市役所地域安全課 通称”泉の守り手(ラグナ・ガーディアン)”
市役所の一部署だが、治安維持に関しての権限を有する、実質的な警察組織。
外敵と戦う事はせず、
アルコ・イリス領有区域内の犯罪取り締まりや警備が任務。
大法典と上司命令以外に束縛されず、あらゆる機関への強制捜査権を有するが、今まで権力機構と衝突した事は無い。
職員は少数で、巡回等は地域自警団や専属の冒険者グループと「自主性を重んじる協力体制」での契約を結び、普段は任せきり。
集中捜査の必要有りと判断された案件のみ職員を派遣する筈だが、「市民への分け隔て無い無償の奉仕」を謳っている為、猫探しから重犯罪者の処刑まで、一人の職員の担当案件は膨大な数に上っている。
内容次第で捜査開始まで相当時間が掛かるが、どんな依頼も拒まず無償で引き受ける為、切羽詰まった人の最期の依頼先でもある。
市からの予算で運営されている筈だが、情報提供者や臨時雇いの冒険者への報酬等、明らかに予算超過で、資金源が有ると噂される。
職員は給料分だけで命を張る事が要求され、特別手当も死亡手当も支給されない。
職員が独断で処刑した犯罪者や妖魔も多く、逆に殉職率も非常に高い。
最終更新:2011年06月29日 01:45