ジャンヌ・ド・モンフォール

【元ネタ】史実 ブルターニュ継承戦争
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジャンヌ・ド・モンフォール(ジョーン・オブ・モンフォール)
【性別】女性
【身長・体重】157cm・50kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
直感:C
 場において自身に有利な展開を“感じ取る”能力。
 感覚的に敵の弱点や不備を見抜くことができる。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

カリスマ:D+
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
 自ら前線に立つことで士気が更に向上する。

話術:D
 言論にて人を動かせる才。
 支援の取り付け、意見への同調など、他者の賛同を得ることに長ける。

【宝具】
『耐え忍ぶ獅子の軍勢(ブルターニュ・ウォーリア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
 ブルターニュ継承戦争においてライダーが率いた軍勢や協力した市民を場に召喚する。
 最大で500~600人程度の騎兵を場に呼び出すことができる。
 彼らは皆亡霊や使い魔の類として召喚されるため、魔力供給さえ十分であれば数が減少することはない。
 また、ライダーが意図しないタイミングで市民の亡霊・使い魔がゲリラ戦法を仕掛けることがある。
 召喚したターンを基準に、ターンが経過するごとに最適化がなされ、
 現界・再召喚にかかるコストが緩やかに減少していく。

【weapon】
『無銘・騎士正装』
彼女のために作られた比較的小柄な鎧と、その他武装類。
特にこれといった魔術的な守りの効果はないが堅実なつくりとなっている。

【解説】
ジャンヌ。ブルターニュの獅子と呼ばれた女傑。
ただし聖女の方ではない。紛らわしいのでジョーンという別読みで解説する。
14世紀初頭、フランス王フィリップ6世はシャルル・ド・ブロワをブルターニュ公とした。
これにシャルルの義兄弟ジョン・オブ・モンフォールが異議を唱えた。
1341年、夏。モンフォール伯ジョンがブルターニュ公領に侵攻。ナント市を拠点にする。
が、ブロワ伯シャルルはフォリップ6世の支援のもとにナント市を包囲、
ナント市民の手によりジョンは拘束されてしまった。

指揮官であるジョンが捕まってしまったため、モンフォール伯夫人ジョーンが有能な指揮官を手配することを約束した。それは彼女であった。
身辺を固めたジョーンは1342年の夏にイングランドノエドワード3世に支援を取り付け、沿岸部エンヌボンに本営を置いた。
対するシャルルの攻勢激しく、船の遅れによる支援も遅れ、ジョーンは劣勢に立たされるも自ら騎士を率いて突撃を敢行するなど勇敢に戦った。
エンヌボンに帰還したジョーンは600もの兵士を連れていた。彼女の活躍によりエンヌボンは持ちこたえた。
なんとか時間を稼いだかいもありイングランド軍の支援が到着。ブロワ軍は撃退された。
その後、ビスケー湾の海戦を経て、三年間の休戦が行われたのちに戦闘は再開する。
この一連の戦いは百年戦争と呼ばれる果てしのない戦いへの序曲に過ぎなかった。
その後の彼女については詳細な記述が無いが、戦いに参加したとは書かれていない。

1356年、フランス王シャルル5世がジョーンの息子にブルターニュ公の地位を認めており、
彼女の戦いはいちおうハッピーエンドで終わっている。

【推測】
珍しく持久戦が得意な鯖であるが決め手に欠ける。魔力供給量が少ないと火力がしょっぱすぎる。
誰がマスターかによって生死が決まる。凛とかならいい感じ。
最終更新:2016年09月30日 22:10