使い魔はグラモン元帥の息子、ギーシュ・ド・グラモンを決闘に於いて一蹴した伝説のガンダ――――――」
「オールド・オスマンッ!!私は反対です!」
そこで叫んだのはコルベールであった。
ガンダールヴのことを口走りそうになったオスマンを制止すると同時に、腹に溜め込んでいた思いを吐露する。


「生徒に任せるなんてあまりに危険です!すぐに王室に連絡し王室衛士隊を派遣してもらえばいい!」
コルベールは叫ぶ。しかしオスマンは熱くなっているコルベールとは対照的に、冷静に反論する。

「王室などに報告していたら間に合わん、そもそもこれは学院の責任であり我々で解決すべきことなのじゃ。
 生徒達に任せたくないと言うのならミスタ・コルベール、君が行けばいいのではないかね?」

「くっ・・・・・・」
コルベールは苦虫を噛み潰したような表情で押し黙る。オールド・オスマンの言っていることは尤もだ。
生徒を危険に晒すのならば自分が行けばいい、だがそれは・・・・・・――――――。
「私も行きますから大丈夫ですわよ、ミスタ・コルベール」
ロングビルはコルベールに言う。コルベールは少し悩んだ後、そこに妥協点を見出し仕方なく諦める。

「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する!」
こうしてルイズ、アーカード、キュルケ、タバサ、ロングビルの破壊の杖奪還チームが結成された。


◇


「・・・・・・もぬけの殻か」
「みたいね」
多少なりと使われていた形跡があるものの、そこにいるとされていた村はずれの森の廃屋にフーケはいなかった。
たまたまいないのか、既に引き払った後なのかはわからない。アーカードとキュルケとタバサは家捜しを始める。
ルイズは廃屋の外で待機して見張り、ロングビルはさらに周囲の哨戒をしていた。

「もう逃げちまったんじゃねーのか」
アーカードの背中にさしてあるデルフリンガーが言う。
「可能性は高いわねェ~」
キュルケは気怠そうに言った、そもそもルイズに対抗する為に勢いで請け負ってしまった彼女に元からやる気などは殆どない。

「・・・・・・あった」
タバサが呟き、何やらケースのような物をやたら重いのか引き摺っていた。
「それ・・・・・・破壊の杖!?」
「間違いない」
タバサはフーケが持ち去る様子を、遠目で見ていて確信した。
キュルケはまじまじと破壊の杖が入っているケースを見つめる。
「盗品がここにあるということは・・・・・・とりあえずはまだ引き払っていないようだな」
アーカードの言葉にタバサは頷き同意した。

「ねぇねぇ、ちょっと開けてみましょうよ」
キュルケが嬉々とした表情で言った。
「勝手に開けてよいのか?」
「だって中身がきちんと入ってるか、開けないと確認出来ないじゃない?」
アーカードも中身は気になる所ではあるので、あっさり同意した。
最大の理由は好奇心であるが、別に中身を見てはいけないと釘を刺されたわけでもない。
重量から察するに空っぽということはなさそうであったが、持ち帰ったもののダミーでしたなんてのは目も当てられない。
タバサが魔法でケースそのものに罠がないかを確かめ、然る後キュルケがケースを開けた。


「・・・・・・これが破壊の杖?なにこれ?つまんないわね~」
キュルケは好奇心が削がれたつまんなそうな声で言う。タバサは首を傾げつつも黙って見つめていた。
そしてアーカードは表情にこそ出てないが驚愕していた。何故『コレ』がココにあるのだと。

 その時、よく聞き取れなかったものの叫び声のようなものが聞こえた。恐らくはルイズの声。
それから間髪入れずに、廃屋の屋根部分が丸ごと吹き飛んだ。

 誰よりも早く反応したのはタバサであった。杖を掲げ即座に詠唱を完成させる。
エア・ストーム、強力な竜巻が巻き起こるトライアングルスペルが、廃屋内を覗き込むゴーレムに直撃する。
アーカードは今なお破壊の杖を見続け、何かを考え続けていた。
キュルケがタバサに続いてファイヤーボールを放つ。
しかしそのどちらもさしたるダメージはなく、ゴーレムは第二撃を打ち込む為に拳を振り上げる。

「やばっ!?」
その様子を見て、キュルケとタバサは咄嗟に飛行(フライ)の魔法で廃屋から飛び出した。
間一髪二人は逃れたものの、廃屋は粉々に粉砕されていた。
「くっ・・・・・・」
キュルケはゴーレムとの距離を測りながら、呪うように声を漏らす。
本当はアーカードも連れて退避したかったが、時間がそれを許さなかった。
純粋にあの土ゴーレムが強い。自分達の魔法が殆ど通じず、時間稼ぎすらも出来なかった。

「アーカードッ!!」
ルイズの悲痛な叫びが木霊する。
キュルケとタバサの姿しか見えない。周囲にもアーカードの姿は見受けられなかった。
となると廃屋と一緒に潰された可能性しか考えられなかった。
タバサは口笛を吹く。彼方から飛んできた風竜シルフィードはタバサを乗せ、そのままキュルケとルイズを回収した。

 そのままゴーレムの攻撃範囲外まで上昇し、旋回しながら辺りを見渡す。
「降ろして!」
上空から見てもアーカードが見つからず、ルイズは叫ぶ。
「無茶よ!!」
未だゴーレムは廃屋の近くに鎮座しながら、上空を見上げている。
今降ろせば十中八九ゴーレムの攻撃対象になる、キュルケはルイズを止めようとするものの聞く耳を持たなかった。
「まだ生きてるかもしれないでしょ!早く助けないと手遅れになるわっ!!」
そう叫ぶとルイズは躊躇いなく飛び降りた。
その無謀な行動を予想していたのか、タバサがすぐさまレビテーションの魔法をかける。
やんわりと地面に降り立ち、ルイズが壊された廃屋に向かうために走り出そうとした時だった。


「そんなに時間は経ってない筈だが・・・・・・無性に懐かしい気分だ」
大きい声ではなかった。しかしはっきりと通る声音であった。
ルイズの顔は一転して晴れ渡り、キュルケとタバサはシルフィードの上で驚いていた。

 倒壊した廃屋から出てきた黒髪の少女、怪我はおろか埃一つついていない。
少女は当たり前のように佇み、平時のように歩き出す。その右手には何か握られてる、"黒い鉤形のなにか"。
「あれって・・・・・・破壊の杖じゃないの!!」
キュルケは叫ぶ、先程ケースを開けて見た"よくわからないシロモノ"。
アーカードが持っていたのは"それ"であり"破壊の杖"であった。

「純銀マケドニウム加工水銀弾頭弾殻、マーベルス化学薬筒NNA9、全長39cm、重量16kg、13mm炸裂徹鋼弾、通称『ジャッカル』」
アーカードは説明しながら、弾装(マガジン)を見て弾(アモ)を確認する。

 アーカード以外の全員がアーカードの発した言葉の意味はわからなかった。
だが破壊の杖のことを知っているようなことは確かであった。
「そのままそこにいろ、ルイズ」
ルイズは胸のあたりで撫で下ろすように手を組み、頷いた。


 アーカードはゆったりと清流が如き流れるような動きで、ジャッカルを片手のまま構える。
己の手足のように扱う、堂に入った構え。
ゴーレムが敵を認識し拳を振り上げたその刹那だった、四度響き渡る炸裂音。
否、トリガーを引くのが早過ぎて一度だけ響いたようにしか聞こえないほど。
そして次の瞬間にはゴーレムの体の中央からひし形に四方、四つの大きな穴が穿たれていた。
「デルフ」
「おう、なんだ相棒」
アーカードは背中のデルフリンガーを余った左手で抜くと、その場に放る。
「蹴るぞ」
その言葉をデルフが聞いた時には、既に宙を飛んでいた。
「へ?」
間の抜けた声を出すデルフリンガーはアーカードに柄頭部分を蹴り抜かれ、真っ直ぐ最短距離でゴーレムへとすっ飛んでいく。

 銃弾によって開けられた穴、その対角線の交わるゴーレムの中心点にデルフリンガーの刀身が突き立てられた。
無論それだけにとどまらない。四発の13mm炸裂徹鋼弾による穴は破壊の支点となる。
デルフリンガーの運動エネルギーをトドメとして、破壊は中心部から四方へ波紋の如く広がり、より巨大な一つの穴と化す。
最早原型を保っていないゴーレムはただ崩れ去り、大きな土くれの塊へと変わるのみであった。

 ルイズ、キュルケ、タバサでさえも呆気に取られている中。
アーカードは悠々と土くれの山からデルフリンガーを回収した。
「さっすが相棒!常人にできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!」
「はっは、そう褒めるな」
デルフリンガーは賛辞の言葉を送り、アーカードは上機嫌に笑う。
「・・・・・・だけどもうちょい丁寧に扱ってほしいね、一応伝説の剣なのよ俺」
剣である以上表情は読み取れないものの、しょげている様子であった。


 気付くとシルフィードは地上に降り、ルイズ、キュルケ、タバサ達が駆け寄ってきた。
「あなた、一体何者よ・・・・・・」
と、これはキュルケ。ギーシュの時よりも増して、普通の人間じゃありえない。
タバサはただ静かに佇んでいるが、俄かに安心している雰囲気は感じられた。
ルイズは安堵と興奮の入り混じった表情で、アーカードへの言葉を選んでいた。
「よかった・・・・・・」
一言、ごちゃごちゃ考えるのはやめて素直に浮かんだそのただ一言をルイズは呟いた。
アーカードは抜き身のデルフリンガーを鞘にしまい、ルイズの頭をぽんぽんと撫でた。

「ふ~ん・・・・・・」
キュルケが興味深そうに破壊の杖、ジャッカルを覗き込む。
「連射式の銃・・・・・・のようですわね」
ふと、いつの間にか現れていたロングビルが口にした。
気付いたキュルケは、「有事だったのにどこにいらっしゃったのかしら」とミス・ロングビルに皮肉る。

 ロングビルは皮肉に対しても表情を崩さず答える。
「申し訳ありません。大きな音がして駆けつけたんですけど、その時には使い魔さんがゴーレムを倒していたところでしたので・・・・・・」
ロングビルはアーカードの持ったジャッカルへと視線を移す。
「少々見せてもらってよろしいですか?」

 アーカードはあっさり渡す。
「これは・・・・・・随分と重いですね」
破壊の杖を受け取ったロングビルは歩き出した。
「まさか破壊の杖が銃でしたとは・・・・・・」
ロングビルは眼鏡をはずし髪を振り解いた。
意図のわからない不審な行動にキュルケとルイズは怪訝な表情を浮かべた。
そしてある程度歩いたところで、ロングビルは振り向きざまにアーカード達に破壊の杖を両手で構えた。
「ミス・ロングビル・・・・・・?」
一体何のつもりなのかとルイズは疑問の声を口にした。


「まさか私のゴーレムが倒されるとはねえ、破壊の杖もガンダールヴも流石ってとこかしらね」
ロングビルは口を歪ませる。その一言でルイズ達ははっと息をのみ、目の前の敵に対して身構えようとする。
「おっと、動くんじゃないよ。さっさと杖を捨てな、この距離なら充分に当てられるし詠唱よりも遥かに早いよ」
完全に後手に回ってしまい為す術もない。警告の言葉にルイズ達は大人しく杖を捨てた。
ロングビル改め、土くれのフーケは「クソ重いわねえ」などと呟いている。

「・・・・・・何故あなたが?」
杖がなくともキュルケは弱みを見せず、強気な態度でフーケに尋ねる。
「盗んだはいいけど使い方がわからなくてねえ。学院の誰かを連れてけば上手い事使ってくれると思ってね」
ルイズは唇を噛む。敵の目論見通り、使い方も判明したところで、フーケはこのまま逃げるだろう。
このままフーケに逃亡されれば姫様の立場も悪くなる。それに下手すれば自分達に危害を加えるつもりだ。
隙を窺う。しかしフーケは圧倒的に優位な立場にいるにも拘わらず、油断を一切見せることはなかった。


「なるほど」
口を開いたのはアーカード、そのままアーカードはフーケへ向かって緩慢に歩き出した。
「動くな!」
フーケは再三警告の言葉を発する、しかしアーカードはそれでも歩を止めない。
「我々が『それ』を使えなければこれを殲滅し、また新たに学院から誰かを派遣するつもりだったか?」
アーカードはクスクスと笑いだす。
「ククッ、だが『それ』は生憎――――――」
「このっ!!」
フーケはトリガーを引いた。大きな音とマズルフラッシュと共に、アーカードの頭が吹き飛んだ。
目の前で起きた刹那の惨劇に、ルイズもキュルケもタバサも一切動けなかった。

 そして異変が起きたのはすぐであった。
ルイズも、キュルケも、タバサも、フーケすらも己が目を疑った。
頭が吹き飛ばされた筈のアーカードの体は、未だゆっくりと歩を進めていたのである。
さらには飛び散った血と肉片が逆再生してるかの如く、頭へと集まっていく。
黒い靄のような影が渦巻き、首から上はいつの間にか元通りになっていた。

 魔法?夢?白昼夢?幻覚?錯覚?自問自答するが答えは出てこない。
アーカードは何事もなかったかのように言葉を紡ぎ続けた。
「――――――生憎、人間に扱えるシロモノじゃあないよ『それ』は」
その言葉に呼応するように、フーケの手から破壊の杖が落ちる。気付けばフーケの両腕は小刻みに震えていた。

 両腕の骨が完全にイカれていた。発射時の反動だけで使い手の体すら破壊する人の手に余る銃。
しかしその銃をアーカードは片手で軽々と扱い、4発もゴーレムに撃ち込み、反動も意に介していなかった。
その所為でフーケは勘違いしていた。やたら重かったものの、少女に扱えるなら自分にも扱えると。
さらに言えばハルケギニアにはこれほど長い銃は存在しない。その反動を計算出来なかったとしても無理はないのであった。

 アーカードはジャッカルを拾い上げ、馴れた手つきで弾倉を取り出し確認する。
「ちなみに今ので弾切れのようだな」
マガジンを銃に戻し、アーカードはフーケの目を見据える。
「小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」

 向けられた殺意、理解できない光景、目の前にいる人の姿をしたなにか(・・・・・・・・・)。
常軌を逸した畏怖に、フーケは生きていることそのものに後悔した。
本来なら穴という穴から液体を垂れ流し失神するところであるが、それすら通り越しフーケの全てが止まる。


 軽い音。ペチンッという・・・・・・とても軽い音。
「外だから部屋のスミもクソもなかったか」
アーカードがしたのはただのデコピン。
しかしそれだけでフーケは頭から血を流し、理解する間もなく倒れ、大の字になって気絶した。

「さてと、破壊の杖は無事奪還しフーケも捕らえて万々歳だ。弾丸は切れてしまったが・・・・・・こやつの所為にしておこう」
アーカードは倒れたフーケを一瞥し、ルイズ達は状況を飲み込むのに必死だった。
いち早く我を取り戻したタバサが口を開く。
「・・・・・・何者?」
アーカードはタバサ達の方へと向き答えた。もはや人間などと言っても信じられる筈もない。
誤魔化せるわけもないから、素直に言い放つ。

「ただの、吸血鬼(ノスフェラトウ)さ」


◇


「なんと、元は君のだったのか?」
オールド・オスマンは驚きの声を上げた。
あれから特に問題も起きず無事フーケを城の衛士に引き渡し、破壊の杖も宝物庫へと収まった。
ルイズ、キュルケ、タバサは舞踏会の為に退出し、アーカードはオスマンに聞きたいことがあり一人残っていた。

「私が元いた世界の銃『ジャッカル』。とある奴を殺しきる為に作ってもらったものでな」
オスマンは唸る。わけあって宝物になっているが、持ち主が現れたとあっては返すべきなのかと。

「尤も弾が切れてる上に、使用するには専用弾が必要だ。この世界の銃は火打ち式(フリントロック)だし生産も困難だろう。
 だから別に無理して返してもらわんでもいい。そもそもあまりいい思い出もない、・・・・・・左手吹っ飛んだし」

 手を顎で組みオスマンは目を瞑る。左手吹っ飛んだの意味はわからなかったが。
「異世界か・・・・・・少し信じ難いが、真実なのじゃろうな」
アーカードは一呼吸置いた後、オスマンに尋ねる。
「聞きたいのは入手先だ。何故異世界の、それも元は私の銃がここにあるのか。しかも爆破されて粉々になったものがだ」
オスマンはゆっくりと語りだした。

「今から30年ほど前の話じゃったか、森を散策していた私はワイバーンに襲われた。その時大きな音の後にワイバーンは倒れたんじゃ。
 倒れたワイバーンの頭には穴が開いていての、血が流れておった。音のした方を振り返ると、一人の人物が破壊の杖を構えていた。
 その者は私の方に近付いてきたかと思うと・・・・・・灰になって消えてしまったのじゃよ。
 妙な服装をしていたが・・・・・・今思えば彼は吸血鬼だったのか。陽の光で灰になってしまったような感じだったからの。
 だが私の恩人に違いはなかった。だから残った形見を宝物庫にしまったのじゃ、『破壊の杖』と名付けてな」

 アーカードは考える。日光に当たり消える、十中八九吸血鬼だろう。
考えられるとすれば――――――たまたまジャッカルを拾って、たまたまおかしな服を着ていたこの世界の吸血鬼。
或いは・・・・・・最後の大隊員。
何故破壊されたジャッカルがあるのかも、何故ジャッカルを持っていたのかは定かではないが。
(ここが地獄ということも無さそうだが・・・・・・)
なればもっと見知った顔がいてもいい筈だし、この世界はこの世界で独自の文明を築いている。


 召喚された日から今日までたまに考えていた。自分はここにくる以前は一体どうしていたのか。
自分の膨大な過去、基本的な知識など大部分は忘れていない。だが、ここにくる少し前の記憶はスッポリ抜け落ちていた。
今まで戦った宿敵達の顔や名前は思い出せる。どうやって闘い、どうやって殺したのかも、鮮明に思い出せる。
だが、何を喋っていたかは思い出せない。一体何の目的で、どうして戦ったのかは思い出せなかった。

 アーカードは嘆息をつく。結局のところ気にしたってしょうがない、気長に記憶が戻るのを待つ。
ふとした時にひょっこりと思い出すだろう、今もその考えは変わらない。

「なるほどな。とりあえず"わかったこと"は、"今はまだわからない"ということだ」
「・・・・・・大した力になれんですまんの。私はおぬしに借りができた、ガンダールヴよ」
アーカードは屈託なく笑い答えた。
「ではそのうち返してもらおうかの、利子をつけて十倍返しくらいでな」
オスマンは苦笑いをし、アーカードはとりあえず舞踏会に行く為に歩き出した。


◇

 月夜が綺麗だった。二つの月が織り成すコントラストが夜の帳を幻想的に彩っている。
しかし煌びやかで華やかな舞踏会場で、当たり前のように見慣れている双月を気にしている者はいない。
別の世界から召喚された・・・・・・唯一人を除いて。

「アーカード」
ドレスで着飾ったルイズはバルコニーでたった一人、静かに夜空を見上げている使い魔に声をかけた。
「物思いに耽るなんて珍しいわね」
アーカードはゆっくりと顔だけを向ける。
「あぁ、我が主。少々考え事をしていた」
ルイズは肩を竦める。いつもの雰囲気とは随分違う。自分と似て傍若無人な使い魔の、ちょっと違った側面に少し驚いていた。


「ただの、吸血鬼(ノスフェラトウ)さ」
その言葉にキュルケとタバサは驚いていた。
吸血鬼であると知っていたルイズも、再生した頭に依然として驚愕していた。
無論そのまま終わるはずもなく、帰路ではアーカードへの言及が始まる。

 異世界の吸血鬼、それもアーカードは自分達の世界の吸血鬼とは多分に違うこと。
首を落とされたり、頭を吹き飛ばされたくらいじゃ死なないほどの再生力までは聞いていなかった。
当然ながら先住魔法は使えないが、日光は弱点ではない。
年齢は500歳を軽く越えている百戦錬磨の化物、夜族、不死王、吸血鬼。

 キュルケやタバサも先程の光景を考えれば信じる他なく、アーカードに害意はないことを確認。
別に人間を殺さなくても別途で血液を確保すれば問題なく、最悪飲まなくても死ぬことはない。
元来無頓着なキュルケ、他人に興味がないタバサは揃ってアーカードを気にした様子もなかった。
「じゃあ平民じゃなかったんだ~」などとキュルケは軽口を叩いていた。さすがに面食らってはいたようではあったが。
二人に吸血鬼のことはオフレコであることを告げ、特にキュルケには念入りに口外するなと釘を刺した。

 圧倒的なパワー、神速のスピード、脅威の再生力、強靭な精神力、膨大な戦闘経験、蓄積された知識と知恵。
そういえばあとなにか、拘束なんちゃらとかいう切り札のようなものがあるっぽいことを、最初の夜に聞いたような。
確かその零号ってのを開放する際に、主の許可を求めるとか言っていた。
その上ガンダールヴで伝説の剣デルフリンガーまで所持している。あらゆる点から鑑みても最凶の使い魔である。
だけど今目の前で夜空を仰ぎ見る少女に、そんなものは微塵にも感じない。


「・・・・・・踊らない?アーカード」
様々な想いをその言葉にルイズは込めた。
「他の男共とは踊らないのか?」
「どの相手も私には役不足よ」
そう言いながらルイズは手を差し伸べた。アーカードは素直にその手を取り立ち上がる。
「私なら足りる・・・・・・と?我が主」
ルイズは「どうかしらね」と微笑みながら顔を背ける。

「踊りなど、久し振りだな」
「なんならリードしましょうか?」
かぶりを振って、アーカードは否定する。
すぐに音楽に合わせステップを踏み、ルイズを逆にリードした。
「・・・・・・ホントなんでも出来るのね、ちょっとむかつくわ」
アーカードにだけ聞こえる声でルイズは呟いた。
「伊達に長生きはしておらん」

 舞踏会にはあまり似つかわしくない、主従である少女二人のダンス。
時にゆったり、時に激しく、音楽に合わせ踊り続ける二人は、それ以降言葉を交わすこともなく――――――。

 ――――――ただただ舞踏会が終わるまで舞い続けた。


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