【詳細】
∀ガンダムに登場するウォドムを参考としてビルドされたメイの
ガンプラ。
原型機に比べるとかなり小型化されているものの全体的なシルエットは変わっていない。
巨大な脚部によるハイジャンプを始めとした高い機動力を有し、右腕の
大型ビーム砲、左腕の3連装
ミサイルポッドによる高い火力が特徴。
メイのプレイングスタイルに合わせたカスタマイズが施されており、足グセが悪くその脚部から繰り出す蹴り技もかなりの威力を誇る。
両腕を後ろに伸ばし、脚部を正座するようにたたむことで高速飛行形態への簡易変形が可能。
この状態だと空中の飛行も可能。宇宙空間でもこの状態で移動していたため、スラスターを全て後方に向ける形で推進力を集中させているのかもしれない。
いくつかロックのかけられた武装が存在していることが判明しているが、そのうちの一つは大型ビーム砲をチャージして放つ大出力の砲撃。
残りは不明だが、後半使い始めたバリア(Iフィールド?)ではと考えられている。
装甲の耐久性も高く、バリア展開能力もあり防御力はかなりのレベル。
このガンプラ、第1話から登場している主役達のプラモとしては発売予定がなかなか発表されず、視聴者から疑問視されていたが、とある重大な秘密があり……
実はこのウォドムポッドは、内部に
HER-SELF モビルドールメイを格納している
モビルドールが乗り込んだガンプラ。
格納されたモビルドールとは必要に応じて分離することが可能。
ただ今の所ウォドムポッドの外装が破壊された場面か、実体化のためのエルドラ鏡砂が不足し外装の再現が出来なかったためモビルドールでの活動を余儀なくされた場面でしかメイはモビルドールで活動しておらず、並行して運用している場面は確認できない。
本体がモビルドールなので、分離してしまうとコントロール出来なくなるのだろうか?
この疑問に対する答えは、第25話にて判明することに……
本来ELダイバーはモビルドールと呼ばれるガンプラのボディに意識を移して現実世界で活動する。
そのガンプラをスキャンすることによってGBNでもモビルドールにELダイバーが乗り込み、操縦するという形で活動することが可能。
メイはガンプラバトルをより戦略化させる考えのもと、モビルドールが乗り込むタイプのガンプラとしてこのウォドムポッドを考案したという。
HGの説明書によればビルドしたのはメイだというが、プロデュースしたのはシバ・ツカサであることが明らかになった。
たぶん「こうこうこういう感じで戦いたい」というメイに対し、ツカサが「ならこういう感じの外装がいいんじゃねーの?」みたいなやり取り。想像。
ベースと思われるウォドムは一般的なMSを超える体躯を持つ大型の機体であり、一説ではMAともされる。
拠点、対艦攻撃を意識した装備を持つこともあり、恐らくモビルドールメイに不足した火力を補うためウォドムがベース機に選択されたのだろう。
なおウォドムはウォーキング・ドームが名前の由来である。
ウォドムは対艦用ビーム砲や3連装大型ミサイルを搭載しており、ウォドムポッドにもビーム砲と3連装のミサイルポッドが装備されていることから、武装自体は原型機を意識して選択されていると思われる。
【余談】
「ガンプラ(のボディを持つ電子生命体)が作ったガンプラ」という非常に珍しいガンプラ。
ターンエーに登場するウォドムをベースとしているが、実はデザインが似ているだけで縮尺などがウォドムとは異なるとのこと。
そのためウォドムポッドのランナーを利用してウォドムの発売は無理な可能性があるそれでも出しそう。
またRe:RISE組のビルドダイバーズのガンプラの中では発売スケジュールが発表されず、ウォドム「ポッド」という名前と、
Re:RISE第話にて「こいつはフタツメ」という発言から、このガンプラには何かギミックが仕込まれていて、それがネタバレになるのを防ぐため発売予定が発表されないのでは?といろいろ考察されていた。
おおよその考察としては「内部に何かを格納している(ヴァーチェタイプ)」か「変形してガンダムタイプになる()」が優勢だったが、第9話にて内部にモビルドールを格納していたこと、そしてそのモビルドールがメイであり、メイ=ELダイバーという衝撃の事実が明らかになったことで、情報を伏せていた理由が視聴者達にも納得の行く形で知られることとなった。
そりゃあうかつなスチール写真とか出せないよなぁ…
作中で何度か破壊されているが、モビルドールメイにとって見れば単なる外装に過ぎないのか、メイが脱出後すぐに戦闘に参加するシーンが幾つか見られる。
GBNでの合体機構を持つガンプラは初期ENが割り振られる形形になることが
AGMF-X56S/l インパルスガンダムランシエ等のHGで判明していたが、ウォドムポッドとモビルドールメイ、どのような扱いになっているのかは曖昧なままだった。
しかし第25話にて、
リバースターンXと対峙したメイは、リバースターンXの腕をウォドムポッド+の長い脚部で絡め取ると即座にポッドから離脱。
敵の武装を破壊した直後、ウォドムポッド+の内側から有線式のコントローラーが射出され、それを掴んだメイは
ピコピコ操作でリバースターンXを撃破した。
つまりウォドムポッドはコントローラー操作式。
GBNにおいてメイの本命はあくまでモビルドールの方でメイが操縦しているのもモビルドールの方であり、ウォドムポッドは外付けの火力マシマシ装甲ガチガチの追加装備の認識なのだろう。
元々制作した動機もガンプラバトルをより多様化させるためとされていた。
となるとウォドムポッドはあくまでモビルドールメイの装備品の扱いで、メイとのEN設定は共通化されている可能性が考えられる。
ちなみにデザイナーは設定段階からモビルドールメイがウォドムポッドをコントローラー操作で動かしていると決めていたようで、第25話の描写はそれを拾ったものだろう。
本文中並行しての運用が確認されていないのも、遠隔操作が実質不可能(コントローラーの有線が届く範囲限定でしか分離後のポッドを動かせない)であるためと思われる。
モビルドールメイがウォドムポッドの中でパッド式コントローラーをピコピコやってたと考えると可愛い。
初期案ではザクレロ型のスーツというものもあり、ラフも描かれていた。
それはボツになったものの、Re:RISE最終話にてダイバーナミがザクレロスーツを着用して登場するという形で実際に登場することとなった。
最終更新:2021年05月03日 01:41