秋月宗史郎(あきづき そうしろう)
信州の旧家にして資産家でもある秋月家の当主。4人の子供がいる。
古典芸能や古美術を道楽としており、人形浄瑠璃を鑑賞するために左近を自邸に招いた。
百狐を持ち出し失踪した長男・恭一が辻斬りを起こした事に頭を悩ませている。
- アニメでは収集した古美術のコレクションを左近に披露している。三佳曰く倉庫に入ると一時間は戻って来られない程の所有量らしい。
- 恭一が失踪して以降、彼が盗み出したと思われる百狐が刀剣市場に出回らない事を疑問に思うようになっていたが、沖に言葉巧みに呼び寄せられ斬殺される。
秋月二葉(あきづき ふたば)
宗史郎の長女。しっかり者の気丈な女性で、父子家庭の秋月家における母親的存在。
婚約者に銀行員の菊地久志がいるが、傍目から見てもとても良好な仲とは言えない。
- 四帆曰く、好きな人がいたが、宗史郎や恭一に反対されていたらしい。菊地との仲が良くないのもこれが関係している。
秋月三佳(あきづき みか)
宗史郎の次女。三姉妹の中では派手な容姿をしている。喫煙者。
少々我儘だが根は素直な性格。
- アニメでは、百狐に魅せられた恭一に斬りかけられ、辻斬りの件で秋月家が周囲から白い目で見られ嫌がらせを受けた事で、辻斬り犯は恭一だと確信を抱いており、兄に対してあまり良い感情は抱いていない。
- 父の死で動揺して感情的になってしまい、二葉に諌められている。また、恭一の件で四帆とはしばしば口論になりかけた事もある。
秋月四帆(あきづき しほ)
宗史郎の三女で、兄妹の末っ子。
ボーイッシュな性格で、少年っぽい服装と男勝りな言動が特徴だが、根は純朴。
兄・恭一にはよく遊んでもらっており、姉妹の中では最も仲が良かった。
そのため、恭一が失踪し、辻斬り事件が起こった後も、彼の無罪を信じ続けている。
- 一人称は「あたし」(ただし再登場した『浪速写真師聖書地獄』では「オレ」になっている)。ちなみにアニメでは、「オレ」に統一されている。
彼女の男勝りな性格には恭一の影響も少なからずあったと思われる。
- 本章で左近が事件を解決した後、彼に好意を寄せている模様。原作では積極的、アニメでは奥手?
アニメ最終章では左近と綾乃が思い出話に花を咲かせている様子に焼き餅を焼き、その場を立ち去ってしまうなど可愛らしい一面も見せている。
- 原作・アニメ共に最終章にて、進学の準備のため単身で上京してきており、橘家の近所に住んでいると思われる。
- 『浪速写真師聖書地獄』の善吉の台詞と「進学のために上京してきた」という自身の発言からおそらく中学3年生(15歳?)。
- アニメ放映後に発売されたドラマCD『怨恋振袖業火地獄』では、最終章の後に私立の女子高に進学している事が明かされている。
菊地久志(きくち ひさし)
銀行員。宗史郎が選んだ二葉の婚約者。
何かと二葉の気を引こうとするが、臆病で頼りないのにプライドだけは高いという厄介な性格ゆえに殆ど相手にされていない。
その事に対しては本人も少なからず不満を覚えているようだ。
- 原作では、最後のコマで、「もうこんな村はまっぴらだー」と泣きながら車を走らせるシーンがあり、二葉との婚約が解消された可能性がある。
沖克己(おき かつみ)
宗史郎と好のある古美術商。身体が大きく、男気もある事から、女ばかりの秋月家からはかなりの信頼を置かれている模様。
失踪した恭一とも顔見知り。携帯電話を所持している。
- この事件、そして辻斬り事件の真犯人。百狐に魅入られてしまった一人で、秋月家が百狐を所有していると知った後、刀を手に入れるべく、口封じついでに一連の辻斬り事件の濡れ衣を着せるため恭一を殺害、彼の失踪を疑うようになった宗史郎をも始末する。
- アニメでは、宗史郎に古美術を高値で売りつけ、財政を逼迫させて百狐を手放すよう仕向けるなどの工作を行っている。
動機も原作とは一部異なっており、恭一殺害は、彼にに売買を持ちかけるも拒否され、刀を処分すると聞かされた事によるという些細なものだった。
- 左近の作戦にはまり、犯人であると暴かれ、百狐で切りかかるも、振り回した刀が石像に当たって破損、飛んできた刃に刺さり死亡するという哀れな最期を遂げる。
吉田憲二(よしだ けんじ)
村の巡査。恭一の件で何かと落ち着かない秋月家を気遣い、親身になって情報を知らせている。
- 原作では、二葉と切なげに視線を交わしたり、四帆の見ていたビデオに二葉と寄り添う姿が見られる事から、二葉の思い人は彼である可能性が高い。
- アニメでは上記の描写は、本筋に関係ないと判断されたためかカットされている。
秋月恭一(あきづき きょういち)
宗史郎の長男で、二葉・三佳・四帆の兄。
1年前に妖刀「百狐」を持ち出し、失踪。その後村では辻斬り事件が起こり、その犯人だとされている。
次期当主として育てられたせいか短気で我儘な性格だったらしいが、末っ子の四帆からは、姉妹の中で特に仲の良かった事もあり慕われていた。
- 1年前、百狐を手に入れようと執心していた沖に殺害され、百狐神社の紫陽花の下に埋められていた。つまり、辻斬りの犯人ではない。
- アニメでは、三佳を殺しそうになった事で百狐の恐ろしさを感じ、売却を持ちかけた沖に刀を処分すると譲渡を拒否するも、刀に魅入られた彼によって殺され、辻斬り犯の濡れ衣を着せられてしまう。
最終更新:2010年06月19日 21:28