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宝箱(たからばこ)


【分類】



【概要】

『トレジャーチェスト』
"道祖神"木の神ヒノコスが壊れたものを直したり、再利用するためにつくった箱。。
見た目は木製、容量は大人一人ががんばって身体を丸めれば入れるくらい。
森の中や洞窟、廃墟などにぽつんと出現することがある。



【解説】

材質は木だが、使われる木材によって色合いが異なる。
補財として銅板が使われていたり、銀や金箔が貼られている箱もあったりする。
単なる収納具ではなく、世界を巡る「再構築の循環」の一端を担う神宝である。
旅人の助けとなることが多く、材質が木であることから木の神ヒノコスが旅の守り神として称えられるようになった理由の1つでもある。
旅人はヒノコスの慈悲に感謝し、またささやかではあるがヒノコスへの供物として、自身が愛用していた剣や雑貨を入れる習慣が根付いた。
所持、あるいは箱に触れた状態で聖句「主よ、憐れみたまえ(キリエ・ミゼレ)」を唱えることで、秘められた魔法*『再構築(リペア)』を発動することができる。



【魔法】

再構築(リペア)
宝箱に秘められた、慈悲深き修繕の魔法。
不要品や壊れた品を箱の中に納めて閉じ、祈りを捧げることで発動する。
納められた「ガラクタ」はヒノコスの権能によって修繕、あるいは全く別の有用な物品へと再構築され、箱が消滅すると共に「それを必要としている遠い土地の誰か」のもとへと転送される。



【備考】

ある冒険者が、駆け出しのころにこれに出会い、高品質な剣を手に入れ、使い古した片手剣をささげたという。
その冒険者は非常に優秀な実績を残し、出会いにも恵まれ、最愛の妻と我が子を授かった。
危険を冒すのはしまいにすべきと決心した彼の最後の冒険に、ヒノコスは最後のチェストを贈った。
中には、両手の平に収まるくらいの貴金属の粒と宝石と、調理に使うのにちょうどよい小ぶりなナイフ。
その宝を持ち帰った彼は、最愛の妻に涙ながらにこう語ったという。
「神が、俺のこれまでの全てを褒めてくれた」と。
最終更新:2026年04月13日 00:18