【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】王莽 巨君
【性別】男
【身長・体重】173cm・54kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
皇帝特権:C
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、
カリスマ、軍略、等。
信仰の加護:C
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
策略:B
敵を陥れることに長けた者が持つスキル。
相手が信心が深ければ深いほど、陥れに成功しやすくなる。
【宝具】
『周礼』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50人
周礼は、儒家が重視する経書で、十三経の一つ、『儀礼』『礼記』と共に三礼の一つである。
周代の官制について非常に詳しく記述されているが、信用は出来ない。
この書に基づいて放たれる言葉に周囲の者は従わねばならない。
ただし、儒教の精神を正しく学んだものにはこれらの言葉は響かない。
【Weapon】
『王莽銭』
王莽が皇帝に即位した際に流通した貨幣。中でも刀銭は当時かなりの値がつけられた。
これらの銭はとうじの最高峰の技術をもってして造成され、流通期間も短かった。
刀銭は敵に突き刺さり、それなりのダメージを与えるが、そのほかの銭は大してダメージにならない。
【解説】
中国・新王朝の初代かつ最後の皇帝
前漢時代、王氏が外戚として大きな力を持つようになる。
しかし王莽は父が早逝したために、子供の頃は一族の中では貧しい生活を送った。
儒を学び、身をつつしみ、評判が上がって官途に就き、やがて重用されるようになる。
大司馬になり、一度は職を辞すが、政敵や血縁の者でも障害になると思えば容赦せず排除し、
宰衡(古の称号太宰と阿衡を合わせたもの)の称号を受ける。この時期の各種改革や行政はおおむね歓迎された。
5年、平帝が崩御。王莽が毒殺した、とも言われているが真偽は不明である。
次帝を立てず、王莽が仮皇帝として統治する。8年、漢を廃し登極。自身が新都侯であったため、国号を「新」とした。
めまぐるしい地名、貨幣制、官職などの変更、塩酒鉄などの専売制は国を混乱に陥れた。
また、匈奴の単于に与える印璽を勝手に格下げしたり高句麗を下句麗としたり周辺諸国の反発を買うようなまねをして離反された。
農民の反乱(赤眉の乱、緑林軍)をはじめ、それに刺激された豪族たちの反乱が相次ぎ、国は覆り、
23年、王莽は更始帝が長安に入城した混乱の中、杜呉という商人によって殺された。
王莽の首級は更始帝の居城宛にて晒され、身体は功を得ようとする多くの者によってばらばらに分断されたという。
最終更新:2016年09月29日 21:49