プレイヤーをワクワクさせるイベント演出とその実例
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bakenekosounds
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本記事は ツクールアドベントカレンダー2023 Advent Calendar 2023 の9日目、12/9の記事です
前日12/8は記事はA-9さんの「初めてのツクール作品は涙の味がした」です。
「TODAY」なるゲーム、プレイしてみたいですね!
独学大全は自分も持っていて、ラーニングログをつけてみたりしていました。
半分あたりで積読しているので、続きを読まなくては・・・。
「TODAY」なるゲーム、プレイしてみたいですね!
独学大全は自分も持っていて、ラーニングログをつけてみたりしていました。
半分あたりで積読しているので、続きを読まなくては・・・。
翌日12/10の記事はシンゴビッチさんの「プラグインと動画編集ソフトと素材で戦闘背景で差をつける」です。
自分も読んで差をつけたいと思います。
※ 謎解き脱出しかツクった事がないので戦闘背景とは縁が無いのは内緒・・・
自分も読んで差をつけたいと思います。
※ 謎解き脱出しかツクった事がないので戦闘背景とは縁が無いのは内緒・・・
プレイヤーをワクワクさせるイベント演出とその実例
はじめまして、たちやまです。
ツクール歴は3年程で、謎解き脱出ゲームをツクるのが好きです。
謎解きの仕掛けを作るのも楽しいですが、イベントシーンも作るのも同じくらい楽しい作業です。
※ この記事でのイベントシーンとは、ゲームの節目節目で挿し込まれる、
プレイヤーが特に操作を行わずにゲーム画面を眺めているだけのシーンの事を指すものとします。
※ この記事でのイベントシーンとは、ゲームの節目節目で挿し込まれる、
プレイヤーが特に操作を行わずにゲーム画面を眺めているだけのシーンの事を指すものとします。
ゲームにおけるイベントシーンの目的は多数ありますが、以下2点が主なものと考えています。
1.キャラクターたちによる会話や戦闘シーンをプレイヤーに観劇させる
- コミカル・ワクワクシーン
- ギャグシーン
- シリアスシーン
- 感動シーン
2. ゲームをプレイする上で必要となる情報をプレイヤーに伝える
- ストーリーや背景
- 登場人物
- ゲームのルールやシステム、ヒント
- タスクや目的
この記事では主に1点目、それもワクワクに特化したシーンについて、
実例を交えながら、実装しながら意識した点や、ワクワクを表現するコツをお伝えできればと思います。
実例を交えながら、実装しながら意識した点や、ワクワクを表現するコツをお伝えできればと思います。
なお、詳しい実装方法については別記事で紹介予定です。
ゲームを制作される方の参考になったり、
プレイヤーの皆さんもこれからプレイされるゲームのイベントシーンの見方が変わったり・・・するかもしれません。
プレイヤーの皆さんもこれからプレイされるゲームのイベントシーンの見方が変わったり・・・するかもしれません。
説明の都合上、記事中に「ワクワク」という言葉が何度も登場します。
何回登場したか数えてみてください。
何回登場したか数えてみてください。
イベント演出その1「隠し階段」

ホコリの積もったガラクタがたくさん眠る屋根裏部屋は、常に我々をワクワクさせます。
そんなワクワクする空間へと繋がる階段もまた、ワクワクさを多分に帯びています。
入り口は簡単な謎解きをクリアすることで現れるようにしています。
隠し階段はロマンです。
隠し階段はロマンです。
また、謎解きクリア後に単純に隠し階段が表示されるのではなく、上から階段が徐々に降りてくるギミックを演出しました。
ドット絵や立ち絵そのもののグラフィックも大事ですが、それらの動きや登場のさせ方も同じくらい大事です。
ドット絵や立ち絵そのもののグラフィックも大事ですが、それらの動きや登場のさせ方も同じくらい大事です。
メインとなるマップやキャラクターが姿を見せる前から、さりげなく雰囲気を演出してプレイヤーをワクワクさせましょう。
イベント演出その2「ぽかすか」

主人公と悪霊が戦う勇ましい(?)シーンです。
作中で珍しい戦闘シーンなので、盛り上げつつかわいさも盛り込みたいと考えました。
歩行キャラクターを揺らす演出は、ビビッている様子や踊っている様子など様々な演出に使えるため多用しています。
今回は戦闘する躍動感を表現しました。
フキダシの連続表示にも、よくお世話になっています。
歩行キャラクターを揺らす演出は、ビビッている様子や踊っている様子など様々な演出に使えるため多用しています。
今回は戦闘する躍動感を表現しました。
フキダシの連続表示にも、よくお世話になっています。
そしてこのイベントでは、いわゆる「描き文字」を実装してしました。
ツクールではあまりみない演出ですが、マンガではお馴染みの手法だと思います。
マンガとは違って文字に動きを加える事ができるため、より効果的になっていると思います。
ツクールではあまりみない演出ですが、マンガではお馴染みの手法だと思います。
マンガとは違って文字に動きを加える事ができるため、より効果的になっていると思います。
絵文字😠💢もちょくちょく使用しています。
プレイするOSやそのほかの環境によって表示が変わったり、ゲームのジャンルや雰囲気によっては合わなかったりしますが、
注意して使えば楽しい表現ができると思います。
プレイするOSやそのほかの環境によって表示が変わったり、ゲームのジャンルや雰囲気によっては合わなかったりしますが、
注意して使えば楽しい表現ができると思います。
ネコと悪霊のへっぽこな争いをかわいく表現できた、お気に入りのイベントシーンです。
イベント演出その3「ニャンニャントレイン」

ネコたちがダンスするシーンのイベントです。通称ネコザイル。
元ネタはゲーミングインコです。
開発中のデータを覗くと「ゲーミングネコ」というメモが残されていました。
開発中のデータを覗くと「ゲーミングネコ」というメモが残されていました。
当初は主人公のねこ1匹でグルグルする予定でしたが、シナリオの流れで3匹になった結果、
ネコザイル感あふるるシーンとなりました。
ネコザイル感あふるるシーンとなりました。
会話ウィンドウの掛け声も、ウィンドウいっぱいに文字が並び、元気に踊る "圧" を感じられます。
背景の色調が目まぐるしく変化していますが、この辺りはゲーミングインコそのままです。
ゲーミングインコ自体がインパクト大な絵なので、参考にすることで順当に楽しく仕上がったイベントでした。
ゲーミングインコ自体がインパクト大な絵なので、参考にすることで順当に楽しく仕上がったイベントでした。
イベント演出その4「事務所すぽーん」

主人公の事務所として登場する列車が浮き上がるシーンです。
とあるキャラクターの力強さを見せるにはどうすればよいかと考えた結果、「事務所が吹き飛べばいいじゃない」という結論に至りました。
事務所として列車のチップを用いていたため、事務所を走らせてみたらワクワクするだろうなと常々考えていました。
そのことも頭にあり、今回は事務所を浮き上がらせてみることにしました。
そのことも頭にあり、今回は事務所を浮き上がらせてみることにしました。
事務所自体が浮く際の「フワッと感」や落っこちた際の衝撃など上手く表現できたとは思いますが、
何よりも建物(列車)が浮くという絵がやはり見ていてワクワクするイベントです。
何よりも建物(列車)が浮くという絵がやはり見ていてワクワクするイベントです。
終わりに
という訳で、ワクワクするイベントについて、実例を交えながら記事にしてみました。
みなさんのゲーム制作やプレイに役立ててもらえば嬉しいです!
みなさんのゲーム制作やプレイに役立ててもらえば嬉しいです!
各イベントの実装方法については、また別の記事で詳しく説明したいと思いますので、
ぜひとも本サイトをブックマークしてお待ちください😸
ぜひとも本サイトをブックマークしてお待ちください😸
最後に繰り返しにはなりますが、このページは ツクールアドベントカレンダー2023 Advent Calendar 2023 の9日目の記事です。
クリスマスまでの間、RPGツクールのプロフェッショナル達が毎日交代で貴重な知見を披露するという・・・そんなビッグなイベントでございます。
役に立つ記事が毎日公開されていますので、是非ともご覧くださいませ。
クリスマスまでの間、RPGツクールのプロフェッショナル達が毎日交代で貴重な知見を披露するという・・・そんなビッグなイベントでございます。
役に立つ記事が毎日公開されていますので、是非ともご覧くださいませ。
それでは!
オチャラケ謎解きアドベンチャー『ばけねこ探偵事務所』

記事では紹介しきれませんでしたが、イベントシーンではBGMやSEも大事です。
ぜひともゲーム本編にてご確認くださいませ!😸
ぜひともゲーム本編にてご確認くださいませ!😸
続編も元気に制作中!
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