バットマン
解説
おなじみ当シリーズの主人公。
今作ではさらにアクションが増え、バリエーション豊富な戦闘が可能となった。
力強さとスピーディーなアクションが特徴的。
捜査モード
全キャラクター中最も優秀で、敵の人数、武装の有無(銃を持った敵はオレンジ色に表示)、装備や心理状態、ジャマーのおおまかな位置、破壊可能なオブジェクト、ドローンやセントリーガン等が表示される。
ストーリーモード限定の機能としては、遺体の体内を透視できる深部組織スキャナー、事件現場に残った証拠をスキャンして事件状況をCG再現する事件現場再現機能がある。
長所
- 相手の行動を制限できるガジェットを数多く使用でき、コンバット、プレデターの両方を有利に進められる。
ガジェットを上手く使い分ければ、ほぼ何もさせずに敵を倒す事も可能。
- フィアーマルチ・テイクダウンが使用可能。
- コンバット中でもディスアーム・アンド・デストロイで相手の武器を使用不可能にできる(アズラエル、バットガール以外の他キャラは落す事しかできないので再び使用される恐れがある)。
- バリエーションボーナスが最も多い。
短所
- ムーブのバリエーションやガジェットの多さゆえ、チャレンジモードでは多彩な敵との戦いを強いられる。
- グループ・アタックを持たない
- バットマンの強さに慣れてしまうと、プレイヤーによっては他のキャラを力不足だと感じるかもしれない。
ロビン
解説
お馴染みバットマンのサイドキック(相棒)。今回は3代目ロビンのティム・ドレイク。通称:ボーイ・ワンダー(驚異の少年)。
ダークナイト直々の厳しいトレーニングで会得したスキルと、様々な機能を持つ棒を使用した体術を軸とした攻撃が特徴。
捜査モード
バットマンと同様の物を使用する。
ロビン特有の機能としてスナップフラッシュを仕掛けた敵の位置が視覚的に表示される。
長所
- スナップフラッシュを使って、某ステルスゲームの様な他キャラとは一味違う戦い方ができる。
- バレットシールドがあるので、全キャラ中最も各アーマー耐久力が多い。
- フィアーマルチ・テイクダウンが使用可能。
短所
- 棒を使用するためか、一部の攻撃とスタン攻撃の発生が他のキャラよりもやや遅い。
その為、多くの敵がいるとビートダウンでフィニッシャーを決めるまで時間がかかりやすい。
- リダイレクト動作の軌道が緩やかで、他キャラと比べると遅い。
キャットウーマン
解説
猫を模したコスチュームに身を包んだ魅惑の女泥棒。
総合的な攻撃力は低めだが、攻撃速度や移動スピードは全キャラ中最速。
グラップネル・ガンを持たないため、ヴァンテージポイントや高所には壁に表示されるポイントを登って行く。ヴァンテージポイント間の移動や通気口の昇降はウィップをグラップネル・ガン代わりに用いて行う。
捜査モード
シーフビジョンという専用の捜査モードを使う。
背景が赤くなり、敵が薄ピンク色で表示される。
敵の武装・非武装は表示されないので、慣れないうちはやや見分けづらいかもしれない。
長所
- スピードを生かして絶え間なく攻撃し続けることが可能。
- プレデターではマップが限定されるものの一部エリアの天井に張り付いて移動したり、そこから奇襲を仕掛けたりできる。
- 全キャラ中、唯一走りながら背後まで接近して気付かれずにSTDを実行できる。
- プレデターマップでは空調カバーが無くなるので、移動が少しラク。
- チャレンジ・モードではベテラン兵、ブルート、ミニガン狙撃手が登場しないため戦闘が少し楽になる。
- 空中攻撃には相手に関わらず無敵時間が存在する(ハーレークイン、バットガール、レッドフードも同様)
- 範囲攻撃のウィップ・トリップは周囲の敵の足をまとめて掬ってダウンを奪えるため、かなり安全にグラウンド・テイクダウンへと移行できる。
短所
- 範囲攻撃のウィップ・ラッシュにムラがあり、敵の位置によっては当たらないこともしばしば。
- 空中攻撃の発生が他のキャラよりもやや遅い。
- 使用できるガジェットが全キャラ中最も少ない。ステルスではマップ内の仕掛けや周囲の確認でカバーしよう。
- 他キャラよりもヴァンテージ・ポイントに上るのに時間が掛かるため、ステージによっては見つかりやすい所もある。
- 着地点の調節が難しいため、操作に慣れない内は意図しない場所へと降りてしまう事も。
- チャレンジ・モード(特にコンバット)での敵の少なさが逆に戦闘を単調にしている。
- 全キャラ中唯一、敵を即座に無力化したり複数の敵を急襲できるガジェットや技を持たないため、時間制限のあるプレデターチャレンジでは非常に不利。
ナイトウィング
解説
本名は、リチャード・"ディック"・グレイソン。成人後の初代ロビンである。
アクロバティックな技が印象的。
捜査モード
バットマンと同様の物を使用する。
長所
- 回避動作の移動距離が非常に長いので、敵の包囲から逃げて態勢を整えたいときに役に立つ。
- 固有技が優秀なのでコンバットの集団戦に強い。プレデターでも複数の相手に効果が及ぶガジェットを使うことができる。
短所
- スピードタイプだが、ダッシュ時の初速が他キャラよりも遅い。
- 一部の通常技に手持ちのエスクリマ・スティックで2回攻撃する動作があるので、フリーフロー発動中の攻撃が人によっては少し違和感を覚えるかもしれない。
- バットマンやロビンと違いグライドはできない。そのため、操作に慣れない内は敵の目前に飛び降りてしまう事も。
- ガジェットが前作と比べると減っており、独自性も薄くなった。
- ガジェットが少ないのに敵のバリエーションはバットマンと全く同じであるため、全キャラ中最もチャレンジモードの難易度が高い。
アズラエル
解説
本名マイケル・レーン。元GCPDの警官。
原作で2代目バットマンとして短期間コスチュームを受け継いだジャン・ポール・ヴァレーとは別人。
バットマンと全く同じ戦闘スタイルと多くの共通ガジェットを使用可能。
捜査モード
バットマンと同様の物を使用する。
長所
- バットマンと同様の操作が可能。
- コンバットにおいてはバットマンと全く同じ、プレデターでもバットマンの使用するガジェットの多くをアズラエルも使用できる。
短所
- 独自性の少なさの割に、使用できるガジェットはバットマンより少ない。
ハーレークィン
解説
かつては優秀な精神科医だったハーリーン・クィンゼル博士がアーカム・アサイラムでジョーカーと出会い、惑わされてヴィランへと変貌した姿。
持ち前の運動神経の良さに加え、ポイズン・アイビーの薬によって得た超人的な運動能力と、おもちゃのような武器を駆使して戦う。
捜査モード
サイコシス・モードという特殊な捜査モードを使用する。
起動すると一瞬画面が文字で埋め尽くされた後背景が真っ赤になり、敵の装備と心理状態以外はバットマンの使用するものと同様に表示される。
また、起動中はハーリーン・クィンゼルの人格がハーレーを更生するように説得してくる。
長所
- キャットウーマンやレッドフード等と同様に出てくる敵が限られるので難易度が若干低い。
- ガジェットの少なさの割に設置型、範囲攻撃型のガジェットに恵まれている。
- 何度でも使用可能な笑気ガス
- 通常攻撃でテイクダウン発動可能になるメイヘムモード(プレデターで敵に発見された状態でもテイクダウン発動可能)
短所
- グラップネル・ガンやそれに相当するガジェットを持たないためヴァンテージポイントや上階への移動が限定される。
- グライド能力を持たないため、パウンス時の着地点をコントロールし辛い
- サイレント・テイクダウンが不可
- びっくり箱が飛び抜けて強力なうえ、上記の移動能力の弱さ、テイクダウンの不便さも相まってプレデター戦の選択肢がびっくり箱一択になりやすい。
- 投擲武器・射出武器が少なく、コンバット・プレデター共にアウトレンジからの攻撃は苦手。
- スペシャル・コンボ・テイクダウン以外のスペシャル・コンボムーブが存在しない等、あまりに少ないコンバットでの選択肢
バットガール
解説
本名バーバラ・ゴードン。ゴッサム市警本部長であるジェームズ・ゴードンの娘。(原作では血の繋がりはないが、本作では不明)
のちにジョーカーに襲撃されて下半身不随の重傷を負い、バットマンを情報面でサポートするオラクルとなる。
捜査モード
バットマンと同様の物を使用する。
長所
- バットマンと非常に近い操作感で多くの長所を共有しながら、バットガール用のモーションも多数追加されており、新鮮さも共存している。
- ディスアーム・アンド・デストロイで敵の武器を使用不能にできる。
短所
- ガジェットがバットマンと共通、あるいは劣化版のみで独自性に欠けている。
- フィアーマルチ・テイクダウン使用不可
レッドフード
解説
犯罪者を取り締まるためには殺人も辞さない赤いフードを被った冷酷なビジランテ。
2丁拳銃をメインウエポンとして敵を殺傷するバイオレンスな戦闘術を用いる。
その正体は、かつて2代目ロビンとして活躍し、ある事件以後行方不明となっていたジェイソン・トッド。
ナイトウイングと同等の移動距離を持つ回避動作や、遠距離から攻撃するのに適した各種ガジェットやムーブを駆使し、コンバット・プレデター共にアウトレンジからの攻撃を得意とする。
特にほぼ全ての種類の敵を遠距離から一撃で行動不能にできる2丁拳銃はレッドフードの象徴的な武器であると同時に、最も頼れるガジェットである。
捜査モード
背景が赤色に表示される以外はバットマンの使用する物と同様の機能を持つ、戦術モードと呼ばれるものを使用する。
ストーリー
DLC内のみ、防弾装備の敵が紫色で表示される他、無力化した敵は「制圧済み」と表示される。
長所
- ほぼ全ての敵を一撃で倒す威力を持つ「2丁拳銃」
- 他キャラクターのノックアウト・スマッシュと同等の時間で実行できるサイレント・テイクダウン
- スタンスティック持ちに有効な遠距離ビートダウン
- キャットウーマンやバットガール同様難易度の低めなチャレンジ・モード
短所
- ガジェットが少なく戦略に幅がない。(特に設置型ガジェットや周辺の設置物を利用する手段が少ないのでプレデターではマップによって苦戦を強いられる)
- コンバットでは使い辛い2丁拳銃
- 他キャラクターではサイレント・テイクダウン扱いのテイクダウンのほとんどが、サイレントでは実行できない。
- やはりチャレンジ・モードでの敵の種類の少なさが物足りなさにつながる。
- スペシャル・コンボ・テイクダウン以外のスペシャル・コンボムーブを持たない。
最終更新:2016年08月14日 21:35