ミヒャエル・グラーフ・ゾルチコフ(Michael Graf Soltikow)

アジアミステリリーグ内検索 / 「ミヒャエル・グラーフ・ゾルチコフ(Michael Graf Soltikow)」で検索した結果

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  • ミヒャエル・グラーフ・ゾルチコフ(Michael Graf Soltikow)
    2011年5月31日 「新水爆殺人事件」 「泥棒日記 ―エーリヒ・ベルガーの告白―」 「空中殺人事件」 「戦争花嫁事件」
  • ソ連/ロシア推理小説翻訳史
    ...イツ人でした。→ 「ミヒャエル・グラーフ・ゾルチコフ(Michael Graf Soltikow)」【未完成】  1940年代 翻訳探偵小説の空白時代/1950年代 袋一平氏による先駆的な紹介と、乱歩とソ連作家の交流  1950年代末~1960年代初頭/「翻訳探偵小説」の時代から「翻訳ミステリ」の時代へ 第3章 1960年代~1970年代ユリアン・セミョーノフ『ペトロフカ、38』 【未完成】 アレクセイ・コロビツィン『逃亡 ――犯罪なき犯罪』 ワイネル兄弟『ミノトール訪問』 レオニード・スローヴィン ストルガツキー兄弟とイリヤ・ワルシャフスキー 第4章 1980年代エドワード・トーポリ フリードリヒ・ニェズナンスキイ『赤の広場』(中央公論社、1983年) ソ連崩壊後に刊行されたミステリ全集・選集 ソ連/ロシア推理小説翻訳史 後編 【未完成】 第5章 ソ連崩壊以降アレク...
  • ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧
    2013年7月22日 【注意点】  先月作成した「北欧ミステリ邦訳一覧」、「南欧ミステリ邦訳一覧」と同じように基本的に邦訳された順に並べていますが、1940年代までの作品についてはいつ邦訳されたかにかかわらず、「(1)18世紀・19世紀の古典犯罪小説・探偵小説」または「(2)20世紀前半のドイツ語圏探偵小説」に分類しています。  たとえば、フリードリヒ・グラウザーのシュトゥーダー刑事シリーズは邦訳が始まったのは1990年代ですが、1930年代に発表された作品であるため、「(7)1990年代~に邦訳された作家」ではなく「(2)20世紀前半のドイツ語圏探偵小説」に分類してあります。  ただし1950年代に伊東鍈太郎が訳した作品群については、発表年代にかかわらずすべて「(3)1950年代~に邦訳された作家」に分類しています。これは理由は単純で、伊東鍈太郎が訳した作品は発...
  • ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)
    2013年6月18日  ドイツ語圏版の『東西ミステリーベスト100』、のようなもの。  姉妹ページ「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年)」もご覧ください。  「ドイツ・ミステリ大賞」(1985年~)を主催するミステリ愛好団体「ボーフム・ミステリ・アーカイブ」の調査による「ミステリ・オールタイムベスト119」(1990年)。ミステリ作家やミステリ評論家、ミステリファンが調査に協力しているが、参加者は37人とあまり多くない。(新版『東西ミステリーベスト100』は387人がアンケートに回答しているので、その10分の1の規模である) DEUTSCHER KRIMI PREIS - Die 119 besten Krimis aller Zeiten (ドイツ・ミステリ大賞公式サイト>ミステリ・オールタイムベスト119)  ドイツ...
  • ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年)
    2013年7月15日  日本では昨年(2012年)、『東西ミステリーベスト100』の27年ぶりの改訂版が出たが、ドイツ(語圏)でも2002年に「ドイツ語圏ミステリベスト100」のアンケート調査が行われ、その結果が公表されている。先月当サイトで紹介した「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)」はドイツ語圏作品・翻訳作品を区別しないランキングだったが、このページで紹介する2002年のランキングはドイツ語圏の作品のみを対象にしたものである。 Die 100 besten Deutschen Kriminalromane (ミステリファンサイト「Krimi-Forum」)  この2002年のドイツ語圏ミステリベスト100については、ドイツ文学者・翻訳家の福本義憲氏が「ドイツ・ミステリーの忘却装置」(ミステリ同人誌『ROM』117号【非英米...
  • 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況
    2012年1月25日 最新の更新:2013年9月6日  『ハヤカワミステリマガジン』に毎号掲載されている洋書案内〈世界篇〉(2012年4月号より洋書案内《世界篇》)コーナーで紹介された本の一覧と、その後の邦訳状況の追跡調査。 「洋書案内」という名称のコーナーが出来たのは『ミステリマガジン』1992年1月号である(もちろんそれ以前から洋書を紹介するコーナーはあった)。 「洋書案内」コーナーは2008年1月号から洋書案内〈英語篇〉と洋書案内〈世界篇〉の2つに分かれた。それ以前は主に英語圏の作品を紹介し、たまにフランス語圏の作品が紹介される程度だった。 洋書案内〈世界篇〉でアジアの推理小説が紹介されたことが数回ある。ところで辞書によれば、「洋書」とは「西洋の書籍」のことであり、ということは「洋書案内」コーナーでアジアの推理小説を紹介するのはそもそもおかしいということになる。「洋書...
  • イタリア推理小説略史 補遺
    2012年7月1日 2012年7月4日:「イタリア推理小説略史」に少々加筆を行っていたところ、ページの制限容量を超えてしまったので一部の情報をこちらに移す。 Index (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き)その他の作家たち (5)イタリアのミステリ賞シェルバネンコ・ミステリ大賞 レイモンド・チャンドラー賞 アルベルト・テデスキ賞 (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き) その他の作家たち  イタリアの高名な作家であるアントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi、1943-2012、Wikipedia)も、1997年に発表した『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』(草皆伸子訳、白水社、1999年)のようなミステリ仕立ての小説を書いている。  同じくイタリアの高名な作家であるダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini、1936- 、イタ...
  • ポーランドのミステリ評論家が選んだ最重要ミステリ100
    2014年8月28日  ポーランドで2007年に刊行された『Krwawa setka. 100 najważniejszych powieści kryminalnych』(ブラッディー・ハンドレッド: 最重要ミステリ100選)(ポーランド語版Wikipedia)で選ばれている100作品の一覧。選者はポーランドのミステリ研究家・評論家であるヴォイチェフ・ブルシュタ(Wojciech Burszta, 1957- , ポーランド語版Wikipedia)と、ミステリ研究家でミステリの創作も手掛けるマリウシュ・チュバイ(Mariusz Czubaj, 1969- , ポーランド語版Wikipedia)の2人。100冊一覧の情報源は「こちら」。   6つのカテゴリに分けて選出されているが、書籍の現物をもっているわけでもなく、またポーランド語が読めるわけでもないので、どのような区分け...
  • Les cent meilleurs romans policiers français de tous les temps
    22 AOÛT 2014 The Top 100 French Crime Novels of All Time (Les cent meilleurs romans policiers français de tous les temps) is a list based on the votes from 67 Japanese crime fiction readers from July 31, 2014 to August 12, 2014. Each voter selected her or his 10 favorite French crime novels and ranked them. The novel which was ranked 1st by a voter got 10 points. The novel which was ranked...
  • Japanese short stories published in Ellery Queen's Mystery Magazine
    May 4, 2015 In this page, I have followed Western style in names i.e., given name first. Authors family names are capitalized. Index Japanese short stories published in Ellery Queen's Mystery Magazine Japanese short stories published in Ellery Queen's Anthology Ellery Queen's Japanese Golden Dozen (3 Volumes, 1977–1982)Ellery Queen's Japanese Golden Dozen (aka Elle...
  • フランスのミステリ賞
    2013年5月16日 2013年6月14日:「フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)」よりページ分割  フランスのミステリ賞受賞作の邦訳の一覧。ただし一部の賞については、受賞作全体のリストも示しています。  各賞の受賞作はフランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)で確認し、邦訳状況は国会図書館の蔵書検索等で確認しました。  翻訳ミステリー大賞シンジケートに寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第3回 フランス編」も合わせてお読みください。 Index フランス推理小説大賞 フランス推理小説大賞を実は受賞していない(!?)作品 ミステリ批評家賞 813協会賞 冒険小説大賞 パリ警視庁賞 コ...
  • The Top 100 Japanese Mystery Novels of All Time
    Index The Top 100 Japanese Mystery Novels of All Time (2012) AuthorsAlice Arisugawa Tsumao Awasaka Yukito Ayatsuji Tetsuya Ayukawa Edogawa Rampo Yoichi Funado Keigo Higashino Kiyoshi Kasai Natsuhiko Kyogoku Seicho Matsumoto Yutaka Maya Miyuki Miyabe Go Osaka Arimasa Osawa Mikihiko Renjo Joh Sasaki Soji Shimada Akimitsu Takagi Kaoru Takamura Futaro Yamada Seishi Yokomizo Hideo Yokoyama The other...
  • 英国推理作家協会賞 翻訳長編部門(旧:インターナショナル・ダガー賞)受賞作・候補作一覧
    2012年5月24日 最終更新:2023年5月13日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) ページ作成:松川良宏  英国推理作家協会(Crime Writers' Association、略称 CWA)が主催するいくつかの賞のうちの一つ、インターナショナル・ダガー賞の受賞作・候補作の一覧。  ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第15回 インターナショナル・ダガー賞」(2014-05-22)も合わせてお読みください。 Index インターナショナル・ダガー賞とは? インターナショナル・ダガー賞 受賞作一覧 インターナショナル・ダガー賞 受賞作・候補作一覧2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 【データ】2006年~...
  • 『ラテンアメリカ・ミステリ作家ガイド』で扱われている54人の作家の一覧
    2012年11月26日  2004年に刊行されたダレル・B・ロックハート編『ラテンアメリカ・ミステリ作家ガイド』(Darrell B. Lockhart編『Latin American Mystery Writers An A-to-Z Guide』、Greenwood Pub Group)で扱われている54人の作家の一覧。  邦訳は出ていない。この本は2005年のエドガー賞最優秀評論・評伝賞(Best critical/biographical work)の候補になっている。この年の受賞作は、レスリー・S・クリンガー(Leslie S. Klinger)のシャーロック・ホームズ新注釈本(The New Annotated Sherlock Holmes The Complete Short Stories)だった。 Index ABC順一覧 生年順一覧 ...
  • 英訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日 最終更新:2015年5月1日 2012年10月19日:姉妹ページ「英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、ライトノベル」を作成しました。 If you cannot read Japanese and can read English, jump to this page (The list of Japanese crime fiction in English translation), which I made in March 2014.  『姑獲鳥の夏』が昨年(2009年)に英訳されていた!という事実に衝撃を受けて、ほかにどんな日本のミステリが英訳されているか調べてみた。  気になるのは新しい作品がどれぐらい訳されているかということで、たとえば日本SFに関しては2009年夏から《Haikasoru》(「High Castle」を日本...
  • 北欧のミステリ賞
    2013年6月19日  それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) ※北欧5か国の作品を対象とする「ガラスの鍵賞」についてもこの回で扱った Index 各推理作家団体の公式サイト スウェーデンのミステリ賞(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 (2)スウェーデンのその他の賞 デンマークのミステリ賞(1)デンマーク推...
  • フランスのミステリ編集者が選んだ必読ミステリ100
    2014年8月27日  フランスで2008年に刊行された『Le guide des 100 polars incontournables』(必読ミステリ100作ガイド)(仏amazon)で選ばれている100作品の一覧。選者はフランスのミステリ編集者でありミステリの翻訳や創作も手掛けるエレーヌ・アマルリック(Hélène Amalric)。100冊一覧の情報源は「こちら」。  なお同じ出版社からは映画100選、SF小説100選、文学100選、バンド・デシネ100選などさまざまな「100選」本が出ている。  先日アンケートを実施した「フランスミステリベスト100」のようなものがフランスにもないかと探していたところ、このリストが見つかった。多数の読者からアンケートをとったものではなく1人の編集者が選んだものなので、フランスのミステリ読者の好みをどれぐらい反映しているのかは分から...
  • フランス語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日作成 2010年12月19日大幅更新  日本の推理小説の仏訳本のリスト。  Amazon.frで適当に日本の作家名を検索し、そこから「この商品を買った人はこの商品も買っています」をたどっていくことでリストを作っている。そのため、フランスで刊行された日本のミステリを網羅する完全なリストではない。  数バージョン刊行されている場合は、表紙画像があるものに優先的にリンクしている。たとえば、『悪魔の手毬唄』は、唯一表紙画像がある1998年5月に刊行されたものへリンクを貼っているが、これはこの作品の初訳が1998年だったということを意味しない。  また、まず作家で選んで、それぞれの作家について翻訳状況を書いているので、なかにはミステリではない作品も含まれる。 2010年12月19日追記  Twitter上でフランスにおける日本ミステリが話題になっ...
  • 日本推理小說作家推特ID
    2010.11.6 This list is based on the list "政宗九の視点 ミステリ作家のTwitterリスト" made by Mr. MASAMUNE Kyu (@mmmichy). 按作者字母順序排列 繁體中文 日文 Twitter ID 阿川大樹 (Achuan Dashu) 阿川 大樹(あがわ たいじゅ) @agawataiju 柴田芳樹 (Chaitian Fangshu) 柴田 よしき(しばた よしき) @shibatay 誰說我是敗犬? (2006.12) 大倉崇裕 (Dacang Chongyu) 大倉 崇裕(おおくら たかひろ) @muho1 大崎梢 (Daqi Shao) 大崎 梢(おおさき こずえ) @o_kozue 道尾秀介 (Daowei Xiujie) 道尾 秀介(みちお しゅうすけ...
  • 2012年のCWAインターナショナル・ダガー賞の対象となる翻訳ミステリ76作品の国別一覧
    2012年5月23日  イギリス時間の2012年5月25日夜に、英国推理作家協会(CWA)が主催する複数の賞のうちのいくつかの賞のノミネート作が発表される。インターナショナル・ダガー賞、すなわち、最優秀翻訳ミステリ賞の候補もこの日に発表される。この賞は前年6月から当年5月までにイギリスで出版された翻訳ミステリが対象であり、今回の対象作約80作品には、日本の作品では東野圭吾『容疑者Xの献身』(The Devotion of Suspect X)と浜尾四郎『悪魔の弟子』(The Devil's Disciple)が入っている。アジアの作家の作品がインターナショナル・ダガー賞の候補になったことはない。果たして今回、アジアからの初のノミネート作は出るだろうか。 ※追記 日本時間の2012年5月25日27時半ごろ、ノミネート作一覧がCWA公式サイトに掲載された。アジアの作品...
  • チェコ推理小説略史
    2013年10月27日 チェコミステリの邦訳一覧(複数の訳書がある場合、ここでは最新のもののみ示す)カレル・チャペック『ひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 カレル・チャペック『もうひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 ヴァーツラフ・ジェザーチ『かじ屋横丁事件』(井出弘子訳、岩波書店 岩波少年文庫2075、1974年)(児童文学) エゴン・ホストヴスキー『スパイ』(岡田真吉訳、角川書店、1958年)→ 改題文庫化『秘密諜報員 アルフォンスを捜せ』(角川文庫、1966年) ヨゼフ・シュクヴォレツキー『ノックス師に捧げる10の犯罪』(宮脇孝雄・宮脇裕子訳、出版:The Mysterious Press、発売:早川書房、1991年5月) パヴェル・ヘイツマン『鋼鉄の罠』(田才益夫訳、発行:有楽出版社、発売:...
  • 《世界探偵小説全集》のラインナップを本当に「世界」規模で考えてみる
    2013年8月17日~2013年9月  《世界探偵小説全集》のラインナップをもし本当に世界中から選んでみたら……という架空の企画(もちろん、それぞれの作品は実在します)。とりあえず2013年9月までにNo.117までのラインナップを公開しましたが、No.94以降の作品にはまだ解説をつけていません。【執筆中断中】 Index 第1期[第1巻~第10巻] ドイツ語圏編(10冊) 第2期[第11巻~第20巻] オランダ編(10冊) 第3期[第21巻~第32巻] 北欧編1【ノルウェー、スウェーデン】(12冊) 第4期[第33巻~第44巻] 北欧編2【デンマーク、フィンランド】(12冊) 第5期[第45巻~第54巻] フランス・ベルギー編(10冊) 第6期[第55巻~第66巻] 南欧編(12冊) 第7期[第67巻~第79巻] ロシア・ソ連編(13冊) 第8期[第80巻~第89巻...
  • スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史
    2012年5月2日  「スペインのミステリ小説」と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、最近ではおそらく、カルロス・ルイス・サフォン(1964- )の『風の影』(邦訳2006年)や『天使のゲーム』(邦訳2012年)ということになるだろう。2006年に邦訳された『風の影』は『IN☆POCKET』の文庫翻訳ミステリー・ベスト10で第1位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第2位、『このミステリーがすごい!』で第4位と高評価を得た。あるいは、ホセ・カルロス・ソモサ(1959- )の『イデアの洞窟』(邦訳2004年)を思い浮かべる人もいるかもしれない。古代ギリシアでの殺人事件を描いたこの怪作は、『本格ミステリ・ベスト10』で第7位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第9位という評価を得た。  このようなヒット作、高評価作もあるとはいえ、スペインミステリの邦訳はあまり多くない。...
  • 英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、ライトノベル
    2012年10月19日 最終更新:2015年2月13日  2年前に作成した「英訳された日本の推理小説/ミステリ」の姉妹編。英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、およびライトノベルのリスト。 日本SF・ファンタジー小説の英訳レーベル、ハイカソル  日本のSFやファンタジー小説の英訳は現在、アメリカのビズメディア(VIZ Media)のレーベル、ハイカソル(Haikasoru、公式サイト)で次々と出版されている。ビズメディアは小学館や集英社の子会社で、北米での漫画の翻訳出版などを主に手掛けている。そのビズメディアが2009年7月に創刊したハイカソルは日本のSFやファンタジー小説の英訳に特化したレーベル。創刊ラインナップは小川一水『時砂の王』と桜坂洋『All You Need Is Kill』で、続けて同年9月には野尻抱介『太陽の簒奪者』、乙一『ZOO』を刊行。...
  • 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?
    2012年3月19日 2012年1月22日公開の記事「東野圭吾『容疑者Xの献身』の英訳版、エドガー賞候補に」より分割・加筆 『容疑者Xの献身』に次ぐガリレオシリーズの第二長編『聖女の救済』の英訳出版も決まった模様。訳者・出版社は英訳版『容疑者Xの献身』と同じ。(2012/04/04記) Salvation of a Saint (amazon.com) 『容疑者Xの献身』海外での受賞・候補歴 2012年3月19日 2012年4月27日更新 (1)アメリカ図書館協会(ALA)最高推薦図書 アメリカ図書館協会(ALA)最高推薦図書 2012年ミステリ(Mystery)部門『The Devotion of Suspect X(容疑者Xの献身)』 東野圭吾(Keigo Higashino) 候補作『探偵は壊れた街で』(原題 Claire DeWitt and the Ci...
  • 中南米ミステリ邦訳一覧
    2014年8月19日  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては「南欧ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index アルゼンチン ウルグアイ キューバ コロンビア チリ ニカラグア ペルー ボリビア メキシコ ブラジル 中南米ミステリについての日本語資料  国名50音順。ただし、中南米の国で唯一ポルトガル語を公用語とするブラジルは最後に回した。 アルゼンチン ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges, 1899-1986, Wikipedia)「八岐(やまた)の園」(1941) - 米国『EQMM』第3回短編ミステリ・コンテスト入選作 「死とコンパス」(1942)2作品ともボルヘスの短編集『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫、1993年11月)に収録 アドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy Casares, 1914-1...
  • 現代欧米探偵小説傑作選集(オリエント書房、1947年)
    2012年11月16日 「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(3) ヨーロッパ諸国編」の一部として公開 2012年12月5日:加筆修正してページを分割 Index 現代欧米探偵小説傑作選集(オリエント書房、1947年1月) おまけ1:世界傑作探偵小説集(未来社、1946年11月) おまけ2:欧洲大陸探偵小説シリーズ(新東京社、1946年12月) おまけ3:苦楽探偵叢書(苦楽社、1947年12月) 現代欧米探偵小説傑作選集(オリエント書房、1947年1月)  1940年代初頭、イタリアの探偵作家のジョルジョ・シェルバネンコ(1911-1969)は、ボストン警察で犯罪記録の保管係をしている地味な職員のアーサー・ジェリング(Arthur Jelling)と、そのワトソン役・語り手である精神病理学者のトンマーゾ・ベッラ(Tommaso Berra)のコンビが活躍する...
  • フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)
    2013年5月16日  『ミステリマガジン』2003年7月号(特集:フランス・ミステリの復権)に掲載された「フランス・ミステリ必読30冊」と、おまけのフランス・ミステリ・データいろいろ。  (フランスのミステリ賞受賞作のデータは「フランスのミステリ賞」に分割しました) Index フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) 2000年以降に日本で出版された主なフランス・ミステリハヤカワ・ミステリ 創元推理文庫 森英俊編(編著)『世界ミステリ作家事典』で扱われているフランス語圏作家一覧本格派篇 ハードボイルド・警察小説・サスペンス篇 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)  『ミステリマガジン』2003年7月号で示されている順(原著出版年順)。  選者の記載なし。以下の各氏がレビューを書いている。(小木...
  • イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2011年5月2日  日本の推理小説のイタリア語訳本のリスト。 関連ページ:イタリア推理小説略史 (2012年7月1日)  ついさっきまで知らなかったのだが、イタリア語版Wikipediaをさまよっていたら、イタリアには1946年に刊行を開始したミステリ叢書「ジャッロ・モンダドーリ」(Il Giallo Mondadori)(英語版Wikipedia)というのがあるのを知った。なんでもその前身は1929年に刊行を開始していて1946年に現在の名前になったそうだが、1946年から現在までですでに3000冊を超えていると聞くと、イタリアはあまり推理小説が盛んなイメージではなかったのでちょっと驚いてしまう。日本でいえば、1953年から早川書房が刊行している「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」に相当しそうだが、「ジャッロ・モンダドーリ」も翻訳作品中心であるものの、イタリアの国内作品も...
  • 北欧ミステリ邦訳一覧
    2013年6月16日  姉妹ページ「南欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年6月17日)。「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。  2014年8月追記:「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」、「中南米ミステリ邦訳一覧」も作成しました。 Index スウェーデン(1)戦前の邦訳 (2)1950年代の邦訳 (3)マルティン・ベック・シリーズの邦訳(1971年~1979年) (4)マルティン・ベック以後、ヴァランダー警部以前 (5)ヴァランダー警部シリーズの邦訳開始(2001年) (6)ヴァランダー警部以後、《ミレニアム》以前 (7)《ミレニアム》の邦訳(2008年・2009年) (8)《ミレニアム》以後の邦訳 デンマーク ノルウェー アイスランド フィンランド 北欧の少年少女向けミステリ スウェーデン  日本での邦訳紹介の順に...
  • 2011本格ミステリ・ベスト10 海外本格ミステリ・ランキング
     毎年恒例の本格ミステリのランキング本、原書房『2011 本格ミステリ・ベスト10』が刊行されました。アジアミステリーのベスト10入りを期待していたのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。とはいえ、アンケート回答者のそれぞれの回答内容を見ると、島田荘司推理小説賞を受賞した台湾の『虚擬街頭漂流記』も、講談社〈アジア本格リーグ〉の1冊として刊行された中国の『蝶の夢』も、それなりに多くの人に読まれており、多くの人が上位に挙げているように感じました。  『本格ミステリ・ベスト10』では、国内部門はベスト20までリストアップされていますが、海外部門はベスト10までしかリストアップされていません。アジアミステリーの正確な順位が知りたかったので、11位以下を自分で集計してみました。  結果は以下のようで、これは大健闘といってもいいのではないでしょうか。 対象:2009年11月1日~2010...
  • 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説
    2013年4月17日  「刊行順一覧」は当サイトのトップページで随時更新していたリストをそのまま持ってきたものです。  「言語別一覧」と「作者50音順一覧」は新たに作りました。 ※山田風太郎『甲賀忍法帖』など、ミステリ作家の非ミステリ作品も一部含みます。 Index 刊行順一覧 言語別一覧英語 フランス語 スペイン語 イタリア語 ドイツ語 ロシア語 チェコ語 その他の言語 作者50音順一覧 刊行順一覧 言語 作者 タイトル 訳題(amazonリンク) 備考 2012年1月 英訳 芦辺拓 『紅楼夢の殺人』 "Murder in the Red Chamber" 2012年1月 フランス語訳 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』 "Pierrot-la-gravité" 2012年2月 ドイツ語訳 西村京太郎 短編集『...
  • キャサリン・サンプソンが選ぶアジアミステリーベスト10
    2010年11月15日 イギリスの新聞『ガーディアン』に掲載された「キャサリン・サンプソンが選ぶアジアミステリーベスト10」(Catherine Sampson's top 10 Asian crime fiction、2007年8月27日)という記事を見つけたのでメモ。 キャサリン・サンプソンはイギリスの推理作家で、邦訳に『ついてないことだらけ』(2007年7月、新潮文庫)がある。 キャサリン・サンプソンが選ぶアジアミステリーベスト10 ※並び順は順位ではない。 1. Death of a Red Heroine by Qiu Xiaolong ※英語で執筆された作品  《紅英之死》 裘小龍 / 日本語訳 ジョー・シャーロン『上海の紅い死』(2001年、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2. Playing For T...
  • ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日作成 2012年2月11日大幅更新  日本の推理小説(を含む広義のエンターテインメント小説)の独訳本のリスト。  Amazon.deで適当に日本の作家名を検索し、そこから「この商品を買った人はこの商品も買っています」をたどっていくことでリストを作っている。そのため、ドイツで刊行された日本のミステリを網羅する完全なリストではない。  また、まず作家で選んで、それぞれの作家について翻訳状況を書いているので、なかにはミステリではない作品も含まれる。 Amazon.co.jp内に作成したリスト(ドイツ語版の表紙をざっと一覧できます) ドイツ語訳された日本のミステリ 2012年2月11日追記  雑誌『ミステリーズ!』のドイツミステリ特集号が刊行されたのを機に、今まで中途半端な形で公開していたリストを整理した。また、ページ最下部にドイツミステリ関連...
  • 東南・南アジアミステリ邦訳一覧
    2014年9月3日 Index タイ(1)タイ語作家 (2)英語作家 インドネシア フィリピン ミャンマー インド(1)英語作家 (2)ベンガル語作家 スリランカ タイ (1)タイ語作家 ゴー・バンコク(ワシット警察大将)(โก้ บางกอก [本名 Vasit Dejkunjorn วสิษฐ เดชกุญชร ]、1929- )ゴー・バンコク『最後のパトロール』【上下巻】(野中耕一訳、燦々社、1991年1月) ワシット警察大将『巨象の舌を引き千切れ』【上下巻】(野中耕一訳、燦々社、1998年7月) チャッタワーラック(จัตวาลักษณ์)『二つの時計の謎』(宇戸清治訳、講談社 〈アジア本格リーグ〉2、2009年9月) (2)英語作家 プラ・サラサス(Phra Sarasas) Whom the Gods Deny (1940)『運命の河』(中西武夫、河田清史...
  • オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2012年5月12日 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)も合わせてお読みください。  オランダ語に翻訳された日本のミステリ小説の一覧。ミステリを中心として、周辺のエンターテインメント作品についても調べている。 調査方法  最初はオランダのネット書店で、オランダ語に翻訳されていそうな(≒ほかの欧米の言語に翻訳されている)作家の名前を入力・検索して調べたのだが、その後、以下のサイトで「Japan」と入力して検索するだけでオランダ語に翻訳された日本のミステリ一覧が簡単に入手できることが分かった。 VN Detective en Thrillergids  このサイトには日本ミステリのオランダ語訳を調べている過程でたまたまたどり着いたのだが、『ミステリマガジン』2009年1月号(世界のミステリ雑誌特集号)で翻訳家の塩...
  • 南欧ミステリ邦訳一覧
    2013年6月17日  昨日公開した「北欧ミステリ邦訳一覧」の姉妹ページです。  その後「ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2013年7月22日)。  「ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧」も作成しました(2014年8月18日)。  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては、「中南米ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index イタリア(1)1940年代~50年代の邦訳 (2)1970年代の邦訳 (3)1980年代の邦訳 (4)1990年代の邦訳 (5)2000年以降の邦訳 スペイン(1)戦前の邦訳 (2)1980年代の邦訳 (3)1990年代以降の邦訳 ポルトガル ギリシャ イタリア  日本での邦訳紹介の順に並べている。以下の「1940年代~50年代」、「1970年代」などの区分は作品発表時期による区分ではないことにご注意ください。 ...
  • スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2012年5月2日  スペイン語およびポルトガル語に翻訳された日本の推理小説がどれぐらいあるのかを調べた。  「英訳」、「フランス語訳」、「ドイツ語訳」、「イタリア語訳」がどれぐらいあるのかは以前に調べている。これらのリストでは鈴木光司のホラー小説なども含め広くエンターテインメント作品を掲げているが、それらを除くと、英訳出版された日本のミステリは約60冊、フランス語訳も同じく約60冊、ドイツ語訳とイタリア語訳はそれぞれ約20冊ほどである。そして今回調べたところ、スペイン語に翻訳された日本のミステリは20冊弱程度であった。もっともこれらの数字はあくまでも気が付いた分だけなので、実際には数はもう少し多くなるだろう。 関連記事:「スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史」(2012年5月2日) Index スペイン語訳 (Spanish)江戸川乱歩 (Edogaw...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(番外編) 明智小五郎
    2012年12月21日  「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち」では、『クイーンの定員』からオーストリアのシャーロック・ホームズこと探偵ダゴベルト(#44)、メキシコのアルセーヌ・ルパンことマキシモ・ロルダン(#102)を紹介した。『クイーンの定員』は、実は日本のある探偵にも言及している。江戸川乱歩が創造した明智小五郎である。このページでは「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち」の番外編として、明智小五郎物の英訳状況を紹介する。 Index 第一章 『クイーンの定員』の江戸川乱歩および明智小五郎への言及(1-1)クイーンの定員 #71.5 江戸川乱歩『心理試験』(1925年刊) (1-2)乱歩の短編集の紹介が『クイーンの定員』(1951年)に載った経緯 (1-3)『クイーンの定員』で言及されている乱歩の3冊の短編集 第二章 明智小五郎の英語圏での受容...
  • 일본 추리작가 트위터 아이디 리스트
    2010.11.6 This list is based on the list "政宗九の視点 ミステリ作家のTwitterリスト" made by Mr. MASAMUNE Kyu (@mmmichy). 가나다순 한글 일본말 Twitter ID 곤도 후미에 近藤 史恵(こんどう ふみえ) @kondofumie 얼어붙은 섬 (2008.8) 구로다 겐지 黒田 研二(くろだ けんじ) @kuroken01 컨닝소녀 (2007.1) 구지라 도이치로 鯨 統一郎(くじら とういちろう) @kujira1016 금요일 밤의 미스터리 클럽 (2010.7) 나가시마 에미 永嶋 恵美(ながしま えみ) @emi826 누쿠이 도쿠로 貫井 徳郎(ぬくい とくろう) @tokuro_nukui 통곡 (2008.9) 다나카...
  • 【エドガー賞の前に】東野圭吾『容疑者Xの献身』のフランスでの評価やいかに
    2012年4月14日  エドガー賞の受賞作発表まであと約2週間。東野圭吾の『容疑者Xの献身』が最優秀長編賞の候補となっており、その発表を心待ちにしている人も多いだろう。  ところで、『容疑者Xの献身』は2011年2月にアメリカで英訳本『The Devotion of Suspect X』が出版されたが、同年11月にはフランスでフランス語訳本『Le Dévouement du suspect X』も出版されている。今年の1月に書いた記事「東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?」で示したように、フランスのミステリ賞であるフランス推理小説大賞やミステリ批評家賞にはフランス語作品部門以外に翻訳作品部門もある。当然、『容疑者Xの献身』を含む日本の推理小説も授賞対象になりうるわけだ。そして10日ほど前、ミステリ批評家賞の結果が発表された。 ミステリ批評家賞(Prix ...
  • 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧
    2012年9月1日 最終更新:2018年11月6日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと)  1959年4月に創刊された東京創元社、《創元推理文庫》の非英語圏作品一覧。  (「非英語圏作品」だと日本の作品も含むことになるが、日本の作品はリスト化していない。創元推理文庫で刊行された海外ミステリの非英語圏作品の一覧である。) 関連ページ:ポケミス非英語圏作品一覧(早川書房、1953年9月創刊) Index 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 参考文献 更新履歴 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 ...
  • ポケミス非英語圏作品一覧
    2012年1月14日 最終更新:2024年1月3日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと)  1953年9月に刊行を開始した早川書房のミステリ叢書、ハヤカワ・ミステリ(通称ハヤカワ・ポケット・ミステリ、略称ポケミス)の非英語圏作品の一覧。 関連ページ:創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧(東京創元社、1959年4月創刊) Index 《ハヤカワ・ミステリ》の原語別割合と関連データ 非英語圏・非フランス語圏作品の一覧 日本作家の作品の一覧 フランス語圏作品の一覧 参考文献 更新履歴 《ハヤカワ・ミステリ》の原語別割合と関連データ 英語 フランス語 日本語 その他 計 備考 ~2010年12月(~No. 1842) 1619冊(92.94%) 111冊(6.37%) 3冊(0.17%) 9冊 *注(0.52%) 1742冊 2010年刊行の非英語圏作...
  • 北欧・バルト三国で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年4月30日 大きな地図で見る  最近、日本で北欧ミステリが注目を集めている。その一番の要因としては、スウェーデンの作家であるスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』(1~3、各上下巻、早川書房)が2008年末から2009年にかけて日本のミステリ界を席巻したことが挙げられるだろう。『ミステリマガジン』2010年11月号では北欧ミステリの特集が組まれ、今年に入って以降も、4月にハヤカワ・ポケット・ミステリからスウェーデンの作家ヨハン・テオリンの『黄昏に眠る秋』が出て話題になっているのみならず、5月にはノルウェーの作家カリン・フォッスムの『湖のほとりで』の刊行が予定されており、また年内にはアイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンの長編2作品の東京創元社からの刊行も予定されている(※2012年に延期)。  このページでは、逆に北欧では日本のミステリがどれほど読まれ...
  • ヨーロッパの推理小説
    2012年1月4日  ここでは、アジアの推理小説について調べている過程で見つけたヨーロッパの推理小説に関する日本語文献を示している。  ロシアおよび旧共産圏についてはそれなりに丁寧に探しているが、それ以外は不十分なリストであるということをご諒解ください。 英語圏 フランス語圏 ドイツ語圏 オランダ語圏 イタリア スペイン ポルトガル 北欧 バルト三国 ロシア 東欧・バルカン諸国 英語圏 略 フランス語圏  一部のみ示す。 日本人が執筆したもの長島良三『メグレ警視のパリ フランス推理小説ガイド』(読売新聞社、1984年) 松村喜雄『怪盗対名探偵 フランス・ミステリーの歴史』(晶文社、1985年/双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集52、2000年) 小倉孝誠『推理小説の源流 ガボリオからルブランへ』(淡交社、2002年) フランスで刊行されたものの邦...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編
    2012年11月17日 Index ドイツ語圏編(1)ドイツのシャーロック・ホームズ、ジョー・ジェンキンズ(ただしアメリカ人)◆『新青年』で翻訳紹介されたジョー・ジェンキンズ・シリーズ ◆探偵ジョー・ジェンキンズ・シリーズへの各種言及 ◆最近のドイツ語圏での出版状況 ドイツ語圏編(2)オーストリアのコナン・ドイルが生んだ探偵ダゴベルト◆創元推理文庫『世界短編傑作集』第2巻の「奇妙な跡」で活躍する探偵ダゴベルト ◆探偵ダゴベルト・シリーズへの各種言及(1)ドイツ語圏での言及 (2)英語圏での言及 ◆探偵ダゴベルト・シリーズの邦訳(1)2012年11月時点での邦訳状況 (2)2013年4月、ついに創元推理文庫で短編集『探偵ダゴベルトの功績と冒険』が発売! ◆最近のドイツ語圏での出版状況. 補足情報ドイツの戦前探偵小説についての補足情報(1)フェルディナント・ルンケル「公爵の首」 ...
  • Honkaku Mystery Grand Prize (Honkaku Mystery Writers Club of Japan)
    2011.4.2 本格ミステリ大賞 (本格ミステリ作家クラブ) 본격 미스터리 대상 (본격 미스터리 작가 클럽) 本格推理小說大獎 (本格推理作家俱樂部) 本格推理小说大奖 (本格推理作家俱乐部) Honkaku Mystery Grand Prize (Honkaku Mystery Writers Club of Japan (HMC) ) official site 本格ミステリ作家クラブ Language Japanese Korean Chinese Thai English Language Area Japan South Korea Taiwan China Thailand USA Area 1 2001 『壺中の天国』 (文庫)倉知淳(くらち じゅん) 구라치 준 / 구라치 쥰 倉知淳 仓知淳 Jun KURACHI 1 2...
  • イタリア推理小説略史
    2012年7月1日  日本ではイタリアのミステリ小説がそれなりに翻訳されているが、「イタリア・ミステリ」(「イタリアン・ミステリ」と書くべきか?)というものへの注目度は必ずしも高くないように思う。たとえば、『ミステリが読みたい! 2009年版』(早川書房、2008年11月)に掲載の座談会「ミステリの新興勢力 世界のミステリを語る」(小山正、新保博久、平岡敦、穂井田直美)を見てみると、話題の中心はドイツ、スウェーデン、フランス、ロシアのミステリで、ほかにデンマーク、オランダ、フィンランドのミステリ作家にも言及があるが、イタリアへの言及はない。  一方で、近年英語圏ではイタリア・ミステリへの注目度が高まってきているようである。ウォール・ストリート・ジャーナルの2010年7月1日付け記事「Fiction's Global Crime Wave」(英語)では、イタリアのミ...
  • 中東ミステリ邦訳一覧
    2014年9月3日 ※作成中 Index トルコ イスラエル(1)ヘブライ語作家 (2)ヘブライ語/英語作家 レバノン エジプト アルジェリア トルコ オルハン・パムク『わたしの名は赤』【上下巻】(宮下遼訳、早川書房 ハヤカワepi文庫、2012年1月)旧訳:『わたしの名は紅(あか)』(和久井路子訳、藤原書店、2004年11月) 関連記事 トルコの古典探偵小説と現代ミステリ (Togetter) イスラエル (1)ヘブライ語作家 バチヤ・グール『精神分析ゲーム』(秋津信訳、イースト・プレス、1994年12月) 『教授たちの殺人ゲーム』(堀たほ子訳、イースト・プレス、1996年2月) シュラミット・ラピッド『「地の塩」殺人事件 女記者リジー・バドゥヒ』(母袋夏生訳、マガジンハウス、1997年9月) (2)ヘブライ語/英語作家 マイケル・バー=ゾウハーヘ...
  • 『このミステリーがすごい!』過去のベスト10作品の英・仏・独訳状況
    2018年12月11日 リスト作成/松川良宏  『このミス』創刊号から2018年版(2017年12月発行)の30年分のベスト10作品(=約300タイトル)のうち、英訳があるのは28タイトル、仏訳が24タイトル、独訳が14タイトル(近刊予定の独訳版『赤朽葉家の伝説』を含む)である。 順位 著者 タイトル 英題 英訳出版年 仏訳 独訳 ’88 4位 佐々木譲 ベルリン飛行指令 Zero Over Berlin 2004年 ’91年版 1位 大沢在昌 新宿鮫 Shinjuku Shark 2008年 ○ 9位 宮部みゆき 魔術はささやく The Devil's Whisper 2007年 ○ ’92年版 2位 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II The Poison Ape 2008年 ○ 4位 宮部みゆき 龍は眠る The Sleeping Drago...
  • @wiki全体から「ミヒャエル・グラーフ・ゾルチコフ(Michael Graf Soltikow)」で調べる

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