「甲州二ツ国橋梅花地獄」の登場人物


峰瑞穂(みね みずほ)

薫子の大学時代の親友。1年前に広瀬川で溺れ、帰らぬ人となった。
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溺死した本当の理由は、元婚約者の鮎川と共に心中した事によるもの。世間体を考慮して、事故によるものという事にしていた。

峰美穂(みね みほ)

瑞穂の妹で、看護婦。瑞穂とは容姿だけでなく声も似ている。
姉の死に1年経った今も心を痛めている。
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子供の頃から腎臓が悪く、瑞穂の希望により、彼女の腎臓を移植している。

青山文雄(あおやま ふみお)

美穂の恋人で、山梨医大生。
美穂とは1年前に甲府のワープロ教室で知り合って以来、交際を続けている。
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三田伸男(みた のぶお)

瑞穂の同級生で、小学校から高校までずっと一緒だった。臆病な性格の持ち主。
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1年前の心中事件の目撃者。事件が心中に見せかけた偽装殺人であると確定する寸前、彼の証言により、田村らは偽装心中の線を捨てざるを得なくなった。

鮎川光彦(あゆかわ みつひこ)

峰瑞穂の元婚約者。六本木辺りを徘徊するホストのような派手な服装の持ち主。
有名な土建会社社長の次男で、28歳という若さで専務の肩書を持つ。
スピード違反や暴力沙汰を繰り返していた事で知られ、その度に県会議員でもある父親が金と権力で事実を隠匿していた。
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広瀬川にて溺死体で発見される。
瑞穂と心中を図るが、実態は偽装殺人であり、鮎川自身は、複数の女性と関係をもっていた。
専務の肩書を持ってはいたものの、仕事はせず女遊びに精を出していたらしい。

松井裕司(まつい ゆうじ)

バスの運転手。
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熊田義郎(くまだ よしろう)

タクシーの運転手。
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田村(たむら)

日下部署に所属する年配刑事で、階級は巡査部長。
捜査一筋の叩き上げの刑事で、キャリア組エリートの人間である薫子に辛辣な態度で接する。
そのため、右近や薫子からは密かに「胡麻塩頭」と呼ばれている。

佐野(さの)

四富村に駐在する巡査。
田村とは対照的に温和な性格で、年下の薫子に恐縮してしまう程。
左近達に捜査状況を知らせたりと、何かと協力してくれる。

老婆

名前不詳。四富村の慣習に詳しい。
作中では「(守口の)お婆さん」と表記。


更新中
最終更新:2010年02月08日 03:17
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