【元ネタ】
ギリシャ神話、戯曲「オイディプス王」「コロノスのオイディプス」
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】オイディプス
【性別】男性
【身長・体重】184cm・85kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
災厄の穢れ:A+
刺され、腫れた踵の痛み。神々によって定められた破滅の運命。
自身を含めた周囲で行われる生死判定と幸運を用いた判定にペナルティを与える。
この効果はオイディプスの意思とは関係なく適用され、同ランク以上の加護がなければ無効化できない。
神性:E(D)
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
調和の女神ハルモニアや海神ポセイドンなどの子孫にあたり、死後は土地の守護神となった。
ただし、オイディプス本人が神を嫌っているのでランクダウンしている。
【宝具】
『末期の安息(イエロ・エピ・コロノス)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:1000人
その死後、土地の守護神となったオイディプスの逸話の再現。
オイディプスの現界が不可能になったときに自動で発動する。
英霊たるオイディプスの魂魄の重みを以てその土地の霊脈を捻じ曲げ、新たな霊地を形成する。
形成された霊地には余剰魔力を用いて自然霊以外を排除する結界が張られ、霊障や悪運、災害の類から守護される。
霊地の質は様々な要因に左右されるが、よほど質の悪い土地でない限り、第一級聖遺物の降霊も可能な霊格を持たせられる。
【Weapon】
『無銘・投槍』
スフィンクス退治にも持参した投槍。
もっとも、スフィンクスを相手に使用する事はなかった。
【解説】
ギリシャ神話の登場人物。テーバイの王ライオスと王妃イオカステとの間に生まれる。
ライオスには「子を作ればその子に殺される」との神託が下っていたが、ライオスは酔ったおりに妻と交わり、子を作ってしまう。
神託を恐れたライオスは生まれた男児の踵をブローチで刺し、山中に捨てる事とした。
しかし、その男児は羊飼いによって養育される事となり、踵が腫れていた事からオイディプス(腫れた足)と名付けられる。
成長したオイディプスは周囲の者から「羊飼いの実子ではない」と言われ、それが事実かを確かめる為にアポロンの神殿に出向く。
アポロン神はオイディプスの質問には答えず、「故郷に帰れば両親を殺す事となる」との神託を下す。
羊飼いが実の両親であると信じるオイディプスは旅に出る事とし、各地を放浪した。
旅の途中、少数の従者を連れた男と出会うが、彼らと諍いを起こし、殺してしまう。
その場から逃げたオイディプスはテーバイへと向かい、その土地に巣食う怪物スフィンクスを退治する。
スフィンクス退治の褒美として、前王の妻を与えられたオイディプスはテーバイの新たな王となった。
オイディプスは王として賢明な統治を行ったが、彼の即位以来、テーバイは不作と疫病が続いた。
その原因を知るべくデルポイに神託を求めたところ、前王の殺害者が災厄の元であり、その者を追放する必要があるという。
オイディプスは調査を進めていく内に、彼が諍いの末に殺した男が前王ライオスであり、彼が実の父親である事、
そして自身が娶った女性イオカステが実の母である事を知るのだった。
イオカステは自害し、その亡骸の傍らで狂乱したオイディプスは自身の眼を突き刺し、娘と共に放浪の旅に出る。
各地を放浪した末、アテナイ近郊のコロノスに辿り着いたオイディプスはそこで息を引き取り、死後はその土地の守護神となった。
最終更新:2016年09月29日 23:56