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バレインタンとホワインタンのまとめ
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バレインタンとホワインタンのまとめ

SS

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匿名ユーザー

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みんなによって作られたショートストーリー達です。



[74氏]

俺「もうすぐでバレンタインも終わりか・・・」
そのとき勢いよく開く部屋のドア。
短髪でスク水のバナナを咥えたロリっ子が入ってきてこう言った。

バ「お主は本当に駄目な奴じゃな!刀が錆びる、切る価値もないわ!!」
そう言って小さな箱を「氏ねよキモオタ共!」の掛け声とともに投げつけてきた。

開けてみたらチョコだった。

その女の子?
疲れたらしくて部屋のソファーで寝てるよ。


[121氏]

2月14日、バレンタインデー。俺はかなり鬱になっていた。
パソコンを開き、ネットの他人相手に愚痴をこぼす。
そして、気付いた時にはエロゲーで現実逃避していた。
男「バレンタイン……。死ね!みんな死ね!浮かれんな!」
チョコレートは好きだ。だが、バレンタインは嫌いだ!
カップルなんてみんな幻想だ!そう思っていた矢先に、ドアがノックされた。

?「頼もう!そこにいるのはわかってるのじゃ!」
誰だろう?そう思い、ドアを開けてみた。すると…。
男「き、君は誰なんだい!?」
バ「我輩の名は、バレインと申す者じゃ!とりあえず、死ねキモオタ!」
男「うわ!いきなり何を…」
バレインと名乗るロリな女の子は、チョコを投げつけてきた。
バ「お主のようなキモオタに食わせるチョコはねぇ!死ね!」
男「い、言ってる事と、やってる事が違う!」

一通り投げ終わると、お腹が空いたのか、バナナを食べだした。
バ「ふぅ。腹が減っては、戦が出来ないのじゃ。お主も心得ておけ」
男「……なんなんだ、この子…」

バレインと名乗る少女は、ソファの上でくつろいでいる。
どうしょうもないので、エロゲーを再開する。
男「ハァハァ……バレンタインなんて俺には関係ない…」
バ「そこの不埒者!何をしてるのじゃ?」
男「エロゲーですが、なにか?」
バ「お主はこんな大切な日に、不埒なことをしておるのか?けしからん!」
バレインは、いきなり刀を取り出し、パソコンを破壊した。

男「お、俺のFMVがあああああ!エロゲーがあああああ!」
バ「反省するのじゃ。お主には、修行が必要じゃ!」
男「こ、この野郎!なんてことしてくれるんだ!」
バ「ち、近寄るでない!このキモオタ!汚れるではないか!」
男「俺はキモオタなんかじゃねぇ!少なくとも脳内では!」
バレインは、またチョコを投げ始める。バナナを食べながら。

バ「それ以上、喋るでないぞキモオタ!貴様に人権などないのじゃ!死ね!」
男「……もう、帰ってくれよ…」

バレインのせいで、パソコンが使えない。2ちゃんで愚痴をこぼせない。
エロゲーが出来ない。最悪だ。しかも、部屋はチョコまみれ。
やっぱり、バレンタインなんて、糞だ。もう嫌だ。死にたい。
男「はぁ…もう、死にたい」
バ「どうしたのじゃ、キモオタ?元気を出せ」
男「あなたのせいなんですけど…」
バ「キモオタ、人のせいにするなど、盗人猛々しいぞ!反省をするのじゃ」
男「な、何故俺が、反省をしなくちゃ…」

バレインは、のん気にバナナを食べている。もう、三本目だ。
そして俺は気付いた。この子、性格はキツイが、見た目は可愛いじゃないか。
しかも、スク水に、ロリでショートカットなんて、最高じゃないか。
バ「何をじろじろ見ておるのじゃ?刀が珍しいのか?」
男「……いや、そういうわけではありません」
バ「なんだか、暗いのぉ。我の隣に来て、悩みを話せ。さあ、遠慮はいらん、ちこうよれ」
男「良いんですか!?」
バ「本気にするでない!キモオタの分際で我の隣に座ろうなど、言語道断じゃ!」
そう言って、またチョコを投げつけてきた。どこに隠してあるんだ?
男「……キツイなぁ…」

バレインが部屋に現れて、何時間か経った時、窓がいきなり割れた。
今度は一体誰なんだよ!?見ると、金髪で巻き毛のミニスカメイド
が入ってきた。
?「私はホワインという名前ですわ。今日はホワイトデーでございますわね?」
男「い、いや今日はバレンタインデーですが…」
ホ「え!?私としたことが、それは申し訳ございません///」
バ「姉者、いい加減にその天然を直せと、いつも言っておろう」
ホ「あらぁ?バレイン、姉である私にそんな口の聞き方は、ないんでなくて?」
男「ちょ、ちょっと待て。君達は、姉妹なのか?」

バレインは、当然のように頷いた。
バ「いかにも、その通りじゃ。出来の悪い、ダメ姉だがな」
ホ「なんですって?ぶち殺しますわよ?」
バ「姉者の役目はないのじゃ。さっさと去れ」
ホ「もう怒りましたわよ!ぶち殺してさしあげますわ!」
そう言って、ホワインはバレインの方へと向かっていく。だが、何かに
つまづいて、俺にのしかかるように、倒れた。

男「大丈夫ですか?お姉さん」
ホ「あっ…私としたことが、殿方の上に乗るだなんて…恥ずかしいですわ…」
バ「こ、こらぁ!早く姉者から、どくのじゃ!このキモオタぁぁ!」
ホ「なぁに?もしかして、妬いてるのかな?バレインちゃん♪」
バ「そ、そんな訳なかろう!キモオタなんか死ねば良いのじゃ!」

バレインは、姉であるホワインを突き飛ばした。その拍子に、今度は
バレインがのしかかってきた。そして、はずみでキスしてしまった。
男「……あっ」
バ「な、な、な、なんてことをするぅぅ!土下座をしろぉぉぉ!」
ホ「あら?盛りのついた猿のようね、バレイン。そんなにそのお方が好きなのかしら?」
バ「そんな訳なかろう!姉者は黙っておれ!」
バレインは切れたのか、俺とホワインにチョコをぶつけてきた。
男「うわっ、またかよ!止めろって」
バ「やかましい!死ね!キモオタのくせに!我に接吻などしおってからに!」
男「あ、あれは偶然であって…」

その時、ホワインが冷めた目をしながら、バレインの腕をつかんだ。
そして、頭をこつりとぶった。
ホ「私にチョコを投げたらダメと、あれほど言ったでしょう?」
バ「あ、姉者…。で、でも…」
ホ「これは、掟なのよ?わかっているのかしら?」
バ「……すまぬ…我を許せ…」
ホ「…良い?これからは、高級ブランド品しか投げてきちゃダメよ?」

男「お返しは三倍返しでキターーーーーーーーー!!」

二人の姉妹のおかげで、部屋はボロボロになってしまった。
今頃、カップルのゲロ共は、チョコを体につけながら
「ほら、全部舐めとって」みたいなプレイをしてるんだろーな…。
バレンタイン記念ファックか……。めでてぇこった。みんな死ね!

ホ「ねぇ、そこのキモオタさん?掃除でもして差し上げましょうか?」
男「え?良いんですか?頼みますよ、バレインのせいで散らかって…」
バ「我のせいではない!お主がキモイからいけないのじゃ」
ホ「本当にこの子は、毒舌で困りますわぁ…」
男「まったくそうですよ!ホワインさんはまともなようですね」
バ「我が異常だと抜かすのか、キモオタ!お主は我に斬られたいのか」

ホワインさんは、バレインを無視しながら、掃除をし始める。ミニスカ
を穿いているためか、下着が見えそうで見えない。ハァハァ…。
約一時間ぐらいかけて、散らばったチョコは片付けられた。
ホ「ふぅ。これで、綺麗になりましたわね」
男「ありがとうございます、ホワインさん」
ホ「お返しは、プラダのバッグにしてくださいね。それ以外だったら、ぷち殺しますわよ?」

男「はめられたあああああああああああああああああ」

バレンタインデーの日は、生まれた時から、現実逃避をしていた。
母親にさえもらったこともない。チョコをもらっている男を妬み、憎み
何度も脳内で拷問を与えながら、殺した。いっそのこと、この世から
チョコを失くそうかと考えたぐらいだ。そんな俺のことだ、今年も
そうやって、ルサンチマンを抱きながら、オナニーして不貞寝するんだと思っていた。
でも、今年は違う。今年はバレインという、幼女と、ホワインというお姉さんがいる。
これは、奇跡だ!だが、困ったことが一つある。

男「すいませんが、お二人とも五分か、十分ぐらい外に出てもらえませんか?」
バ「構わんが、お主は何をする気じゃ?」
ホ「バレイン、殿方には、色々とあるのですよ。ささ、外に出ましょう」
バ「嫌じゃ!こやつが、何のために我らを外に出そうとしてるのか聞きたい」
男「……それは、言えません」
バ「なんじゃと?我に口答えするつもりであるか?」
ホ「バレイン、ほっといてあげましょう。早く外に出るわよ」
男「……頼みます…」
バ「…うぬ…。仕方あるまい、武士の情けじゃ。用が済んだら、呼ぶが良い」
男「本当にすいません。お手数おかけしまして……」

二人が外に出た瞬間に、ズボンを脱ぎ、ティッシュを左に用意した。
そして、俺は今年もするんだ。バレンタイン廃止記念オナニーを……。
男「うはあああああ!バレインたぁぁぁん!もっと罵ってぇ!チョコ投げつけてぇええええ」

これが、俺の毎年恒例行事だ。いくらスク水幼女が来ようが、メイド
お姉さんが来ようが、関係ない。俺は俺の魂を右手に託し、ぶつける。
そして最後、「これが本当のホワイトデーだ!」と叫びながらフィニッシュ
するのだ。

男「こ、これが本当の…」
バ「遅いぞキモオタ!いつまで待たせるつもりじゃ…」
男「……ホワ…イ…ト……デー」
バ「き、貴様!何をしておるのだ!その汚いものを早くしまえ!」
ホ「あらあら、可愛らしいですわね」
男「すいません!今すぐふき取ります!」
バ「それでは足りぬ!我が切ってやるぞ。手をどけるのじゃ」
男「そ、それだけは勘弁してください!」

土下座をして謝ると、バレインは許してくれた。だけど
斬るのを止めて、代わりに特大のチョコを、股間に投げつけてきた。
男「ぐはぁ!!」
バ「二度とそのような奇怪なものを、見せるでないぞ!キモオタ!」
ホ「包茎手術のチャンス、逃しちゃったわねぇ」
男「……いてぇ」

バレンタインデーになってから、もう昼過ぎになってしまった。
まあ、会社もろくに行ってない、半ニートの俺には関係ないことだが。
ホ「さてと、そろそろ私は帰らせて頂きますわ」
男「え?もう行っちゃうんですか?」
ホ「……えぇ。一応、私はホワイトデーの妖精ですので…」
男「まあ、ホワインさんですもんね…」

ホワインさんは、割れた窓からではなく、そっと俺の目の前で
消えていく。微笑んだまま…。
ホ「ホワイトデーになったら、またお逢いしましょう……」
男「ホワイトデーなんて、俺に来るんですかね?」
ホ「誰の元にも平等に、訪れるものですわ」
男「こんな、短小、包茎、早漏、二次オタ、半ニートの俺でもですか?」
ホ「当たり前です。じゃないと、私たちは来ませんよ」

ホ「それに、私たちが訪れたのは、あなたが深層心理の中で
バレンタインデーを望んでいたからです」
男「そんなはずは…」

俺がそう言い掛けた頃には、もうホワインさんは消えていた。
なんだか、切なくて、悲しくなった。

ホワインさんの言葉をもう一度、考えていた。自分が本当はバレンタイン
を望んでいただと?そんなはずあるわけない……。でも、ならばどうして
こんな二人が俺の元に来たのだろうか?
男「バレインたん、どうして……俺の家に来たのかな?」
バ「決まっておろう。バレンタインだからじゃ」
男「でも、俺みたいなキモい男の所に来なくても、良かったじゃないか?
世の中には、イケメンがいっぱいいるのに、どうして俺みたいなキモオタ
で、自分を正面から見れないような男の所に来たんだい?」

俺がそう言うと、バレインは今までで一番可愛い笑顔で、俺の
頭をなでてくれた。フケだらけで、ハゲかかった俺の頭を……。

バ「キモオタだって、バレンタインを楽しむ権利はあるのじゃぞ?」
男「……バレインたん…」
バ「たんづけは止めろ。ともかく、我は誰にでも平等なのじゃ」
男「本当に……?」
バ「キモオタだろうが、ブサイクだろうが、関係ないのじゃ。心得ておけ」

そう言って、俺の口を無理やり開けて、チョコを入れてくれた。
バ「美味しいだろ?お主のタバコのせいで腐った舌でも、味はわかるはずじゃ」
男「……うぐぅ…おいしい……です…」
泣きながら食べたそのチョコは、生まれてから、一番おいしかった。
その味を一言で表現するなら、愛の味だった……。

甘い、甘いチョコが、涙でほんの少しだけ、しょっぱく感じた。
生まれて初めて、女の子からチョコをもらえた。それだけが嬉しい。
母親は、俺を産んですぐに逃げた。父親は、毎日のように俺を
罵倒した。「化け物」と言われたこともあった。殴られたり、タバコを
押し付けられたりもした。
小学校でも俺は、一人ぼっちだった。中学校に入学した時も、すぐに
いじめられた。とても、口には出せないような壮絶ないじめだった。
高校では、誰からも相手にされなくなった。あの頃の心の支えは、二次元の
萌えキャラだけだった。俺は、人生に絶望していた。

バ「いつまで泣いておるつもりじゃ?男だったら、シャキっとせぬか!」
男「……ごめん…昔のことを思い出して……」
バ「……お主の過去はよく知っておる。我は妖精だからな」
男「……俺は、誰にも認められなかった。発言することも許されなかった。
それは、俺がキモオタだからじゃない。俺が、ブサイクだからなんだ……」
バ「わかっておる。お主が辛い思いを経験してきたのは、重々承知じゃ」

男「こんなブサイクな俺は、見世物小屋で暮らした方が良いのかもしれない」
バ「お主はまだ、わかってないようじゃな。修行が足りん証拠じゃ」
バレインは、俺の胸の辺りをさすりながら、俺の目を見つめた。

バ「誰しも、大切なのは、心の綺麗さじゃ。見た目が醜悪だとしても、お主の
ハートは汚れてはいないぞ。我が申すのだから、間違いない」

俺はまた、大粒の涙を流した。心から、バレンタインへの憎しみが消えていくように感じた。

どれだけ、自分を嫌っただろうか。鏡を見るたびに吐き気を催した。
こんな俺に人を愛す資格も、愛される資格もないと思っていた。
実際、俺は誰かに、愛された記憶がなかった。愛なんて、この世界には
ないとさえ思っていた。でも、バレインに言われて、初めて気付いたんだ。
ブランキージェットシティの、『赤いタンバリン』で唄われたように
人は愛し合うために生きてるという噂を、少し信じられたような気がした。

バ「もう泣くのはよせ。我まで悲しくなってしまうではないか」
男「こ、この涙は、悲しくて出てるんじゃないんだ…。嬉しくて…」
バ「ならば、笑え。嬉しい時には、人は笑うものじゃぞ」
男「バレイン……うぐぅ…ひっぐ……」
バ「まだ泣き止まぬようじゃな。仕方ない。我が一肌脱いでやろう」
男「一肌脱ぐって…裸になるんですか!?」
バ「ば、馬鹿者!お主は本当に無知な奴じゃな。泣き止むのを手伝ってやると
申しておるのじゃ」
男「……で、でも…涙が…止まってくれない……」

次の瞬間、とても温かい感覚が、俺に伝わった。バレインは、俺を抱きしめてくれた。
バ「…どうじゃ?温かいであろう?泣くのを止めるのじゃ」
男「…温かい…。これが、ぬくもりというものか…」
バ「感謝せい。お主の心の傷という名のチョコを、我が溶かしてしんぜようぞ」

エロゲーや、ギャルゲーじゃ満たされなかった、何かを感じられた。
これが、愛の力なんだろうか?生まれて初めて、俺は誰かに愛された。
死ぬほど大嫌いな、バレンタインデーに、初めて「ありがとう」と心の中で呟いた。

気がつくと、バレインをずっと抱きしめていた。怒ると思ってたけど
バレインは怒らなかった。心の傷という名前の焦げ付いたチョコが
どんどん、俺の中で溶けていく気がした。バレインの力なんだろうか?
いや、違う。きっとこれは、特殊能力なんかじゃないんだ。
誰しもが持ってる、優しさや、愛という当たり前の力なんだ。

バ「い、いつまでこうしておるつもりじゃ?」
男「ご、ごめん。もしかして、怒ったの?」
バ「いや。お主が望むのなら、このままでも良いぞ?」
男「それじゃあ、遠慮なく…」
バ「こ、こりゃ!力が強すぎだぞ!」
男「ご、ごめん。つい、強く抱きしめたくなって…」

バ「馬鹿者。強くすれば良いものではないぞ。優しく、包み込むように抱け」
男「優しく…ですか。でも、俺は優しさってどういうものか分からなくて…」
バ「ならば、我が優しさをお主に伝授してやろうぞ」
そう言うと、バレインは俺の髪の毛をつかみ、頭を自分の膝の上に置いた。
完全に、膝枕である。

バ「どうじゃ?気持ち良かろう?我も姉者によくされたのじゃ。光栄に思うが良い」
男「……あ、あの…」
バ「なんじゃ?」
男「耳掃除もしてもらえると、もっと気持ち良いのですが…」
バ「調子に乗るでない!馬鹿者!」

そうか、これが幸せってやつか。この気持ちを、言葉では表現出来ないな。
もはや、『萌え』なんて単語を超越した、新しい感情だ……。

今度は、俺が膝枕をしてあげた。最初に会った頃と今は全然違う。
ほんの少し、バレインは優しくなった。ツンツンからデレデレに?
そんな妄想をしてみた。

バ「お主は、自分のことをどう思っているのじゃ?」
男「…そうだなぁ、さっきまでは生きる価値のない糞だと思っていたよ。
でも、今は違う。なんだか、自分に自信がわいてきたかもしれない」
バ「そうか…お主は成長が早いようじゃな」
男「バレインのおかげだよ……」
バ「我は何もしておらん。お主が、自分と向き合った結果じゃ」
男「そうかなぁ?」
バ「そうじゃ。我が言うことに、一片の狂いはないのじゃ」

気がつくと、時計はもうすぐ、十一時を示そうとしていた。
バレンタインデーも残り、わずかだ。どうしてだろう?
あんなに早く終わって欲しかったバレンタインデーなのに……。
今は、ずっとこのまま、終わって欲しくないような気がした。
ふいに、バレインは立ち上がる。

男「どうしたんだい?」
バ「そろそろ、我の役目も、終わりを迎えるようじゃな…」
男「終わりって……まさか」
バ「我は、バレンタインの妖精じゃぞ?バレンタインが終われば、消えるのがさだめなのじゃ」

バレインが消える!?そんな……ウソだろ!?ウソだと言ってくれよ!

バレンタインが終われば、バレインは消える。頭の中で何回も
その言葉が、グルグルと回った。時間はもう、残りわずかだ。
もう、あきらめるしかないのだろうか?終わらないでバレンタイン!
心の中で叫んだって、時計は十二時の方向に進んでいく。

バ「後、少しで我は消えるのじゃ。お主には迷惑をかけたな」
男「迷惑だなんて…ほ、本当にこのまま消えるのですか?」
バ「それは、決められておる。シンデレラみたいなものじゃ」
男「……行かないでくれ!ずっと一緒にいよう!」
精一杯の声で叫んでいた。でも、バレインは微笑み、俺にチョコを渡した。

バ「これは、成長した人間にしか渡さぬ、貴重なチョコじゃ。お主にやろう」
男「……ちょ、チョコなんていらない!俺は君が…バレインが欲しいんだ!」
バ「……それは、無理な相談じゃ。男らしく、あきらめろ」
男「君しか俺には、いないんだ!頼むよ!」
バレインは、叫ぶ俺にそっと、優しくキスをしてくれた。
時計の針は、十二時になろうとしていた。
だんだんと、バレインの体が薄くなっていく……。こらえ切れず、また
涙が零れ落ちた。

バ「もう、我は行かねばならぬ…」

時計の針が、運命の時を刻んだ。涙でぼやける視界で、俺は
足の先から消えていく、バレインをじっと見つめていた。
無力感に襲われる。今すぐ、抱きしめるか、ロープで縛って
監禁してしまいたい衝動に駆られた。でも、俺はそうしなかった。

それをバレインが望んでいないからだ……。

男「もう、お別れなんですね……」
バ「うむ。時は来たのだ」
男「……どうしょうもないですよね」
バ「これは、掟なのじゃ。今更変えることは出来ぬ…ただ…」
男「ただ……なんですか?」

今にも消えそうなバレインが、俺に最後の言葉を告げた。はっきりとは
聞き取れなかった。でも、その言葉は俺の鼓膜ではなく、心に響いた。

バ「最後に、言っておく。また、来年になれば、逢える…。それまで、達者で暮らせ」
そう言い残し、バレインは跡形もなく、消えていった。
俺は、最後にもらったチョコレートを、胸に抱きしめた……。
おしまい。


[107氏]

女「ごめん・・・・・・君のこと友達としか見れないから」
俺「えっ?」

2月14日0:01
オレ、フラレル


4時間前、俺は決心して電話をかけた
相手は最近仲良くなった俺と同じ大学のセンパイだ
俺「あ、もしもし、俺です俺」
女「ん、新手の詐欺か、きる」
俺「ちょっ、俺ですよ。大学の後輩の・・・
  ってぜんぜん新手じゃないですよその詐欺」
女「ああ何だ君か、で何、用事」
俺「はい、今日ひまですか?」
女「ああ悪い、いま友達と飲んでるんだ」
俺「大切な話しがあるんです」
女「電話でいいだろ」
俺「会って直接話したいんです」
女「・・・わかった、今飲み始めたとこだからあと3時間ぐらいかかるが・・・」
俺「それでも構いません!」
女「それじゃいつもの場所で」
俺「はい!」

いつもの場所それは二人の待ち合わせ場所
行くまでの間いろんな思いが募る
俺は先輩のおかげでアニヲタを卒業できたようなもんだ
先輩がいなかったら今ごろは偉人レベルだ
その先輩にきょう告白するのだと思うと・・・
会ったときから好きだったが勇気が無かったけど
それに今日は先輩の誕生日だし思い切っていかないと

結局先輩は12時近くなってから来てくれた、んで出会い頭に
俺「好きです、付き合ってください」
女「ごめん・・・・・・君のこと友達としか見れないから」
俺「えっ?」
速答かよ、うわああああああああああああああああああ
俺「ですよね~じゃ帰ります」
女「ちょ」
先輩が何か言う前に俺は全力で失踪した
うはwwwww俺明日からまたアニヲタケテーイwwっうぇwww

もうなにもやるきしない
もうエロゲ以外なにもやるきしない
俺「そういえば今日バレンタインか・・・」
そうつぶやきながらドアノブ手をかけた
そのとき勢いよく開く部屋のドア。
短髪でスク水のバナナを咥えたロリっ子が入出てきてこう言った。

?「お主は本当に駄目な奴じゃな!刀が錆びる、切る価値もないわ!!
  氏ねよキモオタ!」の掛け声とともに何かを投げつけてきた。

俺「えっ、うは」
そのなにかが脳天直撃した
拾い上げてみるときれいな箱だった
俺「いた~なんだよってか誰だよおまえ人のうちで」
ロリっ子は俺の大好物だったがふられて
いらいらしていたのでついそんなことを言ってしまった
?「うるさいこの青二才が、お主それでも男か、好いたおなごに
  一回振られたぐらいで押しもせんで帰ってくるとは情けないわ!」
俺「何でそのことしってんだよ!」
?「お主の顔にそうかいてあるわ!
  たわけ、何でそのまま帰ってきたんじゃ」
俺「無理だよ、俺にはもう・・・」
?「ああ、イライラするのお、お主には乙女心がわかっとらんのじゃ
  女は押せば落ちるもんじゃ箱の中身食うたらわしについて来い。
  乙女ごころちゅーもんを教えてやるわ」
俺「箱の中身・・・?ん、チョコ・・・ウマイ・・・・・・っておい待てもう十二時過ぎてるぞ。
  ってかすくみずはヤバイからまず着替えろよ、ってだから待てっておーい」

これが俺と彼女の始まりだった

俺「ちょっ、まてよ!」
?「なんじゃ五月蝿いの~このバレイン様がわざわざ乙女心を教えてやると言うてるのに」
俺「なんかよく分からないけど分かったからちょっと待て」
バ「この期に及んで女々しいぞお主」
俺「とりあえずお前のその服装をどうにかしてくれ。俺がつかまる」
バ「お前ではない、バレイン様と呼ばんかい!うつけが!」
俺「バレイン様とりあえず着替えてください、捕まります」
バ「お主・・・このわしの姿を愚弄する気か・・・この場で殺ってもいいんだぞ」
俺「はひ、めめめ滅相も御座いません」
俺(この幼女ストーリーキングな上に銃刀法違反しちゃってるよ!)
バ「ならよろしい、他に聞きたいことはあるか」
俺「(何で俺の家にいたか聞きたいけど聞いたら殺られるから)
  もうありません」
バ「なら黙ってついてこんか、このとんまが!」
俺「あ、あのどこへ行くんですか?」
バ「もう質問はないときいたが」
俺「す、すみませんでした!
 (ひぃーすんごい怒ってるよ、切れてるよこのひと)」
バ「まあよい教えてやろう、いまからお主とわしはでーとをするんじゃ」
俺「えっ」

バ「先刻も言ったがお主は乙女心がわっかとらん。
  だからお主に教えてやろうといっとるんじゃ」
俺「ええええええええええええええええええええええええええええ」
バ「なんじゃいやなのか、ならばこの場で血まt(ry
俺「いきます、張り切って行かして貰います」
バ「それじゃでーとに出陣じゃ」
俺「おう」
バ「もっと大きな声出せんのか、ハエみたいな音だしおって!」
俺「おおおおおおおおおおううううううう」

ホント今日はついてない日だ(幼女+すくみず、さらにお口にバナナはおいしいけど)

俺「ところでどこまで歩くのですか。バレイン様
 (って俺明らかに年下の幼女になに丁寧語使ってんだ
  しかも様つけて呼んでるし、おれはドMか?もはや奴隷か?
  でもスクみず幼女でもスクみず幼女でもスクみず幼女)」
バ「黙ってついてこんか、たわけ!それともこの場で肉k(ry
俺「い、いえなんでもありません
 (頼むからもう抜刀しないでヒカリモノイクナイ)」
バ「ならいい」
俺「・・・・・・」
バ「そういえばなぜあのおなごにほれたんじゃ?」
俺「えっ」
バ「二度も言わすでない!」
俺「は、はいええとそれはですね
 (ってだからこんな見ず知らずの子になぜそこまで
  でもスクみず幼女でもスクみず幼女でもスクみず幼女)」
バ「早く言わんか、わしは気が短いんじゃ」
俺「あ、あのそれはじつは僕がひとめぼれしまして・・・大学の近くの本屋で最初会いまして、
って言っても一方的に見かけただけなんですけど」

バ「それで・・・・・・」
俺「は、はいそれで彼女の買った本を僕も全部買ったんです。今思えばストーカーですけど
それを寝ずに読んだんです、法律関係の本だったんですけどとっても難しくてでも何とか全部読みきったんですよ
そしてまた本屋に行ったんです、彼女目当てにそしたら偶然彼女がまたいて・・・・」
バ「またそのおなごの手にとった本をかったんじゃな?」
俺「はい。それを二三度繰り返して・・・それで法律に詳しくなれば彼女に近づける気がしたんで法学部に入ったんです
そしたら法学部に彼女が所属していて、その時はすごく嬉しくてどういう訳か変なテンションになっちゃって声掛けようと思って近づいたんですよ
それでがちがちになって頭真っ白になっちゃいまして第一声が『法律に興味あるんですか』って言っちゃったんです、興味なきゃここで学ぶ必要ないだろ!
って話しですよね。しかも興味あるの知ってるくせに第一声がこれですよ、でもね彼女はそんな僕を笑わず『ああすごく興味深い』って答えてくれたんです。
、でその後ここ何週間で身に付けた法律の知識をまるでずっと前からしってるみたいに使って彼女とその日3時間位ずっと法律の話ばっかりで
それでも幸せな3時間でした、多分そのときです本気で惚れたのは、それからは一緒にのみに行ったりして、あっそういえば彼女お酒にめっぽうつy(ry
バ「・・・もうよい」
俺「え、」
バ「もうよいといっている!」
俺「は、はい」

バ「・・・・・・」
俺「・・・・・・」
バ「・・・・・・・・・・」
俺「そ、そういえばもう5時近いですね」
バ「・・・・・・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・」
バ「・・・・・・」
俺「そ、そういえばお腹空きましたね」
バ「・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・」
バ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「あのぉ」
バ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「怒ってます?」
バ「怒ってなどおらぬわ!腹が減ったぁ?わしのチョコでも食って氏ねよキモオタ」
俺「口にひょこふへはいへ!」{口にチョコ詰めないで!}
バ「ほらほら腹が減っているのであろう?ほら食らえ!」
俺「ほうはいははひぐら」{もう入らないってば}
バ「・・・だからお主は乙女心がわかってないといっとるんじゃ・・・・・・」
俺「はひあひひはっは?」{なにかいいました?}
バ「何?もっと食いたいじゃと、そうか、そうか」
俺「くぁwせdrftgyふじこlp;@」

バ「ついたぞ」
俺「・・・」
バ「うむ、いい眺めじゃ」
俺「・・・」
バ「・・・さっきの話解せんな」
俺「はい?」
バ「なぜそこまで手を掛けてきたおなごから手を引けるんじゃ?普通未練が残るはずであろう」
俺「・・・」
バ「何故じゃ?」
俺「だって振られるのってかっこ悪いし
  いつまでも未練たらたらなのもかっこ悪いから・・・」
バ「結局今のお主は自分の身を案ずることつまり振られることを前提にしているからだめなんじゃ」
  その時は全力のつもりでも、所詮相手にはその程度の思いしかつたわっとらん」
俺「・・・俺には最初から無理だったんですよ、女性を相手にすることなんて」
バ「この大馬鹿者!!!!!!!」
バ「今のお主にはあのおなごと話す前の必死さが無いんじゃ!!」
バ「お主のおなごへの好奇心は何処へ行った!おなごをすとーかーの如く追いまわした執念は何処へ行った!、
  そのおなごの興味を引くためにそれまで興味の無かった法学の知識を身につけるための努力は何処へ行った!
  自分から話し掛けるのが苦手なお主がこれまで一度も口を交わしたことの無いおなごに自ら話し掛けた勇気は何処へ行った!
  全部お主自身の中にあるものだろう!ここで出さないでそれを何処で出すというのじゃ!」
俺「・・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・・・・・!」
バ「決心は付いたようじゃな、思い立ったら吉日じゃ、下山するか」

俺「そういえば何で山に連れてきたんですか(デートが山ってないだろ)」
バ「山や自然の前ではな誰しも自分に正直になってすっきりするもんじゃ」
俺(そういや気分いいかも)
バ「山の天候は変わりやすいからさっさと降りるぞ」
俺「ここってかなり高いですけどなんていう山ですか」
バ「日本人のくせに日本一高い山の名も知らんのか」
俺「えええwwっうぇうぇwwwっうぇ」
バ「ほらそこに立て札もあるだろう」
俺「OH this Mt.fuji hahahaha totemokireidane」
バ「気でも違えたか?まあ頭の回転が遅いお主のことじゃ、
  それほどあのおなごのこと気にしておったのだろう」
俺「いや登った記憶無いんだが」
バ「記憶が無くとも事実に変わりは無いじゃろ」
俺「ってか確認しますがここ観光地ですよね?」
バ「確認しなくともそうじゃが」
俺「ですよね!!!そんな所でスクみずはまずいですよね!!!!!」
バ「すくみずとな?お主にはその様にみえるか?まあいい降りるぞ」
俺「『お主には』ってどういう意味ですか?バレイン様」
バ「バレインで良い」
俺「へっ?」
バ「わしにはその堅苦しい様付けは似合わないらしい」
俺「あ、うんわかったバレイン」
バ「おい、こら丁寧語は止めてもいいとはいっとらんぞ」
俺「はいはい、わかりました。バレインw」

俺「今、どれ位まで来たんですかね」
バ「ちょうど半分辺りであろう」
俺「ちょっと休憩しませんか」
バ「お主はほんとに貧弱じゃのう、まあ一息つくか」
俺「はあ良かった、って雨が降ってきましたよ!」
バ「お主が鈍足だからじゃい、ひとまずあの木の下で雨宿りじゃ」

バ「ふぅ全くとんだ災難じゃった」
俺「それにしても大きい樹ですねこれ」
バ「そうじゃな、樹齢が軽く3桁いってそうじゃな」
俺「もしかしたらもっと昔k(ry
バ「ヘックシ」
俺「大丈夫ですか」
バ「大丈夫なものか、お主のせいですっかり体が冷え切ってしまって
  バナナもおとしてしまったでわnヘッヘクシ」
俺「じゃあ俺のコートどうぞ」
バ「そ、そしたらお主が冷えるぞ」
俺「いや、でも俺のせいでもあるし」
バ「ま、まあそうじゃなお主のせいなのだから
  これでどっこいどっこいじゃな」
バ「だがまあ一応礼だけ言っておくぞ」
俺「ふふっ」
バ「何がおかしいんじゃ!」
俺「いやべつに~w」
バ「わ、わしをそんなかおでみるnヘックシ」
俺「フフww」
バ「お主・・・それ以上わしを愚弄するとハラワタぶちm・・・」
俺「わ、わかりました、私が軽率でした(久々の鞘抜きだな;)」
バ「フン、わかればいいんじゃ」

俺「雨やまないですねですね」
バ「・・・・・・・・・・」
俺「もうかれこれ一時間程度でしょうか」
バ「・・・・・・・・・・」
俺「バレイン?」
バ「zzzzz」
俺「寝ちゃったのか?」
俺「さてどうするか?(って考えたとき昔の俺ならきっと手出しちゃってんだろうな
  この娘と会ってまだ一日経ってないんだよな、よく考えると。
  まるで一ヶ月くらい一緒にいた気がする、それぐらい俺はこの娘から何かを得た気がする、不思議な娘だ刀も持ってるし
  バナナずっと咥えてるし、さらにスクみずだし、そういえばこの娘変なこと言ってたきが・・・・)

?「おい」
俺「んん」
?「おい!」
俺「んんんっ」
バ「いいかげん起きんか」
俺「んへへ」
バ「ちょ、こっちに倒れてくるな、ってキャー、
  どこさわっとんじゃ(////)こっこのド助平が!」
俺「んふっあべしっ」
バ「どうじゃいいかげん目が覚めたか・・・」
俺「お陰様で昨晩食べた中華料理をまた堪能できました・・・」
バ「フ、フン、減らず口がたたけるんだから大丈夫じゃな。
  ほら雨が上がったぞ、あのおなごのとこへ行くんじゃろ・・・」
俺「あ、うん」
バ「全く、世話を焼かすな。お主のせいで余計な体力つかってしまったわ!」
俺「あれ、バレイン顔が赤いですよ」
バ「そ、それはお主を叩き起こしてたら疲れただけじゃ」
俺「さっきの雨で風邪を引いたのかも」
バ「ち、ちがうわこの馬鹿者が!」
俺「そ、そうですかならいいですけど」

バ「・・・バカモノ・・・」

俺「顔の赤み引きましたね」
バ「だ、だからほっとけといったのじゃ、このたわけが」
俺「・・・・・・・・・・」
バ「・・・・・・」
俺「あの・・・」
バ「なんじゃ」
俺「いえ・・・・」
バ「・・・そうか・・・・」
俺「・・・・・・・」
バ「・・・・・・・・」
俺「・・・あの」
バ「なんじゃさっきから」
俺「多分なんですけど」
バ「たぶんなんじゃ?」
俺「まよいましたよね?俺達」
バ「ま、迷ったんじゃないわい、こっちが近道なんじゃ」
俺「でもさっきもここ通ったきがします」
バ「き、きのせいじゃ」
俺「でもなんか見たことあるような」
バ「・・・・・・・・・・・・すまん」
俺(やっぱりかーーーーーorz)

バ「・・・・」
俺「・・・・」
バ「あ、あのな、そのな・・・」
俺「ん」
バ「申し訳ない」
俺「しょうがないですよ、先ほどまで雨が降っていて霧も深かったですし」
バ「いいや、わしが悪いんじゃ・・・一人で突っ走って・・・」
俺「気にしなくていいよ
バ「でもわしの所為で
俺「・・・なんかそうゆう考え方バレインタンらしくないよ」
バ「ふぇ?」
俺「なんかいつもとにかく前向きななのがバレインタンなのに
  今のバレインタン後ろしか向いてないよ。まだこんなに明るいから
  ちゃんとしたじゅんろだってみつかるはずだよ」
バ「た、確かにこんなのわしらしくないな、うんまだ時間はあるしくじけてる場合ではないな」
俺「うんそうだよ」
バ「それはそうとお主何ドサクサにまぎれて人の名前にタンつけてよんどるんじゃ・・・」
俺「な、成り行きです」
バ「氏ねよキモオタ!!!」
俺「ひでぶ(この娘立ち直り早すぎ!でもそれもこいつらしいな)」

バ「さあてどうしよっかのう」
俺「まず現在地を確認しなきゃね」
バ「この霧じゃ無理じゃ」
俺「とりあえずじっとしていましょう」

バ「じ、実はお主に聞きたいことがあるんじゃ」
俺「なんですか?」
バ「その、お主は本当にあのおなごが好きなのか?」
俺「えっ」
バ「いや変な意味ではなくて、その、他の女例えば例えばじゃぞ、わ、わしでもいいとか」
俺「彼女じゃなきゃだめなんです」
バ「・・・・・・・そうか」
俺「ええ他の女性ではだめなんです」
バ「さすがじゃぞ、これでまた女々しいことをいったら
  すっ飛ばしてやろうと思っていたぞ」
俺「・・・」
バ「すまぬつまらぬ事を聞いたな」

バ(なにを聞いてるんじゃわしは、
  これではわしの方こそ女々しいではないか・・・・)

バ「霧がうすくなってきたな」
俺「そうですね、これなら辺りを探索できそうですね」
バ「そうじゃな」
俺「足元もが緩いので気をつけて」
バ「わかっておる、お主こそ気をつけろ」
俺「わかってま『ガッ』うわああああああああああ」
左足に力を入れた瞬間に俺の足場であった岩が崩れ、俺はなす術もなく
谷に引きずり込まれていった。・・・・・はずだった。明らかに俺の足元には足場が無い
にもかかわらずだ。浮いているのだ。
はじめは理解できなかったが良くみるとバレインが泣きながら俺を持ち上げていた
そのバレインの背中から羽が生えていた。

バ「自分で足元が・・・緩くなっていると言っておきながら・・・
  自分が落ちるとは・・・
  このわしに迷惑がかかるでは・・・ないか!!!!」
俺「すみませんでした。私はなんともありませんので
  泣かないでください」
バ「泣いてなど・・・おらんわ、お主など
  そのまま死んでしまえばよかったんじゃい」
俺「まあ、落ち着いて」
バ「これが落ち着いてなどいられるか、お主死ぬとこじゃったのだぞ!!!!
  お主が死んだら、わしは、わしは・・・・」

俺「起きましたか?」
バ「わしはまた眠ってしまったのか」
俺「30分程でしたけど」
バ「すまぬ、わしとしたことが取り乱してしまった」
俺「俺のために泣いてくれたのに謝らないでください」
バ「お、お主の為じゃない!お主の両親のがかわいそうで泣いたんじゃ」
俺「はいはいw」
バ「フン」

俺「それよりバレインの背中に羽が・・・」
バ「やはりみられておったか」
俺「ええ」
バ「ぜったいにわしを嫌わぬと約束してくれ、そしたらはなす」
俺「俺がバレインタンをきらうわけないだろ」
バ「その呼び方はやめろ・・・」
俺「は、はい(目がこえええ)」
バ「実はわしは天使なんじゃ」
俺「天使?」
バ「そう、人と人をむすぶキューピッド」
俺「それで」
バ「笑わんのか」
俺「げんにバレインには救われましたいろんな意味で、なので疑う必要が無いです」
バ「そうか話しを続けるぞ、それでお主とあのおなごを結ぶために来たんじゃ
  それができるのがバレンタインデーというわけじゃ」
俺「なるほど」
バ「ちなみにキューピッドの服装はキューピッドを見ている人の理想できまるんじゃ。」
俺「なるほど(スクみずは妥当だ)」

俺「じゃあ俺と先輩をくっつけたら帰るんですか!」
バ「そういう決まりなんじゃ」

バ「なんとか下山できたな」
俺「ええ・・・なんとか(必要な物何一つもってなかったのに・・・)」
バ「お主もあのおなごのことを最後まで諦めなければなんとかなるもんじゃ」
俺「・・・・・・はい」
バ「じゃあな」
俺「えっ先輩とくっつけてから帰るんじゃないんですか!!」
バ「バカモノ、今のおぬしならきっと一人でできるはずじゃ」
バ「お主だけに告白させるのは酷だからわしもしてやる
  わしはお主が世界中の誰よりも大好きじゃ!!!」
俺「えっと、ごめんなさい!」
バ「それでよい今度こそじゃあな、がんばるんじゃぞ」
俺「はいっ」

これで2度目のアタック
先輩の携帯に電話する
俺「あ、もしもし、俺です俺」
女「ん、新手の詐欺か、きる」
俺「ちょ、ちょっと天丼ですか!」
女「何だ君か、そうだちょっと話しがあるからいつもの場所で」
俺「もしもし・・・切れてる」

※当初予定されていたラスト?

バ「勘違いするなっ・・・お主っ・・・!!世間の大人どもが本当のこと言わないなら
  わしが言ってやるっ!好いてる異性に対する{思い}は命よりも{重い}んじゃ・・・」
『ざわ・・・ざわ・・・』『まさかの・・駄洒落落ちっ・・・』


[496氏] バレインタン?

幼女「あのな、あのな、このチョコな‥‥」
男(うっは、ktkr。幼女からチョコ)
バクッ
幼女「うんまーい!!!」
男「え?くれないの?」
幼女「しねよ、きもをたー!!」

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