出目:10番台 文様蚊(pattern・mosquito) by ghostwriter 氏
蚊に刺された場所を掻いていると、その場所がある紋様に膨れ上がる。 【器用ロール】難易度:4に成功すると、その紋様を読むことができる。手がかりをひとつ得る。 極稀にではあるが、冒険者をどこかで観ている魔術師が、冒険の手がかりとなる紋様を浮き上がらせる、“紋様蚊”を召喚して冒険者の側に放つことがある。 役には立つが、非常に痒い。 |
出目:10番台 民明蝉(min-mei・ cicada) by ghostwriter 氏
かの有名な民明書房の一文を鳴く蝉。 【器用ロール】難易度:4に成功すると、手がかりが得られる。 「む!あれは……」 「何!知っているのか、雷電!」 「左様……」 ※あくまで冗談です。怒らないでください。 |
出目:10番台 地上げ屋(Land-Shark) by ghostwriter 氏
蚊地面に羊皮紙が落ちている。 ある貴族の土地を二束三文で買い取るという内容が書かれている。 【器用ロール】難易度:4に成功すると、この買い取った地上げ屋(Land-Shark)になりすますことができる。 冒険の合間にこの羊皮紙を持って貴族の元を訪れると、金貨1枚で貴族の屋敷や領地を得ることができる。 ※故郷ルールの金貨20枚ではなく、金貨1枚で済む。 |
出目:10番台 ワンダースナッチ(Wonder Snatch) by 管理人:天狗ろむ
器用ロールを行う(目標値:6)。 成功すればバンダースナッチの描かれた方位磁石「ワンダースナッチ」を手に入れる。 上記の器用ロールの達成値が3の倍数だった場合は6回、それ以外の場合は3回使用できる。 この方位磁石を使用した次のできごとは、3の倍数のできごとになる(d66シナリオであれば、12、15、21、24、33、36、42、45、51、54、63、66のどれか)。 既にめくってある出目の部屋には行けず、一度使った3の倍数の数字も使用できない(たとえば1回目に12を使用した場合、次に使う時は12以外の3の倍数にする)。 バンダースナッチがデフォルメされて描かれた方位磁石のようなものを見つける。 盤面には方位の代わりに、3の倍数の数字が書かれており、針はそれらを指している。 針の指し示す方向には、一体何が待ち受けているのだろうか……。 |
出目:10番台 竹流し(Bamboo Slider) by 管理人:天狗ろむ
器用ロールを行う(目標値:4)。 成功で、隠し通路のようなものを見つける。滑り台のようなそれに身を任せれば、次の部屋に向かうことができる。 この通路を使うならばd66を2回振り、低い方の出目を次のできごとにすること。 滑らかに磨かれた滑り台のような隠し通路を発見する。 この先に待ち受けているのは、迷宮の主か、あるいは宝の山か……。 |
出目:10番台 煌めく星屑(Twinkling Stardust) by 管理人・天狗ろむ
器用ロールを行う(目標値:4)。 成功で煌めく砂の入った瓶を見つける。1d6回分の量が入っている。 これは【逃走】時に使用でき、1回分を撒くと銀色に光る川が現れる。キャラクター全員が【逃走】時の【防御ロール】に+2の修正を得る。 ただし、達成値が7になった場合は、1点のダメージを受けてしまう (たとえば技量点2、出目が3だった場合、修正を足すと達成値は7である。目標値が4だとしても、この場合はダメージを受ける) 空を流れる川から落ちてきたとされる銀色の砂。 それを撒くと、まるで空の川を鏡で映したかのように、地上にも川がほんのひと時だけ現れる。 幻想的かつ、クリーチャーなどから逃走する際には便利な代物だ。 しかし、1つだけ注意点がある。 空の川は、7のつく日や時間帯には渡ることが出来るというのだ。 この場合はアンラッキーセブン、と呼んだ方が良いだろう。 |
出目:10番台 移動商店(Roaming Store) by 管理人・天狗ろむ
器用ロールを行う(目標値:5)。 成功で、隠し扉を発見する。開くとコビットの商人が現れ、商品を見せてくれる。 ・焼きベビークラーケン(金貨2枚) ベビークラーケンの足を串に刺して焼いたもの。塩を振ってあるだけのシンプルな味付けだが、大変美味だ。 その場でしか食べることは出来ないが、生命点を2点回復できる。 ・季節野菜と魚介のフリッター(金貨3枚) 旬の野菜や魚介類をふわふわの衣で包んで揚げたもの。 衣に塩気のあるチーズが入っているお陰でそのままでも美味しいし、ポモドロの実ベースの赤いソースをつけて食べても美味しい。 その場でしか食べることが出来ないが、副能力値を2点回復できる。 ・ゴブリンのお面(金貨5枚) ゴブリンの顔を模したお面。 【悪の種族】の弱いクリーチャーに遭遇した時にこれを使用するなら、【反応表】の結果が一時的に【中立】になる。 この仮面を使用して【中立】にした場合、2回目に訪れることになった時は【反応表】は元のものを使うこと (再び「ゴブリンのお面」を使うことはできない為、戦闘になる可能性もある)。1d3回まで使用できる。 「おやっ、旦那は運が良い。よくぞ見つけてくれました。 お手持ちの食料が心もとないのではありませんか?どうです、こんなダンジョンの奥で熱々の料理が食べられるとは思いますまい?」 コビットが顔を出す部屋の奥からは、何ともいい匂いが漂ってくる。 味見をいかが、と一口大の揚げ物の試食を勧められ、熱々のそれをはふはふと頬張ってしまったら、もう腹が抗えなかった。 「毎度あり! 嗚呼、そのお面ですか? たまに勘の良いゴブリンに店の扉が見つかってしまいますので、身の安全の為にね」 お面だけで騙せるものだろうか? と焼きベビークラーケンの歯ごたえを楽しみながら首を傾げる。 「1度だけ、その場をやり過ごせれば何とかなるもんです。他の場所に移動して、商売を再開すればいい」 商魂たくましい店主のコビットは、そう言ってウインクして見せた。 |