【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】高橋お伝
【性別】女性
【身長・体重】153cm・44kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
魅了:C(E)
異性を惹きつける見目の美しさ。
アサシンと対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
対魔力で抵抗可能。ただし同性には無効である。
『淫婦の標本』と合わさることによって効果が強化されている。
無辜の怪物:C
稀代の日本三大毒婦。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた悪女のレッテル。
能力・姿が変貌してしまう。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
【宝具】
『淫婦の標本』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
死刑が執行された後、解剖されホルマリン漬けにされた肢体。
淫婦の局部を見たいという男たちの浅ましい劣情が風説を呼び昇華された魔性の魅惑である。
彼女と対峙した異性は強烈な魅了(チャーム)をかけられる。
特に性交渉においてはほぼ対象の意思を無視して精神を支配することが可能である。
【解説】
高橋お伝は巷では稀代の毒婦として知られている。
明治十二年(1879年)1月31日、強盗殺人の罪で逮捕されていた高橋お伝への死刑が執行され、
これが日本で最後の斬首刑となった。
後世に描かれたことさらスキャンダラスな新聞記事や草子(読物)、講談、芝居などによる、無責任な脚色によって
悪名を轟かせているが、その実際は実に同情すべき人物である。
彼女が殺したのはただ一人。その肉体を弄び、蔑ろにした男だけだった。
病床の夫を毒殺し、愛人と共に数々の強盗を働いていたとはいえ、
その実像は何処にでもいる借金に苦心し男に尽くした健気な薄幸の女に過ぎなかったのだ。
なお、余談ではあるが伝の墓に参ると三味線が上達するという評判があり、
三味線を習う者の墓参が伝逝去後の現在もかなりあるといわれる。
最終更新:2016年09月29日 23:35