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算術の公理

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代数学の体系の基礎として必要な公理


1 任意の数、mn に対して、
     mnnm および mnnm が成り立つ。

2 任意の数、mnk に対して、
     (mn)+km+(nk) および (mnkmnk) が成り立つ。

3 任意の数、mnk に対して、
     mnk)=mnmk が成り立つ。

4 数 0 が存在し、任意の数 n に対して次の性質をもつ。
     n+0=n

5 数 1 が存在し、任意の数 n に対して次の性質をもつ。
     n×1=n

6 すべての数 n に対して、次式を満たす数 k が存在する。
     nk= 0

7 任意の数、mnk に対して、
     k≠ 0 であり、kmkn ならば、mn である。

 これ以外の規則は以上の公理から証明することができる。

〔出典:「フェルマーの最終定理」サイモン・シン著(新潮社)、補遺8〕


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