あむらーと
アムラート
【分類】
【キャラクター設定】
『"異心伝信"アムラート』
『アムラート・ビーコン』
《夢見る電気羊》ギリアルのむすめ。
人形。通信装置。
冒険者レベル15(４)。
明るいピンクの髪。身長149センチ。
緑色のラインが入ったセーラー服に黒のフレアスカート。
姉妹と別離してから長い時を１人で塔の上で暮らしている。
明るい見た目に反して非常に静かな少女。
【能力解説】
強力な
思念波を放つテレパシスト。送受信機能を持った電波塔のような存在。通信能力に特化しており、単独での最大射程距は10キロメートル程度。
考えていることや見えているもの、その他アムラートの五感に準ずる情報を相手に送信できる。
情報の精度は受け取る側とアムラートとの相性や、距離によってかなり増減し、当然近いほど高精度となる。
さらに、アムラートの思念波は相手に当たって跳ね返った際に相手の五感情報を持ち帰る。
アムラートはそれを受信することで相手の五感情報を読み取ることができる。
その場合、アムラートの能力によって『行って来い』としているだけなので、単純計算で射程距離は半分ということになる。
【備考】
『
人形』であるアムラートの性能は、ほかの姉妹と一緒にいることが前提となっている。
現在姉妹と別れて孤立している状態ではアムラートの実力は全く発揮できない。
それでも『ギリアルのむすめ』は伊達ではなく、山賊盗賊などのごろつきくらいからなら無傷で逃げられる程度の能力は発揮できる。
【その他】
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迷子の迷子のアムラート。
弱くてか弱いアムラート。
姉妹と別れて一人きり、塔の上で皆を待つ。
何にもできないアムラート、おしゃべりだけは得意だけど、今は誰とも話せない。
大好きだったあの歌も、合唱できなきゃ意味がない。
ずっと待ってるアムラート。
朝でも夜でもいつまでも、呼びかけを待っている。
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「『あぁ、一人ぼっちのアムラート。お前の声は誰にも届かない』」
「『愛おしい姉妹にも、空を巡る渡り鳥にも、夜空に瞬く幾多の星にもその声は届かない』」
「『あぁ、可哀想なアムラート。塔の上で一人ぼっちのアムラート……』」
「―――ですが、今を以て貴方は独りではなくなった」
「初めまして、アムラート。私は貴方の願いを叶えるものでございます」
「なんなりと、我が主。『この塔は』貴方を孤独にはしない」
「ここが貴方の世界であり、すべてがここから始まるのです」
「……おや、私の名前ですか」
「それが貴方の願いであるならば、聞かせましょうとも。貴方の願いを叶える存在であるならば」
「―――私の名は『ジン』」
「そう、『ジン』とお呼びください。この名こそ、貴方に名乗るに相応しい名であります」
「……そう、そして『ジン』とともにこの塔を飛び出し、アムは姉妹を求める旅に出るのです。姉妹の再開に喜ぶ顔が目に見えるようなのです」（かきかき）
「『アムの姉妹再会計画書４章その254～もしも偶然ジンが目の前に現れたら～』はこんなところでしょう。なかなかの難産でしたが完成度には我ながら満足なのです」
「そうですね、次はドラゴンが現れた場合のシミュレーションもしてみましょう。まずは……『プリティードラゴン？』そうそれです。それでは早速……え？」
『やあ』（ふよふよ）
「……プリティードラゴン……？」
『はい』（ぷかぷか）
『アムの姉妹再会計画書４章その255～もしも偶然プリティードラゴンが目の前に現れたら～』
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最終更新：2018年01月22日 20:59
