完顔阿骨打

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】完顔阿骨打
【性別】男性
【身長・体重】242cm・283kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。
 また、ライダーは、騎乗物に対してその物本来以上の能力を発揮させることが出来る。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

早駆けの乗法:A
 騎馬民族に伝わる、特殊な乗馬技術。
 騎乗物の敏捷性、持久性を向上させ、さらに本人の騎乗時中の魔力消費を抑える効果がある。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 さらに高いランクでは、透視・未来視さえ可能とする。

仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。

【宝具】
『王の疾駆ワンギヤ・アクダ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ライダーの騎馬術の伝説の具現。
 ライダーが馬を駆っている間は陸のみならず、水上・空中なども
 「道」として判定し、疾走することが出来る。
 ただし、水上を駆けることは可能でも、水中などは駆けることは出来ない。

【Weapon】
『無銘・白馬』
 ライダーの生前からの愛馬。
 ライダーの破格の「騎乗」によって、幻想種にも匹敵する性能を発揮することが可能。

『無銘・弓矢』
 ライダー愛用した剛弓。

『無銘・龍骸』
 遼帝国から奪った黒龍の遺骸。とっても高価。


【解説】
金王朝を建国した騎馬民族女真の弓騎王。1068年生誕。1123年没。在位1115- 1123年。
女真続完顔部は遼国の宗主権下で勢力を拡大していった一族であり、
阿骨打はその首長の家系に生まれ、若年から父・叔父・兄に従って、 完顔部の勢力拡大に尽力した。
45の時に兄の後を継いで首長となり、都勃極烈(君主)を称した。
翌年に遼に対して挙兵し、寧江州を占領。女真人を軍事的に組織した。
更に翌年には皇帝に即位し、国号を大金と定め、太祖となった。
その後も遼への攻撃を続け、北宋の協力もあって、遼をほぼ壊滅させるに至り、
55の時、阿骨打は逃亡した遼の天祚帝を追撃を試みたが途中で病没した。
身の丈八尺の偉丈夫で、寛大で厳格かつ寡黙な男性で、
女真族の理想的な君主であり、 統治者としても優秀だったという。
その武勇は伝説に名高く、幼い頃からどんな遊戯も桁外れにこなし、
数人が束になっても敵わぬほどの怪力で、弓術に置いては誰よりも遠く矢を飛ばし、
飛ぶ鳥三羽を悉く射落とす程の腕前だったという。
また、23ので従軍した際には多くの敵を斃し、単騎で重装騎兵隊に崖に追い込まれた時は、
騎馬で崖から崖へ跳び移って窮地を逃れたという話もある。
壮年期に遼帝国相手に連戦連勝を重ねている時には、馬では渡れぬ筈の水深の河を渡り、
これを見た将兵達は感銘を覚え、阿骨打に更なる信望を寄せたという。

【コメント】
「世界史で習った何か印象に残る名前シリーズ」その2。
阿保機さんと微妙に被ってる気がしないでもないが、
個人の武勇はこっちの方が優れている。
宝具の名前はもうちょい何とかしたかった……。
しかしホントにすげぇ名前だな。適正クラスはライダーとアーチャー。
最終更新:2016年10月01日 15:12