トリステイン魔法学院の朝。
「おはようございます、オールド・オスマン」
「おお、おはよう」
「行ってきます」
「おお、おはよう。しっかり勉強してくるんじゃぞ」
「はーい!」
「おはようございます、オールド・オスマン」
「おお、おはよう」
「行ってきます」
「おお、おはよう。しっかり勉強してくるんじゃぞ」
「はーい!」
その日の午後。
「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ! 強く美しくそして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め訴えるわ。我が導きに応えなさい!」
「サモン・サーヴァント」の呪文を唱えては爆発の繰り返し。
20回目くらいから時折怪しい笑い声を発しだしたルイズがとうとうやった。爆発の光とは違う輝きが生まれた。
それまでルイズを馬鹿にしていた生徒も息を飲む。
(やった! ついに私の使い魔を召喚できたのね!)
間違いなく成功だとルイズの目は輝きを取り戻した。
しかも何だか凄い当たりを引き当てたに違いない。
(グリフォン? ドラゴン? ああ、早くその姿を私に……)
光が収まり、ルイズの目の前に姿を現したそれは……、
「………」
「………」
「………」
かなり古びた金色の壺だった。
「流石ルイズだ! 壺を召喚するとはな!」
「しかし中身は何だろう!?」
「凄いお宝でも入ってるんじゃないか」
「やめろ、それは封印じゃ。開けちゃいかん!!」
オスマンの静止も及ばずマリコルヌが壺の蓋を開けると、謎の光が飛び出してきた。
奴らはブックバック・トットパット・プリプリカン・グリフォーザーだ。
「へ、へ、へっくしょん!!」
「寒いよお……」
「バンドーラ様、バンドーラ様」
壺の中から魔女バンドーラが出てきた。
「ふあーっ、よく寝た……。ブックバック、どのくらい眠っていたんだい!?」
「今計算……」
「遅いんだよお前は。俺に貸せ、計算機」
「もう、喧嘩ばっかりして……。プリプリ」
「1億7000万年と4時間3分20秒でございます、バンドーラ様」
「えー、そんなにもかい!? ええい、にっくき封印め!!」
バンドーラは封印の壺を破壊した。
「た、助けてくれ!!」
「お前かい!? 助けてくれたのは……。礼を言うわ」
バンドーラが息を吹きかけると、マリコルヌはどこかに飛んでいってしまった。
「おお、我が故郷ハルケギニアよ……。約束通り蘇った。1億7000万年の恨み、今こそ見るがいい」
「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ! 強く美しくそして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め訴えるわ。我が導きに応えなさい!」
「サモン・サーヴァント」の呪文を唱えては爆発の繰り返し。
20回目くらいから時折怪しい笑い声を発しだしたルイズがとうとうやった。爆発の光とは違う輝きが生まれた。
それまでルイズを馬鹿にしていた生徒も息を飲む。
(やった! ついに私の使い魔を召喚できたのね!)
間違いなく成功だとルイズの目は輝きを取り戻した。
しかも何だか凄い当たりを引き当てたに違いない。
(グリフォン? ドラゴン? ああ、早くその姿を私に……)
光が収まり、ルイズの目の前に姿を現したそれは……、
「………」
「………」
「………」
かなり古びた金色の壺だった。
「流石ルイズだ! 壺を召喚するとはな!」
「しかし中身は何だろう!?」
「凄いお宝でも入ってるんじゃないか」
「やめろ、それは封印じゃ。開けちゃいかん!!」
オスマンの静止も及ばずマリコルヌが壺の蓋を開けると、謎の光が飛び出してきた。
奴らはブックバック・トットパット・プリプリカン・グリフォーザーだ。
「へ、へ、へっくしょん!!」
「寒いよお……」
「バンドーラ様、バンドーラ様」
壺の中から魔女バンドーラが出てきた。
「ふあーっ、よく寝た……。ブックバック、どのくらい眠っていたんだい!?」
「今計算……」
「遅いんだよお前は。俺に貸せ、計算機」
「もう、喧嘩ばっかりして……。プリプリ」
「1億7000万年と4時間3分20秒でございます、バンドーラ様」
「えー、そんなにもかい!? ええい、にっくき封印め!!」
バンドーラは封印の壺を破壊した。
「た、助けてくれ!!」
「お前かい!? 助けてくれたのは……。礼を言うわ」
バンドーラが息を吹きかけると、マリコルヌはどこかに飛んでいってしまった。
「おお、我が故郷ハルケギニアよ……。約束通り蘇った。1億7000万年の恨み、今こそ見るがいい」
トリステインでは建物が飛び出して動いた。
人々はそれを見て騒ぎ出す。
建物はどんどん移動し市民達は逃げる。
さらに他の建物も動き始めた。
その様子をロングビルが遠見の鏡に実況中継映像として送っている。
「信じられませんこれは! 宝物庫が、宝物庫が動き出しました。あー、宝物庫が飛んでいく。宝物庫があー!!」
そこへ建物が戻ってきて地上に降り立った。
そこには「Bandra Palace」と書かれていた。
「宝物庫の上に何か、何か乗っています。おっと、何でしょうあれは? 何か出てきました」
人々はそれを見て騒ぎ出す。
建物はどんどん移動し市民達は逃げる。
さらに他の建物も動き始めた。
その様子をロングビルが遠見の鏡に実況中継映像として送っている。
「信じられませんこれは! 宝物庫が、宝物庫が動き出しました。あー、宝物庫が飛んでいく。宝物庫があー!!」
そこへ建物が戻ってきて地上に降り立った。
そこには「Bandra Palace」と書かれていた。
「宝物庫の上に何か、何か乗っています。おっと、何でしょうあれは? 何か出てきました」
「ハハハハハ。聞け、愚かな人間ども! 私は史上最大のメイジ・バンドーラ。
このハルケギニアをただの石ころの世界にしてやる……。見る目が何もいない大地こそ純粋で美しい。
人間はごみだ! 下らんと信じおって。お互いに憎しみあい、殺戮し合って自らの手で滅びるのだ」
バンドーラはそう言って町を攻撃し始める。
「おお……」
「おやまあ、お久し振り。誰かと思ったら白魔導師のオスマンじゃないの」
「メイジバンドーラ!」
オールド・オスマンの姿が白魔導士に変わり、杖を構えるが……。
「おっと忘れたのかい!? お前は私に負けて呪文を封じ込まれたんだよ。でやあっ!!」
バンドーラが杖で紐を蛇に変えオスマンの体に巻きつけたが、オスマンは紐を引きちぎる。
「お、随分呪文を思い出していたようだね」
「バンドーラ、今のハルケギニアは愛と希望にあふれておる。最早お前の出る幕は無い!」
「たわけた事を。広場にいた子供2人は私がいただいたわよ」
このハルケギニアをただの石ころの世界にしてやる……。見る目が何もいない大地こそ純粋で美しい。
人間はごみだ! 下らんと信じおって。お互いに憎しみあい、殺戮し合って自らの手で滅びるのだ」
バンドーラはそう言って町を攻撃し始める。
「おお……」
「おやまあ、お久し振り。誰かと思ったら白魔導師のオスマンじゃないの」
「メイジバンドーラ!」
オールド・オスマンの姿が白魔導士に変わり、杖を構えるが……。
「おっと忘れたのかい!? お前は私に負けて呪文を封じ込まれたんだよ。でやあっ!!」
バンドーラが杖で紐を蛇に変えオスマンの体に巻きつけたが、オスマンは紐を引きちぎる。
「お、随分呪文を思い出していたようだね」
「バンドーラ、今のハルケギニアは愛と希望にあふれておる。最早お前の出る幕は無い!」
「たわけた事を。広場にいた子供2人は私がいただいたわよ」
ブックバック達は何かの準備をしていた。
「助けてー!!」
「私達をどうするつもり!?」
「ヒヒヒヒ……」
「プッチン!」
「ガシャン」
「ペッシャンコペッシャンコ!」
2人は虫眼鏡でロープを燃やし、鉄球でルイズ・モンモランシーの入った檻を破壊しようとしているのだ。
「ブックバック、早くやれ」
「お日様をここに集めて……」
ロープに火が点き始めた。
「助けてー!!」
「私達をどうするつもり!?」
「ヒヒヒヒ……」
「プッチン!」
「ガシャン」
「ペッシャンコペッシャンコ!」
2人は虫眼鏡でロープを燃やし、鉄球でルイズ・モンモランシーの入った檻を破壊しようとしているのだ。
「ブックバック、早くやれ」
「お日様をここに集めて……」
ロープに火が点き始めた。
バンドーラが杖でその映像を見せていた。
「私は子供が大嫌いなのよ」
「馬鹿な真似はよせ!!」
「今から丁度1時間後、あのロープが切れて子供達はペッチャンコになる」
「何じゃと!?」
「私と勝負する気ならお前の手で助け出してみるんだね」
バンドーラがオスマンにビームを放って去る。
「バンドーラ!!
……こうしちゃおれんぞ!! バンドーラ、こっちにも切り札があるんだ。驚くな」
オスマンは学園長室の隠し小部屋のボタンを幾つも押す。
やがて隠し小部屋は学院地下2000メイルへと着いた。
「私は子供が大嫌いなのよ」
「馬鹿な真似はよせ!!」
「今から丁度1時間後、あのロープが切れて子供達はペッチャンコになる」
「何じゃと!?」
「私と勝負する気ならお前の手で助け出してみるんだね」
バンドーラがオスマンにビームを放って去る。
「バンドーラ!!
……こうしちゃおれんぞ!! バンドーラ、こっちにも切り札があるんだ。驚くな」
オスマンは学園長室の隠し小部屋のボタンを幾つも押す。
やがて隠し小部屋は学院地下2000メイルへと着いた。
扉が開くとそこは何と宮殿だった。
「大いなる守護獣達よ、ついに正義の5人の戦士達を眠りから覚ます時が来た。正義の刃が悪を打ち降し、このハルケギニアの平和を守らん事を……」
オスマンが鍵を出してマンモスの扉を開けた。
「クロトの戦士サイト、遂に戦いの時が来た。起きろ」
次はサーベルタイガーの、プテラノドンの、トリケラトプスの扉を開ける。
「いつまで寝てるんじゃ、ギーシュ! シエスタ、化粧をしてる暇はありゃせんぞ。さっさと目を覚まさんか、タバサ」
それぞれの扉からナイトやプリンセスが現れる。
「シャーマ族ナイト・サイト!!」
「ダイム族ナイト・ギーシュ!!」
「リシヤ族プリンセス・シエスタ!!」
「……エトフ族ナイト……タバサ……」
「よーし、最後の1人じゃ」
最後にティラノザウルスの扉に鍵を入れるが、それが折れてしまった。
「ああっ!!」
「どうしたのよ!?」
「鍵が折れた」
『ええっ!?』
「何とか開けないと……」
サイト・ギーシュは扉を叩くがびくともしない。
砂時計の砂がどんどん落ちていく。
「いかん、時間が無い! とにかくお前達で子供を助けに行ってくれ。ここはわしが何とかする」
「わかったわ!!」
「大いなる守護獣達よ、ついに正義の5人の戦士達を眠りから覚ます時が来た。正義の刃が悪を打ち降し、このハルケギニアの平和を守らん事を……」
オスマンが鍵を出してマンモスの扉を開けた。
「クロトの戦士サイト、遂に戦いの時が来た。起きろ」
次はサーベルタイガーの、プテラノドンの、トリケラトプスの扉を開ける。
「いつまで寝てるんじゃ、ギーシュ! シエスタ、化粧をしてる暇はありゃせんぞ。さっさと目を覚まさんか、タバサ」
それぞれの扉からナイトやプリンセスが現れる。
「シャーマ族ナイト・サイト!!」
「ダイム族ナイト・ギーシュ!!」
「リシヤ族プリンセス・シエスタ!!」
「……エトフ族ナイト……タバサ……」
「よーし、最後の1人じゃ」
最後にティラノザウルスの扉に鍵を入れるが、それが折れてしまった。
「ああっ!!」
「どうしたのよ!?」
「鍵が折れた」
『ええっ!?』
「何とか開けないと……」
サイト・ギーシュは扉を叩くがびくともしない。
砂時計の砂がどんどん落ちていく。
「いかん、時間が無い! とにかくお前達で子供を助けに行ってくれ。ここはわしが何とかする」
「わかったわ!!」
一方ロープはどんどんちぎれ、鉄球はルイズ達の檻に近付いていく。
「助けてー!!」
「泣いちゃ駄目。しっかりしなさい」
バンドーラが檻の中を覗く。
「もっともっとお泣き!!」
『あっ!!』
「子供が泣くのが一番好き~!!」
「バンドーラ様、バンドーラ様! 変な連中がこっちに来ます」
「何だって!? あれは確か五部族のナイト達」
バンドーラが双眼鏡で覗くと、それはサイドザウラーでバンドーラパレスに向かっているサイト達だった。
「サイト、急ぐんだ!」
「捕まってろ」
「……今助けに行くから……」
「あ、そうかい。私が蘇るのを恐れて眠りについていたんだね……。あーははは」
「助けてー!!」
「泣いちゃ駄目。しっかりしなさい」
バンドーラが檻の中を覗く。
「もっともっとお泣き!!」
『あっ!!』
「子供が泣くのが一番好き~!!」
「バンドーラ様、バンドーラ様! 変な連中がこっちに来ます」
「何だって!? あれは確か五部族のナイト達」
バンドーラが双眼鏡で覗くと、それはサイドザウラーでバンドーラパレスに向かっているサイト達だった。
「サイト、急ぐんだ!」
「捕まってろ」
「……今助けに行くから……」
「あ、そうかい。私が蘇るのを恐れて眠りについていたんだね……。あーははは」
一方4人はバンドーラパレスに到着した。
「これが魔宮か。よーし、行くぞ!!」
パレスに突入する4人だが内部は海岸だった。
「海だ……」
4人は固まる。
向こうで可愛い泥人形が踊っていた。
「あ、あれ何!?」
「……泥人形……」
その時、泥人形の腕が大きくなり4人の顔面に直撃。
そこへバンドーラが現れ杖で攻撃する。
次は手でビームを発射。
「これが魔宮か。よーし、行くぞ!!」
パレスに突入する4人だが内部は海岸だった。
「海だ……」
4人は固まる。
向こうで可愛い泥人形が踊っていた。
「あ、あれ何!?」
「……泥人形……」
その時、泥人形の腕が大きくなり4人の顔面に直撃。
そこへバンドーラが現れ杖で攻撃する。
次は手でビームを発射。
一方オスマンは大砲で最後の扉を開けようとするが、駄目だった。
「ああっ、何て事じゃ。もういかん」
「ああっ、何て事じゃ。もういかん」
その頃、4人は爆発に巻き込まれ別の空間に移されて、牢屋に閉じ込められてしまった。
「……出しなさい……」
その時、ブックバック達の笑い声が響く。
「やったやった!! 笑いもん笑いもん」
「バーベキューしてやるぞ」
4人が閉じ込められている牢屋に火が着火。
「卑怯だぞ!!」
「……冗談じゃない……バーベキューなんて……」
「シエスタ、弓を射るんだ」
「わかりました。任せてください」
「……お願い……」
「急ぐんだ」
シエスタは弓を射るが、ブックバックにかわされてしまった。
「当たらないもーん」
ロープはどんどん燃え、鉄球がもうすぐ落ちてしまう。
『助けてー!!』
ブックバックはレバーを回し牢屋を回転させる。
「もっと回せもっと回せ」
「……出しなさい……」
「出せ!」
「焼き上げろ……」
『助けてー!!』
「……出しなさい……」
その時、ブックバック達の笑い声が響く。
「やったやった!! 笑いもん笑いもん」
「バーベキューしてやるぞ」
4人が閉じ込められている牢屋に火が着火。
「卑怯だぞ!!」
「……冗談じゃない……バーベキューなんて……」
「シエスタ、弓を射るんだ」
「わかりました。任せてください」
「……お願い……」
「急ぐんだ」
シエスタは弓を射るが、ブックバックにかわされてしまった。
「当たらないもーん」
ロープはどんどん燃え、鉄球がもうすぐ落ちてしまう。
『助けてー!!』
ブックバックはレバーを回し牢屋を回転させる。
「もっと回せもっと回せ」
「……出しなさい……」
「出せ!」
「焼き上げろ……」
『助けてー!!』
「もう駄目じゃ……」
その時、ティラノザウルス像の目が光り扉に放射される。
そして扉が開き、そこから最後の1人が現れる。
その時、ティラノザウルス像の目が光り扉に放射される。
そして扉が開き、そこから最後の1人が現れる。
彼女はタバサ達の元に駆けつけ、牢屋の鎖を切る。
やがて牢屋の周りの火が消えた。
「な、何者だ!?」
「名を名乗れ!!」
「ヤマト族プリンセス・キュルケ!!」
「キュルケ!!」
キュルケが剣で牢屋の鍵を壊してサイト達を脱出させる。
「これで5人揃ったわね!」
グリフォーザーが5人の上を横切り、ゴーレム兵が5人に襲いかかってきた。
ゴーレム兵に挑む5人。
ゴーレム兵と戦う中、キュルケに襲いかかるグリフォーザー。
「5人とも、表に出て変身するのじゃ。おぬしらのメダルじゃ! えい!!」
「メダルを受け取るのよ!!」
オスマンの投げたメダルを5人が受け取り、魔法学校校舎の屋上に降りる。
「みんな、行くわよ!!」
『おう!!』
5人は自分のメダルを変身アイテム・ダイノバックラーに入れる。
『ダイノバックラー!!』
そしてジュウレンジャーへと変身した。
「ティラノレンジャー・キュルケ!!」
「マンモスレンジャー・サイト!!」
「……トリケラレンジャー……タバサ……」
「タイガーレンジャー・ギーシュ!!」
「プテラレンジャー・シエスタ!!」
「恐竜戦隊!」
『ジュウレンジャー!!』
やがて牢屋の周りの火が消えた。
「な、何者だ!?」
「名を名乗れ!!」
「ヤマト族プリンセス・キュルケ!!」
「キュルケ!!」
キュルケが剣で牢屋の鍵を壊してサイト達を脱出させる。
「これで5人揃ったわね!」
グリフォーザーが5人の上を横切り、ゴーレム兵が5人に襲いかかってきた。
ゴーレム兵に挑む5人。
ゴーレム兵と戦う中、キュルケに襲いかかるグリフォーザー。
「5人とも、表に出て変身するのじゃ。おぬしらのメダルじゃ! えい!!」
「メダルを受け取るのよ!!」
オスマンの投げたメダルを5人が受け取り、魔法学校校舎の屋上に降りる。
「みんな、行くわよ!!」
『おう!!』
5人は自分のメダルを変身アイテム・ダイノバックラーに入れる。
『ダイノバックラー!!』
そしてジュウレンジャーへと変身した。
「ティラノレンジャー・キュルケ!!」
「マンモスレンジャー・サイト!!」
「……トリケラレンジャー……タバサ……」
「タイガーレンジャー・ギーシュ!!」
「プテラレンジャー・シエスタ!!」
「恐竜戦隊!」
『ジュウレンジャー!!』
5人の元にグリフォーザーとゴーレム兵が現れる。
一同がもう一度ゴーレム兵に挑む。
タイガーが建物の鉄片に登り、レンジャーガンを取り出して撃つ。
「レンジャーガン!!」
一方、檻はもうすぐ鉄球で潰されそうになる。
『助けてー!!』
宮殿の砂時計の砂もほとんど無くなってきた。
その時、グリフォーザーがティラノに剣を降りかかってきた。
『うわあーっ、助けて! やだあっ!!』
「レンジャーソード!! 行くわよ! シエスタ、ここはあたし達に任せて早く檻の子供達を助けるのよ!!」
ティラノはグリフォーザーに剣で挑む。
「……シエスタ……行くよ……」
「はい!」
トリケラ・プテラがパレスの中に向かう。
砂時計の砂はもうわずかしかない。ロープももうすぐ千切れてしまう。
『助けて!!』
「……シエスタ……飛んで……」
「はい!! 行きますよ!」
「……OK……」
砂時計の砂が完全に無くなると同時に、プテラはトリケラをジャンプ台にしてジャンプした。
とうとうロープは切れて鉄球が落ちてきた。
だがプテラが間一髪で檻を救出した。
「……間に合った……」
「ええ!」
その時、謎の手が現れ2人から檻を奪ってしまう。
「きゃあっ!」
「……あ……檻が……」
「ちょっと、檻を返してください!!」
奪ったのはドーラモンスター・ドーラタイタンだった。
「……キュルケ……檻が奪われた……」
「何ですって? 奴は一体何者なの!?」
その時、ドーラタイタンが剣で建物を切った。
『うわあっ!!』
「ワハハハハ!!」
一同がもう一度ゴーレム兵に挑む。
タイガーが建物の鉄片に登り、レンジャーガンを取り出して撃つ。
「レンジャーガン!!」
一方、檻はもうすぐ鉄球で潰されそうになる。
『助けてー!!』
宮殿の砂時計の砂もほとんど無くなってきた。
その時、グリフォーザーがティラノに剣を降りかかってきた。
『うわあーっ、助けて! やだあっ!!』
「レンジャーソード!! 行くわよ! シエスタ、ここはあたし達に任せて早く檻の子供達を助けるのよ!!」
ティラノはグリフォーザーに剣で挑む。
「……シエスタ……行くよ……」
「はい!」
トリケラ・プテラがパレスの中に向かう。
砂時計の砂はもうわずかしかない。ロープももうすぐ千切れてしまう。
『助けて!!』
「……シエスタ……飛んで……」
「はい!! 行きますよ!」
「……OK……」
砂時計の砂が完全に無くなると同時に、プテラはトリケラをジャンプ台にしてジャンプした。
とうとうロープは切れて鉄球が落ちてきた。
だがプテラが間一髪で檻を救出した。
「……間に合った……」
「ええ!」
その時、謎の手が現れ2人から檻を奪ってしまう。
「きゃあっ!」
「……あ……檻が……」
「ちょっと、檻を返してください!!」
奪ったのはドーラモンスター・ドーラタイタンだった。
「……キュルケ……檻が奪われた……」
「何ですって? 奴は一体何者なの!?」
その時、ドーラタイタンが剣で建物を切った。
『うわあっ!!』
「ワハハハハ!!」
ついに魔女バンドーラがハルケギニアを滅ぼさんと行動を開始した。
1億7000万年の眠りから覚めた恐竜戦隊ジュウレンジャーは、果たして勝つ事ができるのか!?
そして檻の子供達は!?
ハルケギニアは今史上最大のピンチに見舞われていた。
1億7000万年の眠りから覚めた恐竜戦隊ジュウレンジャーは、果たして勝つ事ができるのか!?
そして檻の子供達は!?
ハルケギニアは今史上最大のピンチに見舞われていた。
(「恐竜戦隊ジュウレンジャー」から「バンドーラ一味封印の壺」を召喚)