雑記:文或と文化史あれこれ、219
2月25日めも。
5月13日です、引き続きです、眠いです、夕食を作らないとならないです。
そこで力尽きて本日は5月15日です、テーブルの上にかっぱわにが乗っていてキーボードが膝の上なのでとても打ちにくいです、正直、このままパソコンは開いたものの打ち込みは諦めようかなとも思ってたんですけどね!
で、相変わらず吉井さんに悩んでいます。
どこかに焦点を置けばいいような気がするんだけど、いやうーん、明星からスバル、観月楼もまあまあ参加、それから戯曲メインの雑誌『人間』(久米さんとかとんちゃんと立ち上げてた)、…いや、観月楼まではわかるけどどこの人脈よ真面目に?
観月楼てのはあれですね、鴎外さんとこの、ここまではわかるんだ真っ直ぐ。
まー、そもそもとんちゃんと久米さんって組み合わせもよくわかんない…、いやあれか、久米さんの失恋事件の時に遊びに行ってた放蕩面子か、そこまではわかるんだけど、なんでそれで戯曲なんじゃろう。
まあ、この時点、というかこの面子は多分舞台化想定してるんだけどねー。
(中央公論が乗っかった戯曲ブームの場合は、特に舞台化を念頭に置いてはなかったみたいだけど、そっからも舞台化してはいるのかな。)
ツテのあるなしかしらね? そっちに関してもよくわかんないんだけどねぇ。
多分菊池さんが先導した西鶴の現代語訳にも参加してるし、久米さんの伝手かしら。
奥さんのスキャンダルに巻き込まれて賭博やってた時も久米さんといたんだっけか? じゃああれか、久米さんと知り合った理由…まあ、時期から見たら「遊んでいた時」だよなー、どう見てもこれ、飲み仲間とかかしらね。
2月26日めも。
5月16日になりました、吉井さんは観月楼のあとは久米さんとの緩いルートなのかなー、やっぱりあれ、遊蕩文学への攻撃とかでダメージがあったとか、なんかそこまでの関係がつながらなかったんじゃないかな、とか。
考えてみれば戯曲ですね?
久米さんはもともと戯曲面子だったんだけど(菊池さんと一緒に芝居に夢中になっていた系、そもそも仲間に有三さんがいるし)、とんちゃんはそうでもないというか、とんちゃんは演劇側の資料では特に見たことがない。
まあ聞いたことないってのは吉井さんも同じなんだけど、が、戯曲が逍遥さんに認められていたってあるくらいなんだから久米さんよりも早いよねぶっちゃけ。
てかねー、久米さんは名前を出されていたのは見たんで「いる」ことはわかるんだけど、どこでなにをやっていたのかがわからない、谷崎もそんな感じかも、菊池さんが前座としてあったからたまたま聞いたみたいな、単独で話に出ていたわけではない。
で、今頭を絞っているところなんですが、そういや私、小山内さん系譜の舞台に関してはちょくちょく聞いていたものの、逍遥さん、というか島村抱月の関係の舞台って読んだことがあったっけ? となり。
うーんうーん、と頭を痛めています、少しは自覚があったけども、やっぱりかなりのすかすかっぷりだよなぁ、が、島村抱月と久米さんの組み合わせならさすがに聞いていたような気はする、吉井さんと抱月氏の場合、全く自信はございません、いやでもさすがに吉井さんのサイドから把握してないことはないか。
普通に有名人だからな、抱月氏は…(スキャンダルのせいでねー)。
2月27日めも。
リアルタイムは5月22日、しばらくあれでした、物忌みです、て、この言い方一時期流行っていたけど最近あんまり見ない、というか、生理のことなんですけどね、どっちかというと女性が自分の肉体の話をするのが許される雰囲気になりつつあるのかも。
「物忌み」ってのはあれ、古代の風習で穢れに近づいた時とかにもやってたらしくてね、女性の生理も穢れの一つってされてたからねー、出産もそうだよ。
なんか思い出したけど武蔵の大國魂神社さん、あのどなたが祭られてるんだかよくわからんお人(お友達が八幡様だってことだけはっきり伝わってるんだけど、八幡様って誰?? 八幡神社は応仁天皇が祭神なんだけど、祭神なだけで作られたのが死後って触れ込みというか、誰だよ一緒に歩いてた八幡様)。
まあ大國魂さんは出産近いのでご遠慮しますって言われた時に「ああ、自分にとっては穢れカウントじゃないから気にしないでいいよ」と返してました。
どこのどなたなんだろう…。
ちなみにあと、祭りのルートが伝えてる間にどっかですっぽ抜けたとか、国府がね、大國魂神社のどっちかに隣接してたと思うんだけど、どっちだっけ…、とか、そんな感じの「もうちょっと体裁整えてもいいですよ?」みたいな神社です。
前とか千年以上の歴史って豪快に端折ってました。
えーと、1900年だそうです、日本の文字記録とか余裕でないのでご遠慮されたのだとは思うんですが、国府よりも余裕で古いんならとりあえず言い伝えのままでいいんじゃないかなぁ…、文字記録より古いやん、みたいな。
ムカつくと思い出すと安らぎます、こっちのが古いからな!!
2月28日めも。
5月22日引き続き、数日前から腕が痛いんですが、なんというかやけに痛いです、どうも毎日欠かさずにやっていたバーペルがどの時点からか一日で回復しなくなっていて、その負荷が積もって痛めることになったようです。
あれね、完全に回復しないと意味がないみたいだからなぁ…。
負荷を掛けて、完全に回復すると「超回復」って元の筋肉より少し増えるみたいなのが筋肉トレーニングの仕組みぽいからねー。
回復しきらないと運動損というか、なんというか…辛い。
2日ほど筋トレを休み、昨日はいつも20回だったところ、半分の10回にして、本日はまあまあ回復はしていたと思うんだけど買い物の荷物が重すぎてついでにって筋トレしたらまた痛いよ…。
ここから回復するまではなにがあっても筋トレはしないよ!!
ところで今『アド街ック天国』がやってるんですけどね、なんかどっかから面白いよな、なんかね、前はわりときらきらな雰囲気のことと下町メインのこととがあって、下町の時は面白いんだけどローカルすぎ、きらきらな時はそこまで悪いとは言わないけど正直どこも代わり映えがしなかったんですが。
なんか微妙に上手い感じにバランス取れてる気がする。
ローカルでもこう、見てて面白い描き方してるというか、きらきらなものも店主さんの語りがあるというか、そういや住人の人たちが喋るようになったのか…。
どうして起こった変化なのかわからないけど、なによりです。うん。
「吉井勇」書いた、ようやっと書いたよ、ちゃんとまとまったと思う!!
3月1日めも。
文アル登場作家、その5だっけかな? の萩原朔太郎の項目、後半の部分を没にしましたので以下文章。
【まあ、いわゆる天才詩人ってやつだから仕方ないよね。
ところでいつ頃から田端文士村の在住扱いになったんだろうね? なんかたまに書いてあるんですが、古い本だと出て来ないし、田端の記念館さんだと「水はけが悪くて無理」ってすぐ逃げたエピソード扱いだったので正直なところ困惑気味。
そうね、元水田です、高台はあるんだけど高地にいるのは小金持ち。
田端にて芥川龍之介が興奮のあまり駈け込んで来たという単行本も詩人として瀕死ぎりぎりー、と紹介されていたので、なんだろう、華やかに語られてると複雑な気持ち…。
馬込文士村では革新的な女たちの火遊びに巻き込まれて不倫、が、当人が不倫を煽っていたという話があり、なんだ、天才なんだろうけど軸足弱いよな。】
これ、別にこの部分を出してもいいんだけど、詩人というどうなのかということを主眼にしないと駄目だよな多分…。
私が「萩原朔太郎の田端住人説」が大嫌いなのは当人が生きるか死ぬかってやってる時の単行本発売前後を、芥川龍之介が認めた絶頂期みたいな感じに扱うことですね、彼の態度がなんか受け入れられなくて引っ越ししたって朔ちゃんが言ってるのも、多分そのことだと思うんだけどね。
そう書いてある文章を見ながら、いかに芥川が朔ちゃんにとって特別な存在なのかと興奮するという光景が、なんか、どうしても、受け入れにくくて…。
引っ越したけど遊びに来ましたがまた芥川がやらかし…大概にしろよ。
3月2日めも。
「山本有三」書き始めましたが没。以下没文章。
【明治20年7月27日生まれ、がっつり長生き組ですね。
この人、いまいち存在が把握出来てなかったんですが、もともと上の学年(芥川らの一学年上)から落第して来た人でした、たまにクラスメイト扱いになっていたのも別に間違いとかじゃなかったんだな…。
てか、菊池寛とか久米正雄と「交流がない」って扱いになってるのかしら?
菊池さんの本読んでると資料元として時々出てくるし、当人の随筆で一緒に酒飲みに行くと寝る、なんでだよ、みたいな扱いだったので、交流がないって言われても、近衛文麿とも仲が良くて伝記を書くって約束をしていたんですが。
何故か体制に逆らっていたみたいな…。
文科省の肝いりの作品ですよね、「路傍の石」、立身出世のために勉強しようね! が彼らのコンセプトだったらしいので…。
怪文書事件もかなりこう、見たことがないことがしっかりとした確信と共に書き込んであるのですが…ああ、いつもの人の本がもとなのか…。】
途中で嫌な予感がしたので切り上げました。
いやあの、こう、松岡譲て作家の評伝が元になっていたんですが、文書ど派手に読み間違える人なんだよね…、前にえらい恥かいたことあるので、身に染みてわかってる…、あと、出版業界の事情を語るわりに先行研究を読まないみたいなんですよね…。
作家論はブレがあるけど出版事情はブレがないはずなのに、えええ、となる…。
てか、有三さんのもWiki辞書のページ出来が悪いなこれ、どうまとめるか。
3月3日めも。
5月23日です、体調は悪くはないです、とあるところのログインが出来なくなってしまい、登録が抹消されたかなぁ、とちょっと暗くなっています。
まあ事情が事情だから連絡すれば復帰出来るとは思うものの、まだちょっと体調に自信があるというわけではなくて迷う、昨日今日みたいな感じで好転していけばまず問題はないとは思うんだけども、その前がかなり深刻に酷かったからな…。
さて、真面目な記事はどう進めていくか、有三さんを続けてもいいんだけど、文アル登場作家のその1でもいいのよね、てか、「の」でつないだほうが良かったな、いや今更直すほどではないけど、地味に手間だし。
というか、有三さんのWiki辞書のページが地味にダメージでね。
全部を言語化しようとすると長くなるんだよなぁまた…。
悪い人ではないんだけど、周辺研究を全く把握しないまま守備範囲外のことに突っ込んでくタイプなので、メイン研究に関してはそんなに悪くは思ってないんだけど、他所にやたらと突っ込んでくのでこう。
みたいな人が関わってたので。
また、なんで当事者たちの本があるのに周辺読まない人の評伝で情報取るかなぁ?!
書き直したいかというと、ちょっと…。
Wiki辞書とか直し始めるとキリがないじゃん、「ここの記述一文だけ参考になったよ!」みたいなこともそこまで珍しくないし。
あれ、なんでかというと信用出来ない本ってのがあるんだよね業界で。
そういう本しか断言してなかったりするので、まあうん、構造的に仕方ない。
3月4日めも。
5月23日引き続き、今後どうするかを決めないまま、ふらふらとしています、正直なところちょっとじっとしていると身体が軋むので頻繁に揺れながら、気を抜くと揺れなくなるもんだよねあれ!!
現在『イチケイのカラス』の動画配信を見ています。
いやあ、なかなか生々しいねこれ、というか、このドラマ、正直人気あるのかしら、かなりの出来だと思うんだけどなぁ。
普段そんなにドラマ見てるわけではないので、大ヒット作品てレベルじゃないと察知出来ないんだよね(去年だと『MIU404』くらいしかない)。
いわゆるドラマ好き層の反応ってどんなもんかなぁ。
でもよく考えたら過去のドラマも最終回前後に話を聞くことになっていたような気もするし、まだちょっと評価のターンに入るのは早い可能性もあるか。
アンナチュラルとまでは言わないけど、MIU404くらいはいってると思うんだけどなぁ、が、パンチはちょっと弱いものか、キャッチーさにおいての判定は自分に自信があまりない。
地味なほうから惹かれますからね私!
てかこのドラマ、「なにかをしながら」見るには向かないなさすがに。
とてもじゃないけど真面目な記事を作る気にはならなかったね…。
てか、裁判って微妙なバランスの上に成り立ってるんだなぁ、とか、完全に身内から選んだ弁護士はともかく、検察、検察のコンビー!!
みたいな展開になってるよ。
3月5日めも。
5月23日引き続き、今、急展開をしたところです、日高さん、日高さん、日高さーーーーーん!!!
おおおう、これはどう評価されたのか知りたぁぁぁい。
ところで現在は『なんでも鑑定団』です、テレビ放送です、テレ東です、この番組からブームが生じたなんてことも普通にありそうだなと思って眺めていました。
それとさっきからとうらぶが平行してる。
別に集中している必要のない番組なので、今のうちに真面目な記事を…どうするか、決めよう、まずとりあえずは。
有三さんはわりとそれなりに情報がないでもないんですよ、菊池さん調べてると「資料として」出てくるので、久米さんより登場率が高い、会話なんかで触れられてるのは久米さんのほうが多いけどねー、あと、菊池さんの作品に結構出てくる。
エピソードなんかはまんまではなさそうなんだけど、まあ人気あるんだろうなー、としみじみ感じる、ぶっちゃけ、そういうことって久米さんの他の友人たち全然言わないからあんまり知らない人なんかもいるよね。
実際、友人たちへの「艶ごとの自慢」というものを全くしない人だったらしいので、本当に知らないだけなのかもしれん。
まあ、そういうの聞くとだから人気あるのね、とはなる。
菊池さんの作品、後輩の証言、婦人雑誌関係の研究などから久米さんの人気はそもそも前提して認識しています。
どうも好きな人は妙に嵌まるタイプっぽいんだよな。
3月6日めも。
前日分からの引き続き、久米さんの話じゃなくて有三さんの話だよ! と思ったもののよく考えてみたら「久米さんが妙に嵌まるタイプ」ってのは多分直接関係あるんだよね、怪文書事件ってのがあるんですよ。
あれは、漱石さんのお嬢さんが目的っていう、どうも最近大人気ってことになってるらしい風潮からするとないだろってなると思うんだよね。
あの事件がほとんど全て久米さんのみを中心にしていると考えると別に不思議はないんだよな、有三さんの犯人説。
ぶっちゃけ有三さんに関しては完全に確信してるけど、私は松岡さんに関してもかなり疑ってるからね、だって松岡さんの仮想敵がなんか菊池さんっぽいんだもんあの人の本読んでると!
菊池さんが亡くなったので、久米さんのことをほいっと前足で、押さえる、みたいな感じのイメージで見ています。
あ、菊池さんはなんにも悪くないです、久米さんが遊んでること全く知らなくて、あとで「久米さんのために命を懸けても」て女性の話をしてる時に、完全に受け流してるのを見て初めて「あ、こいつ」と気付いた辺りとかね。
あれで過去の失恋事件の解釈が揺らいだりしなかったんだろうか。
前提を全てぶっ飛ばして通じる人にも一部なんの話か分かんないんだけど、的な書き方をしていますが、わざとではないです、全部書こうとすると前後の説明が異様に長いんだよね、これを語ろうとすると丸々雑記10日分を使い、項目別けして書くよ。
久米さんが美形なら話が通じやすかったろうに。うん。
(雑記:文或と文化史あれこれ、219)
最終更新:2021年05月23日 13:47