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※仮面ラ○ダーダ○ルのパロディです。
亜樹ちゃんが街来る前は、うっかり外で変身しちゃったら放置で大変なのでは…という気持ちから出来ました。





2009年夏。

日差し照りつける風都市にやってきた一人の男がいた。
上下赤いジャージに身を包み、贅肉揺れる超肥満体型。太い首には暑苦しい赤いマフラー。
マフラーはすでに汗でびしゃびしゃで、吸収しきれなかった汗がぼたぼたと地面に流れ落ちている。
その男の名は、中曾根。

中曾根さんは今まで「お気に入り」の子を見つけては、クリーニング屋の女の子やバイオリン職人の青年など色々な子をターゲットに間違ったアプローチをし続けていたのだが、その内容も日々エスカレートしていった。
最初は市販の瓶入りの牛乳を好きな子に飲んでもらい、その様子を眺めてありとあらゆる妄想をし、回収した瓶でまた別の楽しみ方をするという最低限迷惑のかからない内容だったが、だんだんそれだけではたまらなくなってきて、自らの体液を混ぜて男の子に飲ませるようにもなった。その子とは一緒にお風呂に入ったりいいところまでいったりなかったりなのだが、それはまた別のお話だ。
しかし中曾根さんにはある事情で、大好きな子たちと別れなければいけない時がある。クリーニング屋の女の子にはもう会えないかもしれないが、自分を受け入れてくれたバイオリン職人の男の子にはまた戻ってくるよという内容の手紙を残してきたので、まだ再開するつもりではあるが。

そんな訳でこの男は、この新しい街に居座る理由にぴったりなターゲットを、ジョギングがてらに探しに回っているのだ。
この街は風の通りがよく、いつも心地よい風が流れているので暑がりで汗っかきな中曾根さんも過ごしやすい土地だった。
しばらく街中をジョギングしていたのだが、そうそう心に響くような可愛い子は見つからない。例えば壁に貼ってあるポスターに写っているアイドル。もちろん可愛いが、中曾根さんが求めているのはそういう手のとどかないものではなく、もっと身近な存在。例えるなら自家製の牛乳も美味しく飲んでくれそうな、そんな子なのだ。

走るのに疲れてきた中曾根さんは、場所を変えてみようと路地裏の方に歩いていった。しばらく歩くと工場街になった。工場が休みなのか閑散としているが、もろろんこんな所に可愛い子なんか全然いそうにない雰囲気である。
今日はもうやめにしよう、少しやすんだら家に帰ろうとおもった矢先、道のど真ん中で人が倒れているのが見えた。
こんな暑い中人が倒れているのはさすがに見過ごすわけにはいかず、中曾根さんは息を切らしながらその人に近づいてゆく。

遠くからははっきり見えなかったが、ある程度近くなったくらいで中曾根さんは気がついた。これは若い少女だろうと。
癖のある黒髪のショートヘアにグリーンのワンピース、その下からのびるまぶしい脚に、それに似合う赤いショートブーツ。まぎれもない少女。そう見えた。
そうなると少しだけ期待してしまう。もしかしたらこれがこの街での運命の出会いになるのかもしれない。しかしそんなうまい話があるのだろうか。

期待と不安の混ざる中、その子の前に大きな膝をつき、抱き起こした。華奢な見た目より少し重かった。
しかし間近でその姿を見た途端、中曾根さんの胸は高なってしまった。

その子は可愛かった。眠ったようなその顔はまだ幼く、閉じた薄い瞼も桜色の唇も危うさを感じさせた。白い首筋に光るネックレス。細くしなやかな身体。
しかし女の子だと思って抱えてみたのだが、正直どっちだかわからなかった。顔立ちはかなり中性的なのだが、女の子にしては胸はぺったんこ過ぎるし喉仏だって出ている気がする。
もしかしたらとんでもなく貧乳の女の子だという可能性もあるが、やはりここは確認してみるのが手っ取り早い。中曽根さんはこの少年だか少女だかよくわからない子のズボンにに脂ぎった手を伸ばす。腹に巻かれたメカニカルなベルトに中曾根さんの太い腕が触れた。こんなおもちゃをつけて遊んでいるなんてますます男の子っぽいが、そんなことは触ってみればいまにわかる。
中曾根さんは息を荒くしながらズボンに触れる。大丈夫。少し触っても意識がない状態なら気がつかないはず。

そんな不純な考えのみを抱き、ウインナーのような指で股間をつついた。弾力のある柔らかい感触、間違いない。男の子だ。
触れた事によって中曾根さんはテンションが上がってしまい、ふにふにふにふにと指先で必要以上に触れる。それだけでは我慢ならず肉厚な手全体でもみほぐしてしまった。さすがにまずいと思ったが少年は相変わらず眠ったようにしている。あまりの反応のなさに少し心配になって少年の薄い胸に自分の汗まみれの顔を当てて鼓動を確認してみたが、息もしているようだし顔色も悪くない。
中曾根さんに医療の知識なんてないが、少し涼しいところで寝かせておけば元気になるだろう。自分はなんて親切なんだ。中曾根さんはニタニタしながら少年を見下ろす。
すると少し遠くから人の声が聞こえた。休憩時間の終わった作業員なのか、通りすがりの市民なのか知らないが、徐々に近づいてきている。まずい、見つかりでもして救急車でも呼ばれたら大変だ。
この子を取られてしまうかもしれない。この子はもう俺のものなんだ。他の奴にやってたまるか。中曾根さんは濡れてべとべとになった大きな肩で少年を担ぎ、人のいない方向をみ測り工場街を後にした。


中曾根さんは住居のオンボロアパートにたどり着くと、少年を肩に担いだままポケットから鍵を取り出し、カチャカチャと開ける。その中は中曾根ワールド。

さぁ、ここに少年を連れ込んでしまえば誰にも見られることはないこの子を好きにできてしまう。中曾根さんは心が弾んだ。



後半へつづく




(後半はいつできるか未定だよ!おフィリかわいそう…)
最終更新:2020年05月25日 15:30