原作「埃及大王呪術地獄 第六段 暴かれたトリック」
▽人物状況(左近&右近、薫子、樽海除く)
生存:如月一徹、一色星治、浜田浩一郎、田所学
死亡:結城麻里、高橋佳恵
電話検証の比較
事件当日、一色のいた場所に如月が薫子の携帯で電話をかけ、その日の朝を再現
一色に事務室で電話をかけさせた後、浜田・田所にも同様に電話をかけさせ、最後に如月が一色がいた場所に連絡する事で事件の朝を再現
トリックの変更
原作では電話のキー部分にシールを貼る事で番号を入れ替えていたが、無理があると判断され、アニメでは電話自体が特殊な仕様になっていることを利用したものに変更。
その仕様とは、1・2・3と7・8・9の番号が入れ替わっているというもの。
しかし、指定された場所以外に設置すると内線の操作が狂ってしまうという厄介な特性も持ち合わせており、これが事件を解くきっかけを作った。
また、一色が電話を受けた場所は、密かに借りていたアパートではなく、高橋佳恵のアパート。
罠
薫子が一色だけでなく浜田と田所にも電話をかけさせた理由がここに。
配列が変更されている事に気付かなければ、電話は鳴らない。
電話が鳴ったという事は、配線変更を知っており、なおかつそれを配慮して押さねば無理な事なのだ。
左近の誘導尋問
「彼女が殺された部屋」「二つで役割を果たす」
この要素から、一色は 「彼女=高橋」「二つで役割を果たす=コンタクトレンズ」を連想するが、
実際は、「彼女が=館長という可能性もある」「二つで役割を果たす=内裏雛」という所謂引っかけだった。
伏線─「特別展示室の方ですよ」「マスコミの注目を浴びるのが好きだったくせに」
アニメにて新たに言及された場面。
第一段にて死体を発見した高橋の悲鳴を聞き、一色は「特別展示室の方だ」と言い、登場時には後者の台詞で「だった」と過去系を使っている。
広い博物館の中で、彼が高橋の位置を特定しており、尚且つ結城が既に死んでいる事も知っていたという証拠とも言える。
樽海参上
ただ一人姿が見えなかった樽海は電話局にリストを取り寄せていた。おそらく左近に頼まれていたものと思われる。
原作では左近自身が取り寄せていた。
左近の推理通り、事件当日、8時45分に博物館からかけられた相手の電話番号は高橋のものと一致した。
逆上する一色
アリバイを崩され、物証までも挙げられて追い詰められた一色は、机にあったナイフを持ち、左近を人質に逃走を図る。
薫子の車で逃げようと、彼女に鍵をよこすよう要求する一色。それに応じようとする薫子だが…。
高橋の想い
高橋の声で語りかける右近。愛しているが故にずっと待ち続ける覚悟はあった。けれど──。
正気を失った一色はついに左近に襲いかかる。
如月
左近を守るためとっさに割って入った如月が一色を投げ飛ばす。ちなみに原作では、一色は高橋に襲いかかろうとしたところを如月に倒されている。
殺害動機
巨額の資金を投じて偽物を掴まされたという自身のメンツに関わる失態を犯し、それを結城に笑われたから。
結城を殺害した理由は、あまりにも些細なものだった。
人は誰でも間違いを起こすし、起こしたとしても悩みながらも生きていける。しかし、一色は殺人という起こしてはならないミスを犯してしまった。
更に、彼は大きな過ちを犯す──自分を思っていた人を保身のために殺めてしまったという過ちを。
その代償として、一色はそれを心に刻み、悔みながら一生を過ごさねばならないという十字架を背負う事になるのであるのだろうが…。
博物館
館長と副館長がいない現状から、博物館を立て直す事になる如月達。
今度は、先代の理念を受け継いだものになるのであろうか。
数週間後
アニメオリジナルシーン。密室トリックを解く代わりに、左近と右近は薫子にある約束を取り付けていた。
その約束とは、如月が探し続けていた内裏雛の片割れを探し出す事。
言うまでもなく、直前の右近と薫子の車での遣り取りもオリジナルのシーンである。
縁日で人形芸を見せる左近と右近
いかにも最終回的なラストシーン。以降の完全オリジナル展開を嫌う人のために配慮したシーンの可能性もあり?
次回からは新章突入。
最終更新:2010年02月09日 03:18