尉遅敬徳

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】尉遅敬徳
【性別】男性
【身長・体重】191cm・81kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
神性:D
 神霊適性を持つかどうか。
 死後、門神(魔除けの神)として祀られた。

直感:B
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

【宝具】
『矛返刺(マオファンツー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 敬徳が得意とした、敵の矛を奪い取る技術が宝具化したもの。
 敵の武装に敬徳が触れた際、対象と筋力(STR)を用いた対抗判定を行う。
 この判定に勝利した場合、その武装を奪い取り、自身のものとして扱う事ができる。
 ただし、この効果によって奪い取れるのは、この宝具のランク以下のものに限られる。
 また、敬徳が武装と認識していないものに対しては効果は発揮されない。

【Weapon】
『無銘・矛』
 敬徳が数多の戦場を共にした愛用の矛。
 本来は馬上で振るうもの。

【解説】
 中国の唐の軍人。姓は尉遅、名は恭。字の敬徳で知られる。
 隋末に群盗討伐で功績を上げるが、群雄割拠の時代になると群雄の一人劉武周に仕え、唐と敵対した。
 劉武周が唐の李世民に敗れると残軍を統率して篭城するが、李世民の説得によって兵と共に降伏する。
 右一府統軍(将軍の最上位である大将軍に次ぐ位階)に任じられた敬徳は多くの群雄を討伐し、唐の全国平定に貢献。
 また、李世民の兄弟である李建成や李元吉との皇位争いの決着を進め、李世民の皇帝即位への道を開いた。
 これらの貢献から、凌煙閣二十四功臣(唐の中国統一に貢献のあった功臣24名を指す)の一人にも挙げられている。
 しかし、生来の武人であった事から文官と度々衝突し、高句麗遠征から帰還した後は一切の地位を捨てて引退した。
 引退後は仙人としての修業に明け暮れ、74歳で没した。死後は門神として祀られ、「隋唐演義」や「説唐」で伝説化もされている。
 生涯の大半を戦場で過ごし、敵の重囲を突破する事も多数あったが、かすり傷一つ負わなかったといわれる。
最終更新:2016年09月29日 23:23