マークIV

マークIV 戦車(雄型)


目次

武装

座席 タイプ プライマリ 弾数 セカンダリ 弾数
1番席 操縦手 ルイス軽機関銃 97発 x24 無し 無し
2番席 射撃手 QF 6ポンド6cwtオチキス戦車砲 90発 無し 無し
3番席 射撃手 QF 6ポンド6cwtオチキス戦車砲 90発 無し 無し
4番席 射撃手 オチキス 303口径重機関銃 250発 x9 無し 無し
5番席 射撃手 オチキス 303口径重機関銃 250発 x9 無し 無し

解説

イギリス軍の菱形戦車シリーズの4番目。
BF1918に登場するのは戦車砲を搭載した雄型。
他国の戦車と比較すると戦車砲を2門搭載しているため単純計算で2倍の連射速度を発揮できるが、戦車砲は正面より内側に射撃できず後方には撃てない(機関銃も同様)ことや、性能を発揮するためには複数人必要など運用が難しい。
連合軍の他、同盟軍も鹵獲戦車として使用する。

史実


イギリスが開発した世界初の戦車「マークI」は1916年9月15日のソンムの戦いにおけるイギリス軍の第三次攻勢でデビューし、迎え撃ったドイツ軍に多大な衝撃を与えたものの、実戦投入を急ぎ過ぎたため故障率の高さや劣悪過ぎる居住性など数多くの問題を抱えていた。
1916年10月に設計が開始され1917年3月に製造が開始された改良型「マークIV」は菱形戦車の完成形と呼ばれ、マークIの頃と比較すると問題は大いに改善された。
1917年11月から始まったカンブレーの戦いではマークIVを含む大量の戦車が投入され、イギリス軍の勝利に大いに貢献した(しかしドイツ軍の反撃で多くの損害も受けている)。
マークIVは世界初の戦車戦を経験した車両であり、1918年4月24日、フランスのアミアン近郊でマークIV 3輌(雄型1輌、雌型2輌)とA7V 突撃戦車3輌が遭遇し、雌型2輌が撃破された。
日本陸軍は1918年にイギリスから雌型を1輌輸入し戦車運用の研究に活用した(本来はマークIVの後継で最新型の「マークV」を輸入するつもりであったがイギリスに断られた)。


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最終更新:2024年10月21日 19:38
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