吸血鬼とは?
各説は地の文にある場合は地の文、作中のキャラクターの推論の場合はキャラクター名を()内に表記した
- 地球で発生し進化していった生命が突然変異を起こし、一つずれた世界にリンクした存在(子爵)
- 吸血鬼は、肉体から完全に分離した魂が念力で自分の体を構成する物質を分子・原子レベルで操っている。蝙蝠化・霧化などもその一端(子爵)
- 心臓が弱点の吸血鬼が多いのは、魂であるリモコンの指示を受け取る受信機が心臓だから。弱点ではない吸血鬼は、体のあらゆる部分が受信機とすることができるから。(子爵の友人)
血族
血縁関係の吸血鬼、彼らが繁殖した後天的吸血鬼、支配下の魔女や人狼で構成されている。30人を越えた家系が血族と呼ばれ、4,5巻時点では7つの血族の存在が確認されている。血族の多くは人間を下等な存在とみなし、血族以外の吸血鬼を快く思わず、人外から進化した者や変わり者が多い『組織』を邪道として敵対している。
:ヴィラディス家
|東欧に存在し、一族百人以上、配下千人以上の勢力を有する。血族の中では最も危険と言われる。
:香家
|中国に存在する。人間社会に広く関わりを持ち、正確な人数が把握されない程多くの勢力を持つ。ヴィラディス家への牽制として『組織』には中立の立場を取る。他の血族とは性質がやや異なる。
:チャグズール家
|アフリカ大陸の海岸沿いに広く勢力を持つ。他の血族とは性質がやや異なる。
:アレクサンドロス家
|ロシア・ヨーロッパ・アメリカに複数の拠点を持つ。排他主義傾向が強い。
:熊辺家
|日本に存在するが正確な拠点は不明で、人間社会にもほとんど関わらない。謎が多く、吸血鬼化した人間を元に戻す手がかりを持つと言われる。
:サンフォールド家
|東欧に拠点があり、『組織』に対して強い敵対意識を持つ。一族の数は30人ほどで、現存する血族の中では二番目に弱い。ロアに滅ぼされ、現存するのはディンギルとパメラのみ。
:シュリーメイス家
|女吸血鬼のみで構成され、『組織』に対しても完全に中立の立場を取る。女性限定で血縁以外の吸血鬼も受け入れる。配下に銀狼族がいる。
:ヴィラディス家
|東欧に存在し、一族百人以上、配下千人以上の勢力を有する。血族の中では最も危険と言われる。
:香家
|中国に存在する。人間社会に広く関わりを持ち、正確な人数が把握されない程多くの勢力を持つ。ヴィラディス家への牽制として『組織』には中立の立場を取る。他の血族とは性質がやや異なる。
:チャグズール家
|アフリカ大陸の海岸沿いに広く勢力を持つ。他の血族とは性質がやや異なる。
:アレクサンドロス家
|ロシア・ヨーロッパ・アメリカに複数の拠点を持つ。排他主義傾向が強い。
:熊辺家
|日本に存在するが正確な拠点は不明で、人間社会にもほとんど関わらない。謎が多く、吸血鬼化した人間を元に戻す手がかりを持つと言われる。
:サンフォールド家
|東欧に拠点があり、『組織』に対して強い敵対意識を持つ。一族の数は30人ほどで、現存する血族の中では二番目に弱い。ロアに滅ぼされ、現存するのはディンギルとパメラのみ。
:シュリーメイス家
|女吸血鬼のみで構成され、『組織』に対しても完全に中立の立場を取る。女性限定で血縁以外の吸血鬼も受け入れる。配下に銀狼族がいる。
現時点で消滅したとされる血族
:マーズ家
|当時人間であったロミー以外が死亡したため、血族から除外された。
:聖辺家
|かつて日本に存在したが、人間と交わって自然消滅した。
:リードロック家
|西欧に存在したが、他の血族に滅ぼされた。
:マーズ家
|当時人間であったロミー以外が死亡したため、血族から除外された。
:聖辺家
|かつて日本に存在したが、人間と交わって自然消滅した。
:リードロック家
|西欧に存在したが、他の血族に滅ぼされた。
登場キャラクターの年齢(おおまかに)
年齢が明示された人物については、その時点での年齢を名前の横に併記しました。下段には根拠となる記述、ならびに年齢が確定できない人物については推測の助けになるような記述を並べました。吸血鬼と人狼は肉体年齢と実年齢が一致しないことが多いので、外見年齢の記述は記載していません。
- レリック/フェレット 16歳Ⅰ時点
- 地の文「追い詰められた13歳の少女は、」(Ⅰp180)
- 地の文「以来3年、兄のレリックには」(Ⅰp180)
- 3年前に13歳なのでⅠの時点では16歳になる
- ミヒャエル
- 地の文「少女(ヒルダ)よりも1、2歳年上だろうか。」(Ⅰp12)
- 地の文「少女(フェレット)はあからさまに不機嫌そうな顔を浮かべており、それとは対照的に、少し年上と思われる少年は」(Ⅰp175)
- ヒルダ 16歳Ⅴ時点
- 地の文「確かにレリック達が家に来なくなる数ヶ月前から、突然高飛車な口調でミヒャエルに冷たく当たるようになり」(Ⅴp221)
- 地の文「慌てて首を振ると、12歳の少女は、」(Ⅴp221)
- ミヒャエルがフェレットに告白した時期と同じ年であると思われるので、ヒルダはレリック/フェレットより一つ下ということになる。
- ヴォッド
- ヒルダの母の台詞「市長はとっても若いんですよ、30をとっくに過ぎてるのに、まだ20歳ぐらいにしか見えないんですの」(Ⅰp140)
- 閑音 16歳Ⅰ時点
- 閑音の台詞「木島閑音。日本人。16歳」(Ⅰp70)
- テオ 27歳Ⅱ時点
- テオの台詞「こうみえても、ワシは既に27年もの時を生きておる!」(Ⅱp136)
- ロミー
- ドゥーの台詞「年齢は300歳ぐらいですかねえ。」(Ⅳp134)
- ファニー
- ファニーの台詞「多分、500歳ぐらい」(Ⅳp138)
- アルマ 12歳Ⅳ時点
- ドゥーの台詞「まだ12歳ですか」(Ⅳp223)
年表
時期 | 主な出来事 | 出典 |
1705年頃 | ロミー誕生 | Ⅳ |
1978年 | テオ誕生 | Ⅱ |
1985年 | テオとエルザ出会う | Ⅳ |
1985年頃 | ヴォッドと子爵出会う | Ⅴ |
1988年 | レリック、フェレット、閑音誕生 | Ⅰ |
1989年 | ヒルダ誕生 | Ⅴ |
1990年頃 | テオ吸血鬼になる | Ⅲ |
1994年頃 | マジー吸血鬼になる | Ⅰ |
1994年 | ディートリッヒ一家グローワース島に移住する | Ⅰ |
1994年 | ヴォッド、リュクラム市の市長になる | Ⅲ、Ⅴ |
1998年 | 閑音の家族が吸血鬼に殺される | Ⅰ |
1998年 | 閑音、ヴォッドに出会い食鬼人になる | Ⅰ |
1998年 | マジーの主の吸血鬼死亡 | Ⅰ |
2000年 | ユナ、青髪の人狼に出会う | Ⅴ |
2004年4月 | ヴォッド、子爵を棺に封じ込める | Ⅰ |
2004年5月 | レリックとフェレット旅から帰還 | Ⅰ |
2004年5月 | 閑音とカルギラ、グローワース島に訪れる | Ⅰ |
2004年夏 | バルシュタイン城で格闘大会が行われる | Ⅱ |
2005年 | ルーディーとテレジア、グローワース島に訪れる | Ⅱ |
2005年 | ドイツ南部の村で集団失踪事件 | Ⅳ |
2005年 | サンフォールド家壊滅 | Ⅳ |
2005年 | グローワース島で連続殺人事件 | Ⅴ |