「左近からくり変化の章」の登場人物


深見潤一郎(ふかみ じゅんいちろう)

左近の祖父・橘左衛門の古い友人。腕の良い人形細工師だが、年のせいか物忘れが激しくなっている。
故障した右近の修理を引き受けていた。

深見小夜子(ふかみ さよこ)

人形細工を営む深見潤一郎の孫娘。早くに両親を亡くしているが、性格は快活でおてんばな少女。
リリスという名の黒猫を飼っている。
  • 祖父の秘書・青木に対する態度が原作とアニメとでは異なる。
    原作では青木の不気味な容姿を警戒してか、彼を避けていたが、リリスの墓に線香を供える姿を見てからは誤解が解け、心を許すようになる。
    アニメでは初めから娘のように懐いており、リリスを失った事で落ち込んでいた際には、青木の励ましにより立ち直っている。

青木秋彦(あおき あきひこ)

潤一郎の秘書で、深見家の雑務も行っている。顔に包帯を巻いた不気味な容姿とは裏腹に、人柄の良い穏やかな性格。
アニメでは、左近に人形細工の仕事場に案内し、見学を勧めている。WOWOWのHPによると年齢は40歳。
かつて一人娘を失っており、彼女と同年代の小夜子を実の娘のように可愛がっている。

岸川肇(きしかわ はじめ)

潤一郎の弟子。口の悪い男性で、右近の生意気とも取れる言動は快く思っていない。
  • 原作では序列については言及されてないものの、速見の弟弟子にあたる。
    速見の事を悪く言う一方、彼や吉田と共に飲み屋に行っていた事もあり、心底から嫌っている訳ではないようだ。
  • アニメでは潤一郎の一番弟子という設定。しかしながら、実力は二番弟子の速見には及ばず、犬猿の仲となっている。WOWOWのHPによると年齢は38歳。

速見忠雄(はやみ ただお)

潤一郎の弟子。人形細工師としての腕前は高く、潤一郎から蔵を改造した専用の仕事場を与えられている
しかしながら、酒癖が悪く、潤一郎が蔵を与えたのは彼を締め出すためではないかと岸川に言われている程。
  • 原作では名前のみの登場で、一番弟子。吉田が密かに気にしていた飲み屋の女をものにするなど、女癖の悪さも相当なものと思われる。
  • アニメでは潤一郎の二番弟子。兄弟子の岸川よりも実力が高く、速見自身、岸川を馬鹿にする発言もあって彼との仲は悪い。
    岸川同様口の悪い男として描かれており、ある意味同族嫌悪と言える。
原作では名前のみの登場で、下の名前「忠雄」はアニメで明らかにされた。WOWOWのHPによると年齢は35歳。

吉田保(よしだ たもつ)

潤一郎の末弟子。おっとりした性格で、短気で突っかかりやすい岸川を諌める事もしばしば。
  • 原作では、深入りする左近に「好奇心が猫を殺す」をいう皮肉を投げかける一面も。飲み屋の女を速見にとられてしまったらしい。
  • アニメでは争いの絶えない岸川と速見の仲裁役的ポジションにいる。

白石恵子(しらいし けいこ)

深見家の家政婦。速見忠雄とは恋仲にある。
  • 小夜子を気遣うシーンも見られたものの、やはり彼女にとっては速見が心の大半を占めていると思われる。
  • アニメでは些細な事ですぐ感情的になってしまう女性として描かれている。吉田の「好奇心は~」の台詞も彼女のものに変更されている。

最終更新:2010年06月19日 21:25
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