023.聞いて逆毛リーナ♪
「聞いて逆毛リーナ♪ちょっと言いにくいんだけーど」
「聞いて逆毛リーナ♪どうしてこんなモノが入ってるだゴルァ!!神と聖霊の御名においてブチ殺すぞモルァ!!」
「聞いてくれてあーりがと逆毛リーナ♪」
wWw ボクッテイッタイ…>orz
と、「orz」していた僕は、逆毛の箱の中に紙が入っているのに気づく。
「魔法の呪文…?」
よく分からないが、その紙を見てみる。
「みなぎって…北? なにこれ…「w」だらけだし…」
すぽっ。その瞬間、僕はそんな音を聞いた。
「wwwww?」
頭を触ってみる。つんつんとした硬い髪の感触。
「うはwwwwwww何wwww惟wwwやば杉wwww」
というか、言葉もおかしい。
これは…これはもしかして…
これは…これはもしかして…
「無理wwwサポシwwwwwボスケテwww」
というか、これ、抜けないし!!
ぎゅむぎゅむと、頭のそれを引っ張ってみるがうんともすんともいわない。
ぎゅむぎゅむと、頭のそれを引っ張ってみるがうんともすんともいわない。
…
「逆毛wwww阿湖來堵(アコライト)wwww惨状wwww?」
その問いに答える者は、誰もいなかった。
<♂アコライト =>wWw>
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