ちていとしうぃだー
地底都市ウィダー

【分類】



【解説】
嵐の塔(ソイルウーター)
『地底都市ウィダー』

風が渦巻き青空の存在しない街。
地底都市ウィダーは地下10キロメートルに存在し、出入り口は大気の供給口である五本の風の塔のみ。
五本の塔により街全域の換気は成されていて、数千を超える街の住人は窒息することはない。

コントロールルーム 『屋敷』
操縦方法 『注ぐ』
リーダー 『風王』

風の塔はアールヴの南、全長120キロメートルほどの風の島"ファテ"の中央に正五角形を描くように立つ。
塔の高さは70メートルほど。
塔と塔の距離はおおよそ1キロメートル。

地下の街もそれと同じように半球型のドーム状、それが五つ正五角形の距離で位置し、それぞれの天井に一本ずつ塔の出口がある。
つまり五つの地区に別れているようなモノで、共通項は塔の真下に火葬場が有る事くらいで、五つのドームでは街の装いがだいぶ変わる。
地下故にドームの内壁は土だが、塔の内壁は光の反射効率が高く、昼は外の光が入ってきて非常に明るい。
朝焼けドーム、夕焼けドーム、雷光ドーム、青天ドーム、星天ドームと、外の景色にあこがれを抱いた少女がドームの壁面に風景を描いてそのままそう呼ばれている。

風王の屋敷に存在する風の杯で風を制御する。
大一つ小五つの杯で、大は常に逆さに安置されていて、その周りを囲むように小の杯は置かれている。
風王はその杯を手に取り、ふぅと息を風として杯に注ぎ入れることで風をコントロールする。

そんなウィダーも災害攻撃のないときは至って平和でのんびりした避暑地。
地下故に、一年を通して気温が安定している。
禁術『氷火風爆弾』の関係と、食料が貴重なので冷蔵庫がある。
エアコンもある。
羽毛のように軽い羽衣が名産品。
タイニィフェザー乗りレースもあるよ。

しかし過去にミラルカという少女が風の杯を盗み出し、地上にでたことがある。
最終更新:2017年08月12日 22:12