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竹富島


竹富島(たけとみじま)は、沖縄県八重山地域にあり、竹富町(たけとみちょう)に属する島である。

概要

石垣島から高速船で約10分という至近距離に位置する竹富島は、八重山諸島の中でも特に古き良き沖縄の原風景が色濃く残る島である。島全体が「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、赤瓦屋根の民家や白いサンゴ砂が敷き詰められた道、色鮮やかなブーゲンビリアが咲き誇る景観は息をのむ美しさである。観光の目玉である水牛車に乗れば、三線の音色を聞きながらのんびりと集落内を巡る情緒豊かな時間を過ごすことができる。また、星の砂が見つかることで有名なカイジ浜や、透明度抜群のコンドイ浜といった美しい海岸も点在している。島民によって守られてきた独自の伝統行事や「種取祭」などの精神文化も深く、訪れる人々を惹きつけてやまない。近年は日帰り客だけでなく、静寂に包まれる島の夜や朝を楽しむ宿泊観光も人気を集めている。

基本情報

  • 面積: 約5.43km2
  • 人口: 約340人(2025年12月現在の推計)
  • 人口密度: 約62.6人/km2(2025年12月現在の推計)

観光情報


観光案内所

てぇどぅんかりゆし館(竹富港旅客ターミナル内):竹富島の玄関口である港の待合所内にあり、NPO法人たきどぅんが運営する「総合案内所」が設置されている。レンタサイクルや水牛車、グラスボートなどの各種アクティビティの相談・受付ができるほか、島内マップの配布や特産品の販売も行っている。船の待ち時間を利用して、観光プランの最終確認や手作りのお土産探しをするのに非常に便利なスポットである。


現地へのアクセス

船で

石垣島のユーグレナ石垣港離島ターミナルから安栄観光八重山観光フェリーの2社が高速船を運航している。所要時間は約10~15分、運賃は大人片道790円、往復1520円。本数は2社合わせて1日15往復である。
火・土曜には石垣港からの安栄観光によるカーフェリーも1往復運行される。所要時間は20分、運賃は大人片道630円。

島内のアクセス

バスで

竹富島交通による島内路線バスと観光観光バスが運行されている。
  • 島内路線バス:竹富港を起点に、集落、コンドイ浜、カイジ浜などを結ぶルートを巡回している。1乗車大人300円で、日中は30分ごとに運行している。船の到着に合わせて港に待機しているバスに予約なしで乗車できるが、それ以外の場所から乗車する場合は出発の15分前までに電話(0980-85-2154)で予約が必要となるので注意が必要。
  • 定期観光バス:約30〜40分かけて、冷房完備のマイクロバスで集落内や主要な海岸などをガイド付きで案内してもらえる。水牛車の乗車はない。料金は大人2800円である。八重山観光フェリーなどは石垣島からの往復の高速船と定期観光バスを組み合わせたツアーを発売している。大人4,300円程度で、船とまとめて申し込みができるので便利である。

車で

竹富島には、レンタカーおよびレンタルバイクの業者は存在しない。島内の景観保護や道路の状況(未舗装の砂道が多いこと)から、一般観光客向けの貸し出しは行われておらず、自家用車の持ち込みも原則制限されている。移動は徒歩、自転車、またはバスが基本となる。ただし、宿泊する場合は港まで宿から送迎してもらうことができる場合があるほか、水牛車観光のできる竹富観光センターなどへは利用者への送迎バスなどが運行されている。

自転車で

集落から少し離れたコンドイ浜やカイジ浜、西桟橋などを効率よく回るのに最も適した手段である。港から集落までは緩やかな上り坂になっているが、多くのレンタサイクル店が港と店舗間の無料送迎を行っている。集落内の道は白いサンゴ砂が深く敷き詰められており、タイヤが取られやすいため、スピードを出しすぎず安全に配慮して走行する必要がある。主なレンタサイクル業者は以下の通り。
  • 友利(ともり)観光:島内で最大規模を誇る業者の一つであり、自転車の種類(普通、電動アシスト、子供用など)が非常に豊富である。現在、港からの送迎バス利用には事前登録が推奨されており、スマートフォンでの登録がない場合は乗車できない場合があるため、訪問前に公式サイトを確認しておく必要がある。
  • 丸八レンタサイクル(紹介P):集落のほぼ中心に位置し、各観光スポットへのアクセスが良い老舗の業者である。港の送迎車が常駐しており、予約なしでも利用しやすいのが特徴だが、行事などで臨時休業する場合がある。
  • 新田観光:水牛車観光の老舗としても有名だが、現在は水牛車は休止中で、レンタサイクルの貸し出しのみ行っている。(※電動アシスト自転車の取り扱いはない)。
  • 嶺本レンタサイクル(SNS):竹富港から最も近い場所に位置しており、徒歩(約3分)でもアクセス可能だが、港からの送迎サービスも行っている。小規模ながらアットホームな対応が魅力で、港のすぐ近くでサッと借りたい場合に適している。

なお、八重山観光フェリーなどでは、往復の高速船とレンタサイクルがセットになったツアーを販売している。料金は3,900円で、個々に頼むよりも手間が少なく、料金も安くなるのでおすすめである。

歩いて

周囲約9kmの小さな島であるため、集落内だけであれば十分に徒歩で散策が可能である。サンゴの石垣や花々に囲まれた美しい小道を自分のペースで歩くことで、細かな景色や静寂を楽しむことができる。ただし、日差しを遮る場所が少ないため、夏季は熱中症対策を万全にし、港から集落までの移動(徒歩約15分)なども考慮した計画が求められる。

観光名所

自然景観

カイジ浜(紹介P)
別名「星砂の浜」として知られ、砂浜に混ざる星の形をした有孔虫の殻を探す人々で賑わう美しいビーチである。潮流が非常に速いため泳ぐことは禁止されているが、木陰のブランコで海を眺めながら静かに過ごすことができる。星砂を現地で採集して持ち帰ることはマナー違反とされるため、思い出には売店で販売されている小瓶を購入するのが推奨される。

西桟橋(紹介P)
1938年に建設された石造りの桟橋で、国の登録有形文化財にも指定されている島を代表する絶景スポットである。かつて西表島への耕作に出るために使われていた歴史があり、現在はエメラルドグリーンの海に真っ直ぐ伸びる姿が美しいフォトスポットとして人気が高い。特に夕日の名所として知られ、水平線に沈む太陽と空の色の変化を求めて、夕暮れ時には多くの観光客が訪れる。

あかやま展望台(紹介P)
集落の中心部にある民間の施設で、屋上の展望スペースから赤瓦屋根が連なる竹富島独特の美しい街並みを一望できる。展望塔のなごみの塔が現在登ることができないため、集落を高い視点から見渡せる貴重な場所として多くの人が立ち寄る。1階ではお土産の販売も行われており、入場料(協力金)を支払うことで、ブーゲンビリアの咲く島らしい景観を存分に堪能できる。

アイヤル浜(紹介P)
島の東側に位置する、観光客が比較的少なく静かで穏やかな時間が流れる穴場のビーチである。対岸には石垣島の街並みを望むことができ、コンドイ浜などの賑やかなエリアとは異なる「何もない贅沢」を味わうことができる。集落から自転車で林道を抜けて向かう道のりも冒険心をくすぐるが、ここも潮流が速いため遊泳は禁止されており、浜辺の散歩や読書を楽しむのに適している。

文化景観

世持御嶽(ユームチオン)(紹介P)
火の神や農耕の神を祀る島内で最も格式高い御嶽の一つであり、国指定重要無形民俗文化財「種取祭」の舞台となる神聖な場所である。境内には「火の神」や「弥勒奉安庫」があり、島の人々が五穀豊穣と島の繁栄を祈り続けてきた精神的支柱となっている。普段は静寂に包まれているが、祭事の際には多くの島民や関係者が集まり、伝統的な奉納芸能が繰り広げられる。

竹富郵便局(紹介P)
集落の景観に合わせて赤瓦屋根とサンゴの石垣で作られた、沖縄県内でも珍しい木造建築の郵便局である。局舎の前にはノスタルジックな赤い丸型ポストが置かれており、島を訪れた記念としてハガキを投函する観光客も多い。ここでしか手に入らないオリジナルの風景印や「竹富島」の文字が入った切手セットなどは、旅の良い思い出の品となる。

竹富島重要伝統的建造物群保存地区(紹介P)
島全体が重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、赤瓦の民家、サンゴの石垣、白い砂の道が織りなす沖縄の原風景が守られている。住居の門には魔除けのシーサーが鎮座し、道端には色鮮やかな花々が咲き誇る景観は、島民の厳しい建築規制とたゆまぬ努力によって維持されている。水牛車に乗ってこの集落を巡る体験は、竹富島観光において最も象徴的な過ごし方と言える。

安里屋クヤマ生誕の地(紹介P)
沖縄民謡として有名な「安里屋ユンタ」に登場する、絶世の美女と謳われた安里屋クヤマが生まれ育った家跡である。現在は子孫の方が住まれている個人の住宅であるが、門前には彼女の功績や伝説を記した案内板が設置されており、歴史ファンが立ち寄る。当時の役人の求婚を断り、島の女性としての誇りを貫いた彼女の物語は、今も島の人々によって大切に語り継がれている。

西塘御嶽(紹介P)
竹富島出身で、琉球王府の優れた石工として活躍し、後に「八重山守護職」となった偉人・西塘を祀る御嶽である。首里の園比屋武御嶽石門を築いた功績により、死後、島を守る神として崇められ、現在も多くの島民から篤い信仰を集めている。境内の石積みは非常に精巧で、彼の技術の高さを今に伝えており、学業成就や出世の祈願に訪れる人も少なくない。

仲筋井戸(ナージカー)(紹介P)
水道が整備される以前の島において、貴重な水源として島民の生活を支え続けてきた由緒ある井戸である。現在は使われていないが、周囲は美しく整備されており、今も水への感謝を捧げる祈りの場として大切に守られている。伝説では、犬が干ばつの際に湿った場所を見つけたことから発見されたと伝えられており、島民の命を繋いだ水への畏敬の念を感じることができる。

博物館など

竹富島ビジターセンター 竹富島ゆがふ館
環境省が運営する施設で、竹富島の自然・歴史・文化を分かりやすく解説・展示している学びの拠点である。入館は無料で、伝統的な「種取祭」の様子を伝える映像や、島民の語り部による民話の紹介など、深い島理解に繋がるコンテンツが充実している。港から集落への入り口に位置しており、散策を始める前に立ち寄ることで、島巡りがより深いものになるためおすすめである。

喜宝院蒐集館(紹介P)
日本最南端の寺院である喜宝院に併設された博物館で、島の暮らしを支えてきた民具や古文書など数千点の貴重な資料が展示されている。かつて納税の記録に使われた「藁算(わらざん)」など、文字を持たなかった時代の島の歴史を物語る独特の展示品は非常に興味深い。館長による熱心な解説を聞くこともでき、竹富島の精神文化や歴史的な変遷を詳しく知ることができる唯一無二の場所である。

たけとみ民芸館(紹介P)
竹富島の伝統工芸である「ミンサー織」や「八重山上布」の技術継承を目的とした施設で、実際に機織り機で布を織る様子を見学できる。島で採れる植物を使った天然染料の紹介や、繊細な手仕事が生み出す美しい絣模様の作品が展示・販売されている。ミンサー織の「いつ(五)の世(四)までも末永く」という願いが込められた紋様の由来を学び、本物の工芸品に触れることができる。

体験スポット

水牛車観光 竹富観光センター
現在、竹富島で唯一水牛車観光を運営しており、三線の音色に包まれながら赤瓦の集落をのんびりと巡る島観光のハイライトを楽しめる。港に到着するとオレンジ色のラインが入った無料送迎バスが待機しており、予約なしでもスムーズに営業所まで移動し乗車することが可能である。水牛の体調や天候に合わせたゆったりとした運行が魅力で、2025年4月からは季節に応じた料金設定(繁忙期料金あり)が導入されている。 予算の目安:大人 3,300円〜(繁忙期は3,900円〜)

コンドイ浜(紹介P)
竹富島で唯一泳ぐことができるビーチで、エメラルドグリーンの浅瀬がどこまでも続く、島内随一の透明度を誇る景勝地である。潮が引くと沖合に広大な砂の島が現れ、まるで海の上を歩いているかのような神秘的な光景を楽しむことができる。トイレやシャワー、夏季限定のレンタルショップなどの設備が整っており、波が穏やかなため、小さな子ども連れでも安心して海水浴を満喫できる。

遺産管理型NPO法人 たきどぅん
竹富島の美しい集落景観や赤瓦の民家、伝統工芸、芸能などの貴重な文化的遺産を次世代へ継承するために設立された組織である。島内のビジターセンター「ゆがふ館」を拠点に、民俗資料の調査研究や民具づくり教室の開催、ガイドマップの発行など、多角的な保全活動を展開している。現在は体験プログラムを休止中(2026年1月時点)であるが、オンラインショップを通じた特産品の販売も行い、島の心である「うつぐみ」の精神を広く伝えている。

買い物スポット

Island(アイランド)(SNS)
竹富島の集落内にあり、島の伝統や自然をモチーフにしたお洒落なオリジナルTシャツや雑貨を販売するセレクトショップである。公式Instagramでは、新作の「竹富島ロゴTシャツ」や島内の風景を切り取ったポストカードなど、旅の思い出にぴったりのアイテムが随時発信されている。センスの良いお土産が揃う店として人気が高く、不定休があるため、訪問前にSNSで最新の営業状況をチェックしておくのが賢明である。

アトリエ五香屋
竹富島の土を使い、伝統的な技法に現代的な感性を加えた「五香屋焼」を制作・販売している、静かな森の中に佇む工房兼ショップである。島の自然を想起させる素朴で力強い器の数々は、日常使いしやすく、手仕事ならではの温かみが多くの器ファンを惹きつけている。不定休であり、お昼休み(12:00〜13:30頃)が設けられているため、公式サイト等で最新の営業時間を確認してから訪れるのがおすすめである。

あかばな(紹介P)
集落の中心部に位置する、竹富島ならではの特産品や民芸品を幅広く取り扱う老舗のお土産物店である。ミンサー織の小物や島の塩、地元のアーティストが手掛けた雑貨など、一点一点厳選された品々が所狭しと並んでいる。赤い瓦屋根とハイビスカスが目印の島らしい外観も魅力的で、丁寧な接客を受けながらじっくりとお土産選びを楽しめる、島巡りの定番スポットである。

小物の店 泉屋
竹富島の老舗民宿「泉屋」の庭先に併設された、赤瓦屋根と色鮮やかなブーゲンビリアに囲まれた小さな雑貨店である。星砂を入れた小瓶や竹富島の風景をモチーフにした絵葉書、手作りの民芸品など、島旅の思い出になる素朴で可愛らしい小物を数多く取り揃えている。営業時間は10時から17時頃までの不定営業であるが、庭に咲き誇る花々とともに島の穏やかな時間を感じられる、竹富島を代表するフォトジェニックなスポットの一つである。

レストラン

そば処 竹乃子
1975年創業の老舗で、自家製スパイス「ピィヤーシ」をかけて頂く八重山そばが絶大な人気を誇る。コクのあるスープと三枚肉の相性が抜群で、行列が絶えない名店のため、麺がなくなり次第終了となるランチタイムの早めの訪問が必須である。不定休があるため、訪問前には必ず公式サイト等で最新の営業状況を確認する必要がある。(予算:1,000円〜2,000円)

カフェ テードゥン しだめー館
もずくを麺に練り込んだ「もずくそば」が看板メニューで、第2回八重山そば選手権でグランプリを受賞した実績を持つ。ランチだけでなく夜の営業も行っており、竹富島産の食材をふんだんに使った定食や一品料理、泡盛などをゆったりと楽しむことができる。夜の利用は当日予約が必要な場合があるため、最新情報をチェックしてからの訪問が推奨される。(予算:1,000円〜3,000円)

ガーデンあさひ
コンドイ浜へ向かう道中に位置し、広々としたガーデンテラス席で開放感たっぷりに食事ができるレストランである。八重山そばはもちろん、車海老のフライやラフテー(豚の角煮)などの定食メニューが充実しており、家族連れやグループでも利用しやすい。夜間も営業しており、ライトアップされた南国情緒溢れる雰囲気の中、島ならではのディナーを堪能できる。(予算:1,000円〜3,000円)

お食事処 かにふ
竹富観光センターが運営する島内最大級の食事処で、石垣牛のハンバーグやアグー豚のカツなど、ボリューム満点の肉料理が特に評判である。モダンな内装の広々とした店内は清潔感があり、クレジットカードや電子マネーでの決済にも対応しているなど、観光客にとって非常に利便性が高い。ランチ・ディナー共にメニューが豊富で、あらゆるニーズに応えてくれる安定感のある名店である。(予算:1,500円〜3,500円)

グリルガーデン たるりや(紹介P)
西桟橋にほど近い屋外型の開放的なグリルレストランで、炭火で焼いた車海老や島野菜、縄文ザルソバなどが楽しめる。雨天時は休業となる場合があるため天候に左右されやすいが、南国の風を感じながらの食事は格別な体験となる。夜はバーとしても営業しており、満天の星の下で泡盛やカクテルを嗜む、大人の島時間を過ごすのに最適なスポットである。(予算:1,000円〜3,000円)

カフェ・居酒屋・バー

カフェ・喫茶

HaaYa nagomi-cafe(SNS)
なごみの塔の目の前、建物の2階に位置し、集落の赤瓦屋根を一望できる抜群のロケーションが魅力の絶景カフェである。オリジナルのタコライスや、島産のパッションフルーツを使ったパフェ、黒糖ミルクなど、見た目も華やかなカフェメニューが充実している。公式Instagramでは急な店休や営業時間変更のお知らせが発信されているため、事前の確認が欠かせない。(予算:1,000円〜2,000円)

ぱーらー願寿屋
宿泊施設「島宿願寿屋」に併設されたお洒落なパーラーで、南国フルーツを贅沢に使った「南国パフェ」がSNSでも話題の人気メニューである。手入れの行き届いた美しい庭を眺めながら、黒糖や島素材を活かしたスイーツやドリンクで、贅沢なティータイムを過ごすことができる。不定休かつ予約不可のため、散策の途中に立ち寄って最新の空席状況を確認するのが良い。(予算:1,000円〜2,000円)

パーラー ターミー(紹介P)
竹富小中学校の近くに位置し、集落散策の合間に気軽に立ち寄って喉を潤せる、島のアットホームな休憩スポットである。メニューはマンゴーやバニラのソフトクリーム、かき氷、冷たいソフトドリンクなどが中心で、火照った体を冷やすのに最適である。営業時間は日によって流動的だが、学校のそばという静かな環境の中で、島の日常を感じながら一休みできる貴重な場所である。(予算:500~1000円)

ギャラリー茶屋たかにゃ(紹介P)
伝統的な赤瓦の民家を改装した趣のあるギャラリーカフェで、島の工芸品を鑑賞しながら、落ち着いた空間で一休みできる。自家製の黒糖ぜんざいや、冷たいシークワーサージュースなどの甘味メニューが充実しており、歩き疲れた体を優しく癒やしてくれる。不定休のため、集落を散策する際に看板や営業状況を直接確認して立ち寄るのが、島らしい楽しみ方である。(予算:500円〜1,500円)

民芸喫茶マキ
民芸品に囲まれたノスタルジックな店内で、こだわりのコーヒーやトースト、ケーキなどを楽しめるアットホームな喫茶店である。昼のカフェタイムに加え、夜も23時過ぎまでバーとして営業しており、静寂に包まれる竹富島の夜をじっくりと味わいたい方に適している。公式サイトでは最新の営業時間が案内されており、ゆったりとした時間の流れを大切にする大人に愛される名店である。(予算:1,000円〜2,500円)

パーラーひまわり(紹介P)
集落の生活圏に溶け込んだ素朴なパーラーで、手頃な価格でかき氷やドリンクを楽しめる。非常にシンプルな造りながら、店主の温かい笑顔と、昔ながらの島の空気感がそのまま残っているような居心地の良さが魅力である。営業時間は不定で、最新情報は現地での確認が主となるが、散策中に見つけたらふらりと立ち寄りたくなるような、親しみやすさに溢れている。(予算:500円〜1,000円)

居酒屋・バー

ちろりん村(SNS)
集落の外れにある、緑に囲まれた隠れ家的な雰囲気が漂うカフェ&バーである。生マンゴーを丸ごと使った濃厚なスムージーやカレーが人気で、夜遅くまで営業しているため、島に宿泊する際の貴重なナイトスポットとしても重宝される。Instagramでは季節限定メニューや島内の何気ない日常が発信されており、温かみのある店主の人柄に惹かれて多くのリピーターが訪れる。(予算:1,000円〜3,000円)

Take-To-Me(テイク・トゥ・ミー)(紹介P)
夜に営業を開始する、島内では珍しい本格的なバーで、マスターが作るこだわりのカクテルや泡盛のラインナップが豊富である。日没後の静まり返った集落の中に灯る暖かな明かりは、宿泊者にとって特別な社交の場となっており、島人や他の旅人との交流が生まれることもある。営業時間は日没からと島らしい設定になっており、訪問前には最新の開店状況を電話等で確認するのが確実である。(予算:2,000円〜4,000円)

宿泊施設

民宿・ゲストハウス

ゲストハウスたけとみ
赤瓦平屋の建物で、木のぬくもりを感じる全室個室の落ち着いた滞在環境を提供する宿である。各部屋にエアコンや冷蔵庫が備わっており、共同のシャワールームやキッチンも清潔に保たれているなど、セルフスタイルを基本としながら快適な設備が整っている。港への無料送迎も行っており、リーズナブルながらも島の暮らしを身近に感じられる拠点として人気がある。(予算:1泊素泊まり 6,000円〜)

民宿 小浜荘
築100年を超える伝統的な赤瓦古民家の趣を今に伝える、竹富島らしい情緒に溢れた老舗民宿である。サンゴの石垣とブーゲンビリアに囲まれた庭、そして開放感のある縁側は、まさに「ちゅらさん」の世界観そのものである。島人の温かさに触れられる食事や、夜のゆんたくを楽しみに訪れる旅人も多く、素朴で深い島の魅力を肌で感じることができる。(予算:1泊2食付 8,000円〜)

民宿 大浜荘
集落の中心に位置し、アットホームな雰囲気の中で島の家庭料理とゆったりとした時間を楽しめる民宿である。中庭には美しい花々が咲き、風通しの良い客室や清潔な共有スペースなど、実家に帰ってきたような安心感を提供している。レンタルサイクルの貸し出しも行っており、観光へのアクセスも抜群で、気さくなオーナー家族との交流も旅の醍醐味となる。(予算:1泊2食付 8,500円〜)

民宿 新田荘(SNS)
Facebook等で島の日常を精力的に発信しており、古き良き民宿のスタイルを守りつつ、清潔で快適な滞在環境を整えている宿である。島の伝統行事にも深く関わるオーナーによるガイドや、三線の音色が響く夜の語らいは、多くの宿泊客に深い感動を与えている。手作りの島料理はボリューム満点で、リピーターとの交流も盛んな、活気ある島の拠点である。(予算:1泊2食付 8,500円〜)

民宿 泉屋
集落の中心部にあり、美しい庭と赤瓦の建物が目を引く、伝統的な島の生活文化を大切にしている民宿である。客室は畳敷きの和室で、風通しの良い縁側からは島ののんびりとした空気を感じることができ、心身ともにリラックスできる。季節の島野菜をふんだんに取り入れた滋味溢れる食事も好評で、素朴ながらも質の高い島時間を求める方に支持されている。(予算:1泊2食付 9,000円〜)

民宿 仲盛荘
なごみの塔にほど近く、丁寧な清掃が行き届いた清潔な客室と、地元の食材を活かしたボリュームある夕食が自慢の民宿である。全室冷房完備で、共用部も使いやすく整備されており、民宿初心者でも安心して宿泊できる配慮がなされている。スタッフの細やかな気配りや、港への送迎サービスなど、誠実なおもてなしが宿泊客から高く評価されている。(予算:1泊2食付 8,500円〜)

民宿 のはら荘紹介P)
西桟橋に近く、夕日の鑑賞や散策に非常に便利な立地を誇る、明るく開放的な雰囲気が人気の民宿である。夕食後には三線ライブやゆんたくが行われることも多く、一人旅からグループまで、宿泊客同士が自然に繋がれる温かな空気に満ちている。ボリュームたっぷりの島料理を囲みながら、竹富島ならではの夜の楽しみ方を存分に味わえる一軒である。(予算:1泊2食付 8,500円〜)

民宿 内盛荘(SNS)
Instagramで、宿の看板猫や日々の美味しい食事の様子を頻繁に発信しており、親しみやすいおもてなしが魅力の宿である。客室はシンプルで清潔感があり、共用スペースも含めて快適に過ごせるよう管理が行き届いている。港への送迎はもちろん、島歩きのアドバイスなどオーナーの温かな人柄に触れることができ、初めての島滞在でも安心して過ごせる。(予算:1泊2食付 8,500円〜)

民宿 松竹荘(SNS)
Facebookを通じて、島の行事や日々の景色を共有しており、島の一員になったような親密な滞在を叶えてくれる。伝統的な建築様式を保ちつつ、共有設備などは使い勝手良く整備されており、長期滞在者やリピーターにも愛されている。地元ならではの食材を活かした手作りの食事と、夜の静かな庭で過ごすひとときは、旅の忘れられない思い出となる。(予算:1泊2食付 8,000円〜)

中級旅館

やど家 たけのこ
名店「そば処 竹乃子」が運営する、1日6組限定のプライベート感を大切にした全室個室の宿である。島食材をふんだんに取り入れた手作りの夕食は非常に満足度が高く、アットホームながらも洗練されたおもてなしがリピーターを惹きつけている。西桟橋へも徒歩圏内という好立地で、宿泊者だけが楽しめる夕暮れ時や早朝の絶景散策を心ゆくまで楽しめる。(予算:1泊2食付 15,000円〜)

高那旅館
島内随一の歴史を誇る老舗旅館であり、美しい赤瓦屋根と風格ある門構えが宿泊客を迎え入れる。全室にバス・トイレが完備され、プライバシーを重視しながらも沖縄の伝統的な趣を存分に味わえる造りとなっている。自家菜園の野菜や地元の新鮮な魚介をふんだんに使った会席料理も評判が高く、静かな島時間を贅沢に過ごすことができる。(予算:1泊2食付 18,000円〜)

竹富島 茜屋(あかねや)
1日2組限定という贅沢な貸切スタイルで、まるで島に住んでいるかのようなプライベートな滞在を叶えてくれる宿である。客室は和洋室の広々とした造りで、こだわり抜かれた調度品や専用のテラスが、上質な大人の休息時間を演出する。手作りの朝食やオーナーの丁寧な心遣いも評価が高く、特別な記念日などの滞在にも非常に適している。(予算:1泊朝食付 25,000円〜)

島宿 願寿屋(がんじゅや)
1日2組限定の離れ形式の客室を提供しており、モダンなインテリアと沖縄の伝統が融合した洗練された空間が魅力である。各棟に専用の五右衛門風呂やハンモック付きのテラスがあり、プライバシーを保ちながら贅沢な島時間を過ごすことができる。併設のパーラーでの朝食も人気で、ゆとりある大人の休日を過ごしたい方に最適な隠れ家的宿である。(予算:1泊2食付 30,000円〜)

リゾートホテル

ホテルピースアイランド竹富島
全室が赤瓦のコテージタイプとなっており、リゾートホテルらしい機能性と島の伝統美が融合した宿泊施設である。客室には洗濯機や電子レンジ、大型冷蔵庫が完備されているため、長期滞在や子連れの家族旅行でも非常に快適に過ごすことができる。集落のすぐそばに位置し、観光の拠点としての利便性と、夜の静寂な島情緒を両立させた滞在が可能である。(予算:1泊朝食付 18,000円〜)

星のや竹富島
「離島の集落」をコンセプトに、島の伝統的な建築様式を踏襲した全室独立型のヴィラが立ち並ぶ高級リゾートである。石垣に囲まれた白い砂の道やプール、24時間利用可能なラウンジなど、非日常を演出する贅沢な設備とサービスが整っている。島独自の文化を体験するアクティビティも充実しており、現代における「もうひとつの集落」を心ゆくまで堪能できる。(予算:1泊1室 100,000円〜(時期による変動大))

イベント

種子取祭(たなどぅい)(紹介P)
約600年の歴史を持つ竹富島最大の伝統行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。10日間にわたる祭りのハイライトは世持御嶽(ユームチオン)で奉納される約80演目もの伝統芸能であり、島民が一丸となって五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する。期間中は水牛車や食堂も一斉休業となり、島を離れた出身者も里帰りして島全体が熱狂と静謐な祈りに包まれる。(開催時期:毎年旧暦9月〜10月の「甲申(きのえさる)」の日から10日間(新暦では例年10月下旬〜11月頃))

最終更新:2026年01月15日 07:04