【元ネタ】史実 
【CLASS】バーサーカー 
【マスター】 
【真名】帝辛 
【性別】男性 
【身長・体重】194cm・91kg 
【属性】混沌・狂 
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具B 
【クラス別スキル】 
狂化:C 
 魔力・幸運を除くパラメータを上昇させる。 
 代償として正常な思考力と言語能力を喪失している。 
【固有スキル】 
精神汚染:A 
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。 
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。 
【宝具】 
『酒池肉林(ジォチィ・ジョウリン)』 
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人 
 バーサーカーが毎晩催したとされる、狂乱の宴の具現。 
 バーサーカーの心象風景に焼き付いた、食肉が林の如く溢れ、酒が池の如く満ちた 
 享楽と退廃の空間を固有結界として展開する。 
 この結界に取り込まれた者は、B~Aランクの「精神汚染」と 
 Cランクの「狂化」を強制的に課される。 
【解説】 
古代中国の王朝、殷(商)の紂王。第三十代帝にして最後の王。 
帝辛は美貌を持ち、弁舌に優れ、頭の回転が速く、力は猛獣を殺すほど強かった。 
しかしそれ故に驕って周囲の家臣を見下す様になり、増長するようになった。 
祭祀をおろそかにし、重税をかけて天下の宝物を自らの物にし、 日夜宴会を開いて乱交に耽った。 
また、妲己と言う愛妾に溺れ、妲己の言うことなら何でも聞くようになり、 
妲己をが喜ぶからという理由で「炮烙の刑」を頻繁に行い、刑の様子を見世物とした。 
この無道王を諸侯は見放し、周の武王が兵を挙げて殷に攻め入ると、 
帝辛も軍を起こしてこれを迎撃するも、殷軍の多くは奴隷であり、士気の差は著しく、 
殷は周に討たれることとなった。この紂王の末路は、 財宝を体中に身に付けた上での焼身自殺だったという。 
この様に暴君・暗君の典型例として史に名を残しているが、 旧式の祭祀を改良した王として判明しており、 
狂宴の数々も祭祀の一部だったのではないかという説もある。 
いずれにしろ、周王朝の正当化の為に泥を被された部分はあったと言われている。 
【コメント】 
猛獣を素手でぶっ殺したとされ、素の戦闘力も中々高い。 
あと、金を素手で捻じ曲げたという話も聞いたことある様な気がする。 
金銀財宝を体中に身に付けた姿で現界するシーンを妄想するとちょっとカッコいい。 
適正クラスは本来はないが、大暴君としての逸話からバーサーカーに当てはめられた。 
最終更新:2016年10月01日 09:03