ガルシャースプ

【元ネタ】古代ペルシア ゾロアスター神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クルサースパ(ガルシャースプ)
【性別】男性
【身長・体重】201cm・134kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

獣殺:B
 怪鳥や竜など、化け物に分類できる幻獣や魔獣と敵対した際、
 与えるダメージが大幅に増加する。

神性:D
 神霊適性を持つかどうか。
 人類を救済する英雄として崇敬の対象ではあるが、
 神として崇められなかったためランクダウンしている。

【宝具】
『我が功は多くを動かす(カウントレス・プリィ)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ランサーが死に瀕した際、自らが涙ながらに懇願しただけではなく、
 ゾロアスター、天使、動物の世界などからの多く嘆願もあり、、天国に行くことができたという伝説の再現。
 常時発動される宝具であり、ランサーが何かしら頼みごとをすると、
 周囲のサーヴァントや人間はたまた動物までもがその意見に賛同してなんとか通そうとしてあげたくなる。
 対精神干渉系スキルや魔術により対応可。

【weapon】
『無銘・鎚矛』
人類と動物の三分の一を食い殺した化け物「ダハーカ」を打ち殺したときに使用した打撃武器
ランサーに分類されたのは、かろうじて槍に近い形状であったからである。
実際には筋力で敵を叩き潰す極めて原始的な武器である。

【解説】
古代ペルシア、ゾロアスター神話に登場する巻き毛の大柄な男。
ダハーカを筆頭に、竜、怪物、怪鳥、悪魔、人殺し、強盗などを倒してきた立派な英雄である。
有毒な体液(?)を垂れ流す巨大な竜の背中で昼飯を食おうとして、竜が鍋の熱さのあまりに暴れた。
クルサースパはその時になってやっとその土地が龍と気が付いて腰を抜かしたというエピソードが残っている。流石に驚いたらしい。
最終戦争においてはダハーカ(アジ・ダハーカ)が解き放たれ人類と動物の三分の一を食い殺したのに対抗して復活させられ、これを見事に打ち殺すこととなっている。
やってることはすごいはずなのだが創造主に天国入りを拒否され、涙ながらに懇願。
天使やゾロアスター、動物までもが彼の天国行きを推薦し、最終的に天国に行った。
ゾロアスターで重要視される「火」を、つまり宗教にあまり関心のない英雄だったためにこういったシまらないエピソードなのだという。
最終更新:2016年09月30日 22:11