【元ネタ】インディアン「ツィムシアン族」
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】チェムセム
【性別】男性
【身長・体重】---cm・---kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。
ライダーは神の力で蘇生し、人間の世界に日光を持ち込んだ存在である。
このことから神霊適性は高い。
魔力放出:B
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
ライダーが神より与えられた輝ける力が、体と武器に強力な加護を与える。
変化:C
カラスや杉の葉などに姿を変えることができる。
ただし正確にはカラスの皮を被ることで変化する。
【宝具】
『天より奪いし光(マー)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
大男が「天国」の首長の家より奪い取った日光を納めた箱。
真名解放は存在せず、発動には箱を叩き壊すだけでよい。
叩き壊すことで神霊レベルの凍える突風が吹き荒れ、全方向に太陽の光と同一視される熱線が放たれる。
凍える突風には対魔力などの対抗スキルがない限り全身が凍結するという判定が行われる。
また熱線は事実上の光速のため、対抗するには事前の防御以外に対処する方法はない。
【weapon】
『大カラスの皮』
これを被ることでカラスに変化するばかりか、飛行能力を得る。
【解説】
インディアン(ネイティブアメリカン)のツィムシアン族に伝わる挿話、神話に登場するカラス。もしくは人間。
彼はとある村に生まれたが、病気で死んでしまった。
儀式を行い、両親が嘆き悲しむさまを神に見せつけたところ、彼はなんと神の手により蘇生した。
彼は光り輝く姿であり、食物をほとんど口にしようとしなかったが、とあることから物を異常に食べるようになった。
あまりに食べ過ぎて村中の食物を食い尽くしてしまったので、村から出ていくように言われ、彼自身も仕方がないと村から出て行った。
父親からカラスの毛皮と、液果入りの浮袋と、海を渡るときの休憩用の足場になる丸い石を与えられたという。
彼は大洋を渡って辿り着いた土地で種を撒き、魚の卵を撒いた。
その世界は暗闇に包まれたままで、酷く不便だった。
そこで彼は天の世界に飛んでいき、天の首長の娘の体に入り込んで人の姿になると、首長の家から太陽の光を納めた箱を見事に盗んで地上に持ち帰った。
彼は箱をカエル族と交渉して食物と交換しようとしたが、断られた。彼は箱を壊した。カエル族は風に飛ばされて岩にくっ付いたまま氷漬けになって石になった。
箱が壊れたことで人間界には光がもたらされた。
カエル族のものらは大男をチェムセムと呼ぶようになったという。
最終更新:2016年09月30日 22:12