概要
竹富町は、石垣島を除く周辺の9つの有人離島と数多くの無人島からなる日本最南端の町である。町役場が町外の石垣市にあるという全国的にも珍しい形態をとっており、各島々へは石垣港から定期船でアクセスする。重要伝統的建造物群保存地区に指定された竹富島の木造赤瓦住宅や、世界自然遺産に登録された西表島の広大なマングローブ林など、島ごとに独自の景観と文化を保持している。主な産業は観光業と農業であり、特にサトウキビ栽培や畜産が盛んに行われている。美しいサンゴ礁の海と豊かな原生林に囲まれた、まさに「日本の原風景」が息づく地域である。
基本情報
- 面積: 約334.40km2
- 人口: 約3,820人(2025年12月現在の推計)
- 人口密度: 約11.4人/km2(2025年12月現在の推計)
- 隣接市町村:石垣市
観光情報
地区
竹富町は八重山諸島の9つの有人島で構成される。したがって、このガイドでは主に島ごとに以下の6つの地区に分けて説明する。観光スポットの詳細などについては、各ページを参考にすること。
- 竹富島:赤瓦の民家、白砂の道、そして水牛車がゆったりと行き交う、沖縄の原風景が色濃く残る島。重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、地域住民による景観保存の意識が非常に高い。石垣島から船で約10分と最も近く、日帰り観光客にも非常に人気がある。
- 小浜島:八重山諸島の中心に位置し、大ヒットドラマ『ちゅらさん』の舞台として全国的に有名になった。島内には大型のリゾートホテルが点在する一方、のどかな牧場風景やサトウキビ畑が広がっている。「大岳(うふだき)」からは、周辺の島々を360度見渡すことができる。
- 黒島:島の形がハート型に見えることから「ハートアイランド」の愛称で親しまれている。人口よりも牛の数が圧倒的に多い「牛の島」として知られ、毎年2月には「黒島牛まつり」が開催される。高い山がなく平坦な地形で、どこまでも続く牧草地と青い海のコントラストが美しい。
- 西表島(東部、西部):町内で最大の面積を持ち、島の大部分が亜熱帯の原生林に覆われている。イリオモテヤマネコなどの希少な動植物が息づく「東洋のガラパゴス」であり、世界自然遺産にも登録されている。マングローブを巡るカヌーやトレッキングなど、ダイナミックな自然体験が魅力。
- 鳩間島:西表島の北側に浮かぶ、周囲約4kmの小さな円形の島。ドラマ『瑠璃の島』のモデルとなり、手つかずの素朴な自然とゆったりとした時間が流れている。島を囲む海は非常に透明度が高く、シュノーケリングでは美しいサンゴ礁や熱帯魚を間近に観察できる。
- 波照間島:一般客が訪れることができる日本最南端の有人島。日本屈指の美しさを誇る「ニシ浜」の青い海は、その透明度の高さから「ハテルマブルー」と称賛される。夜には南十字星を観測できるほど星空が綺麗で、最南端の碑がある高那崎は断崖絶壁の絶景スポット。
現地へのアクセス
飛行機で
町内へは、
石垣市にある
石垣空港(南ぬ島 石垣空港)
(いしがきくうこう(ぱいぬしま いしがきくうこう)、Ishigaki Airport、IATA:ISG)が入り口となる。各航空会社が石垣まで運行している便は以下の通り。
国内線
国際線
竹富町の各島へは
波照間島を除いて飛行機は運行されておらず、空港から高速線が発着するユーグレナ石垣港離島ターミナルまでバス(
東バス
または
カリー観光(直行)
)やタクシーで移動し、そこから高速船に乗車する。なお、波照間島へは以下の便が運行されている。
- 石垣~波照間:第一航空
による運行。石垣発10:00→波照間着10:30、波照間発11:30→石垣着12:00の1往復のみ。運賃の目安は大人約14,000円、小児は約10,500円。運行日は月・水・土曜が基本であるが、一定期間運休する場合もあるので、事前に確認すること。
船で
石垣島のユーグレナ石垣港離島ターミナルから、竹富島の各島まで以下の2社が高速船を運航している。詳しくは各島のページを参考にすること。
町内のアクセス
各島内のアクセスについては、それぞれの島のページを参考にすること。ここでは離島間のアクセスについて記述する。
船で
以下の2社が運行している高速船には、竹富町の離島間を結ぶものもある。
観光名所
最終更新:2026年01月11日 16:26