【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】田単
【性別】男性
【身長・体重】168cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運A+ 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
直感:A
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
破壊工作:A
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。 特に詐術に優れる。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。
軍略:D+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
高速思考:C
物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
卓越した思考能力により、弁論や策略や戦術などにおいて大きな効果を発揮する。
混乱・幻惑といった精神干渉を軽減する効果もある。 特に詐術に優れる。
封神:D
任意の者に「神性(偽)」を宿すことが出来る。
このランクならば、入念な用意の元に、任意の者数名にDランク相当の
「神性(偽)」を宿すことが出来る。
【weapon】
『無銘・馬車』
ライダーが5ヶ国連合軍の猛威を察知して脱出した時に用いた馬車。
耐久性に優れるが、戦闘には使えない。
【宝具】
『火牛計(フォ・ニィウ・ジー)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:1000人
ライダーが救国の英雄となる発端となった伝説の具現。
角に刀剣、尾には火の付いた松明を括りつけた千頭の牛の群れを召喚して敵陣に突入させる。
召喚される牛はいずれも野獣ランク以下の能力しか持たないが。
それぞれがEランク相当の「狂化」を有しており、ステータスが若干向上している。
ライダーは「
動物使役」のスキルは持たないが、「軍略」の恩恵によって、
「敵陣の方向を把握させる」、「敵陣まで直行で突入させる」等の
最低限の指揮を牛群に課すことが出来る。
【解説】
中国戦国時代の斉の武将。
「火牛の計」を用いて滅亡の危機を迎えていた斉国を救ったことで知られる。
当時大国であった斉は周辺国に危険視され、、紀元前284年に燕・韓・魏・趙・楚の5ヶ国連合軍によって攻め込まれる。
燕国の軍神楽毅によって率いられた連合軍の猛威は凄まじく、
70余もある城は次々に攻略され、莒と即墨を除く斉の城は全て落とされてしまった。
田単は元は斉の一役人であったが、先見の明鋭く、馬車を補強して連合軍から逃れて即墨に身を寄せていた。
即墨の将軍も戦死し、困窮極まった即墨の民は、前述の逸話から機知に富むと評判の田単を将軍に推した。
将軍となった田単は、城内外問わずに情報操作を行い、自軍の士気を上げると同時に敵軍の油断を誘った。
機が満ちたと知るや、刀剣を角に括りつけた千頭の牛の尾に火を付けて暴走させ、
油断していた燕軍を混乱に陥らせたところで5千の兵を放ち、籠城戦から一転して攻め入って勝利を収めた。
勢いに乗じた斉軍を率いて、田単そのまま落とされた70余城全てを奪還し、
救国の英雄となった。斉王にも功績を認められて安平君に封じられ、
その後もいくつかの戦争に将軍として参加し、趙国の宰相にもなったという。
【コメント】
大出世ってレベルじゃねーぞ。
あまりに現実離れした有能ぶり。神策鬼謀とはこういう人のことを言うのだろう。
「下克上」スキルを付けようかと思ったが、実際に下克上したわけでもないのでやめた。
適正クラスは本来はないが、馬車の逸話があってのでギリギリでライダーになれた。
最終更新:2016年10月01日 09:02