トミュリス

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】トミュリス
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の動物、乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
ヘリオスの加護:B
 ギリシア神話の太陽神ヘリオスの加護。
 危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 また、馬に限り速力に補正を得ることができる。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

軍略:D-
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 敵方の罠を見抜く力に欠ける。

【宝具】
『血染めの宣言(ブラッドバス・サオシュヤント)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アケメネス朝のキュロス2世の策略により不利な状況に追い詰められるも「血に飽くなきそなたを血に飽かせてしんぜよう」と言い放った逸話の再現。
 状況が不利であればあるほど自軍の能力値が上昇する。
 友軍や自軍の者が相手に捕らわれている場合、更に補正がかかる。

『青銅の軍勢(ブロンズ・ウォーリア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:200人
 弓、短剣、戦斧で武装したマッサゲタイの精鋭隊を場に召喚する。
 込める魔力量にもよって数が変動するが、数の大小に関わらず完全な統制下に置かれている。
 騎兵、歩兵の数や割合は任意に切り替えることができる。
 騎兵に限りヘリオスの加護スキルが適用される。

【weapon】
『短剣』
女王が扱う煌びやかな装飾の施された鉄剣。
銅と金の装飾が美しい。

『弓』
当時主流のロングウェポン。

【解説】
紀元前530年頃のカスピ海東岸にあったマッサゲタイ族の女王。
アケメネス朝キュロス2世からの侵略を受け、見事に撃退した。
キュロス側の豪華な食料や酒を餌に動きを鈍らせて、そこを突くという策略にまんまと嵌って息子を人質に取られるも
「我らへの狼藉は不問にするゆえ、息子を離して去れ。さもなくば血に飽くお前を血に飽かせてやろう」と啖呵をきった。
キュロスはむろん耳を貸そうともしなかった。
息子であるスパルガピセスは目を覚ますと自身の失策と恥を悔やみ、自害した。
トミュリスは言葉通りに敵軍を血祭りに上げ、戦死者の中からキュロスの死骸を拾い上げると、
「私は戦いに勝ったが息子を捕らえたお前の勝ちである。約束通りに血に飽かせてやろう」と言い、首を切断して革袋に投げ入れたのであった。
最終更新:2016年09月29日 21:53