東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?

アジアミステリリーグ内検索 / 「東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?」で検索した結果

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  • 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?
    2012年3月19日 2012年1月22日公開の記事「東野圭吾『容疑者Xの献身』の英訳版、エドガー賞候補に」より分割・加筆 『容疑者Xの献身』に次ぐガリレオシリーズの第二長編『聖女の救済』の英訳出版も決まった模様。訳者・出版社は英訳版『容疑者Xの献身』と同じ。(2012/04/04記) Salvation of a Saint (amazon.com) 『容疑者Xの献身』海外での受賞・候補歴 2012年3月19日 2012年4月27日更新 (1)アメリカ図書館協会(ALA)最高推薦図書 アメリカ図書館協会(ALA)最高推薦図書 2012年ミステリ(Mystery)部門『The Devotion of Suspect X(容疑者Xの献身)』 東野圭吾(Keigo Higashino) 候補作『探偵は壊れた街で』(原題 Claire DeWitt and the Ci...
  • 東野圭吾『容疑者Xの献身』エドガー賞ノミネート関連記事一覧
    ...た日本人が存在する 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? (2012年1月22日・3月19日)『容疑者Xの献身』の海外での受賞・候補歴 日本の推理小説がノミネートされうる世界のミステリ賞にはどんなものがあるか 【エドガー賞の前に】東野圭吾『容疑者Xの献身』のフランスでの評価やいかに (2012年4月14日)2012年4月に発表されたフランスのミステリ批評家賞の結果 関連報道記事一覧 候補作に選出読売新聞 「日本ミステリーの飛躍に…「容疑者Xの献身」エドガー賞候補」(2012年1月26日) - 権田萬治氏のコメントあり 受賞作発表直前MSN産経ニュース 「東野さん「容疑者xの献身」、日本人初の快挙なるか 小説のエドガー賞発表」(2012年4月27日7時33分) 受賞作発表後毎日新聞 「米エドガー賞 東野圭吾さん「容疑者X」受賞ならず」(2012年4月27日11時2...
  • 【エドガー賞の前に】東野圭吾『容疑者Xの献身』のフランスでの評価やいかに
    ...の1月に書いた記事「東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?」で示したように、フランスのミステリ賞であるフランス推理小説大賞やミステリ批評家賞にはフランス語作品部門以外に翻訳作品部門もある。当然、『容疑者Xの献身』を含む日本の推理小説も授賞対象になりうるわけだ。そして10日ほど前、ミステリ批評家賞の結果が発表された。 ミステリ批評家賞(Prix Mystère de la Critique)、2012年の受賞作 対象は2011年にフランスで出版されたミステリ小説 この賞は1972年創設。20名~30名ほどのミステリ批評家や作家が1年間に出たミステリ小説から優れた作品をそれぞれ10作品挙げ、得票数の最も多かった作品が受賞作となる。今回は34人が投票に参加した。そのような形式のため、受賞者には有名作家が多いとされる。 フランス語作品部門 作者 フランス語...
  • 東野圭吾『容疑者Xの献身』の英訳版、エドガー賞候補に
    ...立させました。 東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は? 補足:日本ミステリの英語圏での受容について  ここでは詳述しないが、日本ミステリの英語圏での受容については以下の文献が参考になる。 「自動車輸出がだめなら日本製ミステリがある」(『ミステリマガジン』1981年4月号、p.157) 井沢元彦「「バウチャーコン」報告記」(『日本推理作家協会会報』1997年12月号、第588号、pp.1-2)(アメリカのミステリ大会・バウチャーコン参加顚末。日本から井沢元彦氏と山前譲氏が参加した) 「日本ミステリ・パネル誌上再現」(『ミステリマガジン』1998年2月号、pp.16-18, 142-146) (バウチャーコンで行われた日本ミステリに関するパネル・ディスカッション) 「アジア・ミステリ・パネル誌上再現」(『ミステリマガジン』1999年2月号、pp.140-1...
  • 2012年に欧米で翻訳出版された日本の推理小説
    2013年4月17日  「刊行順一覧」は当サイトのトップページで随時更新していたリストをそのまま持ってきたものです。  「言語別一覧」と「作者50音順一覧」は新たに作りました。 ※山田風太郎『甲賀忍法帖』など、ミステリ作家の非ミステリ作品も一部含みます。 Index 刊行順一覧 言語別一覧英語 フランス語 スペイン語 イタリア語 ドイツ語 ロシア語 チェコ語 その他の言語 作者50音順一覧 刊行順一覧 言語 作者 タイトル 訳題(amazonリンク) 備考 2012年1月 英訳 芦辺拓 『紅楼夢の殺人』 "Murder in the Red Chamber" 2012年1月 フランス語訳 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』 "Pierrot-la-gravité" 2012年2月 ドイツ語訳 西村京太郎 短編集『...
  • 日本の小説の海外での受賞一覧
    2014年7月7日 2018年10月28日 少しだけ更新(不完全) ※近いうちに翻訳者名や訳題などを入れます。(※と書いてから4年が過ぎてしまいました[2018年10月28日]) Index ミステリの賞アメリカ イギリス フランス 中国 年間ミステリ・ベスト(新聞・雑誌等)英米 ドイツ SF・ファンタジー・ホラーの賞アメリカ フランス 中国 文学 児童文学 ミステリの賞 アメリカ ノミネート 2004年 桐野夏生 『OUT』 エドガー賞 最優秀長編賞 ノミネート 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 エドガー賞 最優秀長編賞 ノミネート 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 バリー賞 最優秀新人賞 (受賞) 2012年 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 アメリカ図書館協会により年間最優秀ミステリに選出 ノミネート 2013年 中村文則 『掏摸(スリ)』 ...
  • Honkaku Mystery Grand Prize (Honkaku Mystery Writers Club of Japan)
    2011.4.2 本格ミステリ大賞 (本格ミステリ作家クラブ) 본격 미스터리 대상 (본격 미스터리 작가 클럽) 本格推理小說大獎 (本格推理作家俱樂部) 本格推理小说大奖 (本格推理作家俱乐部) Honkaku Mystery Grand Prize (Honkaku Mystery Writers Club of Japan (HMC) ) official site 本格ミステリ作家クラブ Language Japanese Korean Chinese Thai English Language Area Japan South Korea Taiwan China Thailand USA Area 1 2001 『壺中の天国』 (文庫)倉知淳(くらち じゅん) 구라치 준 / 구라치 쥰 倉知淳 仓知淳 Jun KURACHI 1 2...
  • スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2012年5月2日  スペイン語およびポルトガル語に翻訳された日本の推理小説がどれぐらいあるのかを調べた。  「英訳」、「フランス語訳」、「ドイツ語訳」、「イタリア語訳」がどれぐらいあるのかは以前に調べている。これらのリストでは鈴木光司のホラー小説なども含め広くエンターテインメント作品を掲げているが、それらを除くと、英訳出版された日本のミステリは約60冊、フランス語訳も同じく約60冊、ドイツ語訳とイタリア語訳はそれぞれ約20冊ほどである。そして今回調べたところ、スペイン語に翻訳された日本のミステリは20冊弱程度であった。もっともこれらの数字はあくまでも気が付いた分だけなので、実際には数はもう少し多くなるだろう。 関連記事:「スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史」(2012年5月2日) Index スペイン語訳 (Spanish)江戸川乱歩 (Edogaw...
  • オランダ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2012年5月12日 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)も合わせてお読みください。  オランダ語に翻訳された日本のミステリ小説の一覧。ミステリを中心として、周辺のエンターテインメント作品についても調べている。 調査方法  最初はオランダのネット書店で、オランダ語に翻訳されていそうな(≒ほかの欧米の言語に翻訳されている)作家の名前を入力・検索して調べたのだが、その後、以下のサイトで「Japan」と入力して検索するだけでオランダ語に翻訳された日本のミステリ一覧が簡単に入手できることが分かった。 VN Detective en Thrillergids  このサイトには日本ミステリのオランダ語訳を調べている過程でたまたまたどり着いたのだが、『ミステリマガジン』2009年1月号(世界のミステリ雑誌特集号)で翻訳家の塩...
  • 東アジア・東南アジアで刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2010年5月26日、5月27日 大きな地図で見る 韓国、台湾、中国での翻訳状況については個別ページがありますので、そちらをご覧ください。韓国:2009年、2010年(途中まで) 台湾:2009年 中国:2009年 Index インドネシア ベトナム インドネシア 2010年5月26日 (2010年6月6日追記)  講談社の島田荘司選アジア本格リーグからインドネシアのミステリー『殺意の架け橋』(S・マラ・Gd/エス・マラー・ゲーデー)が刊行されたので、逆にインドネシアでは日本のミステリーが刊行されているのか調べてみました。『占星術殺人事件』ぐらいは訳されているかもしれないと予想していましたが、検索した限りでは、訳されていないようです。アジア全域で勢力を誇る東野圭吾作品すら、まだ訳されていないようですね。 インドネシアのネット書店での「Fik...
  • ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日作成 2012年2月11日大幅更新  日本の推理小説(を含む広義のエンターテインメント小説)の独訳本のリスト。  Amazon.deで適当に日本の作家名を検索し、そこから「この商品を買った人はこの商品も買っています」をたどっていくことでリストを作っている。そのため、ドイツで刊行された日本のミステリを網羅する完全なリストではない。  また、まず作家で選んで、それぞれの作家について翻訳状況を書いているので、なかにはミステリではない作品も含まれる。 Amazon.co.jp内に作成したリスト(ドイツ語版の表紙をざっと一覧できます) ドイツ語訳された日本のミステリ 2012年2月11日追記  雑誌『ミステリーズ!』のドイツミステリ特集号が刊行されたのを機に、今まで中途半端な形で公開していたリストを整理した。また、ページ最下部にドイツミステリ関連...
  • 東欧・バルカン諸国で刊行された日本の推理小説/ミステリ
    2011年4月29日 ※未整理ページ 大きな地図で見る ポーランド江戸川乱歩 桐野夏生 小松左京 鈴木光司 中薗英助 ルーマニア鈴木光司 ハンガリー伊藤計劃 桐野夏生 小松左京 高見広春 東野圭吾 宮部みゆき チェコ ギリシャ桐野夏生 東野圭吾 松本清張 宮部みゆき 横溝正史 ブルガリア小林久三 鈴木光司 松本清張 森村誠一 クロアチア スロベニア桐野夏生 ポーランド ポーランド語:母語話者数 約4000万人 http //www.amazon.co.jp/lm/RCKMQZAT2OO7Q/ 江戸川乱歩 W objęciach fotela 「人間椅子」(雑誌掲載) 桐野夏生 Ostateczne wyjście 『OUT』 http //lubimyczytac.pl/ksiazka/34310/ostateczne-wyjscie ...
  • 2012年のCWAインターナショナル・ダガー賞の対象となる翻訳ミステリ76作品の国別一覧
    2012年5月23日  イギリス時間の2012年5月25日夜に、英国推理作家協会(CWA)が主催する複数の賞のうちのいくつかの賞のノミネート作が発表される。インターナショナル・ダガー賞、すなわち、最優秀翻訳ミステリ賞の候補もこの日に発表される。この賞は前年6月から当年5月までにイギリスで出版された翻訳ミステリが対象であり、今回の対象作約80作品には、日本の作品では東野圭吾『容疑者Xの献身』(The Devotion of Suspect X)と浜尾四郎『悪魔の弟子』(The Devil's Disciple)が入っている。アジアの作家の作品がインターナショナル・ダガー賞の候補になったことはない。果たして今回、アジアからの初のノミネート作は出るだろうか。 ※追記 日本時間の2012年5月25日27時半ごろ、ノミネート作一覧がCWA公式サイトに掲載された。アジアの作品...
  • フランス語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日作成 2010年12月19日大幅更新  日本の推理小説の仏訳本のリスト。  Amazon.frで適当に日本の作家名を検索し、そこから「この商品を買った人はこの商品も買っています」をたどっていくことでリストを作っている。そのため、フランスで刊行された日本のミステリを網羅する完全なリストではない。  数バージョン刊行されている場合は、表紙画像があるものに優先的にリンクしている。たとえば、『悪魔の手毬唄』は、唯一表紙画像がある1998年5月に刊行されたものへリンクを貼っているが、これはこの作品の初訳が1998年だったということを意味しない。  また、まず作家で選んで、それぞれの作家について翻訳状況を書いているので、なかにはミステリではない作品も含まれる。 2010年12月19日追記  Twitter上でフランスにおける日本ミステリが話題になっ...
  • 『このミステリーがすごい!』過去のベスト10作品の英・仏・独訳状況
    2018年12月11日 リスト作成/松川良宏  『このミス』創刊号から2018年版(2017年12月発行)の30年分のベスト10作品(=約300タイトル)のうち、英訳があるのは28タイトル、仏訳が24タイトル、独訳が14タイトル(近刊予定の独訳版『赤朽葉家の伝説』を含む)である。 順位 著者 タイトル 英題 英訳出版年 仏訳 独訳 ’88 4位 佐々木譲 ベルリン飛行指令 Zero Over Berlin 2004年 ’91年版 1位 大沢在昌 新宿鮫 Shinjuku Shark 2008年 ○ 9位 宮部みゆき 魔術はささやく The Devil's Whisper 2007年 ○ ’92年版 2位 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II The Poison Ape 2008年 ○ 4位 宮部みゆき 龍は眠る The Sleeping Drago...
  • 日本推理小説年表【国際交流編】
    2012年1月29日  このページは少しずつ情報を増やしていく予定です。 ※敬称略 1930年代 1931年 江戸川乱歩『蜘蛛男』中国語版が中国で刊行される。 1950年代 1950年 5月、第47回土曜会にオランダの外交官・東洋学者・推理作家のロバート・ファン・ヒューリックが参加。 江戸川乱歩は以前から何度もエラリー・クイーンに手紙を出していたが、1950年春、初めてダネイより返事が来る。 1951年 江戸川乱歩、フランスの探偵作家イゴール・B・マスロフスキーと文通を始める。 1952年 江戸川乱歩、韓国の探偵作家・金来成と文通を始める。 江戸川乱歩と高木彬光、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)の会員になる。 11月28日、探偵作家クラブ五周年記念祭。アメリカ探偵作家クラブ(MWA)本部および各支部、フランスの「冒険小説クラブ」(フランス冒険小説大賞の受賞者を会...
  • イタリア語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2011年5月2日  日本の推理小説のイタリア語訳本のリスト。 関連ページ:イタリア推理小説略史 (2012年7月1日)  ついさっきまで知らなかったのだが、イタリア語版Wikipediaをさまよっていたら、イタリアには1946年に刊行を開始したミステリ叢書「ジャッロ・モンダドーリ」(Il Giallo Mondadori)(英語版Wikipedia)というのがあるのを知った。なんでもその前身は1929年に刊行を開始していて1946年に現在の名前になったそうだが、1946年から現在までですでに3000冊を超えていると聞くと、イタリアはあまり推理小説が盛んなイメージではなかったのでちょっと驚いてしまう。日本でいえば、1953年から早川書房が刊行している「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」に相当しそうだが、「ジャッロ・モンダドーリ」も翻訳作品中心であるものの、イタリアの国内作品も...
  • 英訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年6月5日 最終更新:2015年5月1日 2012年10月19日:姉妹ページ「英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、ライトノベル」を作成しました。 If you cannot read Japanese and can read English, jump to this page (The list of Japanese crime fiction in English translation), which I made in March 2014.  『姑獲鳥の夏』が昨年(2009年)に英訳されていた!という事実に衝撃を受けて、ほかにどんな日本のミステリが英訳されているか調べてみた。  気になるのは新しい作品がどれぐらい訳されているかということで、たとえば日本SFに関しては2009年夏から《Haikasoru》(「High Castle」を日本...
  • 季刊ミステリ10号 (2005年冬) - 韓国のミステリ雑誌
      韓国推理作家協会編、산다슬発行 2005年12月 ●韓国の連続殺人とプロファイリング 連続殺人犯の犯行過程研究 - 김명진 / 이경준 / 김은경 지존파事件の内容分析と犯罪学的理解 - 신현주 犯罪心理プロファイルの概念と理解 - 염건령 シャーロック・ホームズと犯罪プロファイリング - 최영인 ミステリ漫画 「킬러」(キラー) - 作 잭 리치 、脚色・絵 김종섭 国内短編 「나는 구천을 헤매고 있다」 - 이수광(イ・スグァン、李秀光) 「선행학습」 - 김경수 「뫼비우스의 꿈」(メビウスの夢) - 김연 「나는 왓슨」 - 방재희 海外短編 「먹이」 - 토마스 테셔 科学捜査研究所ダイアリー 오대양 집단 변사 사건 - 최상규 가상인터뷰 에드 맥베인, 말하다 - 한이 刑事コロンボ vs...
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    アジアミステリリーグ / Asia Mystery League / 아시아 미스터리 리그 / 亞洲推理League / 亚洲推理League このサイトは、ミステリ研究家の個人サイトです。 アジア各地のミステリ作家・ミステリ小説・ミステリ史の紹介と、日本ミステリの海外での刊行情報の掲載がメインのサイトです。 (2015年秋以降、更新頻度はあまり高くありません) カウンタ: - (since 2010/11/01) 2020年8月30日 陳浩基著 天野健太郎訳『13・67』文庫版(2020年9月刊)について 欧米における日本ミステリ(2023年~。随時更新)  2013年以降2022年までの記録はこのトップページの下の方にいくつかに分けて載せてあります。なお、2018年半ばよりあまり調査に時間を割くことができず、不完全なリストになって...
  • タイ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
    2010年5月26日作成 2012年5月、更新作業中 完成日未定  チャッタワーラック『二つの時計の謎』(アジア本格リーグ、講談社、2009年9月)に解説として付されている宇戸清治「タイ・ミステリーの過去と現在」や、平松秀樹「東南アジアにおける日本文学」(日本比較文学会編『越境する言の葉――世界と出会う日本文学』彩流社、2011年6月)よれば、タイでは2002年に鈴木光司の『リング』がベストセラーになって以降、日本の最新のエンターテインメント小説が多く翻訳されているという。 カテゴリー>推理小説 http //www.se-ed.com/eShop/Products/ProductList.aspx?CategoryId=501 ※リンク切れ (2010年5月26日現在、1299件) カテゴリ>推理小説・ホラー小説(新しいものから順に一覧) http //ww...
  • シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(番外編) 明智小五郎
    2012年12月21日  「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち」では、『クイーンの定員』からオーストリアのシャーロック・ホームズこと探偵ダゴベルト(#44)、メキシコのアルセーヌ・ルパンことマキシモ・ロルダン(#102)を紹介した。『クイーンの定員』は、実は日本のある探偵にも言及している。江戸川乱歩が創造した明智小五郎である。このページでは「シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち」の番外編として、明智小五郎物の英訳状況を紹介する。 Index 第一章 『クイーンの定員』の江戸川乱歩および明智小五郎への言及(1-1)クイーンの定員 #71.5 江戸川乱歩『心理試験』(1925年刊) (1-2)乱歩の短編集の紹介が『クイーンの定員』(1951年)に載った経緯 (1-3)『クイーンの定員』で言及されている乱歩の3冊の短編集 第二章 明智小五郎の英語圏での受容...
  • ポーランドのミステリ評論家が選んだ最重要ミステリ100
    2014年8月28日  ポーランドで2007年に刊行された『Krwawa setka. 100 najważniejszych powieści kryminalnych』(ブラッディー・ハンドレッド: 最重要ミステリ100選)(ポーランド語版Wikipedia)で選ばれている100作品の一覧。選者はポーランドのミステリ研究家・評論家であるヴォイチェフ・ブルシュタ(Wojciech Burszta, 1957- , ポーランド語版Wikipedia)と、ミステリ研究家でミステリの創作も手掛けるマリウシュ・チュバイ(Mariusz Czubaj, 1969- , ポーランド語版Wikipedia)の2人。100冊一覧の情報源は「こちら」。   6つのカテゴリに分けて選出されているが、書籍の現物をもっているわけでもなく、またポーランド語が読めるわけでもないので、どのような区分け...
  • 韓国における日本ミステリの翻訳出版の現状
    2012年9月20日 Index 2002年、ミステリの売り上げに占める日本作品の割合は1.1% 日本ミステリの翻訳の急増 人気・評価の高い作品は? 最も多く作品が翻訳されている作家は? 主なミステリ作家の翻訳状況翻訳書が10点以上出ている作家 その他の作家 旧作の翻訳は?横溝正史とその他の探偵作家 松本清張と赤川次郎 その他 2002年、ミステリの売り上げに占める日本作品の割合は1.1%  日本の推理小説の韓国での翻訳出版は1960年代に始まり、1970年代~80年代には松本清張や森村誠一、梶山季之の作品が人気を集めた。そして1990年代には島田荘司の『占星術殺人事件』や綾辻行人の館シリーズ(6作目まで)、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズ、大沢在昌の『相続人TOMOKO』および新宿鮫シリーズ(4作目まで)、桐野夏生の『顔に降りかかる雨』、『OUT』、高村薫の『マーク...
  • 韓国のWebサイト「ハウミステリ」で実施された2011年ミステリランキング
    2012年2月2日  韓国のミステリ情報サイト「ハウミステリ」(How Mystery)で実施されたミステリランキングの結果を紹介する。  2011年に韓国で出版されたミステリを対象とするランキングで、韓国国内作品・翻訳作品の両方を含む。 関連記事:韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」で実施された2011年日本ミステリランキング (2012年2月17日) 2011年 하우미스터리 선정, 2011년 올해의 추리소설!!! (2012-02-02)対象:2011年に韓国で刊行されたミステリ小説。韓国オリジナル作品と翻訳作品の両方を含む。 投票参加者:63名。それぞれが順位を付けずに3作品を選ぶ。 結果発表:2012年2月2日 順位 得票数 タイトル 作者 国 年 韓国語タイトル 備考 1位 25票 奇想、天を動かす 島田荘司 日本 1989年 기발한 발상, 하...
  • 英国推理作家協会賞 翻訳長編部門(旧:インターナショナル・ダガー賞)受賞作・候補作一覧
    2012年5月24日 最終更新:2023年5月13日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) ページ作成:松川良宏  英国推理作家協会(Crime Writers' Association、略称 CWA)が主催するいくつかの賞のうちの一つ、インターナショナル・ダガー賞の受賞作・候補作の一覧。  ブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第15回 インターナショナル・ダガー賞」(2014-05-22)も合わせてお読みください。 Index インターナショナル・ダガー賞とは? インターナショナル・ダガー賞 受賞作一覧 インターナショナル・ダガー賞 受賞作・候補作一覧2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 【データ】2006年~...
  • 韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」で実施された2011年日本ミステリランキング
    2012年2月17日  日本ミステリファンが集う韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」(일본 미스터리 즐기기)で実施されたミステリランキングの結果を紹介する。  2週間ほど前に紹介した「ハウミステリ」のランキングは2011年に韓国で出版されたすべてのミステリ小説(韓国国内作品・翻訳作品)が対象になっていたが、「日本ミステリを楽しむ」のランキングはその名の通り、2011年に韓国で出版された日本ミステリが対象になっている。 関連記事:韓国のWebサイト「ハウミステリ」で実施された2011年ミステリランキング (2012年2月2日) Index 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2011年 [발표] 우리가 뽑은 2011년 일본 미스터리 (2012-02-12) 対象: 2011年に韓国で翻訳出版された日本のミステリ小説。...
  • 『ミステリマガジン』2007年6月号 特集:面白さは国境を越える
    2010年6月19日  日本のミステリの海外での出版(主に英訳)について特集した『ミステリマガジン』2007年6月号(早川書房公式サイト)を最近読んだので、その内容紹介。 特集 面白さは国境を越える――ニッポン小説の実力 <特集記事> マーク・シュライバー/Mark Schreiber (高山真由美訳)   「日本ミステリ英訳史――受容から創造へ」(pp.20-23) ジェフ・キングストン/Jeff Kingston (高山真由美訳)   「宮部みゆきに見る現代日本――Shadow Family(『R.P.G』)を読む」(pp.24-26) 川村湊 「村上春樹の"人生"というゲーム」(pp.28-31) 冲方丁 「輸出することは驚きを輸入することである」(pp.32-33) 香山二三郎 「この日本ミステリを輸出せよ!」(pp.34-...
  • 韓国での推理小説の刊行状況(2008年)
    韓国での推理小説刊行状況 1 2009年11月9日 ☆「アジア本格リーグ」の刊行  今年(2009年)9月、講談社から「島田荘司選 アジア本格リーグ」の刊行が開始された。これは、今まで欧米作品の陰に隠れてあまり顧みられていなかった、アジア各地域の推理小説を刊行するという画期的なもので、第1回配本では「台湾」「タイ」の作品が刊行された。巻末予告を見ると、さらに「韓国」「中国」「インド」「インドネシア」の作品の刊行が予定されているという。  さて、ではこれらの地域では、刊行予定のもの以外に、いったいどのような推理小説が刊行されているのだろうか。  台湾の推理小説については、taipeimonochromeさんが「taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂」で以前から積極的に紹介なさっており、多くの未訳作品の批評を読むことができる。 ...
  • 英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、ライトノベル
    2012年10月19日 最終更新:2015年2月13日  2年前に作成した「英訳された日本の推理小説/ミステリ」の姉妹編。英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、およびライトノベルのリスト。 日本SF・ファンタジー小説の英訳レーベル、ハイカソル  日本のSFやファンタジー小説の英訳は現在、アメリカのビズメディア(VIZ Media)のレーベル、ハイカソル(Haikasoru、公式サイト)で次々と出版されている。ビズメディアは小学館や集英社の子会社で、北米での漫画の翻訳出版などを主に手掛けている。そのビズメディアが2009年7月に創刊したハイカソルは日本のSFやファンタジー小説の英訳に特化したレーベル。創刊ラインナップは小川一水『時砂の王』と桜坂洋『All You Need Is Kill』で、続けて同年9月には野尻抱介『太陽の簒奪者』、乙一『ZOO』を刊行。...
  • Wikipediaで2言語以上で記事が作られている日本の推理作家一覧
    2010年6月6日作成  最近twitter上で「金田一少年の事件簿」が話題になることがあって、その関連で、Wikipediaで「金田一少年の事件簿」の記事が11言語(日本語含む)で作成されているということを知った。  少なくともアジアでは金田一少年とミステリは切っても切れない関係にあって、たとえば韓国では、金田一少年人気が先にあって、その結果「金田一耕助って誰?」ってことで横溝人気に火がついたという経緯がある(韓国の横溝正史ブームと金田一少年の関係はこちらで紹介されている→エキサイトニュース2008年10月17日「韓国で今、横溝正史がヒットするワケ」)。  また、講談社のミステリ叢書《アジア本格リーグ》で刊行された水天一色(すいてんいっしき)『蝶の夢』の巻末解説によると、中国のミステリ作家は金田一少年や名探偵コナンのドラマ・アニメの影響でミステリ好きになった人が多いとか...
  • ソ連/ロシア推理小説略史
    2012年2月4日 注 このページの作成者はロシア語は読めません。 このページは、ロシアの推理小説について書かれた日本語の文献を元に作成されたものです。参考文献の一覧は「こちら」で示してあります。 このページは「ソ連/ロシア推理小説略史」と「ソ連/ロシア推理小説翻訳略史」の両方を兼ねています。 Index 19世紀後半:ガボリオの受容、アレクサンドル・シクリャレフスキーの登場 20世紀初頭:探偵小説小冊子の流行 1920年代前半:《赤い探偵もの》の流行 1920年代後半~1950年代前半:スターリンによる探偵小説圧殺時代/スパイ小説の時代 1953年以降(スターリン死去以降):警察小説の登場 1960年代:「偏狭な愛国主義」からの解放 1970年代:制限下での繁栄 1980年~1991年:亡命作家とペレストロイカ 1992年~:ソ連崩壊以後:世界に通用するミステリ作家...
  • 北欧のミステリ賞
    2013年6月19日  それぞれの賞についての詳細は「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した以下の記事をご覧ください。 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第4回 北欧その1 スウェーデン編 (2013-07-18) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第5回 北欧その2 デンマーク編 (2013-07-25) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第6回 北欧その3 ノルウェー編 (2013-08-22) 非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第7回 北欧その4 アイスランド・フィンランド編 (2013-09-19) ※北欧5か国の作品を対象とする「ガラスの鍵賞」についてもこの回で扱った Index 各推理作家団体の公式サイト スウェーデンのミステリ賞(1)スウェーデン推理作家アカデミーの賞 (2)スウェーデンのその他の賞 デンマークのミステリ賞(1)デンマーク推...
  • ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年)
    2013年7月15日  日本では昨年(2012年)、『東西ミステリーベスト100』の27年ぶりの改訂版が出たが、ドイツ(語圏)でも2002年に「ドイツ語圏ミステリベスト100」のアンケート調査が行われ、その結果が公表されている。先月当サイトで紹介した「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)」はドイツ語圏作品・翻訳作品を区別しないランキングだったが、このページで紹介する2002年のランキングはドイツ語圏の作品のみを対象にしたものである。 Die 100 besten Deutschen Kriminalromane (ミステリファンサイト「Krimi-Forum」)  この2002年のドイツ語圏ミステリベスト100については、ドイツ文学者・翻訳家の福本義憲氏が「ドイツ・ミステリーの忘却装置」(ミステリ同人誌『ROM』117号【非英米...
  • ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧
    2013年6月22日 最終更新:2014年7月31日 ※ページタイトルは「非英語圏作品一覧」としたが、中南米やアフリカ、アジアの作家(およびアジア系の作家)が英語で書いたミステリも含む。 Index フランス・ベルギー ドイツ・スイス イタリア 北欧 中南米 アフリカ アジア フランス・ベルギー  フランス語で書かれたミステリの邦訳。 16 ジョルジュ・シムノン メグレ罠を張る 峯岸久 1976年4月 HM16-1 ポケミス408 メグレと老婦人 日影丈吉 1976年11月 HM16-2 ポケミス622 31 ボアロー&ナルスジャック 影の顔 三輪秀彦 1976年8月 HM31-1 ポケミス475 死者の中から 日影丈吉 1977年6月 HM31-2 ポケミス278 悪魔のような女 北村太郎 1996年7月 HM31-3 ポケミス130 44...
  • ニコニコ動画 ニコニコ生放送に『幻影城』編集長・島崎博さん登場!
    2010年4月21日 19 41 54  2010年4月21日、ニコニコ動画のニコニコ生放送に、島崎博さんが出演しました。  島崎博さんは、日本の推理小説史の中でさまざまな逸話により伝説的になっている探偵小説専門誌『幻影城』(1975年~1979年)の編集長をなさっていた方です。 島崎博さんについて  島崎博さんは1933年・台湾生まれで、現在76、77歳になる訳ですが、今日の生放送の場をセッティングした林依俐さんと、幻影城作家の思い出、手塚治虫や白戸三平の漫画の話などを笑顔で語っていらっしゃって、非常にお元気そうでした。画面を通してとはいえ、今日その謦咳に初めて接することができて感激しました。  島崎さんは、『幻影城』の廃刊後は台湾に戻られ、その後長い間、日本のミステリ界からは島崎さんに連絡がつかないようになっていました。それが一転したのが2004年のことで、詳...
  • このサイトについて
     アジア各地のミステリ作家・ミステリ小説・ミステリ史の紹介と、日本ミステリの海外での刊行情報の掲載がメインのサイトです。 管理人プロフィール  中国語を3年間、韓国語を1年間学んだことがあるミステリファン。本格ミステリ好き。  中国語の小説は辞書なしで一応読めます(理解度は多分70~80%ぐらい)。  韓国語は簡単な文章なら読めますが、小説は基本的には読めません(辞書と時間さえあれば無理ではないですが……)。 19XX年小学生のころにズッコケ三人組シリーズと江戸川乱歩の少年探偵団シリーズで探偵小説の魅力を知る。同じポプラ社のルパンやホームズを読むという定番の流れでミステリファンに。 2006年冬中国語を学び始めて1年半ほど経つ。もともと中国語で書かれた推理小説を読んでみたいと思っていたので、ネット上で調べてみる。 taipeimonochromeさんの「taipeimon...
  • 韓国ミステリ史 第四章 - 韓国推理小説100年の歴史
    2012年6月13日  『韓国ミステリ史 第四章』では、1980年代から20世紀末までを扱っている。 目次 第四章 1980年代~20世紀末: 韓国ミステリ界の隆盛期第一節 韓国ミステリクラブから韓国推理作家協会へ(1)韓国推理作家協会の創設(1983年) (2)韓国推理作家協会主催 韓国推理文学賞 受賞作一覧 (3)韓国推理作家協会と日本推理作家協会の交流 第二節 スポーツ新聞や雑誌での新人作家発掘(1)スポーツ新聞の新春文芸公募 (2)『小説文学』長編推理小説公募 (3)『季刊推理文学』と金来成推理文学賞 第三節 ミステリ専門の出版社も登場(1)国産ミステリ出版の活況 (2)ミステリ読者の団体「韓国ミステリクラブ」の結成 (3)翻訳ミステリの出版 (4)苦戦するミステリ雑誌 第四節 20世紀末: 出版不況の影 第五節 邦訳された1980年代~20世紀末の韓国推理小...
  • 中国のSFの賞「星空賞」、翻訳小説部門で日本の小説が受賞!
    2011年1月19日  中国で2010年に始まったSFの賞、「星空賞」で翻訳小説賞を日本の作品が受賞!(※半年前の話です)  2011年1月18日、伊藤計劃の『ハーモニー』英訳版がアメリカのSFの賞フィリップ・K・ディック賞の候補になったとの情報がもたらされ、Twitter上で話題となった。  (追記:その後、2011年4月、『ハーモニー』のフィリップ・K・ディック賞特別賞の受賞が決まった)  ミステリ界ではかつて、桐野夏生が『OUT』英訳版でアメリカ探偵作家クラブ賞(MWA賞)の1つであるエドガー賞の長編賞にノミネートされ話題になったことがある(2004年)。今回のニュースをきっかけに、以前から気になっていた中国版「星雲賞」(注1)で日本の作品の扱いはどうなっているかなどについて調べていると、中国にはほかにも「銀河賞」(注2)や「星空賞」があり、前者では外国作...
  • 中南米ミステリ邦訳一覧
    2014年8月19日  スペイン語・ポルトガル語のミステリについては「南欧ミステリ邦訳一覧」もご覧ください。 Index アルゼンチン ウルグアイ キューバ コロンビア チリ ニカラグア ペルー ボリビア メキシコ ブラジル 中南米ミステリについての日本語資料  国名50音順。ただし、中南米の国で唯一ポルトガル語を公用語とするブラジルは最後に回した。 アルゼンチン ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges, 1899-1986, Wikipedia)「八岐(やまた)の園」(1941) - 米国『EQMM』第3回短編ミステリ・コンテスト入選作 「死とコンパス」(1942)2作品ともボルヘスの短編集『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫、1993年11月)に収録 アドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy Casares, 1914-1...
  • The Top 100 Japanese Mystery Novels of All Time
    Index The Top 100 Japanese Mystery Novels of All Time (2012) AuthorsAlice Arisugawa Tsumao Awasaka Yukito Ayatsuji Tetsuya Ayukawa Edogawa Rampo Yoichi Funado Keigo Higashino Kiyoshi Kasai Natsuhiko Kyogoku Seicho Matsumoto Yutaka Maya Miyuki Miyabe Go Osaka Arimasa Osawa Mikihiko Renjo Joh Sasaki Soji Shimada Akimitsu Takagi Kaoru Takamura Futaro Yamada Seishi Yokomizo Hideo Yokoyama The other...
  • チェコ推理小説略史
    2013年10月27日 チェコミステリの邦訳一覧(複数の訳書がある場合、ここでは最新のもののみ示す)カレル・チャペック『ひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 カレル・チャペック『もうひとつのポケットからでた話』(栗栖茜訳、海山社、2011年2月) 24編収録 ヴァーツラフ・ジェザーチ『かじ屋横丁事件』(井出弘子訳、岩波書店 岩波少年文庫2075、1974年)(児童文学) エゴン・ホストヴスキー『スパイ』(岡田真吉訳、角川書店、1958年)→ 改題文庫化『秘密諜報員 アルフォンスを捜せ』(角川文庫、1966年) ヨゼフ・シュクヴォレツキー『ノックス師に捧げる10の犯罪』(宮脇孝雄・宮脇裕子訳、出版:The Mysterious Press、発売:早川書房、1991年5月) パヴェル・ヘイツマン『鋼鉄の罠』(田才益夫訳、発行:有楽出版社、発売:...
  • 長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』『続・欧米推理小説翻訳史』
    2011年6月28日 長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』(1992年5月 本の雑誌社/2007年6月 双葉文庫) 1992年5月 本の雑誌社/2007年6月 双葉社 双葉文庫(日本推理作家協会賞受賞作全集72) 1993年5月、第46回日本推理作家協会賞受賞(評論その他の部門) アガサ・クリスティー S・S・ヴァン・ダイン ジョンストン・マッカレー R・オースチン・フリーマン ガストン・ルルー フリーマン・ウィルズ・クロフツ フランス推理小説の怪人たち (書き下ろし) J・S・フレッチャー アルフレッド・マシャール (書き下ろし) 草創期の短篇作家たち (書き下ろし) モーリス・ルブラン (書き下ろし) エドガー・ウォーレス ドイツ文化圏の作家たち (書き下ろし) ディクスン・カー G・K・チェスタトン (書き下ろし) 欧米推理小説翻訳史(『翻訳の世界』連載) 月刊誌『翻訳の...
  • 中国ミステリ史 第六章 - 中国推理小説120年の歴史
    2011年2月10日  『中国ミステリ史 第六章』では、現在(2011年)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリ事情を紹介している。 目次 第六章 現代の中国ミステリ界第一節 北京偵探推理文芸協会の活動 第二節 現代の中国ミステリ作家 第三節 賞・ランキング・雑誌・その他 おわりに 参考文献 第六章 現代の中国ミステリ界 第一節 北京偵探推理文芸協会の活動  先ほど、前述の中国のミステリ情報サイト「推理之門」を見ていたら、「今日は何の日?」コーナーで「船戸与一の67歳の誕生日」などといった情報とともに「韓国推理作家協会設立から28年」という情報が出ていて、そんな情報まで押さえているのかと驚いた(※ 2月8日)。日本の推理作家団体としては、1947年設立の日本推理作家協会と、2000年設立の本格ミステリ作家クラブがある。韓国には、1983年設立の韓国...
  • このアジアミステリを邦訳してほしい! (韓国編)
    2010年4月17日 最終更新:2011年11月20日  どこかの出版社で邦訳してくれないかなあと個人的に思っている作品のタイトルをただ並べていくページ。  (書評などを参考にしているものの、台湾・中国ミステリと違って完全に未読なので、絶対に面白い作品だとは断言できないのですが……) 1.韓国の最新の本格ミステリ小説  韓国の最新の本格ミステリ小説を挙げる。ハン・ドンジンとト・ジンギの作品は韓国のミステリファンの交流サイトなどで高い評価を受けている。ソン・ソニョンは今年長編デビューした作家で、やはりネット上の書評などで高い評価を受けている。 (1)《京城(けいじょう)探偵録》シリーズ - ハン・ドンジン(韓東珍) ネット書店アラジン:『京城探偵録』(2009年1月) ネット書店アラジン:『血の絆 京城探偵録2』(2011年10月)  1作目の内容紹介ページを作り...
  • フランスのミステリ賞
    2013年5月16日 2013年6月14日:「フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)」よりページ分割  フランスのミステリ賞受賞作の邦訳の一覧。ただし一部の賞については、受賞作全体のリストも示しています。  各賞の受賞作はフランスで刊行されたミステリ事典『Dictionnaire des littératures policières』(初版2003年、通称メスプレード事典)の第2版(2007年)で確認し、邦訳状況は国会図書館の蔵書検索等で確認しました。  翻訳ミステリー大賞シンジケートに寄稿した「非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると 第3回 フランス編」も合わせてお読みください。 Index フランス推理小説大賞 フランス推理小説大賞を実は受賞していない(!?)作品 ミステリ批評家賞 813協会賞 冒険小説大賞 パリ警視庁賞 コ...
  • 2009年に台湾で刊行された日本の推理小説
    2010年5月24日  韓国版リストに続いて、2009年に台湾で刊行された日本の推理小説のリストを作りました。自分の好きな作家さんが翻訳されているか、また、どんな表紙絵で刊行されているのか、興味がありましたらどうぞ見ていってください。  以下のリストは、台湾のネット書店「博客来網路書店」で「懸疑/推理小說」を表示し( http //www.books.com.tw/books/bl/bl0506_1.php 日本・欧米・オリジナル含め、推理小説が新しいものから順に表示される)、その中から日本のものを探していくという単純作業によって作られています。  このネット書店で「推理小説」に分類されているものを機械的に拾っているので、中には「何でこれが?」というのも入っているかもしれませんが、そういうものも含めて下で示しました。  ただし、「推理小説」とされているもののうち...
  • 2010年に韓国で刊行された日本の推理小説
    2010年5月26日 先日作った2009年版のリストに続いて、2010年版(正確には、2009年12月から)の、韓国で刊行された日本の推理小説リストを作りました。まさに今現在、韓国ではどのような日本の推理小説が読まれているのか、興味がありましたらどうぞ見ていってください。 (12月から集計しているのは、韓国のミステリ専門誌『季刊ミステリ』の集計期間と一致させるため) リスト作成にあたって 韓国のネット書店「アラジン」で「文学>本格ジャンル小説>推理小説/ミステリ」を検索し、出てきたもののうち日本の作品を、著者名50音順に並べた。  http //www.aladdin.co.kr/shop/wbrowse.aspx?CID=202 BrowseTarget=List 「文学>本格ジャンル小説>ホラー/恐怖小説」の結果も付け加えた(現在2冊のみ。〈ホラー〉と注...
  • イタリア推理小説略史
    2012年7月1日  日本ではイタリアのミステリ小説がそれなりに翻訳されているが、「イタリア・ミステリ」(「イタリアン・ミステリ」と書くべきか?)というものへの注目度は必ずしも高くないように思う。たとえば、『ミステリが読みたい! 2009年版』(早川書房、2008年11月)に掲載の座談会「ミステリの新興勢力 世界のミステリを語る」(小山正、新保博久、平岡敦、穂井田直美)を見てみると、話題の中心はドイツ、スウェーデン、フランス、ロシアのミステリで、ほかにデンマーク、オランダ、フィンランドのミステリ作家にも言及があるが、イタリアへの言及はない。  一方で、近年英語圏ではイタリア・ミステリへの注目度が高まってきているようである。ウォール・ストリート・ジャーナルの2010年7月1日付け記事「Fiction's Global Crime Wave」(英語)では、イタリアのミ...
  • 「新世紀・世界文学ナビ」(毎日新聞)で紹介された作家一覧
    2012年8月2日 最終更新 2013年5月9日  『毎日新聞』東京版朝刊・文化面に2011年4月より載されているコラム「新世紀・世界文学ナビ」で取り上げられた作家と記事見出しの一覧。当初は毎週木曜日掲載。2012年4月から月曜日掲載。2013年4月から「新・世界文学ナビ」にタイトルを変更して東京版夕刊、月1回掲載。  今までに「韓国編」、「中国編」、「台湾編」、「スペイン語圏」、「ポルトガル語圏」、「ラティーノ・ラティーナ編」、「カリブ編」が掲載された。基本的に毎回、作家本人のコメントも付されている。 Index 韓国編・中国編・台湾編 スペイン語圏 ポルトガル語圏 ラティーノ・ラティーナ編 カリブ編 北米編 韓国編・中国編・台湾編 ※作家名の振り仮名はすべて記事に従っている。 新世紀・世界文学ナビ 韓国編 ナビゲーター=きむふな 2011...
  • @wiki全体から「東野圭吾『容疑者Xの献身』がエドガー賞以外に狙える賞は?」で調べる

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