原作「埃及大王呪術地獄 第四段 オレ達しかいない!!~第五段 左近 挑戦す!!」
▽人物状況(左近&右近、薫子、樽海除く)
- 生存:如月一徹、一色星治、高橋佳恵、浜田浩一郎、田所学
- 死亡:結城麻里
事件二日目 如月逮捕まで残り二十四時間
恩師・如月の容疑を晴らしたいという左近の思いに応え、二十四時間の猶予を与える薫子。
偽証する可能性もあるのではという一色に対し、彼は真実をねじ曲げるような事はしないと断言する。
原作では、「彼」ではなく「二人」となっている。
職員のアリバイ
浜田 |
7時半過ぎに自宅近くのバス停で目撃されている。自宅~博物館までは1時間かかるので犯行時刻に現場にいる事は不可能。 |
高橋 |
事件の起こる前日は実家に帰っており、当日はそこから通勤している(アニメのみ)。 事件当日は、8時頃に駅前のコーヒーショップで朝食をとっており、店内の防犯カメラにも映っていた他、レシートの記載時刻も一致(アニメのみ)している。 |
田所 |
会社に定時連絡を入れた際、長電話をしていたためにアリバイが成立している。会社の方でも確認済み。 |
一色 |
博物館から1時間半もかかる郊外に一人暮らししており、8時45分頃に、館長不在の規則により如月が連絡している。 また、仮に彼が殺したとしても、死亡推定時刻の8時から自宅に45分で戻るのは不可能。 よってアリバイが成立しているが、目撃証言や直接的な証拠はない。 |
如月 |
7時頃に自宅を出たものの、目撃証言が出ていないため、唯一アリバイが不成立である。 |
事件二日目 如月逮捕まで残り二十三時間
行き詰まったため現場に立ち返る左近と右近。
何故犯人はファラオの剣を凶器として使用したのかに理由があると推察する。
ファラオの剣の入手経路
ファラオの剣は一色が直々に買い付けたものだった模様(原作ではヨーロッパで入手したとされている)。
曰くつきの名品で、発掘リストに載っていたものの、第二次大戦の際に紛失し、愛好家の間で密かに取引されていた幻の剣。
長い間表に出てこなかった名品故に、値段も相当なものだったらしく、先代の古美術を売って資金に充てていたようだ。
ファラオの剣の動向
証拠物件故に、依然博物館に戻されていないファラオの剣。学者からも楽しみにされていたらしく、展示会開催までに返還されるのかが心配だと高橋は語る。
如月の証言
一色に電話をした際、受話器の向こうでサイレンの音がしたと証言。
動き出す左近
薫子にファラオの剣の鑑定を頼み、左近は右近と共に短時間で博物館まで来る方法を探す事に。
時刻表とストップウォッチを手に、タクシーなどを使って捜査を進めていく。
向かった先は一色の自宅付近。聞き込みの結果、いつも朝に聴いているクラシックが事件当日は流れていなかった事、
そして事件当日は消防車のサイレンも聞こえていなかったという証言を得る。
事件当日に、博物館付近で出動した消防や警察等の出動記録を調べ、もし出ていた場合その付近に一色が部屋を借りていた、
あるいはホテルに宿泊していた形跡があるかを調べるよう薫子に依頼するが、その際、ファラオの剣が偽物である可能性が高いという鑑定を知らされる。
薫子の調査結果
事件当日、消防車の出動記録があったものの、一色が部屋を借りたりホテルの宿泊していた記録はなかった。
事件二日目 如月逮捕まで残り十九時間
何の証拠も見つからぬ左近と右近は、買い物帰りの高橋に出会う。
その買い物袋には一人暮らしとは思えぬ量の品物が。
どうして事務長のためにそんなに必死に頑張るのかという高橋に、左近は大切な人だからだと答える。
大切な人のためになら誰でも必死になれるというその言葉に高橋は何かを感じる。
夜の博物館
夜、博物館に犯人を呼び出した高橋は、事件当日に自分の部屋に来ていた事を問いただす。
その無実を信じ続ける高橋だが…。
事件三日目 如月逮捕まで残り八時間
早朝、変わり果てた姿で発見された高橋。捜査によると即死だったようだ。
事故と他殺、両方の線から捜査しているという薫子に、左近は、高橋の部屋を調べてほしいと頼む。
おそらく、彼女は一人暮らしではないと左近は推察するが…。
事件三日目 如月逮捕まで残り三時間
副館長室へ赴く左近。夜に高橋に会った際、彼女が非喫煙者にもかかわらず、一色が吸っているのと同じ銘柄を買っていた事から二人の関係を突き止める。
追及する左近に対し、一色はファラオの剣が偽物である事を認めるものの、如月の電話の件がある限り自分のアリバイは崩れないと余裕の態度を見せる。
そんな彼に、左近はそのアリバイを崩してみせると宣言する。
事件三日目 如月逮捕まで残り一時間
偶然通りかかった際に鳴った電話をとる左近。しかし、間違い電話だと判明、通り過ぎようとするも再び同じ電話が鳴り出す。
電話の声の主曰く、この電話は位置が変わると内線の設定が狂ってしまうという特殊な仕様になっているらしい。
事件三日目 如月逮捕まであと十分
タイムリミットが訪れ、如月が連行される直前、ついに左近が到着。
ついに一色のアリバイを崩す方法を突き止める。
最終更新:2010年02月09日 03:13