トレッファスヴァーゲン

トレッファスヴァーゲン


目次

武装

座席 タイプ プライマリ 弾数 セカンダリ 弾数
1番席 操縦手 5.7cm加農砲 180発 無し 無し

解説

ドイツ軍の試作戦車。史実では3両試作されたがA7V 突撃戦車の採用により全て解体された。
設定ミスか前輪に砲弾の被弾判定がないため正面を向けると小さな車体も相まって被弾範囲をかなり小さくできる。
A7Vより小回りが利く。

史実


1916年3月、ソンムの戦いでイギリス軍が投入したマークI戦車に衝撃を受けたドイツ軍最高司令部はそれに対抗する戦車の開発を命じた。契約を受けたブレーメンのハンザ=ロイド社はトラクターを参考に開発を進め、また1915年にイギリスのウィリアム・ジョン・ケリーが考案した概念も取り入れた。
完成したドイツ唯一のビッグ・ホイール型戦車(Treffaswagenは大車輪を意味する)はこれまでの他国製同型戦車より設計及び性能に優れていた反面、車体構造が複雑なため量産に難があった。類似の欠点は1918年にアメリカのホルト社が試作したスチーム・タンクも抱えていた。
前輪は直径3.35メートル、重量18トン、乗組員は車長・操縦手・砲手・装填手の4名、燃料はガソリンを使用し速度は時速5キロ、最大航続距離は25キロだった。ステアリングは後輪が制御した。主砲はロシア軍から大量に鹵獲したベルギー製のノルデンフェルト 26口径57mmカノン砲を採用し、これは後に開発されるA7V 突撃戦車でも採用された。
1917年2月1日に試作車両の準備が整い試験が繰り返されたが、通常の装甲車両より僅かに優れている以外特筆した結果が出なかったためドイツ軍首脳は満足しなかった。次の戦車開発計画で試作されたA7Vが採用・量産決定となったため試作された3両は資材の再利用で同年10月に解体された。
試作車両はそれぞれ細部のデザインが異なり、BF1918に登場するモデルと写真の実車はその中の1つ。


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最終更新:2017年01月11日 01:48
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