西側
狗木誠一(クギ セイイチ)
イーリーの影である猟犬。幼馴染の少女と共に島を訪れるが少女は抗争の流れ弾に当たり死亡する。その後、彷徨っている所をイーリーに保護され、5年後幹部になる。1度は島を離れるが、本土での出来事によりまた島へ戻って来る。戌井隼人とは互いを認め合うライバルのような存在である。
葛原宗司(クズハラ ソウジ)
西区画の自警団長で、島の英雄であり、番犬。巨体である。銃を嫌っていて、顔意外を防弾繊維で覆っており、手で銃弾を受け止める。過去の事件により島へ渡ってきた。霧野夕海の保護者。ケリーと恋人関係。
霧野夕海(キリノ ユア)
地下街の飯塚食堂で働いている女の子。島の隅々まで探検し、初めて島の地図を造った。3日としないうちに道が変わるため探検をし続けている。よって島内に最も詳しい。バネ足ジョップリンの1人。
飯塚食堂の女将
葛原いきつけの飯塚食堂を経営している。別居中の夫との間に六人の子供がいる。夕海の養母でもある。
嬰椅麗（エイ イーリー）
西区画を仕切る組織の幹部の一人。中国人と英国人のハーフで青い瞳を持つ。クールな性格のようで、感情をあまり表に出さない。狗木が島に初めて来た時に保護し、恋人を演じていた。現在は狗木を信頼し、影として傍においている。
嬰麗蕾（エイ リーレイ）
西区画を仕切る幹部の一人。イーリーの妹で鉄パイプが武器。片言で喋り、いつも眠そうにしている。可愛いものが大好きで、よくラッツの子供たちを抱きしめている。自分にことを可愛いと言ってくれた人には危害を加えない。
嬰麗凰(エイ リーファン)
西区画を仕切る幹部の一人だったが、父の嬰大人が死んでからはボスになった。イーリーの兄で性格は冷徹で凶暴。いつもイーリーといがみ合っていたが、裏では手を組んでいた。
嬰大人(エイ ターレン)
西区画のボスだった男。イーリー等の父親だが、イーリーにより射殺される。
瀏太飛(リュウ タイフェイ)
西区画を仕切る幹部の一人。中立派で情報管轄を担っている。バネ足ジョップリンの一人。
老師
麗凰とイーリーに護身術を、リーレイに人の殺し方と壊し方を教えた。
フェイ
監禁された時のリーレイの最初の世話係の娘。母親が殺されてから、喉を潰されリーレイの世話係をさせられた。リーレイ解放後も彼女に気に入られたため殺害は免れ、引き続き世話係をすることになった。島から来た男に勘違いから殺された。
